リアルタイム検索の設定

リアルタイム検索は常時バックグラウンドで実行されており、システムのアクセス時にすべての対象ファイルを検索します。次の機能設定が可能です。

リアルタイム検索を有効にする

リアルタイム検索を有効にするには、[リアルタイム検索を有効にする] チェックボックスをオンにします。

検索方向の選択

リアルタイム検索では、入力ファイルや出力ファイルのウイルスを検出できます。

入力ファイルや出力ファイルは、対応するチェックボックスをオンにすることで検索できます。[保存] をクリックして、変更を適用します。

検索するファイルタイプ

この機能には、3つの主要なオプションがあります。

    1. トレンドマイクロが推奨する拡張子を検索: このオプションでは、定期的にアップデートされるトレンドマイクロ推奨の拡張子を検索します。

    2. 選択した拡張子を検索: 拡張子のリストから拡張子を指定できます。この手順は、次のとおりです。

    1. 左側のリストボックスから拡張子を選択します。

    2. [追加] をクリックして、拡張子を [検索するファイルタイプ] リストに追加します。

以前に除外した拡張子を削除するには、次の手順に従ってください。

    1. 右側のリストボックスから拡張子を選択します。

    2. [削除] をクリックして、[検索するファイルタイプ] リストから拡張子を削除します。

    1. 他の拡張子: このテキストボックスには、カスタムファイル拡張子を入力します。拡張子ごとにコロン (:) またはセミコロン (;) で区切って入力してください。

圧縮ファイル検索オプション

圧縮ファイルの検索を有効にするには、次の手順に従ってください。

  1. [圧縮ファイルを検索する] を選択します。

  2. 検索する圧縮の階層数を指定します。有効な値は1~20です。

  3. 検索用に解凍されるファイルの最大サイズを指定します。設定可能な最小値は1MB、最大値は2,000MBです。

  4. 圧縮階層数の多いファイルやサイズの大きい圧縮ファイルを検索すると、検索完了までシステム全体のパフォーマンスが低下することがあります。

セキュリティリスク検出時の処理

設定するには、次の手順に従ってください。

  1. 処理を実行する前に、ファイルをバックアップするかどうかを決定します。ファイルのコピーを作成するには、[処理を実行する前に、セキュリティリスクが存在するファイルをバックアップする] を選択します。

  2. 次の項目から適切な処理を選択します。

ウイルスやその他のセキュリティリスクに対して、駆除処理に失敗した場合の第2の処理を指定することもできます。[2次処理] 列のドロップダウンリストで処理を選択します。2次処理は、実行された1次処理が成功しなかった場合にのみ実行されます。

次の表は、カスタム処理を選択した場合の、各脅威の種類に対する初期設定の処理を示しています。

脅威の種類

初期設定の処理

2次処理
(該当する場合)

ジョークプログラム

隔離

なし

トロイの木馬

隔離

なし

ウイルス

駆除

隔離

テストウイルス

放置

なし

スパイウェア/グレーウェア

隔離

なし

パッカー

駆除

隔離

その他

駆除

隔離

 

概要

これらの設定は、[リアルタイム検索] 画面で指定できます。左側のメニューで、[検索オプション][リアルタイム検索] の順にクリックします。

関連項目:

予約検索の設定

手動検索の設定

手動検索の実行