NASに保存された重要なデータをいかに安全に守ることができるかは、企業にとって大きな課題です。その対策としてはデータのバックアップが一般的ですが、増え続けるデータに対処するには、非常にコストも手間もかかってしまいます。そうした中、注目されているのがクラウド・ストレージへのバックアップです。手軽に利用することができるだけでなく、大きな災害が発生した場合への対策として注目されています。
アイ・オーのNASと連携して遠隔地に分散してバックアップすることができるクラウド・ストレージ。ビジネス拡大に応じてデータ容量をフレキシブルに変更することができるだけでなく、機器の設置場所を気にする必要がありません。しかも、NASとバックアップ装置が同時に故障するような災害が発生しても、データを復旧することができます。
※クラウドストレージとの連携には、回線状況や送るファイルの構成により同期に時間が掛かる場合があります。
Amazonが提供しているインターネット用のストレージサービスで、REST APIを利用したシステムを開発することができます。
NTTがフレッツ光契約者向けに提供しているオンラインストレージサービスです。
Dropbox,Inc.が提供しているオンラインストレージサービスで、国内でも人気の高いサービスです。
マイクロソフトが提供する小規模から大規模まで、あらゆるデータを対象とした、スケーラブルで持続性の高いクラウドストレージです。
インターネットだけでなく、VPNを使ったよりセキュアなネットワークに対応しています。
※クラウドサービス・ソフトウェアの対応は、NAS商品の各シリーズによって異なります。 対応NASはこちら
複数エリアのデータセンターで多重管理しているクラウド・ストレージも、高い安全性の反面、インターネットを利用するため復旧には少し時間がかかってしまいます。そうした課題を解決するのが、レプリケーション用NASとの併用です。バックアップ機を用意することでメイン機が故障してもバックアップ機と入れ替え、すぐに業務を再開することができます。部品の故障など一般的な障害時はNASから復旧し、同じ設置場所にある2台のNASが同時に故障するような災害を想定してクラウドストレージを併用するといった使い方がオススメです。