見ただけで気軽に使えるI-O DATA製 ネットワークストレージ

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イベント毎に参加して下さるボランティアメンバーも変わるので、みんなに使いやすくて誰でも分かるという点は本当に大切な事です。

活動内容について

SAVE TAKATA

一般社団法人SAVE TAKATAは、東京都在住の陸前高田市出身者が中心となって設立した非営利団体。2011年3月11日に発生した東日本大震災および大津波によって甚大な被害を受けた陸前高田市の復興への協力を目的としている。

故郷へ戻ろうとしていた数人の元同級生たちが連絡を取り合っているうちに、「一人で行くよりまとまって行こう」「行くなら救援物資が必要だ」 「情報を共有して効率良く現地へ向かおう」と自然にチームが出来上がった。そして現在は地場産業の復興が活動の中心となっており、地元企業に対して商品開発や販路拡大、広報等の協力を行っている。具体的には、支援イベントや慰問コンサートの開催、雑誌社・放送局との取材アテンド、ビジネスを行う場所を提供する仮設商店街の設置と多種多様だ。メンバーは専属の常勤7名、臨時ボランティア40名だ。

ボランティア活動ということもあり、各メンバーは本業を持ちそれぞれを両立しながらSAVE TAKATAを運営している。

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導入動機について

SAVE TAKATA

彼等の目下の悩みは、ボランティア団体では常に課題となる「活動情報の共有」だ。平日は本業があり毎週参加出来ないメンバーも多く、全員が集まって都度活動を共有することは難しい。また、陸前高田市で活動するメンバーもいれば、遠く離れた東京で活動している人もいて、共有方法の改善は運営やボランティアを円滑に進める上で解決しなくてはならない必須課題であった。

今回、Windows Home Server 2011搭載NAS「HDL-Z2WH2T/1D」の導入を決めたのは、活動情報の保存、共有が簡単に出来て、そうした課題を解決できるのではないかと考えたからである。

興味を引かれた点の一つ「使いやすさ」は、特に重要な事項であった。

と言うのもメンバーのIT知識が高いとは言えないため複雑な操作を習得するということは難しく、使い方が簡単に分って間違いなく共有できるということが価格や性能以上に重要な問題であった。

その点、「HDL-Z2WH2T/1D」には、ひとめで操作がわかるダッシュボード機能が搭載されていて、直観的に操作が分かる構造になっている。普段PCを使わないメンバーも多いので、見ただけで気軽に使えそうな点が評価が高かった。また、「この人のファイル置き場はこの場所」と制限を設けることができ、写真をどこに置いたのかが分からなくなるというトラブルも削減できるのではないかと考えた。

さらに「HDL-Z2WH2T/1D」は2.0TBと非常に大容量で、写真に限らず、動画の保存、共有も可能。また、今までは容量の関係からスムーズにやり取り出来なかった新聞社や支援企業への活動写真提供も、リンクアドレスを送付するだけで対応できるばかりか、活動を紹介する機会も増えることにもなる上に時間の省力にも繋がり一石三鳥の効果を上げることができたのだ。

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導入を行ってみて

実際に使い始めると、「HDL-Z2WH2T/1D」はOSがWindowsのため誰もが一度は使ったことのあるインターフェースで、特にマニュアルを読まなくても違和感なく使うことが出来た点が大いに評価された。

「イベント毎に参加して下さるボランティアメンバーも変わるので、みんなに使いやすくて誰でも分かるという点は本当に大切な事です。」そして導入の効果はすぐに表れた。活動毎にフォルダを分けて、みんなが簡単に共有できる環境を作った結果、共有された情報が、メンバーが顔を合わせた時に交わされるあいさつ代わりの話題となったのだ。

今までWebサービスやアプリを使った方法では情報共有を行ってくれなかった、或いは出来なかったメンバー達が、使い方がシンプルな「HDL-Z2WH2T/1D」では、まるで日記を書く感覚で写真を都度共有するよう変化したのだ。これにより様々な場所、様々なスタイルでバラバラに活動していたメンバーが「HDL-Z2WH2T/1D」により一つに繋がることにもなった。

「既存サービスでは、まずそのサービスの使い方を教えて、覚えてもらわなければならなかったんです。『HDL-Z2WH2T/1D』は、ダッシュボード機能で、使い方をこちらから指定出来るので、メンバーはアクセスしてデータを(パソコンからHDL-Z2WH2T/1Dへ)移動させるだけ。わかりやすさが大切なんだって改めて思いました。」

そして「HDL-Z2WH2T/1D」の導入は、最も重要な活動の一つである協賛企業探しにも効果が表れるようになった。 「今までは、既存の協賛企業への活動報告で、素材となるデータを持っているメンバーを探したりするのに時間を取られていました。しかし『HDL-Z2WH2T/1D』のおかげで、過去の活動がフォルダ毎に綺麗に分類されているため、協賛のお話を頂いてすぐに活動内容をご説明したり、報告を行えるようになりました。以前に比べたら積極的に協賛企業の皆様へ訴えかけることができるようになって本当に助かっています。」

今回の「HDL-Z2WH2T/1D」の導入はボランティア活動を推し進めるための大きな成功だと、メンバーの中でも評判は上々なのだそうだ。 「とにかく導入で感じたことは、簡単、安心という点です。これは、本当に自分達みたいな色々な環境の色々な知識の人々が集まる組織では最も重要な事でした。 今後も積極的に活用して活動を拡大していこうと思います。また自分達だけでの活用ではなく、仮設商店街という復興支援企業のビジネスをサポートする活動も強化していくので、そこの施設設備の一つとして『HDL-Z2WH2T/1D」を導入することも検討していこうと思っています。」 SAVE TAKATAの事例は、利用者に不便を強要することなく情報をスムーズに共有し、またその手法をも協力先に提供し拡げてゆく、IT活用の好例といえる。多くの企業や団体でも参考になるのではないだろうか。

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導入概要

SAVE TAKATA
一般
社団法人
SAVE TAKATA
代表理事 佐々木 信秋
会社設立 2011年6月13日
事業所 岩手県陸前高田市高田町大隅76-2

東京都世田谷区代田1-32-11
メンバー 7名
[活動内容]

・支援企業、団体及び個人の活動を現地にてコーディネートする活動

・支援スポンサーを募集及び開発するための企画の実施

・チャリティー活動プログラム及び各種イベント事業の企画及び実施

・国内外の地域支援団体及び組織との連携

・地域コミュニティの支援

・各種メディアへの広報

・前各号の事業に附帯又は関連する事業
http://savetakata.org/

佐々木信秋様

代表理事
佐々木 信秋様

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