LAN接続ハードディスク「HDL-XR1.0/2D」シリーズ導入事例 【株式会社スリーライト様】

LAN接続ハードディスク「HDL-XR1.0/2D」シリーズ導入事例 【株式会社スリーライト様】

レプリケーション機能の活用で 管理者の安心感が飛躍的に向上したI-O DATA製NAS

取材日:2012年10月17日

どのような企業であれ業務のデータを失ったときのダメージは計り知れない。広告制作を手がける株式会社スリーライトでは、合計3台のHDL-XRシリーズを導入。「レプリケーション機能」を使ってデータの冗長性を高めデータの安全を確保しているという。HDL-XRシリーズの活用について、同社で情報システム管理を務める渡邉徹氏にお話を伺った。

NASの導入経験からI-O DATAのサポートを高く評価する株式会社スリーライト

渡邉 徹様
株式会社スリーライト
クリエイティブコミュニケーション本部
デジタルクリエイティブルーム
渡邉 徹氏

株式会社スリーライトは印刷物を中心にした広告制作や、広告のプロジェクトに関連したWebページの制作などを幅広く手がける企業。取引企業は幅広く、制作する広告もPOPから販促ツールまで多岐に渡っている。「街を歩けばどこかで必ず目にするはず」(渡邉氏)というほど一般の人にも馴染みがある広告物を多数制作しているそうだ。

お話を伺った渡邉氏は、Web制作を手がける部署の情報システム管理者だ。同氏によると同社がNASを導入したのは5年以上も前にさかのぼるという。

「印刷をメインにしてきた関係でMacintoshを使う社員が多かったのですが、Windowsとデータを簡単に交換する方法が必要になりました。印刷物の制作で利用していたサーバーを使うことも検討しましたが、ファイル共有の導入に多額のコストがかかることがわかり、NASの導入に踏み切りました」(渡邉氏)。

渡邉氏は各社のNASの機能やコストを比較。検討を重ねた末、5年前にI-O DATAのHDL-GTシリーズを導入した。検討にあたっては各社のWebページを参考にしたという。

「I-O DATAのWebサイトは商品の特徴がわかりやすかったというのもHDL-GTを選んだ理由です。(情報システムについて)"わかっている人間"が、知りたいことをスムーズに知ることができる点で、他社のWebサイトよりも優れていると思いますね」

制作物は多種多様
制作物は多種多様


導入した結果は非常に満足できるものだったと渡邉氏。特に高く評価したいというのがI-O DATAのサポート体制だ。

「I-O DATAのサポートは対応がとても迅速で丁寧です。すぐに対応していただけるので安心して利用できました」(渡邉氏)。

HDL-GTシリーズを利用していた5年の間にハードウェアトラブルもあったが、I-O DATAがすぐに代替品を用意してくれて、助かった経験もあるという。

HDL-GTシリーズが5年の保証期限を経過し、それに代わるNASを導入することになった際にもI-O DATAの製品を選ぶことに迷いはなかったそうだ。

それまで使用していたHDL-GTシリーズに代わる新たなNASとして導入したのが「HDL-XRシリーズ」である。現用のNASに置き換えるものとして8TB版の「HDL-XR8.0」×2基を導入。HDL-XRシリーズを選ぶ第一の決め手になったのはRAID 6対応だったという。


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スリーライトが手がけた数々の販促ツール

一般的なNASが多く採用しているRAID 5は、複数のハードディスクにデータを分散して書き込むと同時に、復旧用のデータを保存。ディスク中1基が故障してもデータが失われない冗長性を確保して いる。それに対し、RAID 6はRAID 5を拡張し最大2基までハードディスクが破損してもデータが失われない高い冗長性を実現した動作モードである。

「2台まで壊れてもデータは大丈夫という点で、やはり安心感がこれまでとは違いますね」(渡邉氏)

もう一つ、渡邉氏が導入の決め手に挙げたのがレプリケーション機能である。HDL-GTシリーズを利用していた時にもバックアップのために2台を導入していたそうだが、バックアップに著しく時間がかかっていたようだ。

「数テラバイトのデータをバックアップするのに20時間くらいかかってしまうのです。バックアップ実行時にはネットワークにも負荷がかかりますから、週末にしかバックアップできませんでした。しかし、それでは万が一ディスクが破損したときに最悪1週間前のデータに戻るわけですから、バックアップとして十分とはいえません」(渡邉氏)。

HDL-XRシリーズが備えるレプリケーション機能は、専用のLANを用いて2台目のHDL-XRシリーズ(レプリケーター)にデータのコピーをリアルタイムで保存する。既存のネットワークに負荷をかけることもなく、自動でコピーが作成されるため実行する手間も不要だ。渡邉氏の悩みに応えてくれる機能だったわけである。

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操作性が向上したHDL-XRシリーズ。NAS稼働管理ツール「NarSuS(ナーサス)」も活用

HDL-GTシリーズからHDL-XRシリーズに切り替えた渡邉氏だが、HDL-GTシリーズの導入経験があるため設定や導入は容易だったという。同社として初めての利用になるレプリケーション機能を含めて設定そのものはスムーズに行えたそうだ。HDL-GTシリーズと設定画面の共通性があるほか、高速なプロセッサーを採用しているHDL-XRシリーズは従来の製品に比べ設定のレスポンスも向上している。

「操作のレスポンスは明らかに良くなっていますし、画面の構成もHDL-XRシリーズはわかりやすくなっていました」(渡邉氏)

さらに渡邉氏はクラウドを利用するI-O DATAのNAS管理ツール「NarSuS」も活用している。レプリケーションを使うが故に、その導入には若干の問題も生じたと明かしてくれた。

「レプリケーター側の(閉じた)ネットワークからインターネットに接続できないため、レプリケーターの情報がNarSuSのサーバーに送られないという問題がありました。これをどう解決するか、3日くらい悩みましたね」(渡邉氏)

システム構成図

レプリケーション機能とNarSuS活用により、安心して業務に集中できる環境が構築された。NASの台数が増えてもNarSuSで運用管理が可能。

データのコピーを保存するレプリケーション機能のために専用のLANを利用するが、そのLANからインターネットに接続できないという問題である。検討の結果、渡邉氏は社内に余っていたブロードバンドルーターをレプリケーター側のLANに接続し、社内のネットワークに接続することでレプリケーター側のNASの情報もNarSuSへ送信することに成功したという。
ブロードバンドルーターをHDL-XRシリーズとセットにして導入するなど、メーカー側の工夫があってもいい部分かもしれない、と渡邉氏は提案するが、NarSuSそのものには満足しているようだ。

「2台のNASの情報がまとめて同時にチェックできるのは便利ですね。NarSuSは管理画面にアクセスする際のレスポンスもいいですし、ファームウェアのアップデートがあると、随時知らせてくれるところも便利ですね」(渡邉氏)

HDL-XRシリーズへのリプレースに十分な手応えを得た渡邉氏は、3台目として「HDL-XR1.0/2D」を導入した。3台目ではメンバーが利用している手元のパソコンのバックアップに利用することを検討し、実際に試しているところだという。

 

I-O DATAのNAS

スリーライトで活躍するI-O DATAのNAS
※右上が「HDL-XR1.0/2D」

「これまでNASは共有するデータの保管に使ってきましたが、手元のパソコンのデータはバックアップを取っていなかったのです。HDL-XR1.0/2Dにはパソコンのバックアップを行う「ActiveImage Protector 3.0 Desktop Edition」が付属していますから、これでやってみようと試みています」(渡邉氏)

ActiveImage Protectorを使ってバックアップを保存してみた結果は良好だという。作業中にディスクイメージのバックアップを実行しても負担にならず、ActiveImage Protectorの差分バックアップが有効に機能するためネットワークの負荷も問題になるほどではなかったと語っていた。

さらに、同社内の事務セクションでのNAS導入が検討されているそうである。現在はNASの用途も含めて費用対効果を試算しているところと説明してくれたが、いざ導入となれば同社で長い実績を持つI-O DATAのNAS製品が選ばれる可能性は高い。I-O DATAのNAS製品は同社の強力なツールの一つとして、今後も長く利用されていくことだろう。

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導入企業概要

[企業名] 株式会社スリーライト
[設立] 1987年12月11日
[代表取締役社長] 佐々木 勝
[事業内容] 広告代理業務及びプロモーションに関する業務
マーケティング、クリエイティブ、IT/Web、セールスプロモーション
http://www.threelight.co.jp/

渡邉 徹様

株式会社スリーライト
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デジタルクリエイティブルーム
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