法人向けNAS LAN DISK Zシリーズ導入事例【株式会社ダイワ】

法人向けNAS LAN DISK Zシリーズ導入事例【株式会社ダイワ】

アイオー製GTシリーズに加え、新たにZシリーズを導入。情報インフラの強化と将来への拡張性を確保。

取材日:2014年6月23日

1981年に各種プラスチック素材卸売業としてスタートした(株)ダイワ。現在では卸売り専門の「産業資材事業部」と、 プラスチックや金属の精密加工を行う「製造事業部」の2事業部を擁し、成長を続けています。複数の事業拠点での情報共有のため、2008年にアイオー製 ファイルサーバー(LinuxベースNAS)を導入し活用してきましたが、このたびさらにWindows Storage Server 搭載LAN DISK Zシリーズを導入。容量も8TBに増強し、情報インフラのさらなる強化と将来への拡張性を確保しました。

"アメーバ経営"を推進するツールとして2008年にアイオー製NASを導入。

 ダイワが初めてNASを導入したのは2008年のこと。
同社では京セラの創業者である稲盛和夫氏が提唱する「アメーバ経営」を取り入れており、そのための情報共有化ツールとしてNASの導入に踏み切りました。
アメーバ経営とは、会社の組織をいくつもの小集団に分けてリーダーを選び、そのリーダーが中心となって経営計画を立て、全員参加で目標を達成していくとい うもの。そのためには、アメーバごとの経営の内容が全社員に正確に把握できるよう経営数値をガラス張りにし、それぞれのアメーバの経営実態が誰にでもわか るような仕組みを構築する必要があります。
各アメーバの担当者が作成するそれぞれの月次採算データ(エクセルベース)を、社員誰もがいつでも閲覧できるようにする――そのためのツールとしてNAS が導入されたのです。機種はアイオー製HDL-GTシリーズ、2TBのモデルでした。
またBCP(事業継続計画:万一の災害などに備えたデータのバックアップなど)の観点から、それまでUSB接続のハードディスクで社員用パソコンの業務 データのバックアップを取っていたものを、これもNASで行おうと別途1TBモデルも導入。
こうしてダイワ初となるNASは、GTシリーズ2台の体制でスタートしました。
その後、同社では2010年に環境マネジメントシステム「エコアクション21」を取得。社内においてクールビズ/ウォームビズ活動、省電力化活動に取り組 んでおり、それらエコ活動の社内データもNASにアップし、共有化できるようにしていきました。

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社員の使い勝手の良さを実現するためにもWindows Serverへ

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サーバーラック上に設置されている
LAN DISK Z

 しかしGTシリーズの場合OSはLinux-NAS系だったため、クライアントのWindowsパソコン(XP)との接続性やネットワーク的な親 和性には、いくばくかの不満があったことも事実です。
「やはり異文化のプラットホームですから違和感があることは否めない。そのことはWindows Storage Server搭載のZシリーズを使い始めて改めて感じることですね。逆に言うと、今回導入したZシリーズの使い勝手がそれだけ良いということの証左でもあ るのですが」とシステム担当の平林氏は語る。
 また同社では社員のさらなる使い勝手の良さを実現していくため、将来的にはMicrosoftのActive Directoryを導入しシングルサインオンできるシステムも視野に入れているのだが、「そのためにもActive Directoryと親和性の高いWindows Serverの導入はどうしても必要なことだと考えていました」。

 また同社では社員のさらなる使い勝手の良さを実現していくため、将来的にはMicrosoftの Active Directoryを導入しシングルサインオンできるシステムも視野に入れているのだが、「そのためにもActive Directoryと親和性の高いWindows Serverの導入はどうしても必要なことだと考えていました」。
Zシリーズ導入に至ったもうひとつの理由が、WindowsXPのサポート終了にともなう新OSへの切り替え作業です。XPのサポートは2014年4月に 終了しましたが、社内インフラだけでの使用ならばセキュリティなどの問題は無いため、XPを使い続けている企業も数多くあります(統計によると2014年 4月末時点で、日本企業で使われているPCの約5分の1がXPとされている)。同社でも使われているパソコンの約90%がXPマシンで(2014年5月現 在)、同年秋を目処にWindows7への移行が計画されています。移行作業時にはXPパソコンのデータバックアップが必要なのですが、複数階層構造を 作ってデータをスマートに管理できるWindows Storage Serverならば、切り替え作業をよりスムーズにできると判断したからです。

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5年間ノートラブル。その信頼感が継続導入の決め手

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サーバーラック内に設置されている
2台のLAN DISK GT

 Windows Serverの導入を考えたとき、法人向けNAS製品の選択肢は限られています。その中からアイオー製品が選ばれる決め手となったのは、導入以来5年にわ たって使い続けてきたGTシリーズのトラブルの少なさでした。
 「5年の間ほぼノートラブルで来られたことが、今回もアイオー製品を導入しようとした決め手です」と平林氏は語ります。「5年の間に一度だけディスクが 壊れたことはありましたが、ホットスワップ機能付だったので電源を入れたままディスク交換。新しいディスクをつなぐと自動的にRAID復旧も行われ事なき を得ました。
 それ以外はまったく問題なく稼動してきました。Zシリーズでも同様のホットスワップ機能が付いており安心。またシステムのメンテナンスとサポートをお願 いしているベンダーさんが、日ごろからアイオー製品を推奨されていたことも影響しています」

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「リモートデスクトップで新たな端末がひとつ増えた」程度の感覚で扱える。

 以上のような経緯で同社が選択したのが「HDL-Z4WM8C2」(8TB)でした。
「Windows ServerやWindows8の操作に熟達した人ならばセットアップは簡単にできると思います。しかし以前のLinux-NASに馴染んできた身として は、設定には若干の戸惑いがありました。けれども結果的には、自分ひとりで1日で立ち上げることができました」と平林氏。
 OS「2012R2 の使い勝手について平林氏は「リモートデスクトップで『ひとつ端末が増えた』程度の感覚で扱えるのでとても使いやすい」と語ります。
 今後同社ではNASをファイルサーバーとして活用することで、①アメーバ経営のための経営指標データ(「部」「課」「係」などそれぞれのセクションごと の売り上げや経費、時間当たりの利益を月次単位で更新)、②社内的に公開していくデータ、③エコアクション21推進のための環境系データ、④プリンタや複 合機のドライバ関係のデータ、⑤その他のデータ...という5つのカテゴリでデータの管理と共有化を進めていく考えです。
 「現在当社では、Windows Sever、2008R2の上で実行するwebサーバーなどが稼動しています。WindowsサーバーのOSはバージョンアップを行う度に機能が変わり、 特に2003から2008では大きくアーキテクチャが変更されました。それがさらに2008から2012になるとインターフェイスも大きく変わるなど変更 されました。当社で今メインとなっているのは2008R2なのですが、いずれ時期を見て2012に標準化していくべきではないかと考えています。 2012R2搭載のZシリーズは、そのための検討を始めるいい機会になるのではないかと期待しています」。

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導入企業概要

[企業名] 株式会社ダイワ
[事業概要] 長野県松本市に本社と工場、長野市に営業所を置く(株)ダイワ。プラスチックの総合商社・樹脂/金属製品の精密加工企業として国内に 数多くの取引先を持っています。近年では加工メーカー向けの省力化機器の設計製造から生産ラインの合理化提案、さらには建設資材・工場資材などを提供する 通販サイト「GenbaMan(ゲンバマン)」も立ち上げるなど、生産現場・建築現場を総合的に支援する多彩な事業を展開中。
[創 業] 1981年
[資本金] 3,000万円
[従業員数] 70名
[事業内容] 産業資材事業部:各種プラスチック素材の販売、看板用資材、内外装建築材料の販売、LED製品の販売、家庭用・業務用電化製品の販 売、インターネット販売 GenbaMan(ゲンバマン)
製造事業部:プラスチック樹脂加工、塩ビ・PPの溶接加工、プラスチック樹脂研磨、ミクロ平行板の加工、高精度の試作加工、断熱材料の加工、検査治具絶縁 体の加工、クリーンブースの設計製作、セーフティーカバーの設計製作
[担当者名]
株式会社ダイワ
企画プロジェクト 責任者
平林厚二 様
http://www2.da-i-wa.com/

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