ネットワークカメラ導入事例【南加賀公設地方卸売市場 小松水産(株)】

ネットワークカメラ導入事例【南加賀公設地方卸売市場 小松水産(株)】

流通の「見える化」で"攻め"の営業 営業ツールとして、監視システムとして、手軽に導入、広がる用途

取材日:2014年10月7日

海産物に恵まれた石川県で鮮魚介類の卸業を営む小松水産(株)様。昭和21年の創業以来、68年の歴史を刻む老舗企業です。県南部に位置する南加賀公設地方卸売市場に入場する同社は、地域の小売店向け卸業務を行うほか、近年では東名阪の料亭などへの産直販売にも力を注いでこられました。平成25年からは、中国への冷凍マグロの輸出もスタート。またシンガポールなど東南アジア諸国への産直販売にもチャレンジされています。
こうした同社の「攻めの経営に一役買っているのが、ネットワークカメラ。ライブ映像を配信し、流通を「見える化」することで顧客の安心と信頼を獲得。取引先開拓の新ツールとして役立っています。
アイオー製ネットワークカメラを導入した三代目社長・福島知朗氏にお話を伺いました。

卸売市場のライブ映像をお客様に配信

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――そもそもなぜ、鮮魚卸売業の御社が、ネットワークカメラに興味を持たれたのでしょうか

福島社長≫
 当社のお客様は大きく2つに分かれます。ひとつは従来からお取引のあるスーパーなど地域の小売店さん。もうひとつは新しいお客様で、東名阪の料亭や専門店さんなど。この新しいお客様を開拓していくときのプロモーション・ツールとして、映像を活用しようと考えたのです。

セリ場のライブ動画を当社のホームページにアップして、「ほら、こんなふうに魚を仕入れているんですよ」とPRしたり、当社のホームページを見てもらいながら「今日はこんな魚があります」とか「今からこの魚を仕入れますからね」と携帯電話でやり取りしたり・・・。そんな使い方からスタートしたのです。

――当初はどんなシステムで動画を配信されていたのですか?

福島社長≫
 始めた当初は、卸売市場内には未だWi-Fi環境が整備されていませんでした。そこでノートパソコンに接続したUSBカメラで映像を撮り、PHS通信カードをノートパソコンに挿して、FTPでアップロードしていたのです。
当社のホームページ上の10秒単位で切り替わる画像をお客様に見てもらいながら、携帯電話で会話する――そのような使い方でした。
お客様には好評でしたが、通信費は結構かかりました。カメラとPHS通信カードを接続したノートパソコンを抱えて場内をあちこち移動するのも、大変でしたね(笑)。
 その後、場内でWi-Fiが使えるようになりましたので、かねてから注目していたアイオー製の「Qwatchを導入することにしたのです。

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Wi-Fi(無線LAN)対応、抜群のコスパ。WPS対応なので設定も簡単

――なぜアイオー製Qwatchに注目されたのでしょうか?

福島社長≫
 ひとつはWi-Fi接続機能を内蔵していたこと。場内は広いですから、LANを敷設することはできません。だからWi-Fi対応は必須条件でした。Wi-Fi機能を内蔵のQwatchひとつだけを持って、場内を自由に歩き回れます。コンパクトですから、棚の上などにちょんと置いて撮影できる。場合によっては、Qwatchを三脚にセットして、商品を大写しにすることもできる。あの重いノートパソコンとUSBカメラから開放される、と(笑)。

 もうひとつはコストパフォーマンス。手頃な値段ですから気軽に導入できる。場内は湿気があったり、海産物を扱うため塩害などもあるのですが、万一故障しても負担感なく買い換えることができますから。

――購入後の設定もご自身でなさったとか?

 はい。これまで無線LANの設定には「暗号キー」の入力などけっこう煩雑な作業が必要でしたが、WPS対応ですのでボタンを押すだけで設定は完了。とても楽ちんでした。

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公設市場事務局も興味――場内監視システムにQwatchを検討

――小松水産様は、南加賀公設地方卸売市場に入っておられますが、この市場の事務局様もQwatchに興味を持たれているようですね。

福島社長≫
 そうなんです。私どもが使っているQwatchをご覧になって「これは何だ?」と。
 実は公設市場には、かれこれ5年以上前から24時間の監視カメラシステムを導入しています。売買の様子を記録し伝票の記入モレなどの確認や、盗難防止、セキュリティの目的で導入したのですが、これが老朽化のため更新時期を迎えています。

 固定式の4台の監視カメラを場内に設置しLAN配線でパソコンにつなぎ、専用ソフトで閲覧するシステムです。新たなシステム導入の見積を取ったところ、100万円近くかかるとのこと。そんな時に、私たちが使っているQwatchをご覧になって興味を持たれたのです。

――Qwatchのどういった点にご興味をもたれているのでしょうか?

福島社長≫
 やはり第一にコストパフォーマンス。Qwatch4台を新たに購入しても見積の10分の1程度。動画の閲覧もWindowsに標準搭載されているソフトでオーケー。そしてWi-Fiですので敷設工事も不要です。
 またカメラに死角が生じたときなどには、固定カメラと違って簡単に移設できます。もっともQwatchの中には上下左右の首振りができる「パンチルト機能」が付いた商品もありますから、視野の調整も簡単ですね。他にも暗視機能や、動きを感知して録画を始める「動体検知機能」を備えたモデルもありますので、監視システムとして十分使えると思います。

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Qwatchで「見える化」、海外にも北陸の食材を売り込んでいく



――小松水産様では今後、Qwatchをどのように使っていくおつもりでしょうか?

福島社長≫
 ひとつは、海外展開をサポートするツールとして活用していきたいと思っています。すでに中国にもマグロなどを出荷していますが、今後はシンガポールなど東南アジアに北陸産の海産物を売り込んでいきたい。2014年10月には、石川県の食品見本市がシンガポールで開催され、参加してきました。現地のレストランなどに、Qwatchの動画を見せ魅力を伝えました。また「リアルタイムに商品を見ながら取引する」、そんな新しいビジネススタイルへの手ごたえもつかめました。

 またこのQwatchを漁船に積み、水揚げの様子をデータ通信端末などを介して配信することも考えています。
 他にも、例えば出張時に、会社にある書類をどうしても見なくてはならないときなど、社員にQwatchで撮ってもらった映像を手元のスマートフォンに送ってもらって閲覧するなど、そんな使い方もできます。
 Qwatchを手元に置いておけば、いろんな使い方のアイデアが湧いてきます。すぐ購入できる価格ですし、とにかく1台、お買い求めになることをお奨めしたいですね。

――Qwatchの宣伝までしていただきました(笑)。ありがとうございました。

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導入企業概要

小松水産株式会社
[企業名] 小松水産株式会社
[会社概要] 資本金:2800万円
設 立:1946年
従業員数:34名(2013年4月現在)
[所在地] 石川県小松市
[開設] 1946年9月
http://www.komatsu-suisan.co.jp/index.html

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