「HDL-XRW、HDL-Z4WMC2シリーズ」導入事例【キ ヤノンシステムアンドサポート株式会社】

「HDL-XRW、HDL-Z4WMC2シリーズ」導入事例【キヤノンシステムアンドサポート株式会社】

中堅・中小企業のBCPニーズに応えるNAS to NASのDR(ディザスターリカバリー)対策

取材日:2014年10月6日

全国に約200の拠点を擁する大手SIerのキヤノンシステムアンドサポート株式会社(以下キヤノンSS)様は、キヤノ ン製品を筆頭に様々なメーカ製のIT機器、ソフトウェアなどを取扱い、これらを駆使することで、インフラ、基幹システム、セキュリティからドキュメントま で、あらゆるポイントで顧客企業のビジネスを強力に支えています。そんな同社が2014年に提供を開始したデータレプリケーションサービスが「沖縄DR パック」。そのデータを保存するためのHDDとして採用されたのがアイ・オー・データ機器のビジネスNASシリーズです。
同社ITS・サポート推進本部 ITソリューション企画部の石井雄太氏に、本サービス提供開始の経緯や、アイ・オー・データ機器のNASを採用した理由などについて詳しく伺いました。

先の震災を教訓として、中堅・中小企業でもBCP対策が常識に

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BCPは当たり前の取り組みだと語る石井氏

――事業継続、特にデータ保全の重要性に対して、企業のニーズが高まっているのでしょうか。サービス提供に至った経緯などをお聞かせ下さい。

石井氏≫
 3.11以降、全国的にBCPに対する意識は高まっており、特にここ最近では地震だけでなく、水害、土砂災害など、あらゆる事態を想定して対策を行う企 業が増えてきています。以前は大企業ばかりが取り組んでいたイメージですが、今や中堅・中小企業でもBCPは当たり前の取り組みとなっています。

 こうした中、中堅・中小企業が直面する課題がいくつかあります。例えば、拠点を持たないためサイトが作れない企業は、どこにデータを保存すべきかといっ た初歩の段階でつまずくことも。クラウド化がこれに対する1つの回答なのでしょうが、専任の担当者がおらずデータの整理に力を割けないといったケースで は、クラウド上のデータがいたずらに増えてしまうこともあるでしょう。容量に応じて月額の課金料金が決まるクラウドサービスでは計画も立てにくいですし、 なにより料金が跳ね上がる恐れがあります。

――そこで、容量固定で価格が安く、また保守まで併せたサービスを提供開始されたわけですね。


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データセンター外観

石井氏≫
 「沖縄DRパック」は、DRに適したロケーションとして人気の高い沖縄県のデータセンターで顧客企業のNASを預かり、本番環境のレプリケーションデー タを蓄積するサービスです。NAS to NASの複製を行う「NASパック」と、Windowsサーバーの複製を行う「ファイルサーバーパック」の2タイプを用意しており、前者にはRAID 6対応ネットワーク接続ハードディスク「HDL-XRWシリーズ」を、後者にはWindows Storage Server 2012 R2 Workgroup Edition 搭載4ドライブモデル「HDL-Z4WMC2シリーズ」を用意しています。

 特に「NASパック」は、手軽さからNASを選択することの多い中堅・中小企業のために、今お使いのNASをそのままDRできるよう考えたサービスで す。DRのためにわざわざファイルサーバーへ移行するとなると費用も手間もかかりますが、これなら手軽かつ安価にデータの安全性を高めることが可能になり ます。データセンター側のHDDやVPN装置は、現地のキヤノンSS担当者がメンテナンスを行いますので、専任担当者がいない中堅・中小企業には最適な サービスと考えています。「NASはBCPに向かない」などと誤った認識を持つお客様も中にはいらっしゃいますが、ぜひ本サービスを知っていただきたいと 思っています。

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NAS to NASのレプリケーション機能、遠隔状態管理、そしてHDD3年保障

――NASの選定にあたり、どのような点を重視したのでしょうか。

石井氏≫
NAS to NASのレプリケーション機能に対応しているという点は大前提です。これに加え、アイ・オー・データ機器の遠隔状態管理サービス「NarSuS(ナーサ ス)」、またHDDの耐久性向上や3年という長期保証が決め手でした。
「NarSuSでは、Webベースの管理コンソールから各地のNASの状態を管理することができ、障害時にはアラートメールがすぐにとびます。
 また、ウエスタンデジタル社のWD RedによりHDDの耐久性が向上し、3年間という長期保証が実現した点にも注目しました。耐久性はNASの導入にあたり常に懸念される点ですが、それも 払しょくされたと思います。
 選定の過程では当社の各部署からも意見を募りましたが、やはり価格と性能のバランス、また検証結果を見てもアイ・オー・データ機器だろうという声が多 かったのも事実です。以前から別のソリューションで様々なアイ・オー商品を導入している実績もあり、社内の技術者もインターフェースは使い慣れています。 これに加えHDDの耐久性の不安もなくなったということで、採用が決定しました。
 それから、全国をカバーするアイ・オー・データ機器のサポート体制もありますね。全国各地のお客様にサービスを展開している当社としては、この点も心強 いです。

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低コストで高い安心を。ニーズにマッチするサービスが実現

――「沖縄DRパック」の反響や、アイ・オー商品が貴社ビジネスにおいてどのような役割をはたしている かをお聞かせ下さい。

石井氏≫
 今回、低コストで手軽なDRをお求めの中堅・中小企業のニーズにぴったり合うサービスを用意できたと自負しています。
NarSuSにより、全国のお客様のデータを沖縄のデータセンターで預かり、現物の管理やメンテナンスは沖縄のキヤノンSS担当者が行い、また首都圏のサ ポートセンターからお客様対応やNASの状態管理を行うといったことも可能になりました。コスト面でも、人材配置の面でも無駄なく、お客様にも我々にもメ リットある形でのサービス提供が実現しています。
 (1)NAS to NASのレプリケーション機能、(2)NarSuSによる遠隔状態管理、(3)HDDの3年保障、という3つの特長は、まさに本サービスを提供する上で鍵 となるもの。この特長を備えていれば、安心してお客様のデータを預かれます。実は、今回ご用意しているNAS以外にも、アイ・オー・データ機器の商品で、 この3つの要件を満たしている商品ならば、お客様のご要望に合わせて柔軟に対応させていただいています。
 現在キヤノンSSでは、約1200人の営業社員が200を軽く超える製品/サービスを取扱っていますが、このソリューションでまた1つそのサービスの幅 を広げました。数ある取扱いサービスの中でも注目を集めているサービスであり、販売数でも上昇トレンドに乗っていると感じます。
 中堅・中小企業のお客様には、コンサルティングにはじまり、将来的なファイルサーバーへのデータ統合まで含めてBCPをトータルで提案できる当社に、ぜ ひ安心してデータをお任せいただきたいと考えています。

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導入企業概要

[企業名] キヤノンシステムアンドサポート株式会社
[会社概要] キヤノングループにて製造する機器・ソリューション及び他社製システム機器類の販売、オフィスのネットワーク構築などを事業内容とす る。全国約200ヵ所の拠点より、営業・サービス・サポートが一体となり、コンサルティングから導入後のサポート、保守サービスに至るまでワンストップで 提供している。
[社員数] 5340名(2013年12月現在)
[所在地] 東京都品川区
[設立] 1980年5月
[担当者名
キヤノンシステムアンドサポート株式会社
ITS・サポート推進本部
ITソリューション企画部
石井 雄太 氏
http://www.canon-sas.co.jp/

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