「てれたっち」DA-TOUCH/WB導入事例
【上田市立丸子中央小学校】

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「てれたっち」DA-TOUCH導入事例【上田市立丸子中央小学校】

取材日:2017年8月29日

ベテラン、若手、ともに「てれたっち」の機能を活用し、
楽しくわかりやすい授業を実践する。

丸子中央小学校は、2017年の夏休みに50インチクラスの液晶テレビが各学級に導入されました。それに先駆け、各学年に大型テレビが1台のみだった時に「てれたっち」が導入され、白板ソフトの機能を使って様々な授業が行われていました。新しい設備が整い、これからますます「てれたっち」の授業が展開する予感です。今回は、3年生と6年生の先生の授業をご紹介します。
※先生のご紹介、学校での設置状況などは取材当時のものです。

取材にご協力いただいた先生
  • 田中 裕 先生
    田中 裕 先生(6年生担当)
    30年の教員経験から、「てれたっち」を活用して児童たちに対する独特なアプローチを行う。
  • 竹前 良彦 先生
    竹前 良彦 先生(3年生担当)
    算数でクイズを出題するような感覚の授業を行い、児童の心をしっかり掴む。
  • 小池 心吾 先生
    小池 心吾 先生(上田市教育委員会 学校教育課 指導主事)
    中学校とは違う小学校の実情を理解し、ICT機器の教育現場への普及に努める。

白板ソフトの「隠す機能」は、児童が熱中する便利で有効な機能

「てれたっち」を活用する田中先生
「てれたっち」を活用する田中先生

「てれたっち」を授業でどのような使い方をされていますか?

竹前先生3年生では、算数で位取りの授業があります。一億までの大きな数の位取りをどのように理解させるかがその内容です。「てれたっち」を使っていると、児童たちは自分が書いたことが画面に現れるのが楽しくてたまらない様子で、積極的に挙手していました。この授業を「てれたっち」を使わずに行うとしたら、同じようなプリントを拡大コピーし、黒板に貼って書き込ませるしかないでしょう。そのための事前の準備も大変ですし、授業の時間内でも相当時間を取られてしまうと思います。

田中先生私は、6年生の算数で、「比で考えよう」というテーマで使ってみました。同じ比であれば、いろいろな組み合わせがあることを勉強していきます。その前の授業では、量が同じように変わっていっても、比は変わらないことを視覚的に見せるために「てれたっち」を使った授業が効果的でした。白板ソフトにある「隠す機能」を使ったのですが、単純に答えを隠すだけではなく、授業の中で児童たちからたくさん出てきている「こういう理由だから」という説明の部分も隠し、あえてそれを言わせるようにしました。6年生では、答えだけでなく、どう考えたかという過程を伝えることも大切な勉強です。その点「隠す機能」は有効的な機能だと思います。

「てれたっち」を併用した授業風景
「てれたっち」を併用した授業風景

教材はどのように作られたのですか

田中先生白板ソフトです。ネット上に白板ソフト(パソコン版)の体験版があるので使ってみました。私の経験からですが、体験版をうまく使った上でステップアップして「てれたっち」と組み合わせて使えば、白板ソフトの良さがより理解できると思います。慣れるまでは体験版で作っていました。

竹前先生私はPowerPointと白板ソフトを併用して教材を作り、「てれたっち」で同じように「隠す機能」を使ってみました。児童たちは、答えが隠されていて、さながらクイズを出されているような感じだったので、大いに盛り上がりました。

田中先生「隠す機能」は、今の児童たちに向いています。竹前先生が、クイズ形式みたいだとおっしゃいましたが、低学年は特に1対1の単一回答問題が、「隠す機能」を使うことで入り込みやすいのでしょう。反応がすぐに返ってくること、確認がすぐにできることが児童の感覚に合っています。普段の授業では、復唱して同じことを言わせる教え方になりますが、「てれたっち」では「隠して話して」を繰り返していけば、復唱するのと同じ効果があり、集中させるにはもってこいだと思います。

竹前先生同じように算数の図形の勉強では白板ソフトの「記録機能」を使ってみました。変わった形を扱う時に、切り取って空いているスペースに当てはめるものです。これはクイズというよりパズル感覚ですね。普通の黒板でやるよりも楽にできますし、「記録機能」は一度やったことを何度も再生できるので、児童たちに印象付けやすいと思います。

「てれたっち」はいろいろな授業で面白い使い方ができそう

田中先生、竹前先生、小池指導主事
小池指導主事、田中先生、竹前先生

算数以外の教科で「てれたっち」を使ってみましたか

田中先生美術の授業では、芸術作品の鑑賞の時にアートカードを使います。今まではこれを拡大カラーコピーで見せていました。その手間や経費のことを考えると、大型テレビで見せることができるので助かります。他にも、実際に校舎を写生する時に、遠近法の説明で使いました。「てれたっち」で校舎の写真を映し、長方形の校舎が平面にした時は台形に見えることを書き込みながら説明できます。また体育では、水泳の平泳ぎの脚の使い方をビデオカメラで撮影して見せました。

竹前先生私は、電子教科書を使った国語の授業で、本文を映してアンダーラインを引いたり、ここでも印象付けたい部分を隠したりして使いましたが、田中先生のお話を伺っていて、様々な授業での応用がイメージできたような気がします。教材づくりも含めて試してみようと思います。

「てれたっち」は、小学校教育の現場に新風を吹き込む

「てれたっち」を使用することで、教材づくりや授業スタイルが変わると思いますか

田中先生白板ソフトの「記録機能」などを使えば、一度使った教材でも時間が経ってもまた使うことができる点が便利だと思います。「記録機能」を使えば、授業の中で書き込んだり、説明したりしたことを、再生してもう一度説明できます。答えを出すだけなら大画面テレビがあれば良いですが、そこに「てれたっち」の機能が加わることで、考える過程を振り返り、児童に考える癖をつけさせることができるのです。

竹前先生教材作成に時間がかからなくなったのは、とてもありがたいです。要していた時間をより丁寧な授業準備に充てられるようになりました。また、他の様々な機器類との組み合わせを試してみたいと思います。例えば、書画カメラとつなげて、児童たちが自分の考えを人に伝え、人の話を聞くというプレゼンテーションの演出も考えています。

小池指導主事中学校の授業は、その内容を他のクラスでもできるし、次の年に上がってきた学年でもできます。しかし小学校は、同じ一時間の授業を次にやるのは何年先になるかわかりません。ですから、限られた時間の中で幅広い捉え方が必要になると思いますし、むしろリーダーシップをとって実践している田中先生のようなベテラン先生がいることは心強いです。先生同士の学びの場面がもっと増えれば、「てれたっち」の良さも定着していくと思います。

導入学校概要

取材ご協力学校 上田市立丸子中央小学校
学校
上田市立丸子中央小学校
所在地
長野県上田市
開校
1970年
取材にご協力
いただいた先生
田中 裕 先生(6年生担当)
竹前 良彦 先生(3年生担当)
小池 心吾 先生(上田市教育委員会 学校教育課 指導主事)
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