LAN DISK Z側で、データの移行に使用するTCP/UDPのポートを利用できるよう設定を行います。具体的には、TCPおよびUDPそれぞれにおいて、ポート7000を開放します。以下がその設定手順です。
スタートボタンをクリックし、管理ツールの中から「セキュリティが強化されたWindowsファイアーウォール」をダブルクリックして開きます。
設定済みの受信規則が表示されます。「新しい規則」をクリックします。
ウィザードが起動します。プロトコルおよびポートで「ポート」を選択し、「次へ」をクリックします。
TCPとUDPそれぞれを設定する必要がありますが、このウィザードではひとつずつしか設定できませんので、ここではまず「TCP」を選び、「特定のローカルポート」として「7000」を入力したのち「次へ」をクリックします。
「接続を許可する」を選択して「次へ」をクリックします。
作成した規則に名前をつけます。今回は「Windows Server Migration Tool -TCP」という名前をつけました。「完了」を押して作業を終えたのち、同じ手順で「UDP」に対してもポート7000を許可する設定を行います。
ホワイトペーパー「_Windows Storage Server 2012 R2 最新ファイルサーバの移行ガイド_」もあわせてご覧ください。