回路設計(Circuit Design)
Network Audio Server
HFAS1-X・HFAS1
ノイズ対策と伝送品質にこだわった回路設計、ハイグレードパーツを随所に搭載
fidata
ネットワークオーディオサーバーTOP | 筐体(Chassis) | ストレージ(Storage) | 回路設計(Circuit Design)/電源(Power Supply) | 機能(Function) | 仕様(Specification) |
---|
メイン基板のシステム部とストレージの電源生成回路は、ハードディスクからの電源ノイズがシステム部に混入することを防ぐために完全分離。
ドライブアクセスに伴って発生するノイズが、システム部に与える影響を徹底的に排除しています。
オーディオ機器にとって最大の課題であるノイズ対策。
HFAS1ではパターン設計の最適化や、グランドを1点で底面ベース鋼板に落とす「1点アース方式」を採用。
共通インピーダンスを排除し、ゆらぎのない電源生成を実現。
システム全体を安定させることでノイズの発生を低減します。
オーディオグレードを含む低ESR電解コンデンサを最適配置。高品位で安定した電力供給を実現しています。
img/電解コンデンサ
低位相雑音特性を持つ真空タイプの水晶発振器を搭載。
クロックジッターの発生を抑えるとともに、高精度水晶が生成するクロック動作で高精度なネットワーク伝送を実現しています。
img/ノイズ水晶発振器
「for Audio」と「for Network」の2つのLANポートを装備。
「for Audio」ではネットワークオーディオプレーヤーへの接続を、「for Network」ではホームネットワークに接続することで、
HFAS1が生成する高品位な信号をプレーヤーに直接伝送できます。
img/LANポート
オーディオグレードの電解コンデンサーを電源ラインに配することで、
USB-DACやUSBドライブ接続した際に機器間で発生する電源ノイズを抑え、優れた信号伝送品質を実現しています。
2つのLANコネクターは、信号端子が上になるように配置し、LANケーブルの端子と安定した接触を保てるようにしました。
また基板を強固に接続する14点固定のDIPタイプ、LANコネクターを採用。
コネクターと端子の揺れを防ぎ、振動による悪影響を防ぎます。
2つのLANポートにはそれぞれLED表示ランプを装備し、
点滅・点灯などによってオーディオ機器やルーターとの接続状況や通信速度などが表示されるようになっています。
ユーザーは設定画面の操作で、これらランプ動作を無効にすることができ、ランプ点滅・点灯によるノイズ発生を抑えることができます。
電源(Power Supply)
Network Audio Server
HFAS1-X・HFAS1
2系統の電源ユニットで、クリーンで安定した電源を供給
fidata
高音質再生に重要な役割を担う電源部。
HFAS1では、メインユニット、ドライブユニットそれぞれに専用のTDKラムダ製50Wの電源ユニットを搭載(合計100W)。
システム部とHDD部の電源をユニット部から独立させることでノイズの混入を防いでいます。
img/T字ビーム
ACインレットには、IEC60320規格C17を採用。
アース端子を省略した2P端子なので、外部機器からのノイズ混入を抑制します。
インレットの向きは、電源コードとの接続安定性を考慮した配置になっています。
またハイエンドグレード・24K金メッキを施したACコードは、しなやかな音質重視のオーディオ用コードを用いています。
XS20UJ及びS10UJについては海外モデルを踏襲しているため、3Pインレットを採用しています。
添付の電源コードの電源入力側は2Pプラグを採用しているためアース端子は接続されておりません。
また3Pインレットにより、本体と電源コードの接続部分がより強固になり安定します。
img/ACインレット