インストールが正常なことを確認したら、次に本製品とパソコン間の速度 (端末速度)を設定します。
設定後、「正常に本製品とパソコンが通信できるか」も確認します。
設定と確認は、Windowsの[モデム]アイコンで行います。
本製品のパフォーマンスを引き出すため、端末速度を57600bps以上に設定してください。設定方法はこちら
57600bps以上の速度に設定できないパソコンでご使用になる場合は、弊社製高速RS-232C拡張ボード「RSA-PCI2シリーズ」などの高速シリアル通信ボードをご利用いただくことをおすすめします。
[スタート]→[設定]→[コントロールパネル]を開き、[モデム]アイコンをダブルクリックします。

 

[I-O DATA DFML-560ER]を選択し、プロパティをクリックします。

端末速度を設定します。
[モデム]タブをクリックし、[ポートの最高速度]を本製品を取り付けたポートが対応している最高速度に設定します。
本製品を取り付けたポートの最高速度については、パソコンの取扱説明書でご確認ください。
※この速度は回線速度ではなくパソコンと本製品間の速度です。

最高速度がわからない場合は、115200bps以下にしてください。

ダイヤルパルス回線の場合は、[接続タブ]をクリックし、以下のチェックを外してください。

端末速度を設定したら、次に本製品とパソコンが正常に通信できるかを確認します。

[検出結果]タブをクリックし、[I-O DATA DFML-560ER]が表示されているポート(画面例では[COM1]の部分)をクリック後、[詳細]ボタンをクリックします。
※COMの後の数字はお使いの環境によって異なります。

[モデムと通信しています]と表示され、しばらくして以下のように表示されたら[OK]ボタンをクリックします。
※[コマンド][応答]の部分が真っ白でなく、[AT・・・・・]と英数字が表示されたら、本製品は正常に認識されています。

この通信テストはパソコンと本製品間の通信テストであり、電話回線を介して通信するテストではありません。
[識別子]に[ハードウェアIDがありません]と表示される場合がありますが、[コマンド][応答]が上記のように表示されていれば動作上問題ありません。
ポートの情報には最高速度として[115Kボー]と表示されていますが、実際の端末速度(パソコンと本製品間の速度)は、の手順で指定した速度です。
[応答]に[ERROR]と表示される場合がありますが、動作上問題ありません。
[OK]ボタンをクリックし、[モデム]画面を閉じます。
ここまでで、本製品とパソコンが正しく通信できることが確認できました。
続いて発信情報を設定します。
[全般]タブをクリックし、[ダイヤルのプロパティ]ボタンをクリックします。

[所在地情報]タブで必要な情報を設定して、[OK]ボタンをクリックします。

項目
設定内容
登録名 任意の名称(お好きな名称)を入力
国名/地域 [日本]であることを確認
市外局番
ご使用になっている場所の市外局番を入力
外線発信番号 [0(ゼロ)発信]などの回線の場合に[0」(ゼロカンマ)を入力
※[キャッチホン機能を解除するための番号]チェックボックスには、チェックしないでください。
ダイヤル方法 電話回線に
・プッシュ回線をお使いの場合→[トーン]を選択
・ダイヤル回線をお使いの場合→[パルス]を選択
[OK]ボタンをクリックし、[モデム]画面を閉じます。
次はインターネットに接続するための設定を行います。
インターネット接続前の確認】へお進みください。
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