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詳細ガイド

MPC-LVZ2/TWT

テレワークテル

ご注意

● テレワークテルの初期設定などについては、商品に添付の取扱説明書をご確認ください。本詳細ガイドではテレワークテル本体のリカバリー方法などを記載しています。


● Windowsの設定についてよく理解している方が対象です。
よく理解せずに本書の内容だけを元に設定した場合、意図しない問題が発生するおそれがあります。

リカバリーイメージから復元する

リカバリーイメージを使って、Windows 10を復元します。

Step1 リカバリーイメージをダウンロードする

Step2 リカバリー用USBメモリーを作成する

Step3 リカバリーイメージを適用する

必要なもの

・管理者権限で使用可能なWindows 10が動作するパソコン

※ 約8GBのディスク空き容量が必要です。

・USBメモリー(32GB以上)

※ 添付のUSBメモリーは使用しないでください。

・USBキーボード

・USBマウス

・液晶ディスプレイ

Step1 リカバリーイメージをダウンロードする

  1. インターネットに接続できるPCからIOPortalにアクセスする

    https://ioportal.iodata.jp/

    初めてご利用いただく場合は、新規会員登録をお願いします

    [新規会員登録へ]ボタンをクリックし、画面にしたがって進めてください。

  2. 本製品のシリアル番号を登録し、下記のファイルをダウンロードする

    ・MPC-LVZ2TWT_Vxxx.exe(xxxはバージョン)

    ・MPC-LVZ2TWT_Vxxx.wim(xxxはバージョン)

Step2 リカバリー用USBメモリーを作成する

  1. Step1のパソコンにリカバリー用イメージを保存するUSBメモリーをつなぐ

  2. MPC-LVZ2TWT_Vxxx.exe(xxxはバージョン)をダブルクリック

    ⇒ USB Recovery Media Creator.exe と REAMDE.txt に展開されます。

  3. 手順2で展開されたフォルダーに、Step1でダウンロードした「MPC-LVZ2TWT_Vxxx.wim」を移動させる

  4. 「USB Recovery Media Creator.exe」をダブルクリック

    ※ ユーザーアカウント制御により管理者権限を要求されるため、認証します。

  5. 利用規約が表示されるので、内容を確認して[同意する]を選ぶ

  6. [作成するUSBメモリーを選択]でにリカバリーUSBメモリーを選び、[作成]をクリック

  7. 確認画面が表示されるので[作成]をクリック

    ⇒ 作成が開始されます。しばらく時間がかかります。

作成が完了したら、ソフトウェアを終了し、USBメモリーを取り外し処理をおこなってから取り外してください。

Step3 リカバリーイメージを適用する

  1. 本製品にUSBキーボード、液晶ディスプレイ、USBメモリーをつなぐ

    ※ 上記の機器以外は取り外してください。

  2. 本製品を起動し、すぐにキーボードの[F7]を連打する

  3. リカバリーUSBメモリー(「UEFI:」で始まるデバイス)を選ぶ

    ⇒ 本製品が再起動します。

  4. コマンドプロンプトの画面に「MPC-LVZ2/TWTシリーズ - リカバリープログラム」という表示がされるので、表示された内容を確認し、「1」キー(リカバリーを開始する)を押して Enter キーを押す

  5. 確認画面が表示されるので、「yes」と入力し[Enter]キーを押す

    ⇒ リカバリーを開始します。

  6. リカバリーが完了したら、リカバリーUSBメモリーを取り外す

  7. キーボードのキーを何か押す

    ⇒ 本製品が再起動します。その後、自動的に数回再起動しますので、デスクトップ画面が表示されるまで待ちます。

  8. 本製品にLANケーブルを接続し、3分程度待つ

    ⇒ OSのアクティベーションが自動的におこなわれます。

  9. Windows の [設定] を開き、[更新とセキュリティ]→[ライセンス認証]をクリックして、Windowsのライセンス認証がされた状態になっていることを確認する

  10. 本製品を再起動する

  11. 本製品が起動したら、adminでログオンする

  12. キーボードのCtrl+Alt+Del キーを同時に押して、adminのパスワードを変更する

    ※ 初回購入時とは異なりパスワード変更を自動で促すことはありません。セキュリティリスク低減のため、必ずこのタイミングでadminのパスワードを変更ください。

これで、本製品は復元されました。

設定例の内容

エラー発生時や起動中の画面をユーザーに見られないように省略する方法についてご案内します。

必要な機能を使用可能にする

Windows 機能の有効化または無効化で、[カスタムログオン]と[ブランドではないブート]を使えるようにします。


オートログオンできるようにする

パスワードを設定している場合、オートログオンできるように設定します。


レジストリを設定する

EmbeddedLogon / BootExp / Personalization の機能を設定します。

必要な機能を使用可能にする

「Windows 機能の有効化または無効化」で[カスタムログオン][ブランドではないブート]を有効にします。
  1. コントロールパネルを開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「cont」と入力して表示された[コントロールパネル]をクリック

  2. [プログラム]→[Windows機能の有効化または無効化]をクリック

  3. [カスタムログオン][ブランドではないブート]を有効にする

    ①「Device Lockdown」の下を表示する

    ②[カスタムログオン][ブランドではないブート]にチェックを付ける

    ③[OK]をクリック

これで、必要な機能が使用可能になりました。

オートログインできるようにする

パスワードが設定されている場合、再起動の際にログオン画面が表示されてしまいます。
そのため、オートログオンできるように設定します。

パスワードを設定していない場合は不要です

パスワードを設定していない場合、ログオン画面が表示されないため、この設定は不要です。

  1. ユーザーアカウントを開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「netplwiz」と入力して表示された[netplwiz]をクリック

  2. [ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要]のチェックを外して、[OK]をクリック

  3. パスワードを2回入力し、[OK]をクリック

これで、Windowsにオートログインできるようになりました。

レジストリを設定する

  1. レジストリエディターを開く

  2. HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows Embedded¥EmbeddedLogonを開く

  3. 以下の項目を設定する

    項目名 備考
    Branding Neutral 1 ようこそ画面のすべてのUI 要素を無効にします。
    HideAutoLogonUI 1 自動サインインが有効になっているときにようこそ画面を非表示にします。
    HideFirstLogonAnimation 1 ログオン時のアニメーションを無効にします。

  4. HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥WindowsNT¥CurrentVersion¥UnattendSettings¥BootExpを開く

  5. 以下の項目を設定する

    項目名 備考
    HideAllBootUI 1 起動時にロゴ、ステータスインジケーター、ステータスメッセージを非表示にします。
    HideBootLogo 1 起動時にWindows ロゴが表示されないようにします。
    HideBootStatusIndicator 1 起動時にステータスインジケーターが表示されないようにします。
    HideBootStatusMessage 1 起動時にステータスメッセージが表示されないようにします。

  6. HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Policies¥Microsoft¥Windows¥Personalizationを開く

  7. 以下の項目を設定する

    項目名 備考
    NoLockScreen 1 スリープからの復帰時、ロック画面を表示せずに復帰するようにします。

  8. Windowsを再起動する

これで、Windows 起動途中の画面が表示されないようになりました。

設定例の内容

ここでは、Unified Write Filter機能を使って、Cドライブへの書き込みを制限し、起動する度に設定時の環境に戻るようにします。

Unified Write Filter(UWF)とは

指定したディスクへの書き込みを制限し、再起動する度にUWF 設定時の環境に戻すことができます。

ユーザー名には、日本語などの2バイト文字を使わないことをおすすめします

UWFで書き込み制限から除外するファイルやフォルダーのパスを指定する際、2バイト文字を含むと指定できない問題があります。

UWFを設定する

UWFを使えるようにしてから、Cドライブを書き込み禁止に指定し、UWFを有効化します。
その後、他の設定のため、UWFを一度無効化します。


Dドライブを作る

除外フォルダーのシンボリックリンク先などに別ボリュームを必要とします。
そのため、Cドライブの容量を低減し、その分でDドライブを作成します。


書き込み制限から除外する

書き込み制限から除外するフォルダー・ファイル・レジストリを設定します。
除外したいフォルダーはシンボリックリンクにして、実体はDドライブに置くようにします。


UWFを有効化する

すべての設定が終わったら、UWFを有効化して、設定は完了です。

UWFを設定する

Windowsの機能で「統合書き込みフィルター」を有効化してから、Cドライブを書き込み禁止に指定し、UWFを有効化します。その後、他の設定のため、UWFを一度無効化します。
  1. コントロールパネルを開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「cont」と入力して表示された[コントロールパネル]をクリック

  2. [プログラム]→[Windows機能の有効化または無効化]をクリック

  3. [統合書き込みフィルター]を有効にする

    ①「Device Lockdown」の下を表示する

    ②[統合書き込みフィルター]にチェックを付ける

    ③[OK]をクリック

  4. (以下の画面が表示された場合)
    [今すぐ再起動]をクリックし、Windowsを再起動する

  5. コマンドプロンプト(Windows PowerShell)を管理者権限で開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「コマンド」と入力して表示された[コマンドプロンプト]を右クリックし、[管理者として実行]をクリック

  6. 「uwfmgr volume protect c:」と入力し、[Enter]を押す

    ⇒ Cドライブへの書き込みが制限されるように設定されます(UWFが有効化するまでは、制限されません)。

  7. 「uwfmgr filter enable」と入力し、[Enter]を押す

    ⇒ UWFを有効化します。

  8. Windowsを再起動する

  9. コマンドプロンプト(Windows PowerShell)を管理者権限で開く

  10. 「uwfmgr filter disable」と入力し、[Enter]を押す

    ⇒ UWFを無効化します。
    次以降の設定は、一度UWFを有効化してから実行する必要があります。

  11. Windowsを再起動する

これで、UWFを有効化した後に無効化し、設定をする準備が整いました。

Dドライブを作る

除外フォルダーのシンボリックリンク先などに別ボリュームを必要とします。そのため、Cドライブの容量を低減し、その分でDドライブを作成します。
  1. ディスクの管理を開く

    ※ スタートボタンを右クリックし、[ディスクの管理]をクリック

  2. Cドライブを右クリックし、[ボリュームの縮小]をクリック

    エラーが表示された

    下のエラーが表示された場合、「Optimize drives」サービスを[手動]にする必要があります。

    ① コンピューターの管理を開く
    ※ スタートボタンを右クリックし、[コンピューターの管理]をクリック

    ② サービスとアプリケーション>サービスをクリック

    ③ 「Optimize drives」をダブルクリック

    ④ 「スタートアップの種類」を[手動]にして、[OK]をクリック

  3. Dドライブに用意する容量分だけ「縮小する領域のサイズ」に入力し、[縮小]をクリック

    ※ Dドライブは最低でも2GBはご用意ください。

  4. 未割り当ての領域を右クリックし、[新しいシンプルボリューム]をクリック

  5. ウィザードを進め、NTFSフォーマットのDドライブを作る

これで、Dドライブを作ることができました。

書き込み制限から除外する

書き込み制限から除外するフォルダー・ファイル・レジストリを設定します。
除外したいフォルダー・ファイル・レジストリはシンボリックリンクにして、実体はDドライブに置くようにします。
ここでは、例として弊社サイネージアプリ「時間割看板」のフォルダーを除外フォルダーに設定する手順をご案内します。

書き込み制限から除外する必要があると考えられるフォルダー・ファイル・レジストリ

• 使うアプリのデータが保存されるフォルダー(設定やキャッシュなど)

• Windowsのテンポラリーフォルダー

• 定期的に追加、変更するデータを格納するフォルダー(コンテンツなど)

• Windows Defenderを利用する場合、Microsoft社で案内しているフォルダー・ファイル・レジストリ
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/customize/enterprise/uwf-antimalware-support
(2020年12月現在の情報)

  1. 除外フォルダーにするフォルダーを切り取り、Dドライブに貼り付ける

    ※ シンボリックリンクを作るためです。
    フォルダーの実体をDドライブに持っていくとともに、同じフォルダー名がCドライブに存在しないようにします。

  2. コマンドプロンプト(Windows PowerShell)を管理者権限で開く

  3. シンボリックリンクを作る

    「mklink /D "シンボリックリンクのパス" "シンボリックリンクの中身になるフォルダーのパス"」と入力し、[Enter]キーを押します。

これで、シンボリックリンクを作ったフォルダーは、書き込み制限から除外されました。

シンボリックリンクを作れないようなフォルダーを除外フォルダーに設定したい場合

UWFの設定で、フォルダーを除外設定します。

※ この設定をした場合、こまめな再起動でオーバーレイ用のメモリーを開放してください。
除外フォルダーに設定したフォルダーに書き込むと、オーバーレイ用のメモリー(初期値1GB)が消費されてしまうことがあり、すべて消費してしまうとWindows が応答を停止してしまいます。


① コマンドプロンプト(Windows PowerShell)を管理者権限で開く

② 「uwfmgr file add-exclusion " 除外するフォルダーのパス"」と入力する

③ [Enter]キーを押す
⇒これでフォルダーの除外設定は完了です。

UWFを有効化する

すべての設定が終わったら、UWFを有効化して、設定は完了です。
  1. コマンドプロンプト(Windows PowerShell)を管理者権限で開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「コマンド」と入力して表示された[コマンドプロンプト]を右クリックして[管理者として実行]をクリック

  2. 「uwfmgr filter enable」と入力し、[Enter]を押す

    ⇒ UWFを有効化します。

  3. Windowsを再起動する

これで、UWFが有効化されました。
これ以降起動するたびに、UWFを有効化したときの状態に戻ります(除外フォルダーとDドライブを除く)。

書き込みを制限したところを変更したいときは

① コマンドプロンプト(Windows PowerShell)を管理者権限で開く

② 「uwfmgr filter disable」と入力し、[Enter]を押す
⇒ UWFを無効化します。

③ Windowsを再起動する

④ 必要な変更をする

⑤ 変更が終わったら、上記【UWFを有効化する】の手順を実行する

通電したらすぐに電源が入るようにする(AC電源連動)

AC電源が供給されたタイミングで自動的に本製品が起動するように設定します。(電源ボタンを押す手間を省けます)

※ ご購入時は本機能が無効になっています。

  1. 本製品を起動し、すぐにキーボードの[Delete]を連打する

    ⇒ BIOS画面が表示されます。

    ※ 通常通りWindowsが起動してきた場合は、シャットダウンしてやり直してください。

  2. [→]を押して[Chipset]タブに移動する

  3. [SoC Configuration]を選び、[Enter]を押す

  4. [Restore AC Power Loss]を選び、[Enter]を押す

  5. [Power On]を選び、[Enter]を押す

    ※ 初期値:「Power Off」

  6. ① [→]を押して[Exit]タブに移動する

    ② [Save Changes and Exit]を選んで[Enter]を押す

これで、AC電源が供給されると本製品が起動するようになります。

指定時刻に起動する(Wake on RTCの設定方法)

本製品を指定した時刻に起動するように設定します。

※ ご購入時は本機能が無効になっています。

Windows側の設定 - 高速スタートアップを無効にする

  1. 本製品を起動し[設定]→[システム]→[電源とスリープ]→[電源の追加設定]をクリック

  2. 画面左の[電源ボタンの動作を選択する]をクリック

  3. [現在利用可能ではない設定を変更します。]をクリックし、[高速スタートアップを有効にする(推奨)]のチェックを外して、[変更の保存]をクリック

設定が完了したら、いったんWindowsを終了します。

BIOS側の設定① - 「EUP Function」を「Disabled」に設定する

  1. 本製品を起動し、すぐにキーボードの[Delete]を連打する

    ⇒ BIOS画面が表示されます。

    ※ 通常通りWindowsが起動してきた場合は、シャットダウンしてやり直してください。

  2. [→]を押して[Advanced]タブに移動する

  3. [Power Management Setup]を選び、[Enter]を押す

  4. [EUP Function]を[Disabled]に設定する

    ※ 初期値は「Enable」です。

  5. ① [→]を押して[Exit]タブに移動する

    ② [Save Changes and Exit]を選んで[Enter]を押す

BIOS側の設定② - 起動する時刻を設定する

  1. 本製品を起動し、すぐにキーボードの[Delete]を連打する

    ⇒ BIOS画面が表示されます。

    ※ 通常通りWindowsが起動してきた場合は、シャットダウンしてやり直してください。

  2. [→]を押して[Advanced]タブに移動する

  3. [Power Managemaent Setup]を選び、[Enter]を押す

  4. [Resume By RTC Alarm]を選び、[Enter]を押す

  5. [Enabled]を選び、[Enter]を押す

    ※ 初期値:「Disabled」

    ※ 「Every Day」を選ぶと、毎日決まった時間に起動します。

  6. 起動したい時間を24時間方式で入力する

    現在の日時(System Date、System Time)があっていることを確認してください

  7. ① [→]を押して[Exit]タブに移動する

    ② [Save Changes and Exit]を選んで[Enter]を押す

これで、指定した時刻に起動するようになります。

WindowsUpdate自動更新を停止する

WindowsUpdateが実行された場合、本製品が再起動し、動作に影響する場合があります。
自動更新を無効にすることで再起動を抑止できます。

※ ご購入時はWindowsUpdateが自動更新される設定になっています。

ご注意

● 自動更新を無効にする場合、セキュリティ対策のため、定期的に手動でWindowsUpdateの確認をお願いします。

● 自動更新を無効にしても、Windowsストアアプリのアップデートのダウンロードを停止することはできません。

  1. グループ ポリシーの編集を開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「gpedit.msc」と入力して表示された[グループポリシーの編集]をクリック

  2. [ローカルグループポリシーエディター]→[コンピューターの構成]→[管理者用テンプレート]→[Windowsコンポーネント]を開く

  3. [Windows Update]→[自動更新を構成する]をダブルクリック

  4. [無効]に設定し、[OK]をクリック

  5. [インターネット上のWindows Updateに接続しない]をダブルクリック

  6. [有効]に設定し、[OK]をクリック

  7. [イントラネットのMicrosoft更新サービスの場所を指定する]をダブルクリック

  8. ① [有効]に設定

    ② [更新を検出するためのイントラネットの更新サービスを設定する]に“dummy”を入力(任意の文字列を入力してください)

    ③ [イントラネット統計サーバーの設定]に“dummy”を入力(任意の文字列を入力してください)

    ④ [代替ダウンロードサーバーの設定]に“dummy”を入力(任意の文字列を入力してください)

    ⑤ [OK]をクリック

  9. [管理者用テンプレート]→[Windowsコンポーネント]→[配信の最適化]を開く

  10. [ダウンロードモード]をダブルクリック

  11. ① [有効]に設定

    ② [ダウンロードモード]で[簡易(99)]を選択

    ③ [OK]をクリック

  12. [管理者用テンプレート]→[システム]→[インターネット通信の管理]→[インターネット通信の設定]→[Windows Updateのすべての機能へのアクセスをオフにする]を開く

  13. [有効]に設定し、[OK]をクリック

これで、WindowsUpdateの自動ダウンロードが無効となり、自動でアップデートされなくなります。

リモートデスクトップ接続できるようにする

リモートデスクトップ接続をできるように設定します。

※ ご購入時は本機能は有効です。

  1. コントロールパネルを開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「cont」と入力して表示された[コントロールパネル]をクリック

  2. [システムとセキュリティ]をクリック

  3. [システム]にある[リモート アクセスの許可]をクリック

  4. [このコンピュータへのリモート接続を許可する]にチェックし、[OK]をクリック

    ※ 初期値:「このコンピュータへのリモート接続を許可しない」

これで、リモートデスクトップ接続できるようになります。

テレワークテルに登録されている端末を管理する

一度本製品に登録したクライアントPCの登録を外す方法を説明します。

設定は社外からでもおこなえます

ご自宅などからZeroIP接続した状態でリモートデスクトップ接続を利用し設定します。

  1. ZeroIP接続中であることを確認する

  2. デスクトップにある[テレワークテル本体画面を開く]をダブルクリック

    ⇒ 会社にある本体にリモートデスクトップ接続します。

  3. ユーザー名に[admin]、パスワードに初期設定で設定したパスワードを入力し、本体にログインする

  4. デスクトップにある[ホワイトリストを開く]をダブルクリック

  5. サーバー管理パスワードに[P@ssw0rd]と入力し、[OK]をクリック

    ※ ユーザー名とパスワードの入力画面が表示されたら、ユーザー名に[admin]、パスワードに[P@ssw0rd]と入力してください。

この画面でホワイトリスト設定をおこないます。

クライアントPCの登録台数の制限はありません

ただし、推奨する同時接続台数は5台(テレワークテルLiteの場合は推奨10台まで)となっています。

ユーザー一覧

ZeroIP接続設定を行ったユーザーを削除することができます。

一度削除しても再設定することにより、同じMACアドレスのクライアントPCからアクセスできるようになります。

●ユーザーを削除する

  1. 削除するユーザー先頭のチェックボックスにチェックを入れる

  2. 画面下の[削除実行]をクリック

これで選択したユーザーが削除されました。

▼各項目の説明

ユーザー名 クライアントPCごとに利用者が設定しているユーザー名です。
ログイン回数 クライアントPCごとの初期設定後のZeroIP接続回数が表示されます。
最終ログイン日時 クライアントPCごとの最終ZeroIP接続日時が表示されます。
転送バイト数・転送パケット数 クライアントPCごとの初期設定後の通信量が表示されます。

MACアドレス一覧

初期設定を完了したクライアントPCを万一紛失してしまった場合などに、そのクライアントPCからのZeroIP接続をできなくすることができます。
この場合、同じMACアドレスのクライアントPCから再度設定しても接続はできません。

●クライアントPCの接続を拒否する

  1. 接続を拒否するクライアントPC先頭の[状態]を[無効]にする

  2. 画面下の[状態切替実行]をクリック

これで選択したクライアントPCは接続を拒否されます。

▼各項目の説明

状態 クライアントPCの接続の有効/無効を選択します。
MACアドレス1 クライアントPCの物理MACアドレスです。
MACアドレス2 ZeroIP接続時の仮想MACアドレスです。
ユーザ名 クライアントPCごとに利用者が設定しているユーザー名です。

テレワークテルの自動起動時刻を変える

テレワークテル本体は、クライアントPCからの通信がない場合に毎日午前3時に再起動されます。(出荷時設定)
業務スタイルの都合上、午前3時に再起動すると都合の悪い場合などに、自動再起動の時刻や頻度を変更する方法を説明します。

再起動タスクの新規作成方法

  1. Windowsのスタートボタンをクリックし、[Windows管理ツール]→[タスクスケジューラ]をクリック
    ⇒タスクスケジューラが開きます。

  2. [操作]→[タスクの作成]をクリック

  3. ① [全般]タブをクリック

    ② [名前]に任意の名前を入力

    ③ [セキュリティオプション]で[ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する]を選ぶ

  4. [トリガー]タブをクリックし、[新規]をクリック

  5. ① [毎日]を選ぶ

    ② [開始]に再起動する時刻を入力

    ③ [間隔]が[1日]になっていることを確認

    ④ [OK]をクリック

  6. [操作]タブをクリックし、[新規]をクリック

  7. ① [プログラムの開始]になっていることを確認

    ② [プログラムの開始]で[プログラム/スクリプト]は[参照]をクリックし、
    C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe
    を選ぶ

    ③ [引数の追加(オプション)]に
    -Command "C:\Script\restart.ps1"
    と入力

    ④ [OK]をクリック

  8. adminユーザーのパスワードを入力し、[OK]をクリック

これで設定は完了です。

再起動タスクを無効にする

すでに作成済みの再起動タスクなど、使用しない設定を無効にします。

  1. Windowsのスタートボタンをクリックし、[Windows管理ツール]→[タスクスケジューラ]をクリック
    ⇒タスクスケジューラが開きます。

  2. 画面左の[タスク スケジューラ ライブラリ]をクリックし「名前」の[再起動]を右クリックして[無効]をクリック

これで設定は完了です。

2台目のテレワークテルを追加する場合

1台のテレワークテルでの推奨するクライアント同時接続台数は最大5台まで(Liteの場合は推奨10台まで)となっています。それ以上のクライアントを接続する場合は、2台目の導入をご検討ください。
ここでは、すでに最初のテレワークテルが稼働中のネットワークに、新たに2台目のテレワークテルを追加する方法を説明します。

通信品質が低下する場合があります

同一ネットワークにテレワークテルを2台を置く場合、通信量が増大するため、ネットワーク環境によって通信品質が低下する場合があります。

まだテレワークテルをネットワークには接続しないでください

事前に2台目のテレワークテルのコンピューター名の変更が必要です。初期設定ガイドの【①本体の設置~初期設定】を下記手順に読み替えてください。

  1. テレワークテルと設定用パソコンを直接LANケーブルで接続する

  2. テレワークテルの電源ボタンを押し起動する

    ⇒ 起動が完了するまで約1分お待ちください。

  3. 設定用PCを起動し、添付の設定用USBメモリーを設定用PCのUSBポートに挿す

  4. USBメモリーに保存されている[テレワークテル関連]→[テレワークテル本体画面を開く]をクリック

    ⇒ リモートデスクトップ接続でテレワークテル本体に接続します。

  5. Windowsのログオン画面でユーザー名、パスワードを入力し、[Enter]を押す

    ユーザー名 admin
    パスワード P@ssw0rd

    ※ パスワードの“0”は数字のゼロです。

  6. [OK]をクリック

  7. テレワークテル本体の初期パスワードを変更する

    新しいパスワードを2か所入力し、[Enter]を押します。

  8. 「パスワードが変更されました。」と表示されたら、[OK]をクリック

    ⇒ Windowsにログオンします。

  9. Windowsボタンを右クリックし、[システム]をクリック

    ⇒ [Windowsの設定]が起動します。

  10. [このPCの名前を変更]をクリック

  11. ① PC名に「TELEWORKTEL2」と入力

    ② [次へ]をクリック

  12. [後で再起動する]をクリック

  13. テレワークテルをシャットダウンする

    ⇒ リモートデスクトップ接続が切れます。

  14. USBメモリーに保存されている[テレワークテル関連]→[テレワークテル本体画面を開く]を右クリックして、[プロパティ]をクリック

  15. [リンク先]の最後に“2”を追記して[OK]をクリック

    [テレワークテル本体画面を開く]について

    設定用パソコンにすでに1台目のテレワークテルがインストール済みの場合、デスクトップにある本ショートカットは1台目用のものです。この場合は、ここで書き換えたショートカットの名前を2台目と分かる名前に変更し設定用パソコンにコピーしてください。

  16. 設定用パソコンから設定用USBメモリーを抜く

  17. テレワークテルのLANケーブルをハブに接続する

    ※ 接続方法は、初期設定ガイドの【①本体の設置~初期設定】の手順1を参照ください。

これで、2台目のテレワークテルの設置は完了です。
このあと、初期設定ガイドの【②クライアントPCにインストールする】からご覧ください。

よくあるトラブルを確認する

添付品のUSBメモリーを紛失してしまった・故障してしまった

本製品のMACアドレスを確認したい

リカバリーイメージの復元で、本製品につないだUSBメモリーが表示されない

システムイメージの作成、復元はできるか

指定した時刻に起動しない

添付品のUSBメモリーを紛失してしまった・故障してしまった

お客様にて4GB以上のUSBメモリーをご用意ください。
ISS保守に加入されている場合は故障時に交換することができます。
  1. インターネットに接続できるPCからIOPortalにアクセスする

    https://ioportal.iodata.jp/

    初めてご利用いただく場合は、新規会員登録をお願いします

    [新規会員登録へ]ボタンをクリックし、画面にしたがって進めてください。

  2. 本製品のシリアル番号を登録し、「テレワークテルクライアント」をダウンロードする

  3. ダウンロードしたファイルを起動する

    ⇒ ファイルが展開され、デスクトップにフォルダーが作成されます。

  4. デスクトップに作成されたフォルダーのフォルダー名を「テレワークテル関連」に変更して、ご用意いただいたUSBメモリーにフォルダーごとコピーする

  5. データを保存したUSBメモリーを本製品のUSBポートに挿す

これで、USBメモリーの準備ができました。

本製品のMACアドレスを確認したい

以下の手順で確認できます。

①[スタート]ボタン→[設定]の順にクリック

②[ネットワークとインターネット]をクリック

③[状態]→[ネットワークのプロパティを表示]の順にクリック

④ 確認したいネットワークの[物理アドレス (MAC)]を確認します

リカバリーイメージの復元で、本製品につないだUSBメモリーが表示されない

・ リカバリーイメージ用のUSBメモリーを、本製品のUSBポートに直接接続してお試しください。
・ 本製品の別のUSBポートに接続してお試しください。

システムイメージの作成、復元はできるか

本製品に搭載のOSバージョンでは、「システム イメージ のバックアップ (SIB) ソリューション」が推奨されておりません。リカバリーイメージからの復元をご利用ください。
リカバリーイメージから復元する

指定した時刻に起動しない

EUP FunctionをEnabledにすると、シャットダウン時の待機電力を抑えることができますが、指定時刻に起動する機能が無効になります。
再度【指定時刻に起動する(Wake on RTCの設定方法)】をおこなってご確認ください。

お問い合わせ

重要

・ 本製品の電話やメール等によるサポート対応、ソフトウェアのアップデート対応、本製品がサーバー等のサービスを利用する場合、そのサービスについては、弊社が本製品の生産を完了してから5年間を目途に終了とさせていただきます。ただし状況により、5年以前に各対応を終了する場合があります。

・ 個人情報は、株式会社アイ・オー・データ機器のプライバシーポリシー(https://www.iodata.jp/privacy.htm)に基づき、適切な管理と運用をおこないます。

お問い合わせいただく前に、以下をご確認ください

・ 本マニュアルの【困ったときには】を参照
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