無線LAN設定(SSID・暗号化設定)の変更手順本製品の設定画面で設定します。

 

  1. 設定画面を開き、[無線設定]をクリックします。
    ※設定画面の開き方については「設定画面の開き方」をご覧ください。

  2. [基本設定]タブ内の設定をします。
    変更したい項目の内容を参照し、設定してください。

    無線LAN(2.4G) 無線LAN(2.4G)を利用するかを選択します。 (初期値:有効)
    有効※1 無線LANを利用します。
    SSID1のみ有効※1 SSID3を無効にし、SSID1のみを利用します。
    無効※2 無線LANを利用しません。

    ※1 [無線LAN(2.4G)]と[Copy SSID(2.4G)]の設定は連動しません。[Copy SSID(2.4G)]の設定は、別途[Copy SSID(2.4G)]で設定してください。
    ※2 [SSID1]、[SSID3]、[Copy SSID]も連動して「無効」になります。
    無線LAN(5G) 無線LAN(5G)を利用するかを選択します。 (初期値:有効)
    有効 無線LANを利用します。
    無効 無線LANを利用しません。
    SSID1(2.4G) 1つ目のSSIDの名前を指定(変更)します。
    パソコンを接続するために使用するSSIDです。
    ※半角英数字で32文字まで。大文字、小文字の区別あり。
    (初期値:[AirPortxxxxx](xxxxxは機器により異なる)
    SSID2(5G) 2つ目のSSIDの名前を指定(変更)します。
    電波干渉が少ない5GHz帯を使用します。
    高速性と安定した通信を必要とする映像や音楽再生などを快適にご利用いただけます。
    ※半角英数字で32文字まで。大文字、小文字の区別あり。
    (初期値:[Streamxxxxx](xxxxxは機器により異なる)
    SSID3(2.4G) 3つ目のSSIDの名前を指定(変更)します。
    暗号強度の低いWEPしか利用できない機器(ゲーム機など)のために使用するSSIDです。
    インターネットとの通信が可能ですが、セキュリティのため、LANポートや他のSSIDに接続した機器との通信は遮断されます。
    ※半角英数字で32文字まで。大文字、小文字の区別あり。
    (初期値:[Guestxxxxx](xxxxxは機器により異なる)
    Copy SSID(2.4G) コピーしたSSIDを利用するかを選択します。(初期値:無効)
    コピーに成功した場合、自動で有効になります。
    有効 [Copy SSID]を利用します。
    無効 [Copy SSID]を利用しません。

    (コピーできるSSID、暗号キーの組み合わせは1つです。コピーする毎に上書きされます。)
    オートチャンネル(2.4G) 自動でチャンネルを設定します。
    自動、1〜13で設定します。
    ※詳しくは下記「チャンネルの選び方」をご覧ください。
    ※無効を選択すると、チャンネルを指定できます。
    ※自動を選択すると、1〜11から選択されます。
    チャンネル(2.4G) [オートチャンネル]で無効を選択した場合に、使用するチャンネルを選択します。
    オートチャンネル(5G) 自動でチャンネルを設定します。
    自動、36〜48、52〜64、100〜140で設定します。
    ※詳しくは下記「チャンネルの選び方」をご覧ください。
    ※無効を選択すると、チャンネルを指定できます。
    ※自動を選択すると、36〜48から選択されます。
    チャンネル(5G) [オートチャンネル]で無効を選択した場合に、使用するチャンネルを選択します。

    注意 無線LANアダプターから本製品の無線設定を変更すると、本製品と無線LANアダプターの通信が途切れることがあります。
    その場合は無線LANアダプターの無線設定(SSID、暗号化など)を本製品の設定と合わせてください。
    有線LANアダプターがある場合は、有線LAN接続したパソコンから設定することをおすすめします。
    注意 SSIDやチャンネルの値が他の無線LANグループと重なると、他の無線LANグループに通信内容が流れたり、他の無線LANグループの通信内容が見えてしまったりします。
    そのために起こったトラブルに対しては弊社は一切責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
  3. [設定]をクリックします。
  4. 次に同じく[無線設定]メニュー内の[暗号化]タブをクリックします。

  5. 暗号化の設定をします。以下より設定する暗号化の方法を選び、設定を参照してください。

    WPA-PSKで暗号化する場合
    WEPで暗号化する場合

  6. 参考 暗号化方式の選び方
    ●本製品と無線LANアダプターの暗号化の種類を一致させる必要があります。
    本製品と通信する無線LANアダプターが対応している暗号の種類(WEP、WPA-PSK、WPA2-PSK)を確認してください。
    (詳しくは、無線LANアダプターの取扱説明書をご覧ください。)
    ●無線LANアダプターが[WPA-PSK]や[WPA2-PSK]に対応している場合は、WEPより高度な暗号化である[WPA-PSK]や[WPA2-PSK]に設定することをおすすめします。
    無線LANアダプターが[WEP]のみに対応の場合は、[WEP]に設定してください。
    ※WPA、WPA2とは、「Wi-Fi Protected Access」の略で脆弱性が指摘されるWEPに代わる新しいセキュリティ規格です。
    TKIP/AESという暗号化方式を利用しています。
    TKIPとは、(Temporal Key Integrity Protocol)という暗号化方式で、一定時間ごとに鍵を更新し、1つの暗号鍵を長い期間、共有して使うWEPと比べてより安全な通信が可能となりました。
    注意 WEPで暗号化する場合
    SSID1とSSID3の両方を「WEP」に設定する場合、同じデフォルトキーを設定できません。
    SSID1のデフォルトキーを「キー1」に設定する場合には、SSID3のデフォルトキーを「キー2」にするなどの変更が必要です。

     

    WPA-PSKで暗号化する場合

    上から順に設定します。

    SSIDの選択 設定するSSIDを選択します。
    SSID通知 SSIDの通知の[有効][無効]を設定します。
    WMM WMM機能は常に有効です。
    暗号化 暗号化方法を設定します。
    キーの更新間隔 グループキーの更新間隔を指定します。
    WPAの種類 暗号化をおこなう種類を選択します。
    キーの種類 [Passphrase][HEX(64 文字)]から選択します。
    暗号キー 暗号文字を入力します。

    セキュリティのため、英字、数字を織り交ぜたランダムなキーを設定してください。

    Passphrase 任意の暗号キーを入力します。
    (半角英数字で8〜63文字で入力します。)
    HEX(64 文字) 任意の暗号キーを入力します。
    (0〜9、A〜Fで64文字入力します。)

    入力した暗号キーはメモしておくことをおすすめします。(無線LANアダプター設定時に必要になります。)

     

    WEPで暗号化する場合

    上から順に設定します。

    SSIDの選択 設定するSSIDを選択します。
    SSID通知 SSIDの通知の[有効][無効]を設定します。
    WMM WMM機能は常に有効です。
    暗号化 [WEP]を選択します。
    認証方式 [自動]で固定です。
    キーの長さ [64bit]または[128bit]を選択します。
    キーの種類 暗号化キーの文字の処理を選択します。
    [ASCII(5文字)][16進数(10文字)][ASCII(13文字)][16進数(26文字)]から選択します。
    デフォルトキー どの暗号化キーを使うか指定します。
    暗号化キー1〜4 暗号文字を入力します。
    セキュリティのため、英字、数字をおりまぜたランダムなキーを設定してください。
    64ビット-ASCII 任意のWEPキーを入力します。
    (半角英数字で5文字で入力します。)
    例:AB1CD
    64ビット-16進数 任意のWEPキーを入力します。
    (0〜9、A〜Fで10文字入力します。)
    例:AB1CD2EF3G
    128ビット-ASCII 任意のWEPキーを入力します。
    (半角英数字で13文字入力します。)
    例:AB1CD2EF3G
    128ビット-16進数 任意のWEPキーを入力します。
    (0〜9、A〜Fで26文字入力します。)
    例:01234567890123456789ABCDEF
    ※入力したWEPキーはメモしておくことをおすすめします。
    (無線LANアダプター設定時に必要になります。)
    ※ServicePack1にアップグレードしていないWindows XPでは、[キーの長さ]と[キーのインデックス]が、弊社Web設定の表記と異なります。
    それぞれ以下のように読み替えてください。
    40ビット=64ビット、104ビット=128ビット
    キー0=キー1、キー1=キー2、キー2=キー3、キー3=キー4
    ※ご使用の無線LAN製品によっては、[128ビット]に対応していない製品(弊社製WN-B11/USB、WN-B11/PRSなど)があります。
    これらの製品は使用できません。

     

  7. [設定]をクリックします。

     

  8. 「設定反映中。 しばらくお待ちください」の画面になります。
    元の画面に戻るまでしばらくお待ちください。

以上で、設定は完了です。

参考 本製品と通信する無線LANアダプター側も、本製品に設定した[SSID]、[暗号化設定]、[暗号キー]と同じ値を設定します。
無線LANアダプターの取扱説明書をご覧いただき、本製品の設定と同じ値に設定してください。
参考 変更した[SSID]をメモしておいてください。
ここで設定する[SSID]の値は、本製品と無線通信する無線LANアダプターの設定時に必要になります。
本製品に設定する[SSID]の値をメモしておくことをおすすめします。
参考 「QRコネクト用QRコード生成サイト」にて、変更したSSIDと暗号キーのQRコードを作成することができます。
無線LAN設定用QRコードを作成すれば、SSIDや暗号キーを変更した後でも、簡単設定アプリ『QRコネクト』を利用して、スマートフォンを簡単に接続できます。
(『QRコネクト』の利用方法については、「iPad/iPhone/iPod touchを接続する場合」または「Androidを接続する場合」をご参照ください。)
参考 チャンネルの選び方 2.4GHz帯(IEEE802.11g/b)の無線で選択するチャンネル

2.4GHz帯の無線では1〜13 chまで選択できます。(一部製品では1〜14 chまで)

複数の無線ネットワークを使用する場合、隣り合ったチャンネルは、電波の帯域が重なるため通信にロスを生じます。

電波到達範囲内で複数の無線ネットワークが存在する場合は、下の表をご覧になり、帯域が重ならないように設定することをおすすめします。

また、14ch(2473〜2495MHz)は、IEEE802.11、IEEE802.11bで使用されている可能性がありますので、重ならないように設定することをおすすめします。

例)無線ネットワークが3つある場合は、それぞれ1,6,11チャンネルに設定

参考 チャンネルの選び方 5GHz帯(IEEE802.11ac Draft/a/n)の無線で選択するチャンネル

5GHz帯の無線では以下のチャンネルが使用できます。

5.2GHz帯(W52):36,40,44,48  
5.3GHz帯(W53):52,56,60,64
5.6GHz帯(W56):100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140

■ 本製品の5GHz帯は、屋外で使用しないでください。製品を屋外で使用する場合は、2.4GHz帯をご利用ください。
法令により、5GHz帯のW52(36,40,44,48ch)、W53(52,56,60,64ch) を屋外で使用することは禁止されています。
5GHz帯のW56(100〜140ch)は法令により屋外での使用が可能ですが、本製品でW56のチャンネルを指定した場合でも、レーダー波を検出した場合は、屋外で使用が禁止されているW52やW53へ自動的にチャンネルが変更される場合があります。そのため屋外で使用する必要がある場合は、2.4GHz帯をご利用ください。

■ 5GHz 帯で使用するチャネルは36,40,44,48ch(W52) と52,56,60,64ch(W53) と100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140ch(W56) です。34,38,42,46ch(J52) の装置との通信はできません。

■ W53(52,56,60,64ch)またはW56(100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140ch)を選択した場合は、 法令により次のような制限事 項があります。  
・各チャネルの通信開始前に、1分間のレーダー波検出をおこないますので、その間は通信をおこなえません。
・通信中にレーダー波を検出した場合は、自動的にチャネルを変更しますので、通信が中断されることがあります。

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