用語解説困ったときにはご注意本マニュアルでの呼び方/マークの説明
 
無線LANの設定を変更する  
 

暗号化設定をする

  本製品の設定画面で設定します。
注意
     
ここで設定する[暗号化]の値は、本製品と無線通信する無線LANアダプターの設定時に必要になります。
     
    本製品に設定する[暗号化]の値をメモしておくことをおすすめします。
     

 

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設定画面の[基本設定]→[無線LAN設定]をクリックします。

 

[暗号化設定]をします。

どの暗号の種類を選べばいいの?

本製品と無線LANアダプターの暗号化の種類を一致させる必要があります。
本製品と通信する無線LANアダプターが対応している暗号の種類(WEP、WPA-PSK、WPA2-PSK)を確認してください。(詳しくは、無線LANアダプターの取扱説明書をご覧ください。)
無線LANアダプターが[WPA-PSK]や[WPA2-PSK]に対応している場合は、WEPより高度な暗号化である[WPA-PSK]や[WPA2-PSK]に設定することをおすすめします。無線LANアダプターが[WEP]のみに対応の場合は、[WEP]に設定してください。
参考
     
WPA、WPA2とは
    WPA、WPA2とは、「Wi-Fi Protected Access」の略で脆弱性が指摘されるWEPに代わる新しいセキュリティ規格です。TKIP/AESという暗号化方式を利用しています。TKIPとは、(Temporal Key Integrity Protocol)という暗号化方式で、一定時間ごとに鍵を更新し、1つの暗号鍵を長い期間、共有して使うWEPと比べてより安全な通信が可能となりました。
     
 

 

●暗号の種類を次の中から選択してください。

WPA-PSKで暗号化する場合
WEPで暗号化する場合
WPA2-PSKで暗号化する場合

 

WPA-PSKで暗号化する場合

上から順に設定を行います。設定ができたら、へお進みください。

1.認証方式

[WPA-PSK]または[WPA/WPA2-PSK]を選択します。

2.暗号化方式

通信する無線LANアダプターが対応しているモードを選択します。

TKIP

TKIPを使用して暗号化します。

AES

TKIPより高度なAESを使用して暗号化します。

3.Pre Shared Key

セキュリティのため、英字、数字をおりまぜたランダムなキーを設定してください。

ASCII(8〜63文字)

任意のPre Shared Keyを入力します。
(半角英数字で8〜63文字で入力します。)

16進数(64文字)

任意のPre Shared Keyを入力します。
(0〜9、A〜Fで64文字入力します。)

入力したPre Shared Keyはメモしておくことをおすすめします。(無線LANアダプター設定時に必要になります。)

4.更新間隔

WPA-PSKで使用するキーの更新間隔を設定します。(単位は秒)
[0]に設定するとキーを更新しません。

 

 

WEPで暗号化する場合

上から順に設定を行います。設定ができたら、へお進みください。

1.認証方式

[Open System]または[Shared Key]を選択します。

2.暗号化方式

[WEP]を選択します。

3.キーの長さ

[64ビット]、[128ビット]、[152ビット]から無線LANアダプターが対応しているものを選択します。

4.キー1〜4

通常は、[キー1]のみ設定します。
セキュリティのため、英字、数字をおりまぜたランダムなキーを設定してください。

64ビット-ASCII
任意のWEPキーを入力します。
(半角英数字で5文字入力します。)
例)ABCDE

64ビット-16進数

任意のWEPキーを入力します。
(0〜9、A〜Fで10文字入力します。)
例)0123456789
128ビット-ASCII
任意のWEPキーを入力します。
(半角英数字で13文字入力します。)
例)ABCDEFGHIJKLM

128ビット-16進数

任意のWEPキーを入力します。
(0〜9、A〜Fで26文字入力します。)
例)01234567890123456789ABCDEF
152ビット-ASCII
任意のWEPキーを入力します。
(半角英数字で16文字入力します。)
例)ABCDEFGHIJKLMNOP

152ビット-16進数

任意のWEPキーを入力します。
(0〜9、A〜Fで32文字入力します。)
例)012345678901234567890123456789AB

入力したWEPキーはメモしておくことをおすすめします。(無線LANアダプター設定時に必要になります。)


※ServicePack1にアップグレードしていないWindows XPでは、[キーの長さ]と[キーのインデックス]が、弊社Web設定の表記と異なります。それぞれ以下のように読み替えてください。
40ビット=64ビット、104ビット=128ビット
キー0=キー1、キー1=キー2、キー2=キー3、キー3=キー4

参考
     

WEP(152ビット)について

    152ビット暗号化はIEEE802.11規格で定義されている機能ではなく、他社製無線LANアダプターとの接続を保証するものではありませんので、ご了承ください。
152ビットで設定する場合は、通信相手も152ビットの暗号化に対応している必要があります。
     
ご使用の無線LAN製品によっては、[128ビット]に対応していない製品(弊社製WN-B11/USB、WN-B11/PRSなど)があります。これらの製品を使用する場合は、[64ビット]で設定してください。
     
 

 

WPA2-PSKで暗号化する場合

上から順に設定を行います。設定ができたら、へお進みください。


※[暗号モード]は、[AES]で固定です。


1.暗号化設定

[WPA2-PSK]または[WPA/WPA2-PSK]を選択します。

2.暗号化方式

通信する無線LANアダプターが対応しているモードを選択します。

AES

TKIPより高度なAESを使用して暗号化します。

3.Pre Shared Key

セキュリティのため、英字、数字をおりまぜたランダムなキーを設定してください。

ASCII(8〜63文字)

任意のPre Shared Keyを入力します。
(半角英数字で8〜63文字で入力します。)

16進数(64文字)

任意のPre Shared Keyを入力します。
(0〜9、A〜Fで64文字入力します。)

入力したPre Shared Keyはメモしておくことをおすすめします。(無線LANアダプター設定時に必要になります。)

.キーの更新間隔 WPA2-PSKで使用するキーの更新間隔を設定します。(単位は秒)
[0]に設定するとキーを更新しません。

 

画面下の[設定]ボタンをクリックします。

 

これで本製品の設定は完了です。

本製品と通信する無線LANアダプター側も、本製品に設定した「認証方式」「暗号化方式」「WEPキー」または「PreSharedKey」と同じ値を設定します。

無線LANアダプターの取扱説明書をご覧いただき、本製品の設定と同じ値に設定してください。

 
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