Press Release
05-PR004
2005年3月2日

ストレージ製品に、セキュリティ機能「iSPIS」を搭載

個人情報保護法の施行を前に、
各種セキュリティ機能を標準搭載したストレージ製品を発売。


株式会社アイ・オー・データ機器(以下 アイ・オー・データ)は、ハードディスク、MO、USBメモリーといった各種ストレージ製品を皮切りに、「iSPIS(アイ・スパイス)」と名づけたセキュリティ機能を搭載していくことを発表します。

2005年4月より個人情報保護法が施行されるにあたって、パソコンに蓄積された情報の保護対策が急がれています。法人においては、盗難・紛失といった非常時に備えると同時に、内部からの情報漏えいに注意するなどの日常的な対策が求められています。一方、パソコンのコモディティ化に加え、ストレージデバイス(外部記憶装置)の大容量・低価格・小型軽量化の進行から、誰でも簡単にデータを扱い、持ち運べるようになったことから、従業員ひとりひとりについても、セキュリティ意識の向上がいっそう促されます。

こうした状況を背景に、アイ・オー・データは、個人レベルでコストを掛けずに簡単に導入できるセキュリティ対策として「iSPIS」を提案します。ドライブのロック機能・自動暗号化機能・分割保存機能といった本格的なセキュリティ機能を製品に標準搭載することにより、ユーザーのセキュリティ環境の底上げを図り、意識の向上を促すとともに、万一の事態に備えた安全な環境の構築を提案してまいります。
「iSPIS」を搭載した新製品は3月下旬より順次発売予定です。

【「iSPIS」について】

「iSPIS」(information Security & Protection by I-O DATA Solution)とは、アイ・オー・データの各種セキュリティ機能の総称です。具体的には、以下の機能が挙げられます。

・ロック機能:「HDDロック」「SUGate」
ドライブをハードウェアレベルで機能しない状態にロックする機能。盗難・紛失などによって、デバイスが第三者の手に渡っても、データの読み出しができないので、万一の事故に備えることができます。
・自動暗号化機能:「暗号フォルダ」
任意のフォルダやドライブに対し、自動的に暗号化を施す機能。特別な操作なく暗号化を行えるので、更新頻度の高いデータ・持ち運ぶ機会の多いデータに対する日常的な対策が行えます。
・分割保存機能:「e-割符 v2/v3/SU」
データを複数の"割符"に分割し、それぞれの割符を任意の場所に保存できる機能。全ての割符が揃わないと元データへの復元ができないので、重要情報の持ち出しに際し二重三重に保護することができます。
・データ自動消去機能:「VOLATILE」
USBメモリー内の"揮発フォルダ"においたデータを、作業終了後に自動消去できる機能。「e-割符 SU」と組み合わせれば、パソコン・USBメモリーにもいっさい情報を残さずに重要データを参照でき、盗難・紛失に備えることができます。

【「iSPIS」搭載製品/搭載予定製品】

  • HDH-SUシリーズ (ハードディスク,3月下旬発売予定) 「HDDロック」「暗号フォルダ」 搭載
  • HDW-UESシリーズ (ハードディスク,3月下旬発売予定) 「HDDロック」「暗号フォルダ」 搭載
  • HDPX-SUシリーズ (ハードディスク,4月下旬発売予定) 「HDDロック」「暗号フォルダ」「e-割符v3」搭載
  • HDH-UEH/HDZ-UESシリーズ(ハードディスク,発売中) 「HDDロック」「暗号フォルダ」 ※後日アップデートにて対応予定
  • MOC2/MOA/MOH2/MOP2シリーズ(MOドライブ,発売中) 「e-割符v2」 搭載 ※以後「v3」に切り替え予定
  • ED-Sシリーズ(USBメモリー,受注生産・3月下旬発売予定) 「VOLATILE」「SUGate」「e-割符SU」 搭載

【本リリースに関するマスコミ問合せ窓口】
アイ・オー・データ機器 営業支援部 広報グループ
担当:荒部谷(あらべや)・渡辺(わたなべ)・九鬼(くき)
TEL.03-4288-1054


【お客様の問合せ窓口】
インフォメーションデスク:
03-4288-1039 06-4705-5544 076-260-1024
【会社概要】
株式会社アイ・オー・データ機器
代表取締役社長:細野 昭雄
本社:石川県金沢市
資本金:35億8,807万円
(JASDAQ上場)
ホームページ http://www.iodata.jp

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