Press Release
06-PR009
2006年5月23日

株式会社アイ・オー・データ機器


「Windows® Storage Server 2003 R2」搭載の
ネットワークミラーリングディスクの開発に着手

2006年後半を目処に法人向けに展開


株式会社アイ・オー・データ機器(代表取締役社長:細野昭雄、本社:石川県金沢市、以下 アイ・オー・データ)は、マイクロソフト株式会社(以下マイクロソフト)の「Microsoft® Windows® Storage Server 2003 R2」を搭載したストレージ製品の開発に着手したことを発表いたします。本製品はマイクロソフトが提唱する「ユニバーサル分散ストレージ」に準拠した、ミラーリング機能搭載のネットワーク接続のハードディスクで、2006年秋を目処に法人市場に投入予定です。マイクロソフトの最新OSと、高速なGigabit(ギガビット)ネットワークの融合により、日ごろ使い慣れているWindows®の操作感を備えた、パフォーマンスの高いストレージソリューションの提供を目指します。

■ ミラーリングと現在開発中の製品について

2台のハードディスクに対し、同時にデータを記録する機能をミラーリングと呼びます。一方のハードディスクが故障しても、もう1台のハードディスクからデータを読み出し、システムの復旧を速やかに行うことができるため、継続運用が必須となる企業ユーズに最適です。アイ・オー・データは、ホットスワップ対応のネットワーク接続型のハードディスクに、ミラーリング機能を実装した「HDLM-Uシリーズ」を2004年より法人向けに展開しており、そこで培ったノウハウを現在開発中の製品に積極的にフィードバックしてまいります。

開発中製品の機能概略

・ Windows® Storage Server 2003 R2 Workgroup 搭載
・ 自社開発ハードウェア RAID1コントローラ「DELTA2」搭載
・ 最大5台までのプリンタを共有可能なプリントサーバー機能搭載
・ サーバーやプリンタなどの資源やアクセス権を一括管理できる「Active Directory」をサポート
・ テキスト検索機能搭載
・ 利用状況の監視やレポート機能など多機能な管理ツール「File Server Resource Manager」 搭載
・ ライセンス認証済での出荷により、導入後すぐに利用可能

■ Windows® Storage Server 2003 R2とは

導入の容易さ、運用管理性の改善、エンドユーザーの生産性向上、ブランチ オフィスのニーズに応えられる機能の提供といった利点をお客様に提供することが可能な、ファイル サービスとプリント サービスに特化した専用サーバーオペレーティングシステムであり、専用サーバーとして最適化され提供される製品です。
マイクロソフトは「ユニバーサル分散ストレージ」のコミットメントを通じて、SANソリューションを全てのお客様にとって容易に利用できるストレージプラットフォームとして本オペレーティングシステムを位置づけており、Windowsを使用しているお客様の環境においてiSCSIプロトコル利用が増加していることに対応し、iSCSI SANソフトウェア ブート テクノロジのインテグレーションを実現、普及をはかっていく方針です。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/japan/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

本件に関するお問い合わせ

株式会社アイ・オー・データ機器 広報担当:武井、納富、荒部谷
TEL: 03-4288-1054

マイクロソフト株式会社 広報部:岡部・荒井・石井・荒木・宮田・芳賀
TEL: 03-4523-3210 FAX: 03-4523-3209  E-mail: mskkpr@microsoft.com

* Microsoft、(その他商標・登録商標名)は、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。


【会社概要】
株式会社アイ・オー・データ機器
代表取締役社長:細野 昭雄
本社:石川県金沢市
資本金:35億8,807万円
(JASDAQ上場、証券コード:6916

ホームページ http://www.iodata.jp


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