株式会社アイ・オー・データ機器

Press Release
06-PR013
2006年6月23日

株式会社アイ・オー・データ機器


パソコンの映像・音楽・静止画データを
テレビの大画面で楽しめる次世代ネットワークメディアプレーヤー

HDMI端子搭載、自社設計で画質・音質クオリティを徹底的に磨きぬいたプレミアムモデル


株式会社アイ・オー・データ機器(以下 アイ・オー・データ)は、パソコンやDVDレコーダー内に保存した映像、音楽、静止画のデータを、ネットワーク経由で大画面テレビに出力できるネットワークメディアプレーヤー、
「AVeL LinkPlayer」(アベル リンクプレーヤー 以下「LinkPlayer」)の3代目となる新モデルを発売いたします。目標出荷台数は全ラインアップ合わせて年間5万台としております。

本製品は、2004年9月に発売された前モデル「AVLP2/DVDシリーズ」の後継機種にあたります。DLNAガイドラインへの正式対応による家電機器との連携、完全な新コンセプトによる直感的な操作感や、HDMI出力端子の標準搭載などが主な特徴です。そして、ハイビジョン時代の到来に向けて、使用部品の選定に徹底的にこだわり、基板・回路設計を自社設計することで、映像・音声ともにAV音響機器に迫るクオリティを実現しました。他社同等製品と比較しても圧倒的な優位性を誇る本製品を、一般家電ユーザー層にまで広く訴求することで、ネットワークメディアプレーヤー市場の裾野をさらに拡大してまいります。
AV-LS300D
 製品型番 希望小売価格 出荷時期 備考
AV-LS300DW ¥37,000 6月末 無線/有線LAN搭載モデル
AV-LS300D ¥33,800 7月中旬 有線LAN搭載モデル

【ネットワークメディアプレーヤーとは】
ネットワークメディアプレーヤーとは、家庭内のLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)上のパソコンや家電機器に保存された、映像・音楽・静止画などのマルチメディアコンテンツを、テレビの大画面に出力する機器です。
また、ネットワーク経由だけでなく、本体標準搭載のDVDドライブによる、市販DVDビデオ、CDの再生や、パソコンで作成したDVD±R、CD-R/RWメディア内のデータ形式からの再生が可能です。さらにはUSB端子を2ポート搭載しているので、ポータブルハードディスクやUSBメモリーからのデータ再生も可能です。
その他、当社製ネットワーク接続型ハードディスク「HDL-GX/Gシリーズ」に保存されたコンテンツの再生も可能です。
※ 「HDL-GXシリーズ」および「HDL-Gシリーズ」は後日ファームウェアのアップデートにてDLNA対応予定。

【DLNAと「DiXiM(ディクシム)」採用の背景】
DLNA(Digital Living Network Alliance)とは、ネットワーク接続された家電機器、パソコン、携帯機器などが、相互にデジタルコンテンツを共有・利用できる規格です。本製品は、ファームウェアに当社でカスタマイズを加えたDigiOn(デジオン)社製「DiXiM」を採用し、サーバーアプリケーションとして「DiXiM Media Server(ディクシムメディアサーバー)」を添付しました。「DiXiM Media Server」は、DLNAガイドラインに沿ったアプリケーションで、これをパソコンにインストールすることで、目的に合わせた映像・音楽コンテンツを、LinkPlayer上からすぐに検索可能になります。「DiXiM」は大手家電メーカーおよびPCメーカーでの採用実績も高く、LinkPlayerにおいても、より家電製品に近い操作感と高い互換性を実現します。

【主な特長】
(1) 信頼と品質の自社設計
特にオーディオ部分は、S/N比120dB以上、歪率0.001%以下、周波数特性-1.00dB@48kHz
(すべてJEITA基準測定法に基づいた当社調べ)という音響メーカー製品並みの音質を誇ります。
(2) HDMI出力端子を搭載 (ネットワークメディアプレーヤーとしては業界初)
音声と映像を1本のケーブルでデジタル接続できるので、フルデジタルでハイビジョンテレビに出力できます。
※2006年6月23日現在、当社調べ
(3) DLNAガイドラインに正式準拠
本製品と、SONY RDZ-D97A/D77AなどDLNAに対応した機器間でコンテンツの相互共有が可能です。
(4) NTFSファイルシステムに対応
従来の「FAT16/32」に加え、Windows XP®の標準ファイルシステムである「NTFS」でフォーマットした外付けUSB接続のハードディスクも、本製品のフロントパネルのUSB端子に接続可能になりました。サイズの大きい長時間映像ファイルもそのまま鑑賞できます。 (「FAT32」では1ファイル最大2Gバイトまでの制限)
(5) 豊富な再生映像形式
メインプロセッサとして、米国SigmaDesigns社製「EM8620L」を採用。MPEG-1/2、DivXやWMVはもちろんのことUSB接続によるISO形式(ディスクイメージ)の再生にも対応しました。
(6) 無線ダイバシティアンテナ搭載(AV-LS300DWのみ)
ダイバシティアンテナも搭載し、送受信感度も大幅に向上させました。

【主な仕様】
・外形寸法(W×D×H) 430mm×267mm×50mm (突起物を除く)
・質量 約3.1kg(本体のみ)
・対応フォーマット 映像: WMV9/DivX®Video 3,4,5/MPEG-1/MPEG-2
画像: JPEG/BMP/PNG  
音声: WMA9/WMA9 Pro/MP3/PCM(WAVE) 
イメージ: ISO
※アナログ音声出力のみ対応
・対応メディア DVD -R / -RW / +R / +RW /+R DL / CD-R / -RW
・対応メディアフォーマット DVD-Video / CD-DA / DVD-ROM / CD-ROM
・有線LAN 10BASE-T/ 100BASE-TX(RJ-45) ×1
・無線LAN IEEE802.11b/ g (無線LAN高速化技術「Super GTM」対応)
暗号形式: WEP64/ 128bit/ WPA-PSK(TKIP)/ WPA2-PSK(AES)
・USBホストインターフェイス機能 USB 2.0ポート(前面) ×2
マスストレージクラス対応 HDD・カードリーダ・USBメモリーをサポート
(NTFS/FAT対応)
・映像・音声出力端子 HDMI端子出力  ×1 、D端子出力(D4出力対応)  ×1
コンポジットビデオ出力 ×1、 S-ビデオ出力(S1・S2対応) ×1
アナログ音声出力(L/R) ×1 、光デジタル音声出力 ×1

そのほか製品仕様の詳細については、当社ホームページにてご確認ください。

【報道用画像データについて】
本製品の報道用製品写真データを、当社ホームページ内 広報サイトにてご用意しております。
http://www.iodata.jp/press/photo/

2006/08/04訂正:当初記載のあったDivX®Video 6の対応は動作検証中につき削除いたしました。


【本リリースに関するマスコミ問合せ窓口】
アイ・オー・データ機器 営業支援部 広報グループ
担当: 武井・納富(のうとみ)・荒部谷(あらべや)
TEL.03-4288-1054


【お客様の問合せ窓口】
インフォメーションデスク:
TEL.03-4288-1039 06-4705-5544 076-260-1024

【会社概要】
株式会社アイ・オー・データ機器
代表取締役社長:細野 昭雄
本社:石川県金沢市
資本金:35億8,807万円
(JASDAQ上場、証券コード:6916

ホームページ http://www.iodata.jp


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