Windows Storage Server 2012 Workgroup Edition 搭載 4ドライブモデルHDL-Z4WMCシリーズ

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HDL-Z4WMCシリーズ

HDL-Z4WMCシリーズは、最新のWindows Storage Server 2012 Workgroup Editionを搭載したハイパフォーマンスNAS<4ドライブモデル>です。低振動で省電力な高信頼ハードディスク「WD Red」を搭載、ハードディスクドライブも含めた3年保証を実現しました。また、高クロックになったIntel® Atom™デュアルコアプロセッサや、これまでの倍増となる4GBのメモリーを搭載することで、さらなるパフォーマンスアップを実現しました。バックアップソフトウェアやウィルス対策ソフトウェアを、より快適に動作させることが可能なほか、大量のサーバーデータのバックアップも高速に行えます。

※表記の容量は、装置容量です。使用するRAIDモードによって、利用可能な容量は異なります。詳しくは、本ページ下部の特長説明をご覧ください。

本商品に関するホワイトペーパーをご用意しています。掲載ページはこちら

型番 JANコード 仕様 価格 保守 サポート/取説 備考
HDL-Z4WM4C 4957180108858 4TB   グリーン購入法 ¥209,000
(税抜¥190,000)
ISS サポート  2015/1/21生産終了  後継品HDL4-Z22WATB04
HDL-Z4WM8C 4957180108865 8TB   グリーン購入法 ¥231,000
(税抜¥210,000)
ISS サポート  2014/6/4生産終了  後継品HDL4-Z22WATB08
HDL-Z4WM12C 4957180108872 12TB   グリーン購入法 ¥275,000
(税抜¥250,000)
ISS サポート  2015/3/25生産終了  後継品HDL4-Z22WATB16
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Windows Storage Server 2012 Workgroup Editionを搭載

先進機能を多数追加した「Windows Storage Server 2012 Workgroup Edition」を搭載しています。拡張性の高いデータ運用が実現可能です。

Windows Storage Serverが選ばれる3つのポイント

■ポイント1:低コスト
通常のWindows Server OSの場合、アクセスするクライアントの分だけCAL(Client Access License)の購入が必要ですが、Windows Storage Serverの場合はCALが不要なので低コストに導入が可能です。また、利用中に接続クライアント数を増やす場合でも追加費用が掛かりません。

■ポイント2:Active Directoryを利用可能
Active Directory環境の場合、登録されているユーザー情報を利用してファイル・フォルダーへのアクセス権限を設定可能。ユーザー情報を新たに設定する必要がなく、更新・管理の工数が少なくできるほか、複数台を導入した際も同じユーザー情報を各々に登録する必要がありません。

■ポイント3:ウイルス対策ソフトがインストール可能
ウイルス対策ソフトをインストールすることによりネットワークを介して感染するウイルスからNASを自身で守ることが可能です。

また、バックアップソフトをインストールしてWindowsサーバーのバックアップ先として利用することも可能です。
※一部ソフトウェアは本体内にインストールすることができません。

●ウィルス対策ソフトのパターンファイルの配信が可能
LAN DISKをウィルス定義パターンファイルの配信サーバーにすることで、クライアントPCのウィルス対策の負荷を減らしながらNASだけでなくネットワーク環境全体を最新のセキュリティ状態に保つことができます。

各種ソフトウェアとの動作確認結果について、詳しくは「ハードディスク対応 各種ソフトウェア一覧」をご確認ください。

ハードディスク対応各種ソフトウェア一覧

「NICチーミング」で高速通信と対障害性の向上を実現

2つのポートで高速通信と対障害性が向上!

2つのNIC(LANポート)を1つのポートとして認識して利用する「NICチーミング」に対応。

通常時は2つのポートで通信を分散処理するため、アクセス数が多くても高速通信することができます。
どちらか一方のLANポートに異常が発生した場合は、残ったLANポートで運用を継続。サービスを停止することなくご利用いただけます。

高速データ転送を実現するハイパフォーマンス

Atom デュアルコアプロセッサー/4GBメモリー

CPUにAtomデュアルコアプロセッサー、メモリーを4GB搭載したハイパフォーマンスモデル。複数ユーザーからの同時アクセスにも強いほか、バックアップソフトやウィルス対策ソフトをインストールした際も快適に動作可能です。

WD社の高信頼NAS用ハードディスク「WD Red」を採用

NAS用ハードディスク「Red」

「Red」ロゴ

Western Digital社のNAS用ハードディスク「WD Red」を搭載しています。
24時間、常時稼働が前提のNAS運用において課題になりやすい熱・振動への対策、電力消費が改善がされ、さらに長期3年保証を実現した高信頼ハードディスクです。

<WD Redのポイント>

・長期3年保証を実現
従来モデルは1年だったHDDの保証期間を延長しました。

・省電力
常時稼働時のNASの運用コストを削減します。

・熱、振動に強い
NAS本体内の温度上昇や振動による故障のリスクやパフォーマンスの低下を低減します。

「WD Red」について詳しくはWestern Digital社ホームページをご確認ください。

RAID機能で万一のHDD故障に備える

4台のハードディスクを搭載し、RAID 0(ストライピング)およびRAID 5(出荷時設定)を構成可能です。RAID 5を構成時には、4台のうち1台のハードディスクが故障した場合にも、ハードディスクを交換することでデータを損失することなく復旧が可能です。

  RAID 0 RAID 5
(出荷時設定)
交換用カートリッジ
利用可能な容量 4TBモデル 4TB 3TB HDLZ-OP1.0R
8TBモデル 8TB 6TB HDLZ-OP2.0R
12TBモデル 12TB 9TB HDLZ-OP3.0R

万が一の事態にもシステムの安全な運用が可能なよう、ハードディスクのOS領域とデータ保存領域が別々のパーティションに分かれています。また、OS領域についてはデータ領域のRAID設定にかかわらずRAID 1が設定され、冗長性が確保されています。

RAID機能で万一のHDD故障に備える

※ OS領域は約100GBとなります。

バックアップにも便利なマルチディスクモード

4つのドライブを独立管理し、各ドライブにドライブレターを割り付けするモードです。 3つのハードディスクドライブには共有データを保存し、1つにはバックアップをするなど、柔軟な運用が行なえます。

マルチディスクモード

ホットスワップに対応

RAID5で運用中に故障したハードディスクは、ファイルサーバーの運用を停止することなく通電したまま交換が可能。専用のカートリッジ式ハードディスク(HDLZ-OPRシリーズ)を採用し、どなたでも簡単かつ安全に交換が可能です。

充実した拡張機能を搭載

(1)2つのLANポートを搭載

2つのLANポートを搭載しているので、セグメントの異なるネットワークの間で共有利用することが可能です。もちろん「NICチーミング」を利用して同一セグメント内で高速通信、冗長構成を設定できます。

2つのLANポートを搭載

(2)eSATA、USBポートに外付HDDを増設可能

eSATA、USBポートに外付ハードディスクを接続することで、保存容量を増設し共有ファイルを保存したり、本体のデータのバックアップ先として利用が可能です。

eSATA、USBポートに外付HDDを増設可能

バックアップ・増設用ハードディスク一覧

<Windows Server Backupが利用可能>
Windows Storage Server 2012の標準機能である“Windows Server Backup”で毎日の本体のバックアップを自動で行うことが可能です。
また、2TB を超える大容量ボリュームもそのままバックアップが可能です(最大 16TB まで)。

※NASをバックアップ先とする場合、当社WindowsStorageServer搭載NAS、HDL-XR/XVシリーズのみご利用可能です。
※Windows Server OS の仕様により、ネットワーク上の共有フォルダにバックアップを作成する場合は、毎回上書きフルバックアップとなります。

毎日決まった時刻に、もしくは1日のうちに複数回数のバックアップの設定が可能です。

 
●バックアップデータにもセキュリティ対策を!

LAN DISK Zシリーズに保存した大切なデータ。せっかく外付けハードディスクにバックアップしても、その外付けハードディスクを持ち去られてしまっては、情報漏えいにつながりかねません。
LAN DISK Zシリーズと暗号化機能搭載ハードディスク「HDJ-HSUシリーズ」を組み合わせて使用することで、バックアップデータを暗号化して守ることができるので安心です。

※管理ソフトウェア「SHGate Service」をLAN DISK Zシリーズにインストールする必要があります。
「SHGate Service」のダウンロード(サポートライブラリ)
⇒ HDJ-HSUシリーズ

管理者向けの機能も充実

(1)ユーザーに代わりNASを見守るサービス「NarSuS」に対応

NarSuS

お客様に代わってNASの状態をネットワーク経由で監視するクラウド管理サービス「NarSuS(ナーサス)」を無償提供。設置場所を問わず複数台のNASを一括管理できるので、管理者の負担を大幅に削減できます。


■トラブル時の正常復帰をサポート

NarSuS

「NarSuS」の詳細はこちら

さらに、インターネットに接続できない環境下に設置されたNASも管理できる「NarSuS リンク」も利用可能。
「NarSuSリンク」の詳細はこちら

(2)リモートデスクトップ接続または本体にディスプレイを接続して管理可能

HDL-Z4WMCシリーズに対する設定は2つの方法で行えます。

<リモートデスクトップ接続>
本体を直接操作することなく、ネットワークを経由して遠隔操作を行うことが可能です(リモートデスクトップ接続)。設置場所に液晶ディスプレイやキーボードなどの入力機器を設置する必要がなく、管理者が自席から対象機を操作することが出来ますので便利です。

設置場所にディスプレイやキーボードなどを持ち込まなくて良い

本体にディスプレイと入力機器を接続して設定する


<本体にディスプレイと入力機器を接続して設定する>

本体背面のVGAコネクターおよび、USBポートにそれぞれディスプレイとUSBキーボード・マウスなどを接続して操作します。ネットワークに接続する前や、ネットワークの障害などでリモートデスクトップ接続が利用できない場合に有効な設定方法です。

(3)複数サーバーを統合管理

Active Directory環境下なら、1台の本製品にログインするだけで複数台のWindows Server 2012/Windows Storage Server 2012搭載機を集中管理可能です。
装置ごとにリモートデスクトップ先を切り替えたり、ディスプレイやキーボードをつなぎ直さなくとも、まとめて管理できるようになります。

複数のサーバーを同時に管理できる!

(4)専用管理ソフトで簡単に設定を変更可能

専用管理ソフトで一括して設定を変更可能

インストール済の管理ソフト“ZWSマネージャー”で各種の設定を変更することが可能です。

<ZWSマネージャーで設定可能な項目>

設定可能項目 備考
RAIDモードの変更 データボリュームのRAIDモードを変更できます。
本体ファン回転数と内部温度 本体ファン回転数と内部温度が確認できます。
メール設定 本体の情報を発信するメール通知の設定が行えます。
<温度異常の通知>
<ハードディスク障害>
<FAN 異常>など
温度異常の通知
Func.ボタン設定 本体前面のFunc.ボタンにアプリケーションを割り当てられます。
<Func.ボタン>
HDDアンプラグ設定 HDDの故障時に、故障HDDの取り外し処理を行うことができます。

(5)リカバリーDVD付属

リカバリーDVDを添付していますので、DVD-ROMドライブを接続してリカバリーDVDが起動することにより、簡単にシステムリカバリーが可能です。

サーバー環境と連携する様々な機能

Windows Storage Server 2012は、Windowsサーバー環境と連携することで様々な機能を利用することが可能です。

(1)iSCSIのストレージとして使う

ハードディスクなどの記憶装置の接続で利用されるSCSIコマンドを、ネットワーク上で受け渡しができるようになるiSCSIターゲット機能を利用可能。
本製品をiSCSIターゲットとして設定することにより、既存サーバーの容量増設、バックアップ先ストレージとして利用も可能です。

iSCSIのストレージとして使う

iSCSIターゲット機能により、本製品上に作成した仮想ディスク(VHDX)をiSCSIストレージとして提供することができます。

※iSCSIストレージを利用するには、iSCSIイニシエーターが必要です。
※iSCSIイニシエーターは次のOSで標準サポートされています。(Windows 8、Windows 7、Windows Vista、Windows Server 2008以降)
※次のOSでiSCSIイニシエーターを利用するにはMicrosoftダウンロードセンターより「Microsoft iSCSIイニシエーター」をダウンロードしてインストールする必要があります。(Windows XP、Windows Server 2003)
※仮想ディスク(VHDX)の最大容量は 16TB までとなります。

(2)共有フォルダーのシャドウコピー機能を搭載

管理者が設定したスケジュールに基づいて、自動で本製品の共有フォルダーのシャドウコピーが作成できます。これにより、ユーザーが誤ってファイルを削除してしまった場合などに、履歴をさかのぼって削除した ファイルをエクスプローラーやMicrosoft Officeなどの主要なアプリケーションから自分で直接復元できます(※)。

※共有フォルダーのシャドウコピー機能を利用する場合にはクライアントパソコンにWindows XP SP2以降が必要です。

共有フォルダのシャドウコピー機能を搭載

(3)DFSレプリケーション機能

DFSレプリケーション機能

専用のソフトウェアを使わず、LAN DISK2台だけでレプリケーションが可能な「DFSレプリケーション」に対応。
WAN回線を使った遠隔地でのレプリケーションも可能、災害発生時も大切なデータを守ることができます。

※遠隔地のレプリケーションを行う際は、別途VPNルーターを使ったWAN回線が必要です。
※DFSレプリケーションを利用するには、LAN DISKがActive Directoryに参加している必要があります。また、2台のLAN DISKが同一フォレストにある必要があります。

(4)クォータ管理機能

LAN DISKが自動でファイルを管理

クォータ管理機能を搭載していますので、指定したボリュームやフォルダーの保存可能容量を制限してユーザーによる使いすぎを防ぎます。

安心の定額保守サービス「アイオー・セーフティー・サービス(ISS)」をご用意

アイオーではご導入から運用までをトータルにサポートする保守サービス「アイオー・セーフティー・サービス(ISS)」をご提供することで、お客様の継続的な事業運営を応援します。
 

安心の定額保守サービス「アイオー・セーフティー・サービス(ISS)」をご用意

アイオー・セーフティーサービス(ISS)について詳しくはコチラをご覧ください

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