EasyDisk Secure3/SecureV3「ED-S3/ED-SV3」シリーズ専用管理者用ソフトウェアSUM-S3

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SUM-S3

SUManager3(SUM-S3)は、USBメモリー「ED-S3、ED-SV3シリーズ(別売)」専用のソフトウェアです。
企業のシステム管理者様向けの管理者ソフトウェアで、USBメモリー「ED-S3、ED-SV3シリーズ」と組み合わせることによってログインログの閲覧やパスワードミスロックの解除、USBメモリーリストの作成等、ハイレベルな拡張機能を使用することができます。
また、パスワードポリシー等の各種ポリシーを10種類まで設定でき、仕様のカスタマイズが可能です。
型番 JANコード 仕様 価格 保守 サポート/取説 備考
SUM-S3 4957180082684 ¥52,800
(税抜¥48,000)
ISS サポート  2016/2/3生産終了  後継品SUHM
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USBメモリー「ED-S3、SV3シリーズ」用 管理者専用ソフトウェア

「SUManager3(SUM-S3)」はUSBメモリー「ED-S3シリーズED-SV3シリーズ(別売)」に対応した管理者専用ソフトウェアです。
パスワードポリシーを設定するなど、「ED-S3シリーズED-SV3シリーズ」の仕様をカスタマイズすることができたり、USBメモリーの使用履歴(ログ)を閲覧することができます。
USBメモリー「ED-S3、ED-SV3シリーズ」用 管理者専用ソフトウェア

企業ポリシーに従って、ED-S3、ED-SV3シリーズの仕様をカスタマイズ!

パスワードの詳細設定や各種仕様を企業ごとの考えによってカスタマイズ可能です。
設定可能な項目は以下です。
※赤字の機能については対応バージョンをご確認のうえ、ご利用ください(最新バージョンはサポートライブラリよりダウンロードできます)。


項目 標準設定 標準設定から変更可能な内容
使用期間設定機能 OFF EasyDiskの使用期間を設定でき、使用期限を超えると使えなくなる機能です。
Winny/Share対策機能
(Ver.1.10以降対応)
OFF ログイン時に、対象Winny/Shareを起動中の場合は強制終了させます。
Mode1:ログイン中は対象Winny/Shareの起動を阻止します。
Mode2:USBメモリーを抜いた後も対象Winny/Shareの起動を阻止します。(※1)
初回起動時強制パスワード設定 ON 初回起動時にパスワードを強制的に設定させる機能をOFFにします。
ヒント表示 ON ヒントの使用をOFFにします。
パスワード変更 ON ユーザーによるパスワード変更機能をOFFにします。
パスワード最低文字数(1~16文字) 4文字 パスワード最低文字数を変更します。
パスワード文字制限(1~16文字) なし パスワードに英大、英小、数字、記号を最低何文字使用するという制限を設けます。
パスワード連続ミス可能回数(1~100回) 5回 パスワード連続ミス可能回数を変更します。
ヒントへのパスワード文字列設定禁止 OFF ヒントにパスワードと同じ文字列を設定できないようにします。
連続して同じパスワードの設定禁止 OFF パスワード変更をする際に、今と同じパスワードを設定できないようにします。
パスワード有効期限 なし パスワードの有効期限を設定します。期限が切れるとパスワードを変更しない限りはログインが不可能となります。
累積パスワードミス回数の警告(1~99回) 1回 パスワードをあと何回ミスしたら初期化が必要となるかを告知するタイミングを変更します。標準状態では、パスワードミス可能回数があと1回になった時点で警告を表示します。この警告を残り何回の時点で表示するかを選択可能です。
パスワードミスロック遠隔解除 OFF 従来製品では一度パスワード入力不可状態となったUSBメモリーは、管理者ソフトウェアに認識させたときのみ入力可能状態への復旧が可能でした。SUManager3で本設定をONにしたED-S3、SV3は、遠隔地でもパスワード入力可能状態への復旧が可能です。(※1)
マスターパスワード OFF 従来製品ではパスワードを忘れた際、内部のデータを救う方法はありませんでした。SUManager3で本設定をONにしたED-S3、SV3なら、データを消すことなくパスワードの再設定が可能です。
遠隔マスターパスワード機能
(Ver.1.11以降対応)
OFF 管理者とユーザーが離れていても、解除キーの発行により遠隔地のUSBメモリーのパスワードを強制的に変更できます。(※1)
使用OS制限 OFF 企業のポリシーに準じて、規定のOSのみでED-S3、SV3を使用させることができます。OSはサービスパックの指定も可能です。(サーバーOSは対象外)
ログイン後ファイル自動実行 未設定 ED-S3、SV3のデータ保存領域へログインした後、指定ファイルやURLを最大5件まで自動実行する設定が可能です。(※2)
PC識別 OFF 管理者が許可したPCのみログイン可能とする設定をONにします。(※3)
簡易PC識別 OFF 従来のPC識別とは異なり、PCの個体情報を収集・登録することなく使用PCの限定が可能です。本機能をONにしたED-S3、SV3は、SUManager3から発行する「CK-SetInfo」で登録(サービスをインストール)したPCでのみログインできます。(※3)
Autorun.inf自動削除 OFF 蔓延が広がっているオートランウイルスに簡易対策した機能です。ログイン時、データ保存領域にAutorun.infがあった場合に強制削除する機能をONにします。(Autorun.infファイルを完全に削除する機能ではありません)
データ保存領域サイズ変更 OFF データ保存領域のサイズを%指定で変更可能です。エンドユーザーに最低限の容量のみを使わせたい場合に使います。(データ保存領域の最小容量は約16MBです)
データ保存領域へのライトプロテクト設定 OFF データ保存領域を書込み禁止にできます。必要なファイルを書き込んだ後に設定を行うことで、ED-S3、SV3が読み込み専用になります。

※1 [ON]に設定しても、本機能はWindows 8/Mac OSではご利用いただけません。
※2 本機能はMac OSではご利用いただけません。
※3 本機能はMac OSではご利用いただけません。USBメモリーをMac OSで使用する場合は、[OFF]に設定してください。

企業ポリシー設定例

例えばこんな設定を行うことが可能です。
企業ポリシー設定例

あらかじめ「SUManager3」で対象とするUSBメモリーに設定を適用することで、管理者とユーザーが離れていても、解除キーの発行によりユーザーが強制的にパスワードを変更することができます。これにより、万が一ログイン用パスワードを忘れてしまった場合にも、データにアクセスすることが可能となります。

使用期間設定機能

出力したツールでEasyDiskシリーズの使用期間を設定することで、貸出運用等をより厳密に行っていただけます。
・設定した期間を超過したEasyDiskシリーズは、延長処理を行わない限り、パスワードログインができなくなります。
・使用期間設定ツール出力時に、起動パスワード、設定可能な最大日数が指定可能です。

※本機能は2012/12/26公開のアップデータを適用することでお使いいただけます。

Winny/Share対策機能で情報漏えいを防げる!

自宅PCなどでのWinny/Shareからのウイルス感染を防ぐ

管理者ソフトウェアSUM-S3での設定により、USBメモリー「ED-S3シリーズED-SV3シリーズ」での使用中に社内、自宅等で対象Winny/Share(※)の使用を強制的に禁止させることができます。
ウイルス感染等による、Winny/Share経由の情報漏えいリスクを最低限に抑えることができます。
またユーザーが特別な操作を行う必要がないため、簡単に導入できます。
選べる2つのモード!
※本製品はWinny2b7、Winny2b71、Share10_ex2などの主要バージョンに対応しています。
※本製品をご購入済みのお客様は、サポートライブラリよりアップデータを適用してご利用ください。
SUM-S3アップデータのダウンロード(サポートライブラリ)
※アップデート時には設定データ等も引き継がれます。

遠隔地のUSBメモリーのパスワードを強制的に変更できる

あらかじめ「SUManager3(for SC3)」で対象とするUSBメモリーに設定を適用することで、管理者とユーザーが離れていても、解除キーの発行によりユーザーが強制的にパスワードを変更することができます。これにより、万が一ログイン用パスワードを忘れてしまった場合にも、データにアクセスすることが可能となります。

こんな場合に便利

遠隔マスターパスワード機能

従来は遠隔地でパスワード入力不可状態となった場合、入力できる状態に復帰することはできましたが、パスワード自体がわからない限りデータへアクセスすることはできませんでした。

「遠隔マスターパスワード機能」を利用すると、パスワードを忘れてしまった場合でも、管理者と連絡を取ることで強制的なパスワード変更を行い、内部のデータにアクセスすることができます。

※本製品をご購入済みのお客様は、サポートライブラリよりアップデータを適用してご利用ください。
SUM-S3アップデータのダウンロード(サポートライブラリ)
※アップデート時には設定データ等も引き継がれます。

ログの記録・閲覧

SUManager3の操作ログを閲覧することができます。また、「ED-S3シリーズED-SV3シリーズ」を接続すると、パスワードロックソフトウェア「SUGate3、VGate3」のログも閲覧することができます。
「SUManager3」ログ関覧画面
「SUManager3」ログ関覧画面

パスワードミスロック状態のリセット

ED-S3シリーズED-SV3シリーズ」はパスワードを5回(標準設定)間違えるとロックがかかって、使用することができなくなります。通常であれば再利用するには初期化を行うしかなく、その場合内部のデータは全て消えてしまいます。しかしSUManager3管理下にある「ED-S3シリーズED-SV3シリーズ」であれば、ロック状態をリセットし、再度パスワードを入力可能な状態に戻すことができます(パスワードミス可能回数5回の場合、最大19回までリセット可能)。
さらに、ポリシー設定によって遠隔地でもリセットが可能です。

その他の機能

データ保存領域にライトプロテクトをかけ、書き込み禁止状態にすることが可能

ユーザーの使用する領域にライトプロテクトをかけ、書き込み・書き換えができない状態に設定可能です。
設定状態では、ウイルス感染等も防げる読み込み専用のUSBメモリーとしてご利用いただけます。
データ保存領域にライトプロテクトをかけ、書き込み禁止状態にすることが可能 [NEW!]
・使用開始時にSUManager3とED-S3、ED-SV3に添付の「SUKeyID3」で出力した企業固有のIDを付与。これにより他社が導入したSUManager3では自社のED-S3、ED-SV3の操作ができません。
・企業固有のIDを付与した「SUReset3」(初期化ソフトウェア)を出力可能。
・SUManager3に登録(初期化)したED-S3、ED-SV3のUSBメモリーリストを生成補助する機能を搭載(USBシリアル、所属、氏名など)。
・SUManager3の起動自体にパスワードの設定が可能。

廃棄の際の情報漏えいの危険を回避

セキュリティUSBメモリーを廃棄する際には、使用時以上に情報漏えい対策に気を遣う必要があります。安全に廃棄するには、データを完全にクリアにし、USBメモリーとして利用できない状態にすることをお勧めします。

セキュリティUSBメモリーの廃棄処理をおこなうソフトウェア「廃棄ツール」を利用すれば、安全に廃棄できる状態へ簡単に移行することができます。通常削除できない設定情報や操作ログなども削除し、USBメモリーへのログインが不可能な状態にします。
※バージョンを1.14以上にアップデートしてご利用ください。

機能制限版を無料ダウンロード提供

SUManager3には、すぐにお試しいただける機能制限版SUManager3 Liteをご準備しております。パスワード忘失時の救済や、簡易PC識別やOS使用制限、USBメモリー(iSerialNumber)リストの作成・バックアップなど複数機能が利用可能。
無料でダウンロードいただけますので、是非お試しください。
機能制限版のダウンロードはこちら
機能制限版のダウンロードはこちら

機能比較表

SUManager3 Lite SUManager3 SUManager3 for LanScope Cat SUManager3 for SC3
機能比較 使用期限設定機能 ×
パスワード忘失時の救済
※一部機能のみ
利用制限機能
(PC識別/OS制限など)

※一部機能のみ
ウイルスチェック※
SV3、SV3/Cのみ
(ON/OFF)
×
Winny/Share対策
(ON/OFF)
×
コピー制御 ※SC3のみ
(ON/OFF)
× × ×
ログ閲覧
※SUManager3ログのみ
廃棄ツール生成 ×
対応
USBメモリー
ED-S3 ×
ED-S3/MOT × ×
ED-SV3 ×
ED-SV3/C ×
ED-SC3 × ×

本ソフトウェアのさらなる機能詳細は、特集コンテンツの管理者ソフトウェア紹介ページをご確認ください。

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