Dynamic DNSってなに?

Dynamic DNSサービスとは、動的(ダイナミック)に、変動するユーザーのグローバルIPアドレスに対して、固定のホスト名でつないでくれるサービスのことです。

CATVインターネットやADSLのブロードバンドの普及に伴い、個人でも常時接続環境を手に入れられるようになりましたが、一般に、これらの接続は、IPアドレスが固定されていないことがほとんどで、DHCPサーバの割り当てるアドレスは接続のたびに変わってしまうので、インターネット側から簡単にアクセスはできません。

そんな場合に、便利なのがDynamic DNSに対応した弊社ルータ製品とDynamic DNSの組み合わせです。
「Dynamic DNS」を利用すれば、IPアドレスが動的に変わっても、その変動を一切気にすることなく、常に同じ名前の「www.domain.com」といった名前でアクセスできます。

実際にこのホストにアクセスする際には、名前から導き出されたIPアドレスが使用されています。この変換(名前解決)を行うのがDNSです。
ネットワーク上のDNSサーバが、名前とアドレスの対応データベースを保管しています。

Dynamic DNS(DDNS)は、「ダイナミック」という言葉が示すとおり、ホスト名とIPアドレスの対応を動的に更新してくれるため、IPアドレスが変動するホストでも扱えるDNSサービスのことです。


www.domain.comで自宅のサーバにいつでもアクセスできる

Dynamic DNSの対応により、一般のADSLやCATV回線において、以下のことができるようになります。

  • 簡易サーバ(Webサーバ、FTPサーバ、メールサーバ)のインターネット上への公開
  • ルータを外出先から設定
  • Netmeetingなどでインターネット側からアクセス
  • カメラサーバ・ストリーミングサーバをつないで、プライベート映像を公開

これら以外にもユーザーのアイディア次第でいろいろな利用方法が考えられます。
現在、NP-BBRsxが、このDynamic DNSサービスを利用する機能を搭載しています。

NP-BBRsxでは、「www.DynDNS.org」のDynamic DNSサービスを利用するため、ホスト名は、(指定アカウント).dyndns.orgとなります。


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02/03/22