さようなら。10年使った無線LANルーター。ようこそ、11acの世界へ。

新旧無線LANルーター

10年ほど前に、初めて買った無線LANルーターはI-O DATA製のWN-WAPG/Rでした。15,000円ほどで購入したと記憶しています。当時、自宅のデスクトップパソコンは有線LANでつないでいましたが、折角ノートパソコンを持っているのだからと購入したのです。WN-WAPG/RはUSBメモリーを挿しこんでボタンを押すだけで無線LANの設定を自動的に完了するもので、そのかんたん設定は、当時は画期的なものでした。ハイスペック無線LANセキュリティブロードバンドルーターとして誕生し注目を浴びました。

当時の私は無線LANを使って、ノートパソコンでメールやインターネットを楽しむ程度。YouTubeも会社自体が設立されたばかりで(2005年2月に設立)、まだ動画を積極的に楽しむこともありませんでした。もちろんiPhoneだってない時代。WN-WAPG/Rは性能としては十分満足いくものでした。

家族みんなのWi-Fi。動画にスマホ。
複数のデバイスを同時に利用する時代に。

複数のデバイス

WN-WAPG/Rを購入してから10年。その間、無線LANも進化し、様々な種類が出てきていて、気にはなっていました。たまに、重い動画がカクカクしたり、ネットも重いなあと思うこともありました。ただ、まだまだ不便さを感じるほどではなかったのです。

でも、ここ数年で家族みんながスマホをもつようになりました。気がつけば、以前は私しか使わなかった無線LANを知らぬ間に家族みんなが使うようになっていたのです。

そしてとうとう、家族から不満が出始めました。「つながらない」「遅い」「重い」と。気がつけば、家族4人がスマホやパソコンで動画を同時に観ていました。また、NAS(ネットワークに接続して使えるハードディスク)にテレビ番組を録画中だったのです。限界でした。思えば、昔のように、私一人ではなく、家族みんなが、複数のデバイスで同時に使う時代が来たのです。思い切って無線LANルーターを変えよう!そう決心しました。

新しいWi-Fiルーターがやってきた。
ヤァ!ヤァ!ヤァ!

新しいWi-Fiルーター

かんたんに設定できるもの。家族が同時に使ってもストレスを感じないものを考え、ioPLAZAで探すと、5つのWi-Fiルーターが見つかりました。1万円を超えたものでは、ギガ速Wi-FiのモデルWN-AC1600DGR3も気になりましたが、いきなり良いスペックすぎるものは、性格上、使いこなせない可能性もあります。

最大転送企画

とはいえ、11ac対応は必須です。私はMacがメイン時々Windowsユーザーですが、iPhone 6もMacBook Airも既に11ac対応しています。11ac対応にはスタンダードモデルのWN-AC583RKもありますが、価格差が1000円強と大きくないこと。11acでの規格値がより高速な867MbpsであることからWN-AC1167GRにしました。

WN-AC1167GR

WN-AC1167GR本体 LANケーブル ACアダプター 縦置きスタンド 取扱説明書 無線LAN設定情報シート

本当にかんたん設定!
スマホはQRコードでかんたん読み取り!

スマホはQRコードでかんたん読み取り! 無線LAN設定情報シート

かんたん設定と書かれているけれど、本当にそうなのでしょうか?今まで、かんたんと言われて、そのとおりできたことがないのです。今回も疑ってみましたが、結果、本当に超~かんたんでした。スマホはiOS Androidアプリの「QRコネクト」をダウンロードし無線LAN設定情報シートのQRコードを読み込むだけで設定完了です。

QRコネクト QRコードでかんたん読み取り!

※QRコネクトでQRコードを読み込むだけで数十秒でスマホのWi-Fi設定ができました!

WindowsパソコンはWPSコピーボタンで!

無線LANの選択

※画面はWindows 7 画面右下(赤丸部分)の無線アイコンをクリック
無線LAN設定シート(5GHzの場合)StreamXXXXXを。2.4GHzの場合AirPortXXXXXを選択。

セキュリティーキーの入力 WPSコピーボタン

※WN-AC1167GR 裏面。赤丸で囲んである赤いボタンがWPSコピーボタン。

Windows 7やWindows 8/8.1は、本体裏面の赤ボタン、WPSコピーボタンを押し、パソコンの画面通り進めていけば、こちらも暗号キーを入れずに、かんたんにWi-Fi設定ができます。

ちなみに、MacBook Airは通常どおり、暗号キーを打ち込んでの設定でしたが、これもスムーズだったことを付け加えておきます。

iPhone 6で11ac(5GHz)のスピードを体感!

2.4GHz帯でのスピードテスト

※2.4GHz帯でのスピード

RBBのスピードテストアプリで、測定してみました。こちらは2.4GHz帯でのスピードです。自宅は集合マンションでBフレッツ(NTT東日本)を利用しています。マンションですので、周りが使うと速度も落ちます。さて、5GHz帯11acのスピードはいかに?

5GHz帯スピードテスト

※5GHz帯でのスピード

こんなに2.4GHz帯と速度が違うとは・・・正直、驚きました。逆に5GHz帯11acじゃないと、iPhone 6のパフォーマンスが最大限発揮できていないのではないかと思うくらいです。

5GHz帯スピードテスト

前のWN-WAPG/R一部、カクカクしていた動画も、取替え後、ストレスなくスムーズに観ることができました。これも新しいWi-FiルーターWN-AC1167GRのおかげ。5GHz(11ac)同時利用だけでなく、5GHz+2.4GHz同時利用もOKなので、快適に利用することができます。

いやあ、Wi-Fiルーターが10年ぶりに新しくなって嬉しい。家族も喜んでいるので、買い替えて良かったです。

動画も速い

Wi-Fiルーターの電波強度を見える化 各社のWi-Fiルーターで計測できる

Wi-Fiルーターの電波強度を見える化 各社のWi-Fiルーターで計測できる

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