ダイナミックDNSへのIP通知がうまくできない時の確認ポイント
1)セッティング→詳細設定→システム設定→DDNS設定
ダイナミックDNSサービス「iobb.net」を利用するには、本製品から「iobb.net」のサーバーへアクセスし、ログインの上でルータが持っているIPアドレスを通知する必要があります。サービスを利用するため、DDNSのチェックボックスをONにして機能を有効にします。
ホスト名はあらかじめ登録した文字列を入力します。もし「xxx.iobb.net」を利用する場合には、ここではホスト名「xxx」のみ入力してください。「.iobb.net」まで入力する必要はありません。
ユーザーIDは本製品のシリアル番号です。12桁ですが、全て「大文字」で入力する必要があります。小文字では認証できませんのでご注意ください。
パスワードは「iobb.net」へ利用登録の際に申告した文字列を入力します。誤りのないように入力してください。
サーバーへのアクセス頻度は、負担軽減のためにも長めに設定いただくようご協力をお願いいたします。
2)セッティング→詳細設定→ネットワーク設定
ルータのLAN側に本製品を設置している場合には、ルータ側の仮想サーバ設定などでポートを開放いたしますが、安定した環境での運用のため、本製品のIPアドレスを固定にて割り当てることをお勧めします。
ルータにあわせたIPアドレスならびにサブネットマスクを設定し、デフォルトゲートウェイにはルータのIPアドレスを入力します。
IPアドレスは上記のように固定にしたため、DHCPのチェックボタンはOFFにします。
サービスの利用には先述のように「iobb.net」サーバーへログインする必要があります。この「iobb.net」をドメイン名で探すためにも、DNSサーバの参照が伴います。インターネットへの接続に利用しているプロバイダから指定されているDNSサーバのIPアドレスを入力してください。指定がない、もしくは不明な場合にはルータが取得しているDNSサーバのIPアドレスを入力してください。
なお、HTTPポート番号とはいわゆる「待ち受け番号」ですが、Webブラウザから意識することなく参照できるのは、初期値の80番です。必要であれば変更してください。