本製品および増設USB HDDに対して、ユーザごとにディスク使用量の管理をすることが可能です。 使用量制限を設けておくことで、特定ユーザがディスク全体の容量を専有したり、スキャナやカメラなど設定により自動的に本製品にアップロードするようにしていた場合でも、ディスク全体が埋まってしまい全ユーザが書き込みできなくなる状態を防ぎます。
ディスクの使用量制限機能はFATフォーマットでは使用できません。 増設USB HDDに対しても使用量制限を設ける場合、専用フォーマットされたものを接続してください。
本機能は使用領域の割り当てを行うものではないため、制限値の合計がディスクの容量を超えた設定も可能です。 ※設定された制限値までの利用を保証するものではありません。
[高度な設定]→[ディスク]→[ディスク使用量制限]をクリックします。 ⇒以下の画面が表示されます。
本製品のフロント面にある[POWER]ランプの点滅が終了したら、[完了画面]ボタンをクリックします。
[高度な設定]→[ユーザ]→[ディスク使用量]をクリックします。 ⇒以下の画面が表示されます。
@設定したいユーザ(この場合はuser01)の[選択]チェックボックスにチェックを入れます。 ※複数のユーザの[選択]チェックボックスをチェックすると、同じ制限値を設定することができます。
A[制限設定]のユーザの項目で「選択」にチェックします。
B制限をかけるディスク(この場合は内蔵 HDD)に制限値となる容量を半角数字で入力します。
C [設定]ボタンをクリックして、ディスク使用量制限設定を有効にします。
NASユーザおよびドメインユーザの項目には、登録されているユーザ名、 そのユーザに対し現在設定されているディスクの使用量/設定されている制限値が表示されます。 制限値に対し使用量が50%を超えると背景色が黄色に、90%を超えると赤色になります。