bps(ビーピーエス)
(Bit Per Second)
データ通信速度の単位です。1秒間に送受信できるビット数を表します。
例)56000bpsは1秒間に56000bitの情報(データ)を送受信します。
COMポート(コムポート)
WindowsではシリアルインターフェイスをCOMポートと呼びます。
ITU-T(アイティユー・ティー)
ITU(国際通信連合)の付属機関である国際電信電話諮問委員会(旧CCITT)を指します。
国際通信に関する審議と勧告を行います。
MNP(エムエヌピー)
MNPは米国マイクロコム社が開発したモデム間通信規格です。DFML-560ERはMNPクラス2,3,4,5を搭載しています。
MNPクラス2:
データが正しく送受信されたことを確認するためのプロトコルです。送信された文字を受信側から送信側に送り返すことで,送ったデータが途中で破損していないかどうかを確認できます。全二重通信が可能なモデムならいずれも実装が可能です。
MNPクラス3:
MNP2を改良し,同期型で処理できるようにしたものです。これにより,データ転送のオーバーヘッドを削減できるようになりました。
MNPクラス4:
エラー訂正のための規格です。通信中のエラーを訂正することによって高品質な通信を行うことができます。
MNPクラス5:
データ圧縮のための規格です。最大200%のデータ圧縮を行うことによって実質的な通信速度を最大2倍に向上させることができます。
データ圧縮を行う場合は端末速度(パソコンとモデム間の通信速度)を回線速度(自分と相手のモデム間の通信速度)の2〜3倍に設定しておくと効率よく通信できるようになります。
いずれの場合も相手が同じ規格を装備している場合のみ有効です。
V.42(ブイヨンジュウニ)
ITU-T(旧CCITT)で規定されたモデムのエラー訂正・データ圧縮の規格です。
V.42:
エラー訂正の規格で、MNPとLAP-Mという2つの規格がありますが、通常V.42というとLAP-M規格をさします。
V.42bis:
データ圧縮のための規格で、最大400%のデータ圧縮を行うことによって実質的な通信速度を最大4倍に向上させることができます。データ圧縮を行う場合は端末速度(パソコンとモデム間の通信速度)を回線速度(自分と相手のモデム間の通信速度)の2〜4倍に設定しておくと効率よく通信できるようになります。
いずれの場合も相手が同じ規格を装備している場合のみ有効です。
PPP(ピーピーピー)
(Point-to-Point Protocol)
同期および非同期式のポイント・ツー・ポイント・シリアルリンク回線方式に関するパケット通信規約です。
不特定多数の人が、たまにしか利用しない場合に、IPアドレスを一義的に割り当てるのは不経済なため、PPPでは利用時に一時的に割り当てる方式をとります。
ダイヤルアップネットワークのためのIP接続用の通信規約で、ファイルやデータの転送が可能です。
TCP/IP(ティーシーアイーピー)
(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)
Advanced Research Projects Agency(ARPA)によって開発されたプロトコル(=通信規約)一式です。
主にネットワーク層プロトコル(IP)と、トランスポートプロトコル(TCP)を含みます。
インターネットでは一般的に使われています。
アクセスポイント
プロバイダが設けたインターネット接続用の電話番号。
アクセスポイントにはインターネットに通じるサーバが接続され、ダイヤルアップ接続してきたユーザーをインターネットに接続します。
キャリア
「コモンキャリア」と呼ばれる自前の通信設備(特に回線網)を所有している通信事業者(第一種電気通信事業者)のこと。日本ではNTT、KDDI、日本テレコムなどがこれにあたります。
ダイヤルアップ
電話回線などの公衆網を利用して、インターネットに接続できる通信業者(プロバイダ)に接続することです。
プロトコル
通信規約のことです。コンピュータ同士が相互で通信を行うための様々な取り決め(通信速度や通信方式、エラーチェックの方法、データの形式など)です。
インターネットでは、TCP/IPプロトコルを使用します
。
プロバイダ
(インターネット)プロバイダとは、インターネットへの接続サービスをおこなっている接続業者のことです。インターネットを利用するためには、利用者もしくは所属する組織が各種学術研究ネットワークに加入するか、インターネットプロバイダと呼ばれる接続業者に加入する必要があります。
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