基本操作 RAIDモードの設定

RAIDとは複数のハードディスクを繋げることにより アクセス速度を速くしたり、冗長性を持たせて物理的な故障から大事なデータを保護する為の技術です。
本製品をパソコンに接続する前に、どのRAIDモードを設定するか決めてください。
本製品は、出荷時はRAID0モードに設定されています。

 

本製品では、以下の3種類のモードを設定することができます。

 

ストライピングモード(RAID0)※出荷時設定
  出荷時は、ストライピングモードに設定してあります。
   
 

2台のハードディスクに同時に分散書き込みすることで、2台分の容量を1台として認識します。高速で、大容量のハードディスクとして使いたい場合に最適です。
※ ただし、冗長性はなくなりますので、1台故障した場合にも、すべてのデータが破損します。

 
 
ミラーリングモード(RAID1)
 
 

2つのハードディスクに同じデータを同時に書き込むため、一方のハードディスクがクラッシュしても、データは安全に保護されます。

 
 
マルチディスクモード
 
 

個々のハードディスクを認識し、2台のハードディスクとして使用できます。

 
 
 
 

以下のモード変更時は、内部データが消去されます。
必ずモード設定前に、お使いのハードディスク内のデータをバックアップをしてください。
 ・ミラーリング<--->ストライピング
 ・ストライピング<--->マルチディスク
 ・マルチディスク--->ミラーリング

RAIDモードを変更した場合は、再フォーマットする必要があります。

 
1 パソコンと接続している場合は、パソコンから取り外し、ケーブル類をすべて外し、電源モードスイッチをON側にして、本製品の電源を入れます。
2 背面にある[RAID SETUP]ボタンを、3秒以上長押しします。
→電源ランプが点滅し、設定モードになります。
 
 
3 前面のファンクションボタンを押してRAIDモードを選択します。
電源ランプ(点滅)の色が、ファンクションボタンを押すごとに変わります。
 
  • 青色: ストライピングモード(RAID0)
  • 紫色: ミラーリングモード(RAID1)
  • 緑色: マルチディスクモード
 
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再度[RAID SETUP]ボタンを短く押します。
以上でRAIDモード設定は終了です。

 
 
 
モード変更(ミラーリングモード→マルチディスクモード以外)後は、内部のデータがWindows、Macとも強制的に消去されます。そのため再フォーマットする必要があります。

 

 

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