本製品でクローンする

本製品2台をそれぞれマスター/ スレーブとして構成し、マスターの設定やファイルをスレーブに保存します。

※ 万一のマスター故障時に、スレーブをマスターに切り替えることで、迅速に復旧できます。

※ 同じ機種に限ります。

lightbulb参考
共有フォルダー単位でデータだけを同期したい場合

クローンでは、自動的にマスターのすべての共有フォルダー(usbxを除く)のデータがスレーブへ同期されます。
共有フォルダー単位で同期設定をおこなう場合は、 レプリケーションパッケージをご利用ください。

レプリケーションする

warning注意
ご注意
  • 使用できる LAN DISK は本製品のみです。マスターとスレーブは、同じシリーズであれば使用できます。ただし、スレーブにはファイル保存のため充分な空き容量が必要です。
  • VPN 経由で利用する場合は、十分なスループットを確保できる光回線をご使用ください。
  • スレーブにマスター内のフォルダーと同名のフォルダーがある場合は、ファイルが削除される可能性があります。必要に応じてバックアップしてください。
  • スレーブの設置がネットワーク(ルーター)を超える場合のご注意
    • 本製品はクローン通信に 「TCP: 873 番」「TCP:51055 番」を使用します。スレーブの本製品を接続しているルーターが NAT 設定されている場合は、「TCP:873 番」「TCP:51055 番」宛の通信がスレーブに届くように、ポートフォワード設定が必要です。
    • 通信は暗号化をおこなっておりません。インターネットを経由する場合は、VPN 環境下でのご利用をおすすめします。
  • 一時的にスレーブを切り離した場合、レプリケーションエラーがシステムログに記録され、1 時間以内は 1 分ごと、それ以降は 1 時間ごとに接続を再試行し、接続できた段階で再開します。(マスターを再起動した場合でも再開されます。)この場合、再設定は不要です。ただし、スレーブを切り離された状態でマスターの設定変更をした場合、スレーブへの設定保存が失敗します。この場合は自動で保存はされませんので、再度マスターで設定変更をしてください。
  • ファイル数の多い共有フォルダーを変更すると、変更が完了するまでに時間がかかる場合があります。また、変更が完了するまですべての共有フォルダーにアクセスできません。
  • クローン中、マスターで大量にデータ更新があった場合、一時的にマスターへのアクセスが遅くなる場合があります。マスターの共有フォルダー内に、大量のデータを保存・編集される場合は、複数の共有フォルダーに分けていただくことをおすすめします。
  • ファイルの保存は、「外付けボリューム共有フォルダー」など削除できない共有フォルダーは対象外です。
  • マスターでのレプリケーションの設定変更はできなくなります。
  • 次の設定項目は保存されません。
    • ログのフィルター設定
    • 暗号化設定
    • 管理者設定
    • パッケージ設定(FTP は保存対象です)
    • NarSuS アカウント設定
    • ワンタッチセキュア
    • MFA デバイス管理
    • サブフォルダーのアクセス権設定
  • 共有フォルダーの削除はスレーブ側に反映されません。
    切り替え後、必要に応じて別途共有フォルダーの削除を実行してください。
参考になりましたか?