Amazon S3 にバックアップする
スケジュールを組んで Amazon S3 へデータをバックアップするように設定します。
- 設定画面を開く
[データバックアップ]→[バックアップ]をクリックする
[追加]をクリックする
「ジョブ名」を任意で入力する
保存する[履歴数]を設定する
warning注意クラウドストレージへバックアップする場合のご注意- バックアップ先をクラウドストレージにした場合、毎回フルバックアップが実行されます。
データ量が多い場合にバックアップ完了まで時間がかかります。また、通信量が多くなります。 - バックアップ先をクラウドストレージにした場合、履歴数分の全データが保存されます。考慮した上で履歴数を設定してください。
- クラウドプランによっては、データ量や通信量による課金制の場合もあります。履歴数やデータ量にご注意ください。プラン詳細はクラウド運営会社へご確認ください。
- バックアップ先をクラウドストレージにした場合、毎回フルバックアップが実行されます。
「スケジュール設定」をする
- [有効]を選ぶ
- バックアップする曜日を選ぶ(複数指定可能)
- バックアップする時刻を設定する(24 時間制で指定)
※ アクセスのない時間帯に設定してください。
バックアップ中にバックアップ元やバックアップ先へアクセスすると、データ不整合により、バックアップに失敗する場合があります。※ 1 つのジョブのスケジュール動作中に、別のジョブの開始スケジュール時刻となった場合、後者のジョブが待機状態となり、その前のジョブが完了した後に続けて開始されます。
lightbulb参考多くのファイルに変更があった場合 についてこの機能は、ランサムウェア対策に有効です。
万一ランサムウェアに感染してしまった場合、バックアップしておいた安全なデータに戻すことが一つの対策となりますが、時間が経過しすぎてしまうと感染したデータしか残ってないという事態になってしまいます。
[ログに記録し通知する]にすると、NarSuS からの警告ログ通知で何らかの異常が発生している可能性を素早く認識でき、ランサムウェア感染前の状態にリカバリーする動きを取ることができます。それに加えて本製品からの通知も受け取れます。※[ログに記録する]にした場合は、サマリーログに記録するだけになります。詳しくは、バックアップをご覧ください。
lightbulb参考「オプション」「除外ファイル/フォルダー」追加(バックアップ)をご覧ください。
バックアップ元 / バックアップ先を設定する
バックアップ元を本製品の共有フォルダー disk1 に、バックアップ先をクラウドストレージ側に設定する場合の設定例をご案内します。バックアップ元
対象種別: ローカル
共有フォルダー: disk1
サブフォルダー: (空白)
※ 共有フォルダー内のフォルダー(サブフォルダー)を指定する場合は / で区切ります。
共有フォルダー disk1 にある「フォルダー A」内の「フォルダー B」を指定する場合、[フォルダー A / フォルダー B]と入力します。
バックアップ先
対象種別: Amazon S3
接続情報: 1. Amazon S3 の接続設定をするで設定した接続名を選びます。
バケット名: 対象とする Amazon S3 のバケット名を入力します。
サブフォルダー: Amazon S3 のバケット内のフォルダーを対象とする場合に入力します。
※ \(¥)で区切ります。バケットにある「フォルダー A」内の「フォルダー B」を指定する場合、[フォルダー A\フォルダー B]と入力します。
画面下の[保存]をクリックする