HDL-HB シリーズ

ネットワーク接続ハードディスク(NAS)
HDL-HB シリーズ
詳細ガイド

ネットワーク接続ハードディスク(NAS) HDL-HB シリーズの使い方について説明しています。

ピックアップ

設定画面を開く

USB HDD にバックアップする

本製品にアクセスする

ランプ・ブザーの状態

● 本製品で使用しているソフトウェアライセンス情報
こちらの弊社 Web ページをご覧ください。

HDL-HB シリーズのサブセクション

初回設定をするのサブセクション

1. 導入用ソフトウェアをインストールする

弊社製アプリ「LAN DISK CONNECT」をインストールします。
下の Web ページにアクセスし、インストールしてください。

https://www.iodata.jp/r/5160

lightbulb参考
LAN DISK CONNECT とは?
  • LAN DISK CONNECT でできること
    • LAN DISK の共有フォルダーを開く
    • LAN DISK の設定画面を開く
  • LAN DISK CONNECT のインストールによる変化
    • エクスプローラー / Finder に「LAN DISK」項目が追加されています。
    • デスクトップに[LAN DISK CONNECT]のショートカットが作られます。(Windows のみ)

※(Windows のみ)「Office アドインをインストールしますか?」と表示された場合は、Microsoft Office 2013 以降がインストールされていれば、[はい]をクリックしてください。
Office の保存場所として「LAN DISK」を追加します。
その他詳しくは、LAN DISK CONNECT のヘルプをご覧ください。 LAN DISK CONNECT 起動後にメニューの[ヘルプ]をクリックすると参照できます。

lightbulb参考
パソコンがインターネット接続できない場合

インターネット接続できるパソコンでインストールいただくか、インターネット接続可能なパソコンでアプリをダウンロードし、USB メモリーなどで設定用パソコンに移動してください。




2. 設定画面を開く(初回)

導入用アプリを使い、本製品の設定画面を開きます。

lightbulb参考
本製品を設置した後でご覧ください

本製品の設置については、添付の『初回設定マニュアル』をご覧ください。

lightbulb参考
導入用アプリを使用しない場合

Q&A:初回起動時に LAN DISK CONNECT から本製品が検出されない をご覧ください。

【上級者向け】
DHCP サーバーがない環境の場合、本製品の IP アドレスは「192.168.0.200」となります。
Web ブラウザーの URL 欄に「http://(本製品の IP アドレス)」と入力することで設定画面を開けます。

※ パソコンの IP アドレスを 192.168.0.xxx など同じセグメントに設定してください。

  1. LAN DISK CONNECT を開く

    ● Windows の場合

    ① デスクトップ上の[LAN DISK CONNECT]をダブルクリックする

    ※[LAN DISK CONNECT]がない場合は、LAN DISK CONNECT をインストールしてください。

    ②[ローカル]をダブルクリックする

    ● macOS の場合

    ① Finder を開く

    ②[LAN DISK]をダブルクリックする

    lightbulb参考
    [LAN DISK]という項目がない場合

    「よく使う項目」の右にある[>]をクリックすることで表示されます。

    それでも[LAN DISK]という項目が表示されない場合は、LAN DISK CONNECT をインストールしてください。

  2. 設定画面を開く

    ①[LANDISK-xxxxxx]を右クリックする

    ②[設定画面を開く]をクリックする

    lightbulb参考
    [landisk-xxxxxx]が表示されない場合

    本製品の POWER ランプが緑点滅している場合は、点灯に変わるまでお待ちください。
    POWER ランプが点灯中にも関わらず[landisk-xxxxxx]が表示されない場合は、以下の Web ページをご覧ください。
    https://www.iodata.jp/support/qanda/answer/s33400.htm

    lightbulb参考
    DHCP がない環境で起動時に赤点灯した場合

    [IP 設定]をクリックし、設置ネットワーク環境に合わせて IP アドレスなどを設定してください。

    ※ 管理者パスワード入力画面では、何も入力せずに[OK]をクリックしてください。

    lightbulb参考
    設定画面を簡単に開く

    Web ブラウザーでお気に入り(ブックマーク)に登録することをおすすめします。

これで設定画面が開きます。




3. 初回設定をする

初めて設定画面を開くと、管理者パスワードの設定、引っ越し機能の案内、初期設定画面による設定を実施します。

  1. はじめて設定画面を開くと、管理者パスワードを設定する画面を表示します。

    1. 「パスワード」「パスワード(確認)」の欄に同じ任意の管理者パスワードを入力する
      ※ 4 ~ 20 文字(半角英数記号)
    2. [設定]をクリックする

    lightbulb参考
    管理者(admin)について

    管理者パスワードを使うと、本製品の全設定やすべての共有(全員共有、ユーザー共有、グループ共有)にアクセスできます。

    • 管理者パスワードは漏れないようにしっかり管理し、定期的に変更してください。
    • すべての共有にアクセスできるのは、Windows / maOS からだけです。
    • 管理者パスワードは、次の場合などに使います。
      • 本製品の設定画面を開く
      • LAN DISK コネクト、Magical Finder から IP 設定する
      • 管理者として共有フォルダーにアクセスする
    • 管理者パスワードを忘れてしまった場合は、リセットボタンを押します。管理者パスワードとネットワーク設定が出荷時設定に戻ります。
  2. 引っ越し機能を使うかどうかを確認する画面を表示します。

    すでに LAN DISK をお使いで、引っ越し機能を使う場合
    操作の前にこちらをご覧ください。
    引っ越し機能で使用中の LAN DISK から引っ越しする

    引っ越し機能を使わない場合
    [引っ越ししない]をクリックしてください。

  3. [管理者ページ]をクリックする

  4. ユーザー名に「admin」、パスワードに先ほど設定した管理者パスワードを入力し、[ログイン]をクリックする

  5. 初期設定画面が開くので、設定する

    1. タブを切り替えて必要な設定をする

      ※ ここで設定しない場合は、[初期設定を保持する]をクリックしてください。各タブの設定は、後で設定画面から設定できます。

    2. [全ての設定を反映する]をクリックする

    lightbulb参考
    初期設定で設定できる内容
    タブ内容
    名前本製品の名前、説明、設置場所を設定できます。名前を変更した場合は、ネットワーク上で表示される本製品の名前が変わります。
    ネットワーク本製品の IP アドレス設定ができます。(IPv4 のみ)
    デフォルトゲートウェイや DNS サーバーの設定は、[追加設定]タブでおこないます。
    Microsoft ネットワーク本製品が参加するドメインの設定ができます。(Active Directory)
    時刻本製品の時刻設定ができます。
    内蔵ボリューム本製品の RAID モードの変更や暗号化の設定ができます。
    RAID モードの変更や暗号化の設定時には再構築に時間かかる場合がありますが、再構築中も他の設定は可能です。
    暗号化設定の際は、添付の USB メモリーが必要です。
    (添付の USB メモリー以外も利用可能です。設定方法など詳しくは暗号化をご覧ください。)
    省電力本製品の省電力設定ができます。
    電源スケジュール本製品の起動時刻、終了時刻のスケジュール設定ができます。

次に、NarSuS 登録をします。




4. NarSuS 登録をする

初期設定画面を閉じると、NarSuS 登録の画面を表示します。

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NarSuS のご利用環境

インターネット接続可能な環境でご利用いただけます。

※ https で通信するため、ポート 443 の解放が必要です。

※ NarSuS は、IPv4 ネットワークでのみ使えます。

  1. [登録]をクリックする

    lightbulb参考
    本製品をインターネットに接続できない場合

    [登録]をクリック後、インターネットに接続できない環境で NarSuS 登録をするをご覧ください。

  2. [NarSuS を利用]をクリックする

    lightbulb参考
    プロキシサーバーの設定

    インターネット接続にプロキシサーバーの設定が必要な場合は、この画面で設定できます。

  3. NarSuS の登録状況に応じてどちらかをクリックする

  4. 画面の指示にしたがって、必要事項を入力し登録する

    ※ 本製品は LAN ポートが複数ありますが、「LAN1」の MAC アドレスを入力してください。

    warning注意
    登録に失敗する場合、ご確認ください
    • 本製品がインターネットに接続可能な環境に設置されていること(LAN ケーブルが正しく接続されていること)
    • プロキシを介してインターネットへ接続する場合は、プロキシが正しく設定されていること
    • 本製品の TCP/IP 設定を手動でおこなっている場合は、デフォルトゲートウェイ、DNS サーバーが正しく設定されていること
    • お使いの Web ブラウザーのキャッシュ(Cookie)をクリアして再度お試しください。
  5. 登録が完了したら、Web ブラウザーを閉じる
    ⇛ 登録通知メールが届きますので、保管しておいてください。

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NarSuS で本製品の状態を確認する
  1. NarSuS にアクセスして、ログインする
    https://www.narsus.jp/
  2. NarSuS で本製品の状態を確認する

※ 詳しくは、NarSuS 上の[NarSuS ヘルプを開く]をクリックし、ヘルプをご覧ください。




4. NarSuS 登録をするのサブセクション

5. アクセスできるか確認するのサブセクション

Windows でアクセスできるか確認する

  1. デスクトップ上の[LAN DISK CONNECT]をダブルクリックする

  2. [ローカル]をダブルクリックする

  3. 本製品の名前(landisk-xxxxxx)を確認し、メモする

    lightbulb参考
    [landisk-xxxxxx]が表示されない場合

    本製品の POWER ランプが緑点滅していないかご確認の上、緑点滅している場合は点灯に変わるまでお待ちください。
    POWER ランプが点灯中にも関わらず[landisk-xxxxxx]が表示されない場合は、こちらの Q&A をご覧ください。

  4. Windows の検索欄に 資格情報マネージャー と入力し、資格情報マネージャーを開く

  5. Windows 資格情報の追加 を開く

    1. [Windows 資格情報]をクリックする
    2. [Windows 資格情報の追加]をクリックする

  6. 資格情報を入力する

    1. 「インターネットまたはネットワークのアドレス」に先ほどメモした本製品の名前(landisk-xxxxxx)を入力する
    2. 「ユーザー名」に admin と入力する
    3. 「パスワード」に管理者パスワード(設定画面にログインする際のパスワード)を入力する

    lightbulb参考
    管理者の権限とは

    管理者権限は以下のユーザー情報となっています。

    • ユーザー名:admin
    • パスワード:初期設定時に決めた管理者パスワード(設定画面にログインする際のパスワード)

    管理者権限は共有フォルダーのアクセス権設定にかかわらず、すべての共有フォルダーにアクセスし読み書きできます。
    管理者以外が使うパソコンにおいては、セキュリティの観点から管理者権限での資格情報追加はしないでください。
    管理者以外が使うパソコンのアクセス方法については、Windows でアクセスするをご覧ください。

  7. 追加した資格情報が表示されたことを確認する

  8. Windows を再起動する

  9. デスクトップ上の[LAN DISK CONNECT]をダブルクリックする

  10. [ローカル]をダブルクリックする

  11. [landisk-xxxxxx]をダブルクリックする

    lightbulb参考
    [landisk-xxxxxx]が表示されない場合

    本製品の POWER ランプが緑点滅していないかご確認の上、緑点滅している場合は点灯に変わるまでお待ちください。
    POWER ランプが点灯中にも関わらず[landisk-xxxxxx]が表示されない場合は、こちらの Q&A をご覧ください。

  12. [disk1]をダブルクリックする

    ⇒ これで、データを読み書きできることが確認できました。

    lightbulb参考
    「LAN DISK Log」には通常アクセスしません

    「disk1」以外にも「LAN DISK Log」といった共有フォルダーがご購入時に設定されていますが、通常アクセスする必要はありません。

次は、6. 以上で初回設定は完了ですをご覧ください。

macOS でアクセスできるか確認する

  1. Finder を開く

  2. [LAN DISK]をクリックする

    lightbulb参考
    [LAN DISK]という項目がない場合

    「よく使う項目」の右にある[>]をクリックすることで表示されます。

  3. [landisk-xxxxxx]をダブルクリックする

    lightbulb参考
    [landisk-xxxxxx]が表示されない

    本製品の POWER ランプが緑点滅していないかご確認の上、緑点滅している場合は点灯に変わるまでお待ちください。
    POWER ランプが点灯中にも関わらず[landisk-xxxxxx]が表示されない場合は、以下の弊社 Web ページをご覧ください。

    https://www.iodata.jp/support/qanda/answer/s20119.htm

    ※ Finder だけでアクセスする方法については、macOS 標準方法でアクセスするをご覧ください。

    1. [登録ユーザー]を選ぶ
    2. 名前に “admin” と入力する
    3. パスワードに 管理者パスワード(設定画面にログインする際のパスワード)を入力する
    4. [接続]をクリックする

  4. [disk1]を選び、[OK]をクリックする

    ⇒ 共有フォルダー「disk1」が開きます。

    lightbulb参考
    「LAN DISK Log」には通常アクセスしません

    「disk1」以外にも「LAN DISK Log」といった共有フォルダーがご購入時に設定されていますが、通常アクセスする必要はありません。

  5. これで、データを読み書きできることが確認できました。

次は、6. 以上で初回設定は完了ですをご覧ください。

6. 以上で初回設定は完了です

初期設定は完了しました。
必要に応じて、本製品を設定してください。

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安定的な運用のためにおすすめの設定

本製品を安定的に運用していただくため、下記の設定をおすすめしています。

USB HDD にバックアップする

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使用上のご注意

● データバックアップのお願い
本製品は精密機器です。突然の故障等の理由によってデータが消失する場合があります。万一に備え、本製品内に保存された重要なデータについては、必ず定期的に「バックアップ」をおこなってください。本製品または接続製品の保存データの破損・消失などについて、弊社は一切の責任を負いません。また、弊社が記録内容の修復・復元・複製などをすることもできません。なお、何らかの原因で本製品にデータ保存ができなかった場合、いかなる理由であっても弊社は一切その責任を負いかねます。

※ バックアップとは、本製品に保存されたデータを守るために、別の記憶媒体(HDD・BD・DVD など)にデータの複製を作成することです。(データを移動させることは「バックアップ」ではありません。同じデータが 2 か所にあることを「バックアップ」と言います。)万一、故障や人為的なミスなどで、一方のデータが失われても、残った方のデータを使えますので安心です。不測の事態に備えるために、必ずバックアップをおこなってください。

USB HDD にバックアップする

● 最新のファームウェアをご利用ください
本製品のハードウェア保証適用のために、ファームウェアまたはソフトウェアは常に弊社が提供する最新版にアップデートしてご利用ください。最新版でない場合、保証適用を受けられない場合もあります。

ファームウェアを更新する

● 本製品を廃棄や譲渡などされる際のご注意

  • ハードディスクに記録されたデータは、OS 上で削除したり、ハードディスクをフォーマットするなどの作業をおこなっただけでは、特殊なソフトウェアなどを利用することでデータを復元・再利用できてしまう場合があります。その結果として情報が漏洩してしまう可能性もありますので、情報漏洩などのトラブルを回避するために、データ 消去のソフトウェアやサービスをご利用いただくことをおすすめします。

    ※ ハードディスク上のソフトウェア(OS、アプリケーションソフトなど)を削除することなくハードディスクを譲渡すると、ソフトウェアライセンス使用許諾契約に抵触する場合があります。

    • 本製品の機能を使ってデータを消去する
      初期化時に[内蔵 HDD の完全消去を行う]にチェックを付けることで、一般のツールから内容の復元処理をすることが難しくなります。
      本製品のすべての設定を出荷時設定に戻す
    • 基準に則った方式でデータを消去する
      弊社製 D-REF5(DiskRefresher5)をご利用いただけます。
      D-REF5
    • プロに任せてデータを消去する
      NAS のデータを消去するサービスを提供しております。
      特別な方法でデータを消去することで、外部に漏洩してはいけないデータの流出を防ぎます。
      商品をお預かりする「センドバック方式」と専門スタッフが訪問する「オンサイト方式」があります。
      データ消去サービス
  • NarSuS に登録している場合は、製品登録情報を削除してください。

  • 本製品を廃棄する際は、地方自治体の条例にしたがってください。

● お手入れについて
本製品についた汚れなどを落とす場合は、本製品の電源を切り、電源コードを抜いてから、柔らかい布で乾拭きしてください。

  • 汚れがひどい場合は、水で薄めた中性洗剤に布をひたして、よく絞ってから汚れを拭き取り、最後に乾いた布で拭く。
  • ベンジン、アルコール、シンナー系の溶剤を含んでいるものは使わない。変質したり、塗装をいためたりすることがあります。
  • 市販のクリーニングキットは使わない。



共有フォルダーの管理のサブセクション

ユーザーを本製品にアクセスできるようにする

ユーザーを本製品にアクセスできるようにするには、「本製品のユーザーを作る」「disk1 のアクセス権を設定し、作ったユーザーがアクセスできるようにする」の 2 つをする必要があります。

ユーザーを本製品にアクセスできるようにするのサブセクション

1. ユーザーを作る

本製品にアクセスするためのユーザーを作ります。

  1. 設定画面を開く
  2. [ユーザー&グループ]→[ユーザー]→[追加]をクリックする

    1. ユーザー名とパスワード(確認含む)を入力する
    2. [追加]をクリックする

    ※ 設定項目については、追加(ユーザー)参照

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ユーザーに関する事項
  • 使える文字には、制限があります。
    文字制限一覧
  • ユーザーは 300 まで登録できます。
  • [ユーザー&グループ]→[ユーザー]→[一覧]で、ユーザーが追加されていることを確認できます。
lightbulb参考
本製品を Active Directory に参加させる

Active Directory に参加するをご覧ください。

lightbulb参考
複数のユーザーに同じアクセス権を設定する場合

グループを作り、そこにユーザーを登録させれば、一括でアクセス権を設定できます。
グループを作るをご覧ください。




1. ユーザーを作るのサブセクション

グループを作る

グループに対してアクセス権を設定すると、グループに属するすべてのユーザーに同一の権限を設定することができます。
多くのユーザーを登録しているときにアクセス権設定をするのに便利です。

  1. 設定画面を開く
  2. [ユーザー&グループ]→[グループ]→[追加]をクリックする

    1. [名前]を入力する
    2. [未登録ユーザーリスト]からグループに登録するユーザーを選ぶ
    3. [選択]をクリックする
    4. [追加]をクリックする

    ※ 設定項目については、追加(グループ)参照

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グループに関する事項
  • 使える文字には、制限があります。
    文字制限一覧
  • グループは 100まで登録できます。
  • 1 グループには、ユーザーを 300 まで登録できます。
  • [ユーザー&グループ]→[グループ]→[一覧]で、グループが追加されていることを確認できます。

Active Directory に参加する

Active Directory が構築された Windows ネットワークに本製品が参加できるように設定します。

lightbulb参考
ご注意
  • Active Directory ログオン機能は、ドメインユーザー数 10000 人、およびグループ数 10000 グループの環境で動作確認をおこなっております。それ以上の規模のドメインでは、本製品の応答が著しく遅くなったり、正常に動作できないことがあります。
  • macOS では利用できません。
  • アクセス権を設定した共有フォルダーは、Active Directory へ参加方法を切り替えると、本製品で設定していたユーザー、グループで利用できなくなります。また、参加方法を元に戻すと、ドメインモード(Active Directory)で設定したユーザー、グループでアクセス権を設定した共有フォルダーを利用できなくなります。そのため、各参加方法の切り替えをおこなう際は、あらかじめ共有フォルダーのアクセス権を無効(すべてのユーザーでアクセスできるよう)にしておくか、切り替え前にデータをバックアップしてください。
  1. 設定画面を開く
  2. ドメインコントローラーと本製品の日時を合わせる

    1. [システム]→[時刻設定]を開く
    2. ドメインコントローラーとなっているパソコンと本製品で日時の設定を合わせる
    warning注意
    ご注意

    ドメインコントローラーの時刻と本製品の時刻が 5 分以上離れていると、ログオンに失敗します。

  3. 参加するドメインコントローラーの「ドメイン名(フルDNS名)」、「ドメイン名(NetBIOS名)」を確認し、メモする

    lightbulb参考
    ドメイン名の確認方法

    「ドメイン名(フル DNS 名)」、「ドメイン名(NetBIOS 名)」はすでに Active Directory に参加しているパソコンから確認できます。(以下は Windows 10 の例)

    1. [スタート]をクリックし、[コントロールパネル]を開きます。
    2. [システムとセキュリティ]→[システム]を開きます。
    3. [ドメイン]に表示されている文字列を確認します。

    この文字列が「ドメイン名(フル DNS 名)」になります。ここで「ドメイン名(フル DNS 名)」が[domain.local]の場合は「ドメイン名(NetBIOS 名)」は「DOMAIN」となります。

  4. 参加するドメインコントローラーの「ドメインコントローラーの名前」を確認し、メモする

    lightbulb参考
    ドメインコントローラーの名前の確認方法

    「ドメインコントローラー」の名前は、ドメインコントローラーから確認します。

    1. [管理ツール]→[Active Directory ユーザーとコンピューター]を開きます。
    2. 左のツリー表示より、[Domain Controllers]をクリックし、右側に表示されるものが「ドメインコントローラーの名前」になります。
  5. ドメインコントローラーの Administrator パスワードを変更する

    ※ Active Directory の仕様により、Administrator パスワードが 1 度も変更されていない場合、ログオンは失敗します。

  6. 本製品の LAN ポートに Active Directory の構成されたネットワークへの LAN ケーブルを接続する

  7. 設定画面を開く
  8. [ネットワーク]→[LAN1]→[IPv4]をクリックする

  9. ドメインコントローラーの情報を入力する

    1. [IP アドレス]、[サブネットマスク]を設定する

      ※ ドメインコントローラーにアクセス可能な適切な値を設定してください。

    2. 追加設定の[設定方法]で[手動で設定する]を選ぶ
    3. [デフォルトゲートウェイ]、[DNS サーバー]を設定する

      ※ デフォルトゲートウェイ:ドメインコントローラーにアクセス可能な適切な値を設定してください。

      ※ DNS サーバー:ドメインコントローラーの IP アドレスを入力します。Active Directory の名前解決がおこなえる DNS サーバーがドメインコントローラーと別のサーバーにて構築されている場合は、その DNS サーバーの IP アドレスを入力します。

    4. [適用]をクリックする

  10. 設定画面のホームに戻り、[ユーザー&グループ]→[Microsoft ネットワーク設定]をクリックする

  11. Active Directory について設定し、[適用]をクリックする

    項目説明
    ドメイン名(NetBIOS 名)前の手順でメモしたドメイン名(NetBIOS 名)を入力します。
    ドメイン名(フル DNS 名)前の手順でメモしたドメイン名(フル DNS 名)を入力します。
    ドメインコントローラーの名前前の手順でメモしたドメインコントローラーの名前を入力します。
    管理者名Active Directory の Administrator 権限を持ったユーザー名を入力します。
    管理者パスワード[管理者名]で指定したユーザーのパスワードを入力します。
    WINS サーバーWINS サーバーがネットワーク内にある場合は、その WINS サーバーの IP アドレスを入力します。

以上で、設定は完了です。
ユーザーやグループが取得されているかをご確認ください。([ユーザー&グループ]→[ユーザー]または[グループ]→[一覧])

warning注意
ご注意
  • サーバーに本製品の名前と同じコンピューターがすでに登録されていた場合は、登録されているコンピューターをいったん削除し、再度手順 1 から設定してください。
  • ドメインコントローラーに IPv6 で接続する場合、本製品が参照する DNS サーバーにドメインコントローラーの IPv6 PTR レコード(逆引きレコード)を登録しておく必要があります。
lightbulb参考
ログインに失敗する場合
  • 設定画面の[ネットワーク]→[LAN1]→[IPv4]([IPv6])から[DNS サーバー]を正しく設定してください。
  • 設定画面の[ユーザー&グループ]→[Microsoft ネットワーク設定]を正しく設定してください。
  • 指定の管理者ユーザーがドメインコントローラー上で Administrator 権限を有することを確認してください。また、Active Directory の仕様により、ドメインコントローラーの Administrator パスワードが一度も変更されていない場合、ログオンは失敗します。Administrator パスワードを変更してから、再度設定してください。
  • ドメインコントローラーの時刻設定と本製品の時刻設定が 5 分以上離れているとログオンは失敗します。その場合、両者の時刻設定を合わせてから再度設定してください。
  • サーバーに本製品の名前と同じコンピューターがすでに登録されていた場合は、登録されているコンピューターをいったん削除してから再度設定してください。
  • 設定画面の[ユーザー&グループ]→[Microsoft ネットワーク設定]で、一度ワークグループモードに設定を戻してから、再度 Active Directory モードに設定してください。
  • 本製品を再起動してから、再度 Active Directory モードに設定してください。
  • ご利用のネットワークに BDC(バックアップドメインコントローラー)がある場合、以下をご確認ください。
    1. 設定画面の[ユーザー&グループ]→[Microsoft ネットワーク設定]の参加方法の設定で、[ワークグループ]を選んで設定します。
    2. PDC(プライマリードメインコントローラー)を再起動します。
    3. 本製品を再度 Active Directory モードに設定します。

2. disk1 のアクセス権を設定する

共有フォルダー disk1 へアクセスできるユーザーを設定します。

  1. 設定画面を開く
  2. [共有フォルダー]→[変更]をクリックする

  3. 「名前」で[disk1]を選ぶ

  4. 「詳細アクセス権」を[有効]であることを確認する

  5. アクセス可能なユーザーを設定する

    1. アクセス可能にするユーザーを「禁止ユーザー」から選ぶ
    2. 「読み書きユーザー」左にある[選択]の青矢印をクリックする
      ⇒ 選んだユーザーが「読み書きユーザー」に移動します。

    項目説明
    読み書きユーザーこの共有フォルダーの内容を読み書き可能にするユーザーです。
    読み取りユーザーこの共有フォルダーの内容を読み取りのみ可能にするユーザーです。
    禁止ユーザーこの共有フォルダーへの読み書きを禁止するユーザーです。
    lightbulb参考
    アクセス権の種類

    設定できるアクセス権は「読み取り」、「読み書き」、「禁止(アクセス禁止)」の 3 つです。

    アクセス権の優先順位

  6. [変更]をクリックする

    ⇒ これで disk1 は指定したユーザーだけがアクセスできる共有フォルダーになりました。

    lightbulb参考
    部署単位など一括でアクセス権を設定するにはグループが便利です

    グループのアクセス権設定方法についてはユーザーとほぼ同じです。
    グループについては、グループを作るをご覧ください。

これでユーザーを本製品にアクセスさせるための準備が整いました。




2. disk1 のアクセス権を設定するのサブセクション

アクセス権の優先順位

優先順位の基本ルール

  • アクセス権は以下のとおりです。

    項目説明
    読み書きこの共有フォルダーの内容を読み書き可能にします。
    読み取りこの共有フォルダーの内容を読み取りのみ可能にします。
    禁止この共有フォルダーへの読み書きを禁止します。
  • アクセス権は「読み取り」と「読み書き」を設定できますが、「読み書き」が優先されます。

    ※ グループとユーザーによる優先順位の違いはありません。

  • 共有フォルダーを読み取り専用の設定にした場合は、ユーザーやグループの設定に関係なく、読み取りのみとなります。

例 1:読み取りグループ内の読み書きユーザー

  • user1 は「読み取り」に設定されたグループに属しています。
  • user1 自身は「読み書き」に設定されています。
  • 「読み取り」よりも「読み書き」が優先されるため、最終的に user1 は「読み書き」のアクセス権となります。

ユーザー名アクセス権
ユーザーROgroup最終結果
user1読み書き読み取り読み書き
user2読み取り

例 2:複数のグループに属するユーザー

  • user2 は「読み取り」(ROgroup)と「読み書き」(RWgroup)の 2 つのグループに属しています。
  • 「読み取り」よりも「読み書き」が優先されるため、最終的に user2 は「読み書き」のアクセス権となります。

ユーザー名アクセス権
ユーザーROgroupRWgroup最終結果
user1読み取り読み取り
user2読み書き読み書き
user3読み書き

例 3:共有フォルダーの[読み取り専用]

共有フォルダーの設定にある[読み取り専用]を有効にした場合、ユーザー・グループに対してどのような設定をしても、アクセス許可されたユーザーのアクセス権は「読み取り」となります。

本製品にアクセスするのサブセクション

Windows でアクセスする

本製品と同じネットワークにつながった Windows パソコンから、本製品内のデータにアクセスします。
アクセスには、かんたんアクセスアプリ「LAN DISK CONNECT」を使います。

warning注意
管理者の方へ

Windows 資格情報を追加する

  1. Windows の検索欄に 資格情報マネージャー と入力し、資格情報マネージャーを開く

  2. Windows 資格情報の追加 を開く

    1. [Windows 資格情報]をクリックする
    2. [Windows 資格情報の追加]をクリックする

  3. 資格情報を入力する

    1. 「インターネットまたはネットワークのアドレス」に管理者から受け取った本製品の名前(landisk-xxxxxx)を入力する
    2. 「ユーザー名」に管理者から受け取ったユーザー名を入力する
    3. 「パスワード」に管理者から受け取ったパスワードを入力する

  4. 追加した資格情報が表示されたことを確認する

  5. Windows を再起動する

LAN DISK CONNECT をインストールする(Windows)

以下の弊社 Web ページ「サポートライブラリ」から LAN DISK CONNECT をダウンロードしてインストールできます。
https://www.iodata.jp/r/5160

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パソコンがインターネット接続できない場合

インターネット接続できるパソコンでインストールいただくか、インターネット接続可能なパソコンでアプリをダウンロードし、USB メモリーなどでお使いになるパソコンに移動してください。

Windows からアクセスする

lightbulb参考
LAN DISK CONNECT を利用しない場合

本製品の IP アドレスを固定設定している場合は、エクスプローラーなどで「\\“固定の IP アドレス”」で入力することでもアクセスできます。

  1. デスクトップ上の[LAN DISK CONNECT]をダブルクリックする

  2. [ローカル]をダブルクリックする

  3. [landisk-xxxxxx]をダブルクリックする

    lightbulb参考
    [landisk-xxxxxx]が表示されない場合

    本製品の POWER ランプが緑点滅していないかご確認の上、緑点滅している場合は点灯に変わるまでお待ちください。
    POWER ランプが点灯中にも関わらず[landisk-xxxxxx]が表示されない場合は、以下の弊社 Web ページをご覧ください。

    https://www.iodata.jp/support/qanda/answer/s20119.htm

    lightbulb参考
    Windows 11 からアクセスできない場合

    Windows のセキュリティ向上のため、Windows の資格情報を登録する必要があります。
    詳しくはこちらの Q&A をご覧ください。

    1. ユーザー名とパスワードを入力する
    2. [OK]をクリックする

  4. [disk1]をダブルクリックする

これで、データを読み書きできます。

Windows でリモートアクセスする

インターネットにつながったパソコンから、本製品内のデータにアクセスします。
アクセスには、「LAN DISK CONNECT」を使います。

lightbulb参考
管理者の方へ

Windows でリモートアクセスするのサブセクション

リモート登録する(Windows)

本製品をリモートアクセスできるように登録します(リモート登録)。

lightbulb参考
この操作は、本製品と同じネットワーク内でする必要があります

ネットワーク外の環境でリモート登録する方法については、ネットワーク外でリモート登録する(Windows)をご覧ください。

  1. デスクトップにある[LAN DISK CONNECT]をダブルクリックする

  2. [ローカル]をダブルクリックする

    1. [landisk-xxxxxx]を右クリックする
    2. [リモート登録]をクリックする

    lightbulb参考
    [landisk-xxxxxx]が表示されない

    本製品の POWER ランプが緑点滅していないかご確認の上、緑点滅している場合は点灯に変わるまでお待ちください。
    また、[ローカル]を右クリックし、表示された[機器リストを更新]をクリックしてください。

  3. ランディスクのユーザー名とパスワードを入力し、[OK]をクリックする

  4. [LAN DISK]→[リモート]の下にランディスクが登録される

これで本製品にリモートアクセスできるようになりました。

リモートアクセスする(Windows)

リモート登録する(Windows)のサブセクション

ネットワーク外でリモート登録する(Windows)

本製品をリモートアクセスできるように登録します(リモート登録)。
この操作は外出先からすることができますが、事前の準備が必要です。

lightbulb参考
事前の準備

本製品を登録するための PIN コードをご用意ください。
QR コードの下に表示されています。

設定用の QR コード(PIN コード)を表示する

  1. デスクトップにある[LAN DISK CONNECT]をダブルクリックする

  2. [LAN DISK]を右クリックし、表示された[接続用 PIN コードでのリモート登録]をクリックする

  3. 用意した PIN コード、本製品の登録名、本製品のユーザー名とパスワードを入力し、[OK]をクリックする

    ※ LAN DISK の名前は任意に設定してください。リモート登録された本製品をこの名前で LAN DISK CONNECT に表示します。

  4. [LAN DISK]→[リモート]の下に本製品が登録される

    lightbulb参考
    リモート登録を解除する

    リモート登録した本製品のアイコンを右クリックし、[リモート解除]を選んでください。

これで本製品にリモートアクセスできるようになりました。

リモートアクセスする(Windows)

リモートアクセスする(Windows)

リモート登録した本製品に外出先からアクセスする方法をご案内します。

  1. デスクトップにある[LAN DISK CONNECT]をダブルクリックする

  2. [リモート]をダブルクリックする

  3. リモート登録した本製品(landisk-xxxxxx など)をダブルクリックする

  4. [disk1]をダブルクリックする

  5. データを扱う

    • ファイルを開く
      ダブルクリックするとファイルをキャッシュ(ダウンロード)します。完了すると、ファイルが開きます。
    • ファイルを変更・保存する
      ファイルを変更・保存すると、しばらく後にファイルをランディスクへアップロードします。

    lightbulb参考
    ファイルの状態とアイコン

    ファイルはその状態に応じて、アイコンにマークが表示されます。

    • 未キャッシュ

    • 通信中

    • キャッシュ済

    • キャッシュに失敗(通信状況をご確認ください)

    lightbulb参考
    「_old」フォルダー

    NAS 側にパソコン側よりも新しいデータがあった場合、パソコン内の古いデータを「_old」フォルダーに移動します。
    その後、NAS にある新しいデータを保存します。

    必要なデータだった場合は、保存し直すなどしてファイルの更新日時を新しくした後、元の場所に移動してください。

lightbulb参考
同期アクセスについて

指定したフォルダー内のデータをパソコンと同期し、そこにアクセスする方法です。
リモートアクセスに比べ、安定したアクセスが可能です。このアクセスをするには、本製品にリモートアクセスできる必要があります。

詳しくは、LAN DISK CONNECT ヘルプをご覧ください。

macOS でアクセスする

本製品と同じネットワークにつながった Mac から、本製品内のデータにアクセスします。
アクセスには、LAN DISK CONNECT を使います。

lightbulb参考
管理者の方へ

LAN DISK CONNECT をインストールする(macOS)

以下の弊社 Web ページ「サポートライブラリ」から LAN DISK CONNECT をダウンロードしてインストールできます。
https://www.iodata.jp/r/5160

macOS からアクセスする

  1. Finder を開く

  2. [LAN DISK]をクリックする

  3. [landisk-xxxxxx]をダブルクリックする

    lightbulb参考
    [landisk-xxxxxx]が表示されない

    本製品の POWER ランプが緑点滅していないかご確認の上、緑点滅している場合は点灯に変わるまでお待ちください。
    POWER ランプが点灯中にも関わらず[landisk-xxxxxx]が表示されない場合は、以下の弊社 Web ページをご覧ください。

    https://www.iodata.jp/support/qanda/answer/s20119.htm

    ※ Finder だけでアクセスする方法については、macOS 標準方法でアクセスするをご覧ください。

    1. [登録ユーザー]を選ぶ
    2. ユーザー名とパスワードを入力する
    3. [接続]をクリックする

  4. [disk1]を選び、[OK]をクリックする

    ⇒ 共有フォルダー「disk1」が開きます。

これで、データを読み書きできます。

macOS でアクセスするのサブセクション

macOS でリモートアクセスする

インターネットにつながった Mac から、本製品内のデータにアクセスします。
アクセスには、「LAN DISK CONNECT」を使います。

lightbulb参考
管理者の方へ

macOS でリモートアクセスするのサブセクション

リモート登録する(macOS)

本製品をリモートアクセスできるように登録します(リモート登録)。

lightbulb参考
この操作は、本製品と同じネットワーク内でする必要があります

ネットワーク外の環境でリモート登録する方法については、ネットワーク外でリモート登録する(macOS)をご覧ください。

  1. Finder を開く

  2. [LAN DISK]をクリックする

  3. 本製品を右クリックし、[リモート登録]をクリックする

    lightbulb参考
    [landisk-xxxxxx]が表示されない

    本製品の POWER ランプが緑点滅していないかご確認の上、緑点滅している場合は点灯に変わるまでお待ちください。
    また、[LAN DISK]の一覧内を右クリックし、表示された[機器リストの更新]をクリックしてください。

  4. 本製品のユーザー名とパスワードを入力し、[OK]をクリックする

  5. [Remote Link]の下に本製品が登録される

これで本製品にリモートアクセスできるようになりました。

リモートアクセスする(macOS)

リモート登録する(macOS)のサブセクション

ネットワーク外でリモート登録する(macOS)

本製品をリモートアクセスできるように登録します(リモート登録)。
この操作は外出先からすることができますが、事前の準備が必要です。

lightbulb参考
事前の準備

本製品を登録するための PIN コードをご用意ください。
QR コードの下に表示されています。

設定用の QR コード(PIN コード)を表示する

  1. Finder を開く

  2. [LAN DISK]をクリックする

  3. ランディスクがない空白の部分を右クリックし、表示された[接続用 PIN コードでのリモート登録]をクリックする

  4. 用意した PIN コード、本製品の登録名、本製品のユーザー名とパスワードを入力し、[OK]をクリックする

    ※ LAN DISK の名前は任意に設定してください。リモート登録された本製品をこの名前で LAN DISK CONNECT に表示します。

  5. [Remote Link]の下に本製品が登録される

    lightbulb参考
    リモート登録を解除する

    リモート登録した本製品のアイコンを右クリックし、[リモート解除]を選んでください。

これで本製品にリモートアクセスできるようになりました。

リモートアクセスする(macOS)

リモートアクセスする(macOS)

リモート登録した本製品に外出先からアクセスする方法をご案内します。

  1. Finder を開く

  2. [Remote Link]をクリックする

  3. リモート登録した本製品(landisk-xxxxxx など)をダブルクリックする

  4. [disk1]をダブルクリックする

  5. データを扱う

    • ファイルを開く
      ダブルクリックするとファイルをキャッシュ(ダウンロード)します。完了すると、ファイルが開きます。
    • ファイルを変更・保存する
      ファイルを変更・保存すると、しばらく後にファイルをランディスクへアップロードします。

    lightbulb参考
    ファイルの状態とアイコン

    ファイルはその状態に応じて、アイコンにマークが表示されます。

    • 未キャッシュ

    • 通信中

    • キャッシュ済

    • キャッシュに失敗(通信状況をご確認ください)

    lightbulb参考
    「_old」フォルダー

    NAS 側にパソコン側よりも新しいデータがあった場合、パソコン内の古いデータを「_old」フォルダーに移動します。
    その後、NAS にある新しいデータを保存します。

    必要なデータだった場合は、保存し直すなどしてファイルの更新日時を新しくした後、元の場所に移動してください。

lightbulb参考
同期アクセスについて

指定したフォルダー内のデータをパソコンと同期し、そこにアクセスする方法です。
リモートアクセスに比べ、安定したアクセスが可能です。このアクセスをするには、本製品にリモートアクセスできる必要があります。

詳しくは、LAN DISK CONNECT ヘルプをご覧ください。

スマホでアクセスする

インターネットにつながったスマホ・タブレットから、本製品内のデータにアクセスします。
アクセスには、リモートアクセス用アプリ「Remote Link Files」を使います。

lightbulb参考
管理者の方へ

スマホでアクセスするのサブセクション

リモート登録する(スマホ)

Remote Link Files アプリに本製品を登録します(リモート登録)。

  1. お手持ちのスマホで Remote Link Files アプリを開く

    lightbulb参考

    「Remote Link Files」をストアからインストールしてご利用ください。

    Remote Link Files

  2. 本製品の登録を開始する

    • iOS 版の場合
      [接続機器を登録する]をタップする
      ない場合は、左上の[登録]をタップする

    • Android 版の場合
      [+登録]をタップする

  3. [QR コードで登録]をタップする

  4. [読み取り開始]をタップする

  5. 本製品の設定画面の[Remote Link 3]→[接続用 PIN コード]を開いて、表示した QR コードを読み取る

  6. [OK]をタップする

    1. 本製品にアクセスできるユーザーのユーザー名とパスワードを入力する
    2. [登録]または[完了]をタップする

これでアクセスできるようになります。

リモートアクセスする(スマホ)

リモートアクセスする(スマホ)

リモート登録した本製品にアクセスする方法をご案内します。

  1. お手持ちのスマホで Remote Link Files アプリを開く

  2. [landisk]をタップする

  3. [disk1]をタップして開く
    ⇒ これで、データを読み書きできます。

lightbulb参考
データの参照などの操作方法

Remote Link Files ヘルプをご確認ください。

iOS 版

Android 版

lightbulb参考

以下のリンクをご覧ください。

Remote Link Files のページの【スマートフォン対応コンテンツ】

※ データによっては、リンク先に記載された形式でも再生できない場合があります。

リモートアクセスを有効化する(Remote Link 3)

本製品へのリモートアクセスを有効にします。
外出先からインターネットを介して、本製品内のデータを見ることができる「Remote Link 3」を設定します。

lightbulb参考
同時アクセスできる端末数

推奨同時接続台数は 3 台までとしております。

warning注意
インターネット環境が必要です
  • Remote Link 3 機能を利用するには、インターネット環境が必要です。
    「Remote Link 3」パッケージを削除する際もインターネット環境が必要です。
  • インターネット接続にプロキシが必要な環境ではご利用いただけません。
lightbulb参考
アクセス状況をログファイルで確認できます

Remote Link 3 機能を使ったアクセスの状況は、「access_(日時)_success.csv」「access_(日時)_failed.csv」という形でログファイルに保存しています。
詳しくは、アクセス状況をログファイルで確認するをご覧ください。

Remote Link 3 機能を使えるようにするため、パッケージ「Remote Link 3」を追加します。

パッケージを追加する(追加機能)

本製品の Remote Link 3 機能を有効にし、共有フォルダー「disk1」をリモートアクセス可能に指定します。

※ Remote Link 3 機能を利用するには、会員情報サービス「IOPortal」での会員登録が必要です。

  1. 設定画面を開く
  2. [共有]→[Remote Link 3]をクリックする

    1. 「Remote Link 3 利用規約」を確認し、[同意する]にチェックをつける
    2. [利用規約に同意して次へ進む]をクリックする

  3. [IOPortal]をクリックし、IOPortal に会員登録する

    ※ 登録済みの場合は次の手順にお進みください。

    1. IOPortal の会員登録情報と、本製品のシリアル番号を入力する
    2. [本製品を IOPortal に登録する]をクリックする

  4. [Remote Link 3]の[有効]を選ぶ

    ※[端末認証機能]、[一時公開機能]、[再接続期限機能]は、初期値のままでお使いいただけます。
    これらは、より制限が必要な場合に使います。詳しくは、下の「Remote Link 3 の機能」をご覧ください。

    lightbulb参考
    詳細項目について(ポート設定)

    詳しくは、設定をご覧ください。

    1. 「disk1」の「Remote Link 3」を[有効]にする

      ※ 端末認証機能は有効にしません。

    2. [適用]をクリックする

これで共有フォルダー「disk1」にリモートアクセスできるようになりました。

lightbulb参考
  • 接続管理機能
    盗難に遭った端末などのクライアント(Remote Link Files や LAN DISK CONNECT)からのリモートアクセスを拒否する機能です。
    また、再接続期限機能で「期限切れ」になったクライアントを再度アクセスできるようにするのにも使います。

    接続管理機能を使う

  • 一時公開機能
    期限や回数を制限した上で、アクセスを許可する機能です。例えば、パーティー会場の写真を当日限定でお客様に提供するなどの使い方ができます。

    ※ この機能は、Remote Link Files でお使いいただけます。

    一時公開機能を使う

  • 再接続期限機能
    設定した期間 本製品にリモートアクセスしていないクライアント(Remote Link Files や LAN DISK CONNECT)のリモートアクセスを拒否する機能です。

    再接続期限機能を使う

設定用の QR コード(PIN コード)を表示する

リモートアクセスの設定に使う QR コード(PIN コード)を表示します。

  1. 設定画面を開く
  2. [共有]→[Remote Link 3]→[接続用 PIN コード]をクリックする

  3. 接続用 PIN コード(QR コード)が表示される

リモートアクセスの設定に使う QR コード(PIN コード)が表示されました。
設定が終わるまで、表示したままにしておいてください。

Windows でリモートアクセスする

macOS でリモートアクセスする

スマホでアクセスする

リモートアクセスを有効化する(Remote Link 3)のサブセクション

接続管理機能を使う

盗難に遭った端末などのクライアント(Remote Link Files や LAN DISK CONNECT)からのリモートアクセスを拒否する機能です。
また、再接続期限機能で「期限切れ」になったクライアントを再度アクセスできるようにするのにも使います。

lightbulb参考
有効化の操作は不要です

クライアントは自動で登録されます。
管理者の操作は、登録されたクライアントの状態を切り替えるだけです。

lightbulb参考
アクセス状況をログファイルで確認できます
  1. 共有フォルダー[LAN DISK Log]を開く

    5. アクセスできるか確認する

    ※[LAN DISK Log]には管理者権限がかかっています。管理者(admin)でアクセスしてください。(ユーザー名:admin パスワード:設定画面に入る際の管理者パスワード)

  2. [Remote Link 3]を開く

  3. ログファイルを開く

    • アクセス成功:
      access_《日時》_success.csv(例:access_20220819123456_success.csv)
    • アクセス失敗:
      access_《日時》_failed.csv(例:access_20220819123456_failed.csv)
  4. ログ内容を確認する

    • 接続日時
    • クライアントID(アプリごとにユニーク)
    • ユーザー名
    • 原因(失敗時のみ:ログイン失敗/接続拒否/期限切れ)

クライアントを拒否する

  1. 設定画面を開く
  2. [共有]→[Remote Link 3]→[接続管理]をクリックする

  3. 対象のクライアントを探す
    最終接続ユーザー名や最終接続日時などを参考に探してください。

  4. 対象のクライアントの[拒否]をクリックする

    ⇒ 対象のクライアントの接続可能状態は「拒否」になり、本製品にリモートアクセスできなくなります。

クライアントを許可する

  1. 設定画面を開く
  2. [共有]→[Remote Link 3]→[接続管理]をクリックする

  3. 対象のクライアントを探す
    接続可能状態や最終接続ユーザー名などを参考に探してください。

  4. 対象のクライアントの[許可]をクリックする

    ⇒ 対象のクライアントの接続可能状態は「許可」になり、再び本製品にリモートアクセスできるようになります。

一時公開機能を使う

期限や回数を制限した上で、アクセスを許可する機能です。
例えば、パーティー会場の写真を当日限定でお客様に提供するなどの使い方ができます。

lightbulb参考

一時公開するファイルを選び、一時公開するQR コードを表示して共有します。
詳しくは、Remote Link Files のヘルプをご覧ください。

Remote Link Files ヘルプ(iOS 版)

Remote Link Files ヘルプ(Android 版)

※ LAN DISK CONNECTでは一時公開機能を使えません。

lightbulb参考
端末認証した端末からは設定できません

端末認証用 PIN コードで接続した場合、他の端末への一時公開含むアクセス許可はできません。

一時公開機能を有効にする

  1. 設定画面を開く
  2. [共有]→[Remote Link 3]→[設定]をクリックする

  3. [一時公開機能]の[有効]を選ぶ

  4. [適用]をクリックする

スマホの「Remote Link Files」で一時公開できるようになりました。

一時公開の状況を確認する

一時公開した内容やアクセス状況を表示します。

  1. 設定画面を開く
  2. [共有]→[Remote Link 3]→[一時公開一覧]をクリックする

  3. 確認する接続の[詳細]をクリックする

    lightbulb参考
    一時公開を解除する方法

    解除する接続の□にチェックをつけ、[選択した対象を削除する]をクリックしてください。

  4. 一時公開の詳細情報が表示されます。

再接続期限機能を使う

設定した期間 本製品にリモートアクセスしていないクライアント(Remote Link Files や LAN DISK CONNECT)のリモートアクセスを拒否する機能です。

再接続期限機能を有効にする

  1. 設定画面を開く
  2. [共有]→[Remote Link 3]→[設定]をクリックする

  3. [再接続期限機能]の[有効]を選ぶ

  4. [再接続期限]を選ぶ
    この期間リモートアクセスをしていないクライアントはリモートアクセスを拒否されるようになります。

  5. [適用]をクリックする

これで、設定した期間リモートアクセスしていないクライアントをリモートアクセス拒否するように設定しました。
この機能でリモートアクセス拒否されたクライアントは、接続管理画面で「期限切れ」と表示されます。

期限切れのクライアントを再許可する

[共有]→[Remote Link 3]→[接続管理]で期限切れのクライアントを許可に戻します。
操作については、クライアントを許可するをご覧ください。

新しい共有フォルダーを作る

アクセスできるユーザーを分けるために、新しい共有フォルダーを作ります。

  1. 設定画面を開く
  2. [共有フォルダー]→[追加]をクリックする

  3. 「名前」に共有フォルダーの名前を入力する

  4. 基本設定内を設定する
    内容について詳しくは、追加(フォルダー)をご覧ください。

  5. 「詳細アクセス権」を[有効]にする

  6. アクセス可能なユーザーを設定する

    1. アクセス可能にするユーザーを「禁止ユーザー」から選ぶ
    2. 「読み書きユーザー」左にある[選択]の青矢印をクリックする

      ⇒ 選んだユーザーが「読み書きユーザー」に移動します。

    項目説明
    読み書きユーザーこの共有フォルダーの内容を読み書き可能にするユーザーです。
    読み取りユーザーこの共有フォルダーの内容を読み取りのみ可能にするユーザーです。
    禁止ユーザーこの共有フォルダーへの読み書きを禁止するユーザーです。
    lightbulb参考
    アクセス権の種類

    設定できるアクセス権は「読み取り」、「読み書き」、「禁止(アクセス禁止)」の 3 つです。

    アクセス権の優先順位

  7. [追加]をクリックする

    ⇒ これで新しい共有フォルダーが追加できました。
    この共有フォルダーは指定したユーザーだけがアクセスできます。

lightbulb参考
リモートアクセスする場合

リモートアクセスの有効化も必要です。
新しく作った共有フォルダーを有効にしてください。

リモートアクセスを有効化する(Remote Link 3)

USB HDD を共有フォルダーにする

本製品に USB HDD をつなぎ、共有フォルダーとして使用します。
この手順例では、USB 5Gbps に対応した USB ポート 2 に USB HDD をつなぎます。

  1. 本製品の USB ポート 2 に USB HDD をつなぐ

    ※ USB HDD の電源が入っていることを確認してください。

    ※ バスパワーで動作する USB HDD は使えません。必ずセルフパワーで動作する USB HDD をご利用ください。

    lightbulb参考
    ポートモードが「共有モード」の USB ポートをお使いください
    USB ポートポートモード(初期値)
    USB1クイックコピーモード
    USB2共有モード
    USB3共有モード
    USB4共有モード
    USB5共有モード

    ※ ポートモードは変更できます。モード設定(USBx)をご覧ください。

    warning注意
    しばらくの間すべての共有フォルダーへのアクセスができなくなります

    USB HDD をつないだり取り外したりした場合、しばらくの間すべての共有フォルダーへのアクセスができなくなります。本製品にアクセスしていないことを確認してから実行してください。

    lightbulb参考
    STATUS ランプが赤く点灯し、ブザーが「ピーピーピー」と鳴った場合

    つないだ USB HDD が対応していないフォーマット形式の場合に、そのような動作をします。
    この後でフォーマットをする手順がありますので、そのまま次の手順にお進みください。

  2. 設定画面を開く
  3. [ボリューム]→[USB2]→[フォーマット]をクリックする

    ※ USB2 の 2 は USB HDD をつないだ USB ポートの番号を指します。

  4. 「フォーマット形式」の[専用フォーマット]を選び、[実行]をクリックする

    lightbulb参考
    暗号化について

    詳しくは、ボリュームを暗号化するをご覧ください。

    warning注意
    しばらくの間、すべての共有フォルダーへアクセスできなくなります

    USB HDD のフォーマット開始時やフォーマットの終了時は、しばらくの間すべての共有フォルダーへアクセスできなくなります(フォーマット中にはアクセスできます)。本製品にアクセスしていないことを確認してから実行してください。

    lightbulb参考
    USB HDD の情報を確認する方法

    設定画面を開き、[情報・ログ表示]→[ボリューム情報]をご覧ください。

    lightbulb参考
    フォーマット時間の目安

    USB 5Gbps(USB 3.2 Gen 1)専用フォーマット時間:
    約 30 分(弊社製 HDS2-UT6.0(RAID 0))
    約 10 分(弊社製 HDJA-UT8W/LD)

  5. [共有フォルダー]→[変更]をクリックする

  6. 「名前」で[usb2]を選ぶ

    ※ USB2 の 2 は USB HDD をつないだ USB ポートの番号を指します。

  7. 2. disk1 のアクセス権を設定するを参考にアクセス権を設定する

これで USB HDD は共有フォルダー「usb2」として共有されるようになりました。

lightbulb参考
USB HDD を取り外す方法

設定画面を開き、[ボリューム]→[USBx]→[取り外し]を開いてください。
[実行]をクリックすることで取り外し処理ができますので、完了したら USB HDD を取り外してください。

※ USB HDD をつないだり取り外したりした場合、しばらくの間すべての共有フォルダーへのアクセスができなくなります。

■ 取り外した USB HDD 内のデータを Windows パソコンで確認する方法
Windows Subsystem for Linux(WSL)を利用してデータを参照することができます。
ホワイトペーパーシリーズ:Windows Subsystem for Linux で NAS のバックアップデータへのアクセス

AppleShare ネットワーク共有を使う

本製品の共有フォルダーへ Mac から AppleShare ネットワーク共有でアクセスできます。

AppleShare ネットワーク共有を有効にする

ここの手順例では、共有フォルダー「disk1」をAppleShare ネットワーク共有でアクセスできるようにする設定を説明します。

lightbulb参考
ご注意

ファイル数の多い共有フォルダーを変更すると、変更が完了するまでに時間がかかる場合があります。
また、変更が完了するまですべての共有フォルダーにアクセスできません。

  1. 設定画面を開く
  2. [共有]→[フォルダー]→[変更]をクリックする

  3. 「名前」で[disk1]を選ぶ

    ※ disk1は、ご購入時に設定済みの通常使用のための共有フォルダーです。

  4. [AppleShare ネットワーク共有]にチェックを入れる

  5. [変更]をクリックする

これで、disk1はAppleShare ネットワーク共有でアクセスできるようになりました。

lightbulb参考
AppleShare ネットワーク共有でのアクセス権限の優先順位

アクセス権の設定の優先順位は、以下の①②③の順に優先される設定になります。
① 共有フォルダーの読み取り専用設定
② 詳細アクセス権設定の読み取り設定(グループ・ユーザー)
③ 詳細アクセス権設定の読み書き設定(グループ・ユーザー)

他の共有サービスと比べ、②③が逆転しています。

すべての共有サービスからのアクセス権限を統一するためには、以下のいずれかの方法を取ってください。

  • ユーザーとユーザーが属するグループに対して異なるアクセス権を設定しない
  • 詳細アクセス権設定をすべてユーザーで指定する

AppleShare ネットワーク共有でのアクセス

Mac からのアクセス方法は、基本的にmacOS でアクセスすると同じです。
以下の一部異なる部分だけ読み替えてアクセスしてください。

  • [landisk-xxxxxx]をダブルクリックする際に(smb)が付いているものと付いていないものがある場合、(smb)が付いていない方を選ぶ
  • [landisk-xxxxxx]が表示されないときに[サーバへ接続]で「smb://<IP アドレス>」を入力する際、代わりに「afp://<IP アドレス>」と入力する

Time Machine 設定をする

ここの手順例では、共有フォルダー「disk1」をMac のTime Machine 機能のバックアップディスクとして使えるようにする設定を説明します。

lightbulb参考
ご注意
  • Time Machine設定をおこなうと、設定した保存先共有フォルダーに次のファイル・フォルダーが自動的に作成されます。
    .com.apple.timemachine.supported (コンピューター名)_(MAC アドレス).sparsebundle
    これらのファイル・フォルダーは Time Machine を動作させるために必要ですので、削除しないでください。

    ※ Time Machine設定を無効にした場合は、上記のファイル・フォルダーは削除しても問題ありません。

  • ファイル数の多い共有フォルダーを変更すると、変更が完了するまでに時間がかかる場合があります。
    また、変更が完了するまですべての共有フォルダーにアクセスできません。

  1. 設定画面を開く
  2. [共有]→[フォルダー]→[変更]をクリックする

  3. 「名前」で[disk1]を選ぶ

    ※ disk1は、ご購入時に設定済みの通常使用のための共有フォルダーです。

  4. [AppleShare ネットワーク共有]と[Time Machine 機能]にチェックを入れる

  5. [変更]をクリックする

これで、disk1 は Mac の Time Machine 機能のバックアップディスクとして使えるようになりました。

lightbulb参考
Mac 側の設定
  1. [システム環境設定]→[Time Machine]を開く
  2. スイッチを[入]にする
  3. 保存先ディスクを選択する画面が開くので、本製品の共有フォルダーを指定する

使用量を制限する

本製品に作成した共有フォルダーを使うユーザー、グループ、共有フォルダーごとに使用量の制限を設定することができます。

lightbulb参考
使用量制限により計算される使用量について

本製品に作成した共有フォルダーの設定により、コピーされたファイルの使用量は以下のように加算されます。

  • 共有フォルダー使用量制限が有効な共有フォルダーの場合
    どのユーザーがファイルを保存しても、共有フォルダー使用量として加算します。ユーザー使用量、およびグループ使用量には加算されません。
  • 共有フォルダー使用量制限が無効、詳細アクセス権設定が有効な共有フォルダーの場合
    ファイルを保存したユーザーの使用量、およびユーザーに設定したプライマリーグループの使用量として加算します。
warning注意
ご注意
  • OS やアプリケーションによって、データ容量の計算方法が違います。そのため、設定した制限設定値に満たない容量しか使用していなくても、ファイルの書き込みができなくなる場合があります。
  • 使用量制限を有効に設定する際や制限設定値を設定する際、登録されているユーザー数・グループ数・ファイル数により、設定に時間がかかる場合があります。
  • ユーザー使用量設定/グループ使用量設定/共有フォルダー使用量設定は、USB 共有に対しては無効です。
  • プライマリーグループが未設定のユーザーによる書き込みは、どのグループの使用量にも加算されません。
  • ユーザー「admin」による共有フォルダーへの書き込みは使用量制限を設定できず、使用量制限にカウントもされません。
  • フォルダー使用量制限を設定した共有フォルダーは、詳細アクセス権の設定をおこなっても、共有フォルダーにアクセスしたユーザーの使用量、プライマリーグループの使用量は加算されません。
  • フォルダー使用量制限を設定した共有フォルダーは、Microsoft ネットワーク共有サービスからのみアクセスできます。
  • アクセス権設定機能を有効にした共有フォルダーは、グループ使用量が算出されません。

使用量制限を有効にする

  1. 設定画面を開く
  2. [システム]→[サービス設定]をクリックする

    1. [使用量制限]を[有効]にする
    2. [適用]をクリックする

使用量制限を設定する

  1. 設定画面を開く
    • ユーザー・グループの場合
      [ユーザー&グループ]→[ユーザー](または[グループ])→[使用量制限]をクリックする
    • 共有フォルダーの場合
      [共有]→[フォルダー]→[使用量制限]をクリックする
    1. 各ユーザー・グループ・共有フォルダーの使用量制限を設定する

      ※ 制限設定値は半角数値のみ小数点 1 位まで設定できます。

      ※ 使用量制限値に [0] を設定した場合、使用量制限が無制限設定になります。

    2. [変更]をクリックする

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ご注意
  • グループ使用量は、使用量制限を指定したグループを、プライマリーグループに設定しているユーザーの書き込みのみ、使用量として加算します。グループ使用量機能を利用するには、あらかじめ使用量制限を設定するグループに所属するユーザーのプライマリーグループを、そのグループに設定しておく必要があります。
  • 共有フォルダーの使用量は、USB HDD には設定できません。
  • 共有フォルダーの使用量制限を有効にしている場合や詳細アクセス権設定を無効にしている場合は、ユーザー・グループ使用量制限には追加されません。
  • Web ファイルマネージャーによるアクセス権設定を有効にした共有フォルダーは、グループ使用量には加算されません。
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一括入力する
  1. 一括入力するユーザー・グループ・共有フォルダーにチェックする
  2. 使用量制限を設定する
  3. [一括入力]をクリックする

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使用量が設定した値に近づいたり、超えるとメールで通知する

メール通知設定をしてください。

メールで通知を受ける

ゴミ箱機能を使う

本製品上のファイルを削除すると、OS のゴミ箱などに入らずにそのまま消えてしまいます。
ゴミ箱機能を使うと、ファイルを削除してもすぐにファイルがなくならず、いったん[trashbox]フォルダーに保管されます。

lightbulb参考
ご注意
  • Windows ファイル共有(SMB)で削除した場合にだけ[trashbox]フォルダーに保管されます。LAN DISK CONNECT のリモートアクセス や Remote Link Files などで削除した場合は保管されずに削除されます。
  • [trashbox]フォルダー内のファイルは、自動的に消去されません。 定期的に[trashbox]フォルダー内のファイルを削除してください。
  • ご利用のアプリケーションによっては、その動作中にファイル作成→削除を繰り返すものがあります。結果、[trashbox]フォルダー内のファイルが大幅に増えることがあります。
  • ゴミ箱機能を無効にした場合には、[trashbox]フォルダーは削除され、[trashbox]内のファイルは完全に消去されます。

ゴミ箱機能を有効にする

ここの手順例では、共有フォルダー「disk1」のゴミ箱機能を有効にします。

  1. 設定画面を開く
  2. [共有フォルダー]→[変更]をクリックする

  3. 「名前」で[disk1]を選ぶ

  4. [ゴミ箱]にチェックを入れる

  5. [変更]をクリックする

disk1 のゴミ箱機能が有効になりました。

ゴミ箱からファイルを取り戻す

  1. パソコンから本製品にアクセスする

    本製品にアクセスする
  2. 共有フォルダーの中の[trashbox]フォルダーを開く

    ⇒ 削除したファイルが表示されます。

  3. 必要なファイルを元の共有フォルダーに移動(またはコピー)する

ゴミ箱を空にする

  1. 設定画面を開く
  2. [共有フォルダー]→[一覧]をクリックする

  3. disk1 の[ゴミ箱を空にする]をクリックする

    ⇒ disk1 のゴミ箱が空になります。

バックアップと復元のサブセクション

USB HDD にバックアップする

本製品に USB HDD をつなぎ、そこへ本製品のバックアップを保存します。
この手順例では、USB 5Gbps に対応した USB ポート 2 に USB HDD をつなぎます。

  1. 本製品の USB ポート 2 に USB HDD をつなぐ

    ※ USB HDD の電源が入っていることを確認してください。

    ※ バスパワーで動作する USB HDD は使えません。必ずセルフパワーで動作する USB HDD をご利用ください。

    lightbulb参考
    バックアップ先 USB HDD 容量の目安について

    本製品の容量 + 1 TB をおおよその目安としてご用意ください。

    lightbulb参考
    ポートモードが「共有モード」の USB ポートをお使いください
    USB ポートポートモード(初期値)
    USB1クイックコピーモード
    USB2共有モード
    USB3共有モード
    USB4共有モード
    USB5共有モード

    ※ ポートモードは変更できます。モード設定(USBx)をご覧ください。

    warning注意
    しばらくの間すべての共有フォルダーへのアクセスができなくなります

    USB HDD をつないだり取り外したりした場合、しばらくの間すべての共有フォルダーへのアクセスができなくなります。本製品にアクセスしていないことを確認してから実行してください。

    lightbulb参考
    STATUS ランプが赤く点灯し、ブザーが「ピーピーピー」と鳴った場合

    つないだ USB HDD が対応していないフォーマット形式の場合に、そのような動作をします。
    この後でフォーマットをする手順がありますので、そのまま次の手順にお進みください。

  2. 設定画面を開く
  3. [ボリューム]→[USB2]→[フォーマット]をクリックする

    ※ USB2 の 2 は USB HDD をつないだ USB ポートの番号を指します。

  4. 「フォーマット形式」の[専用フォーマット]を選び、[実行]をクリックする

    ⇒ これで USB HDD は共有フォルダー「usb2」として共有されるようになりました。

    ※ 必ずフォーマット形式は[専用フォーマット]にしてください。
    バックアップの形式が履歴差分バックアップではなく、フルバックアップになってしまいます。またファイルサイズが 4GB 以上のファイルをバックアップできなくなります。

    lightbulb参考
    暗号化について

    詳しくは、ボリュームを暗号化するをご覧ください。

    warning注意
    しばらくの間、すべての共有フォルダーへアクセスできなくなります

    USB HDD のフォーマット開始時やフォーマットの終了時は、しばらくの間すべての共有フォルダーへアクセスできなくなります(フォーマット中にはアクセスできます)。本製品にアクセスしていないことを確認してから実行してください。

    lightbulb参考
    USB HDD の情報を確認する方法

    設定画面を開き、[情報・ログ表示]→[ボリューム情報]をご覧ください。

    lightbulb参考
    フォーマット時間の目安

    USB 5Gbps(USB 3.2 Gen 1)専用フォーマット時間:
    約 30 分(弊社製 HDS2-UT6.0(RAID 0))
    約 10 分(弊社製 HDJA-UT8W/LD)

  5. 再度設定画面を開く

    ※ フォーマットが終わるまでに設定画面を操作してから時間が経っています。設定画面を開き直してください。

  6. [データバックアップ]→[バックアップ]をクリックする

    ※ 設定画面トップからの移動順です。

  7. [追加]をクリックする

  8. バックアップ設定の[ジョブ名]を任意で入力する

  9. 保存する[履歴数]を設定する

    lightbulb参考
    履歴数

    バックアップの履歴を保存する数を設定します。
    例えば、「10」に設定した場合、11 回目のバックアップ時に 1 回目の履歴は消去されます。
    「0」に設定すると制限なく履歴を保存しますが、その分バックアップ先の容量を大きく使います。

    ※「0」に設定した場合、バックアップデータは自動で消去されません。
    定期的にバックアップデータを手動で削除してください。

  10. 「スケジュール設定」をする

    1. [有効]にチェックをつける
    2. バックアップする曜日を選ぶ(複数指定が可能)
    3. バックアップする時刻を設定する(24時間制で指定)

      ※ アクセスのない時間帯に設定してください。
      バックアップ中にバックアップ元やバックアップ先へアクセスすると、データ不整合により、バックアップに失敗する場合があります。

      ※ 1 つのジョブのスケジュール動作中に、別のジョブの開始スケジュール時刻となった場合、後者のジョブが待機状態となり、その前のジョブが完了した後に続けて開始されます。

    lightbulb参考
    多くのファイルに変更があった場合 について

    この機能は、ランサムウェア対策に有効です。
    万一ランサムウェアに感染してしまった場合、バックアップしておいた安全なデータに戻すことが一つの対策となりますが、時間が経過しすぎてしまうと感染したデータしか残ってないという事態になってしまいます。
    [ログに記録し通知する]にすると、NarSuS からの警告ログ通知で何らかの異常が発生している可能性を素早く認識でき、ランサムウェア感染前の状態にリカバリーする動きを取ることができます。それに加えて本製品からの通知も受け取れます。

    ※[ログに記録する]にした場合は、サマリーログに記録するだけになります。詳しくは、バックアップをご覧ください。

    lightbulb参考
    オプションについて

    追加(バックアップ)をご覧ください。

    lightbulb参考
    除外ファイル/フォルダーについて

    バックアップしないファイルを設定したい場合、除外ファイルを設定します。
    例えば「.temp」という拡張子のファイルをバックアップに含めたくない場合、「.temp」「で終わる」と設定することで除外することができます。

  11. 「バックアップ元」を[ローカル(全ての共有フォルダー)]に指定する

    ⇒ 本製品内の全ての共有フォルダーをバックアップ対象に指定します(つないでいる USB HDD は対象外)。

    lightbulb参考
    一部の共有フォルダーだけをバックアップする場合
    1. 「対象種別」を[ローカル]に指定する
    2. バックアップの対象にする「共有フォルダー」を選ぶ

    ※ 例えば disk1 の中の target フォルダーだけをバックアップしたい場合は、「サブフォルダー」に[target]と入力します。
    なお target フォルダー内の data フォルダーを対象としたい場合は、[target\data]と入力します。

    ※ 複数のバックアップ元を指定する場合は、 をクリックします。

    warning注意
    ご注意
    • macOS からアクセスする場合、フォルダー・ファイル名に「\\/:*?"<>|」を使わないようにご注意ください。使った場合、バックアップに失敗します。
    • バックアップ元に設定できる共有フォルダーは 300 個まで指定できます。
    1. 「バックアップ先」で[ローカル]を選ぶ
    2. 「共有フォルダー」で[usb2]を選ぶ

      ※ USB ポート 2 につないだ USB HDD を対象に指定しています。

      ※ サブフォルダーは特に指定する必要はありません。

    warning注意
    ご注意
    • バックアップ先に指定した本製品の共有フォルダーは読み取り専用に設定され、ファイル共有サービスからの書き込みができなくなります。
      ファイルの削除、書き込みをするためには、管理者(admin)でアクセスする必要があります。
  12. 画面下の[保存]をクリックする
    スケジュール設定をおこなった場合は、設定したスケジュールでバックアップを開始します。

    lightbulb参考
    スケジュール前に一度バックアップしておく

    [データバックアップ]→[バックアップ]の画面を開き、[バックアップ開始]をクリックしてください。

これで USB HDD に本製品のデータをバックアップするようになりました。

lightbulb参考
バックアップ先の USB HDD にアクセスできないようにする

USB HDD へのネットワーク共有を切ることで、データの安全性が高まります。
ユーザーからバックアップデータへのアクセスを禁止し、ランサムウェアへの対策にもなります。

  1. 設定画面を開く

  2. [共有フォルダー]→[一覧]をクリックする

  3. バックアップ先 USB HDD(usb2)の[変更]をクリックする

  4. [Microsoft ネットワーク共有]のチェックを外す

  5. [変更]をクリックする

※ バックアップ先の USB HDD 内を確認したい場合は、上記手順を参考に[Microsoft ネットワーク共有]にチェックを付けるか、設定画面の[ボリューム]→[USBx]→[取り外し]を実行した後に USB HDD を Windows パソコンにつないでホワイトペーパーシリーズ:Windows Subsystem for Linux で NAS のバックアップデータへのアクセス を参考にデータを参照してください。
Windows Subsystem for Linux でのアクセスを UI で平易に行えるアプリケーション:LAN DISK Backup Reader 2 のご利用をおすすめします。

lightbulb参考
バックアップ結果を確認する方法

設定画面を開き、[情報・ログ表示]→[システムログ]をご覧ください。
「バックアップ」が「完了しました。」と表示されていれば、バックアップに成功しています。

●「バックアップに失敗しました。」と表示された場合

  1. 共有フォルダー「LAN DISK Log」にアクセスする

    本製品にアクセスする

    ※[LAN DISK Log]には管理者権限がかかっています。管理者(admin)でアクセスしてください。(ユーザー名:admin パスワード:設定画面に入る際の管理者パスワード)

  2. [Backup]→[“ジョブ名”]を開く

  3. 「“バックアップ日時” + “diff(または full)_failed.log”」というファイル名のログファイルを開く

    ※ 2024 年 8 月 21 日 00 時 00 分 00 秒にバックアップを開始した場合、「20240821000000diff_failed.log」というファイル名になります。

  4. ログ内容を「Error」で検索し、検索に掛かった場合はバックアップ失敗ログ内容をご覧ください。

USB HDD にバックアップするのサブセクション

バックアップ失敗ログ内容

「LAN DISK Log」共有フォルダー内にあるバックアップの失敗ログファイルの内容とその意味・対処をご案内します。

NoSpaceError

意味:
バックアップ先の容量が足りません。

対処:
バックアップ先の容量を確保してください。

NoEntryError

意味:
フォルダーやファイルが見つかりません。

対処:
バックアップ中にファイル・フォルダーの変更・削除・場所の移動をおこなわないでください。

NoRootSourceError

意味:
バックアップ元が存在しません。または指定したバックアップ元名称の大文字小文字が間違っています。

対処:
指定しているバックアップ元の名称が正しいかどうか確認してください。

ExistsError

意味:
以下のうちいずれかに該当します。
・バックアップ元にあるファイルと同名のフォルダーがバックアップ先に存在します。
・バックアップ元にあるフォルダーと同名のファイルがバックアップ先に存在します。

対処:
同名のファイル、フォルダーのうち片方の名称を変更してください。

TimeOutError

意味:
ネットワーク上のバックアップ元への接続がタイムアウトしました。

対処:
バックアップ元や本製品のネットワーク設定を確認してください。

DisableFileSystemError

意味:
バックアップ先が対象フォーマットではありません。

対処:
バックアップ先が専用フォーマットまたは FAT32 フォーマットであるか確認してください。

NotShareModeError

意味:
対象のボリュームが共有モードではありません。

対処:
対象のボリュームが共有モードであるか確認してください。

UnMountedError

意味:
対象のボリュームがマウントされていません。

対処:
バックアップ先のボリューム(USB HDD)の再起動や接続やり直しをお試しください。

ShareNotExistsError

意味:
対象の共有フォルダーが存在していません。

対処:
対象の共有フォルダーが存在しているか確認してください。

PermissionError

意味:
ファイルやフォルダーのアクセス権がありません。

対処:
対象のファイルやフォルダーのアクセス権の変更や再作成をしてください。

NameTooLongError

意味:
以下のうちいずれかに該当します。
・ファイル名やフォルダー名の長さが 255 バイトより大きい。
・ファイルやフォルダーのパス長が 4095 バイトより大きい。

対処:
対象のファイル、フォルダーの名前またはパス長を変更してください。

内蔵ディスク 3 にバックアップする

【HDL2-HB シリーズのみ】
本製品の内蔵ディスク 3(HDD3)にカートリッジを追加し、そこへ本製品のバックアップを保存します。

warning注意
ご注意
  • この手順は HDL2-HB シリーズ専用です
    他のモデルでは使えませんので、ご注意ください。

  • HDD3 は電源を切らないとカートリッジ交換できません
    必ず電源を切ってから、HDD3 にカートリッジを取り付けてください。

    ※ HDD1 と HDD2 は本製品に電源が入った状態でカートリッジの交換が可能です。

  • HDD3 へのアクセスはできません
    そのため HDD3 内のバックアップデータに直接アクセスすることはできません。
    データを復元するには、一部のデータだけを取り出すすべてのデータを復元するを参照してください。

lightbulb参考
lightbulb参考
バックアップ先カートリッジ容量の目安について

本製品の容量 + 1 TB をおおよその目安としてご用意ください。

  1. フロントパネルを取り外す

    1. 添付のロックキーを使って、アンロックする
    2. フロントパネルを上にスライドして外す
  2. 本製品の電源を切る
    POWER ボタンを長押しせず、1 回だけ押します。
    ⇒ ランプが点滅し、しばらくすると消灯します。ランプが消灯すれば、電源が切れた状態です。

    warning注意
    POWER ボタンを長押ししないでください

    強制シャットダウンになり、故障やデータ消失の原因となります。

  3. HDD3 のカバーを取り外す
    カバーの裏面の上下にフックがあり、軽く固定されています。
    カバーの下の方を軽く押し、取り外してください。
    取りづらい場合は HDD2 を抜き、中からカバーを外側に押すことでスムーズに外れます。
    (その後 HDD2 を元に戻してください。)

    lightbulb参考
    すでに HDD3 にカートリッジを取り付けている場合

    HDD3 のカートリッジを交換したい場合は、ここで HDD3 のカートリッジを取り外してください。

    1. HDD3 のカートリッジの着脱レバーを上げる
    2. カートリッジを手前に引いて取り出す

  4. 取り付けるカートリッジの着脱レバーを固定されるまで上げる

  5. HDD3 にカートリッジを取り付ける

    1. カートリッジを HDD3 の奥まで挿入する
      (必要以上の力を加えないでください。故障の原因となります。)
    2. 着脱レバーが「カチッ」と鳴るまで下ろす

  6. POWER ボタンを押し、本製品の電源を入れる
    ⇒ STATUS ランプが緑点灯すれば、本製品の起動は完了です。

  7. フロントパネルを取り付ける

    1. フロントパネルを下にスライドして取り付ける
    2. 添付のロックキーを使って、ロックする
  8. 設定画面を開く
  9. [ボリューム]→[内蔵ディスク3]→[フォーマット]をクリックする

  10. [実行]をクリックする

    ⇒ これで HDD3 はバックアップ先として準備完了です。

    lightbulb参考
    暗号化について

    詳しくは、暗号化についてをご覧ください。

    warning注意
    しばらくの間、すべての共有フォルダーへアクセスできなくなります

    フォーマット開始時やフォーマットの終了時は、しばらくの間すべての共有フォルダーへアクセスできなくなります(フォーマット中にはアクセスできます)。本製品にアクセスしていないことを確認してから実行してください。

    lightbulb参考
    HDD3 の情報を確認する方法

    設定画面を開き、[情報・ログ表示]→[ボリューム情報]をご覧ください。

    lightbulb参考
    フォーマット時間の目安

    HDLH-OPA8 で約 8 分 15 秒

  11. 再度設定画面を開く

    ※ フォーマットが終わるまでに設定画面を操作してから時間が経っています。設定画面を開き直してください。

  12. [データバックアップ]→[バックアップ]をクリックする

    ※ 設定画面トップからの移動順です。

  13. [追加]をクリックする

  14. バックアップ設定の[ジョブ名]を任意で入力する

  15. 保存する[履歴数]を設定する

    lightbulb参考
    履歴数

    バックアップの履歴を保存する数を設定します。
    例えば、「10」に設定した場合、11 回目のバックアップ時に 1 回目の履歴は消去されます。
    「0」に設定すると制限なく履歴を保存しますが、その分バックアップ先の容量を大きく使います。

    ※「0」に設定した場合、バックアップデータは自動で消去されません。
    定期的にバックアップデータを手動で削除してください。

  16. 「スケジュール設定」をする

    1. [有効]にチェックをつける
    2. バックアップする曜日を選ぶ(複数指定が可能)
    3. バックアップする時刻を設定する(24時間制で指定)

      ※ アクセスのない時間帯に設定してください。
      バックアップ中にバックアップ元やバックアップ先へアクセスすると、データ不整合により、バックアップに失敗する場合があります。

      ※ 1 つのジョブのスケジュール動作中に、別のジョブの開始スケジュール時刻となった場合、後者のジョブが待機状態となり、その前のジョブが完了した後に続けて開始されます。

    lightbulb参考
    多くのファイルに変更があった場合 について

    この機能は、ランサムウェア対策に有効です。
    万一ランサムウェアに感染してしまった場合、バックアップしておいた安全なデータに戻すことが一つの対策となりますが、時間が経過しすぎてしまうと感染したデータしか残ってないという事態になってしまいます。
    [ログに記録し通知する]にすると、NarSuS からの警告ログ通知で何らかの異常が発生している可能性を素早く認識でき、ランサムウェア感染前の状態にリカバリーする動きを取ることができます。それに加えて本製品からの通知も受け取れます。

    ※[ログに記録する]にした場合は、サマリーログに記録するだけになります。詳しくは、バックアップをご覧ください。

    lightbulb参考
    オプションについて

    追加(バックアップ)をご覧ください。

    lightbulb参考
    除外ファイル/フォルダーについて

    バックアップしないファイルを設定したい場合、除外ファイルを設定します。
    例えば「.temp」という拡張子のファイルをバックアップに含めたくない場合、「.temp」「で終わる」と設定することで除外することができます。

  17. 「バックアップ元」を[ローカル(全ての共有フォルダー)]に指定する

    ⇒ 本製品内の全ての共有フォルダーをバックアップ対象に指定します(つないでいる USB HDD は対象外)。

    lightbulb参考
    一部の共有フォルダーだけをバックアップする場合
    1. 「対象種別」を[ローカル]に指定する
    2. バックアップの対象にする「共有フォルダー」を選ぶ

    ※ 例えば disk1 の中の target フォルダーだけをバックアップしたい場合は、「サブフォルダー」に[target]と入力します。
    なお target フォルダー内の data フォルダーを対象としたい場合は、[target\data]と入力します。

    ※ 複数のバックアップ元を指定する場合は、 をクリックします。

    warning注意
    ご注意
    • macOS からアクセスする場合、フォルダー・ファイル名に「\\/:*?"<>|」を使わないようにご注意ください。使った場合、バックアップに失敗します。
    • バックアップ元に設定できる共有フォルダーは 300 個まで指定できます。
  18. バックアップ先に内蔵ディスク 3 を選ぶ

    1. 「バックアップ先」の「対象種別」で[内蔵バックアップ]を選ぶ
    2. 「内蔵ディスク」で[内蔵ディスク 3]を選ぶ

  19. 画面下の[保存]をクリックする
    スケジュール設定をおこなった場合は、設定したスケジュールでバックアップを開始します。

    lightbulb参考
    スケジュール前に一度バックアップしておく

    [データバックアップ]→[バックアップ]の画面を開き、[バックアップ開始]をクリックしてください。

これで内蔵ディスク 3(HDD3)に本製品のデータをバックアップするようになりました。

lightbulb参考
ISS に加入している場合

本製品が弊社保守サービス ISS に加入している場合、増設したカートリッジを登録することで保守対象になります。
その場合は、こちらの Web ページに記載の方法でカートリッジを登録してください。

※ 上記 Web ページにログイン後、「空きスロットへの増設ドライブ登録」ボタンから追加登録してください。

※ カートリッジの追加登録をしていない場合、ISS 保守では本製品の本体のみが保守対象になります。

※ 登録できるカートリッジは 1 台です。

lightbulb参考
バックアップ結果を確認する方法

設定画面を開き、[情報・ログ表示]→[システムログ]をご覧ください。
「バックアップ」が「完了しました。」と表示されていれば、バックアップに成功しています。

●「バックアップに失敗しました。」と表示された場合

  1. 共有フォルダー「LAN DISK Log」にアクセスする

    本製品にアクセスする

    ※[LAN DISK Log]には管理者権限がかかっています。管理者(admin)でアクセスしてください。(ユーザー名:admin パスワード:設定画面に入る際の管理者パスワード)

  2. [Backup]→[“ジョブ名”]を開く

  3. 「“バックアップ日時” + “diff(または full)_failed.log”」というファイル名のログファイルを開く

    ※ 2024 年 8 月 21 日 00 時 00 分 00 秒にバックアップを開始した場合、「20240821000000diff_failed.log」というファイル名になります。

  4. ログ内容を「Error」で検索し、検索に掛かった場合はバックアップ失敗ログ内容をご覧ください。

warning注意
HDD3 へのアクセスはできません

そのため HDD3 内のバックアップデータに直接アクセスすることはできません。
データを復元するには、一部のデータだけを取り出すすべてのデータを復元するを参照してください。

他の NAS をバックアップする

他の NAS のバックアップを本製品の共有フォルダーに保存します。
バックアップ先に指定した共有フォルダーはバックアップ専用(読み取りのみ)になります。
ここでは共有フォルダー「disk1」をバックアップ先に指定した手順を案内します。

lightbulb参考
バックアップ先である本製品容量の目安について

バックアップ元の容量 + 1 TB をおおよその目安としてご用意ください。

  1. 設定画面を開く
  2. [データバックアップ]→[バックアップ]をクリックする

  3. [追加]をクリックする

  4. バックアップ設定の[ジョブ名]を任意で入力する

  5. 保存する[履歴数]を設定する

    lightbulb参考
    履歴数

    バックアップの履歴を保存する数を設定します。
    例えば、「10」に設定した場合、11 回目のバックアップ時に 1 回目の履歴は消去されます。
    「0」に設定すると制限なく履歴を保存しますが、その分バックアップ先の容量を大きく使います。

    ※「0」に設定した場合、バックアップデータは自動で消去されません。
    定期的にバックアップデータを手動で削除してください。

  6. 「スケジュール設定」をする

    1. [有効]にチェックをつける
    2. バックアップする曜日を選ぶ(複数指定が可能)
    3. バックアップする時刻を設定する(24時間制で指定)

      ※ アクセスのない時間帯に設定してください。
      バックアップ中にバックアップ元やバックアップ先へアクセスすると、データ不整合により、バックアップに失敗する場合があります。

      ※ 1 つのジョブのスケジュール動作中に、別のジョブの開始スケジュール時刻となった場合、後者のジョブが待機状態となり、その前のジョブが完了した後に続けて開始されます。

    lightbulb参考
    多くのファイルに変更があった場合 について

    この機能は、ランサムウェア対策に有効です。
    万一ランサムウェアに感染してしまった場合、バックアップしておいた安全なデータに戻すことが一つの対策となりますが、時間が経過しすぎてしまうと感染したデータしか残ってないという事態になってしまいます。
    [ログに記録し通知する]にすると、NarSuS からの警告ログ通知で何らかの異常が発生している可能性を素早く認識でき、ランサムウェア感染前の状態にリカバリーする動きを取ることができます。それに加えて本製品からの通知も受け取れます。

    ※[ログに記録する]にした場合は、サマリーログに記録するだけになります。詳しくは、バックアップをご覧ください。

    lightbulb参考
    オプションについて

    追加(バックアップ)をご覧ください。

    lightbulb参考
    除外ファイル/フォルダーについて

    バックアップしないファイルを設定したい場合、除外ファイルを設定します。
    例えば「.temp」という拡張子のファイルをバックアップに含めたくない場合、「.temp」「で終わる」と設定することで除外することができます。

  7. 「バックアップ元」で他の NAS を指定する

    1. 「対象種別」を[Microsoft ネットワーク共有]に指定する
    2. 「UNC」に他の NAS の共有フォルダーを指定する

      例) \LANDISK-xxxxxx\disk1\folder
      \192.168.0.150\disk1\folder

    3. 「ユーザー名」と「パスワード」に他の NAS にログインするための情報を入力する

      ※ アクセス制限がかかっていない共有フォルダーを対象とする場合は、任意のユーザー名とパスワードを入力してください(両方 guest など)。

      ※ 複数のバックアップ元を指定する場合は、 をクリックします。

    warning注意
    ご注意
    • macOS からアクセスする場合、フォルダー・ファイル名に「\\/:*?"<>|」を使わないようにご注意ください。使った場合、バックアップに失敗します。
    • バックアップ元に設定できる共有フォルダーは 300 個まで指定できます。
    1. 「バックアップ先」で[ローカル]を選ぶ
    2. 「共有フォルダー」で[disk1]を選ぶ

      ※ サブフォルダーは特に指定する必要はありません。

    warning注意
    ご注意
    • バックアップ先に指定した本製品の共有フォルダーは読み取り専用に設定され、ファイル共有サービスからの書き込みができなくなります。
      ファイルの削除、書き込みをするためには、管理者(admin)でアクセスする必要があります。
  8. 画面下の[保存]をクリックする
    スケジュール設定をおこなった場合は、設定したスケジュールでバックアップを開始します。

    lightbulb参考
    スケジュール前に一度バックアップしておく

    [データバックアップ]→[バックアップ]の画面を開き、[バックアップ開始]をクリックしてください。

これで他の NAS のデータを本製品にバックアップするようになりました。

lightbulb参考
バックアップ結果を確認する方法

設定画面を開き、[情報・ログ表示]→[システムログ]をご覧ください。
「バックアップ」が「完了しました。」と表示されていれば、バックアップに成功しています。

●「バックアップに失敗しました。」と表示された場合

  1. 共有フォルダー「LAN DISK Log」にアクセスする

    本製品にアクセスする

    ※[LAN DISK Log]には管理者権限がかかっています。管理者(admin)でアクセスしてください。(ユーザー名:admin パスワード:設定画面に入る際の管理者パスワード)

  2. [Backup]→[“ジョブ名”]を開く

  3. 「“バックアップ日時” + “diff(または full)_failed.log”」というファイル名のログファイルを開く

    ※ 2024 年 8 月 21 日 00 時 00 分 00 秒にバックアップを開始した場合、「20240821000000diff_failed.log」というファイル名になります。

  4. ログ内容を「Error」で検索し、検索に掛かった場合はバックアップ失敗ログ内容をご覧ください。

バックアップからデータを復元する

lightbulb参考
本製品が動作しない場合

USB HDD にバックアップしていた場合、USB HDD を Windows パソコンにつないでデータを取り出すことができます。
通常 USB HDD は専用フォーマットになっていますので、Windows Subsystem for Linux(WSL)を利用してデータを参照してください。

ホワイトペーパーシリーズ:Windows Subsystem for Linux で NAS のバックアップデータへのアクセス

上の内容を UI で平易に行えるアプリケーション:LAN DISK Backup Reader 2

※ USB HDD を暗号化している場合、上記手順でデータを取り出すことはできません。

バックアップからデータを復元するのサブセクション

一部のデータだけを取り出す

本製品上の共有フォルダーをバックアップしている場合、Windows のボリュームシャドウコピーと同じように管理者の手をわずらわすことなく、ユーザーがバックアップしたデータを取り出すことができます。

  1. 共有にアクセスし、目的のデータが入ったフォルダーの 1 つ上のフォルダーを開く

    Windows でアクセスする
  2. 目的のデータが入ったフォルダーを右クリックして、[以前のバージョンの復元]をクリックする

  3. 復元したい日付を選ぶ

  4. [開く]をクリックする

    lightbulb参考
    [復元]について

    選んだファイル・フォルダーを選んだ日付のデータに復元します。

    ※ 今のデータが失われます。望まないデータに[復元]しまった場合に備えて、先に今のデータを自分のパソコンなどにコピーしておいてください。

  5. 以前の状態のフォルダーが開きます。必要なデータをコピーして取り出してください。

すべてのデータを復元する

バックアップジョブから復元をします。そのバックアップジョブの対象をすべて復元します。

lightbulb参考
故障などにより、新しい本製品に「復元」したい場合

バックアップ元の共有フォルダーと、バックアップのジョブを元のように作り直して、「復元」することができます。
詳しくは、こちらのQ&A をご覧ください。

  1. 設定画面を開く
  2. [データバックアップ]→[バックアップ]をクリックする

  3. 復元するバックアップジョブの右にある[復元]をクリックする

    1. 内容を確認し、[バックアップ履歴]で復元するバックアップの日時を選ぶ
    2. [実行]をクリックする

    lightbulb参考
    復元について
    • 復元先に同じ名前のファイルが存在する場合は上書きされます。
    • バックアップに存在しないファイルが復元先にあった場合でも、そのファイルは削除などされません。
    • 復元先が読み取り専用の場合、復元できません。
    lightbulb参考
    復元の結果を確認する
    1. 共有フォルダー「LAN DISK Log」にアクセスする

      本製品にアクセスする

      ※[LAN DISK Log]には管理者権限がかかっています。管理者(admin)でアクセスしてください。(ユーザー名:admin パスワード:設定画面に入る際の管理者パスワード)

    2. [Restore]→[“ジョブ名”]を開く

    3. 「“復元日時” + “_summary.log または _failed.log”」というファイル名のログファイルを開く

      ※ 2024 年 8 月 21 日 00 時 00 分 00 秒に復元を開始した場合、「20240821000000_summary.log」というファイル名になります。
      復元に失敗した場合、「20240821000000_failed.log」というファイル名になります。

    4. ログ内容を「Error」で検索し、検索に掛かった場合は復元失敗ログ内容をご覧ください。

すべてのデータを復元するのサブセクション

復元失敗ログ内容

「LAN DISK Log」共有フォルダー内にある復元の失敗ログファイルの内容とその意味・対処をご案内します。

NoSpaceError

意味:
復元先の容量が足りません。

対処:
復元先の容量を確保してください。

NoEntryError

意味:
フォルダーやファイルが見つかりません。

対処:
復元中にファイル・フォルダーの変更・削除・場所の移動をおこなわないでください。

ExistsError

意味:
以下のうちいずれかに該当します。
・復元元にあるファイルと同名のフォルダーが復元先に存在します。
・復元元にあるフォルダーと同名のファイルが復元先に存在します。

対処:
同名のファイル、フォルダーのうち片方の名称を変更してください。

TimeOutError

意味:
ネットワーク上の復元元への接続がタイムアウトしました。

対処:
復元元や本製品のネットワーク設定を確認してください。

DisableFileSystemError

意味:
復元先が対象フォーマットではありません。

対処:
復元先が専用フォーマットまたは FAT32 フォーマットであるか確認してください。

NotShareModeError

意味:
対象のボリュームが共有モードではありません。

対処:
対象のボリュームが共有モードであるか確認してください。

UnMountedError

意味:
対象のボリュームがマウントされていません。

対処:
復元元のボリューム(USB HDD)の再起動や接続やり直しをお試しください。

ShareNotExistsError

意味:
対象の共有フォルダーが存在していません。

対処:
対象の共有フォルダーが存在しているか確認してください。

PermissionError

意味:
ファイルやフォルダーのアクセス権がありません。

対処:
対象のファイルやフォルダーのアクセス権の変更や再作成をしてください。

NameTooLongError

意味:
以下のうちいずれかに該当します。
・ファイル名やフォルダー名の長さが 255 バイトより大きい。
・ファイルやフォルダーのパス長が 4095 バイトより大きい。

対処:
対象のファイル、フォルダーの名前またはパス長を変更してください。

バックアップデータに直接アクセスする

バックアップデータに直接アクセスし、必要なデータを取り出すことができます。

lightbulb参考
HDL2-HB シリーズの内蔵ディスク 3(HDD3)にはアクセスできません

一部のデータだけを取り出す または すべてのデータを復元するの方法でデータを復元してください。

  1. バックアップ先に設定した共有フォルダーを開く

    本製品にアクセスする
    lightbulb参考
    バックアップ先の共有フォルダーの[Microsoft ネットワーク共有]を無効にしている場合

    設定画面の[共有]→[フォルダー]→[一覧]から該当の共有フォルダーを変更し、[Microsoft ネットワーク共有]にチェックを付けてください。

  2. バックアップのジョブ名のフォルダーを開く
    [ジョブ名]
     →[年月日・時刻]
      →[バックアップ元ホスト名]
       →[バックアップ元ホストの共有名]

    ジョブ名バックアップ設定時に指定した[ジョブ名]のフォルダーです。
    年月日・時刻バックアップを開始した年月日・時刻を元にして、自動で作成されるフォルダーです。[20240821000000]の場合は、2024 年 8 月 21 日 00 時 00 分 00 秒に開始しています。
    バックアップ元ホスト名バックアップ元で選ばれたホスト名のフォルダーです。本製品上を選択した場合は「localhost」となります
    バックアップ元ホストの共有名バックアップ元で選択された共有名のフォルダーです。バックアップ元にサブフォルダーを指定した場合、共有名の後に"_"で区切られてサブフォルダー名が追加されます。
    lightbulb参考
    どの日のフォルダーを開けばいい?

    取り出したいデータがベストな状態の日のフォルダーを開いてください。

    ※ 履歴差分バックアップをしている場合でも、変更がないファイルを含む すべてのデータを確認できます。

  3. 必要なデータを取り出す

    lightbulb参考
    ご注意

    バックアップ先の共有フォルダーは読み込み専用に設定されています。そのためデータを取り出すことはできますが、書き込むことはできません。

    ※ 管理者(admin)でアクセスすれば、データの読み書きができます。(ユーザー名:admin パスワード:設定画面に入る際の管理者パスワード)

クローンするのサブセクション

本製品でクローンする

本製品2台をそれぞれマスター/ スレーブとして構成し、マスターの設定やファイルをスレーブに保存します。

※ 万一のマスター故障時に、スレーブをマスターに切り替えることで、迅速に復旧できます。

※ 同じ機種に限ります。

lightbulb参考
共有フォルダー単位でデータだけを同期したい場合

クローンでは、自動的にマスターのすべての共有フォルダー(usbxを除く)のデータがスレーブへ同期されます。
共有フォルダー単位で同期設定をおこなう場合は、 レプリケーションパッケージをご利用ください。

レプリケーションする

warning注意
ご注意
  • 使用できる LAN DISK は本製品のみです。マスターとスレーブは、同じシリーズであれば使用できます。ただし、スレーブにはファイル保存のため充分な空き容量が必要です。
  • VPN 経由で利用する場合は、十分なスループットを確保できる光回線をご使用ください。
  • スレーブにマスター内のフォルダーと同名のフォルダーがある場合は、ファイルが削除される可能性があります。必要に応じてバックアップしてください。
  • スレーブの設置がネットワーク(ルーター)を超える場合のご注意
    • 本製品はクローン通信に 「TCP: 873 番」「TCP:51055 番」を使用します。スレーブの本製品を接続しているルーターが NAT 設定されている場合は、「TCP:873 番」「TCP:51055 番」宛の通信がスレーブに届くように、ポートフォワード設定が必要です。
    • 通信は暗号化をおこなっておりません。インターネットを経由する場合は、VPN 環境下でのご利用をおすすめします。
  • 一時的にスレーブを切り離した場合、レプリケーションエラーがシステムログに記録され、1 時間以内は 1 分ごと、それ以降は 1 時間ごとに接続を再試行し、接続できた段階で再開します。(マスターを再起動した場合でも再開されます。)この場合、再設定は不要です。ただし、スレーブを切り離された状態でマスターの設定変更をした場合、スレーブへの設定保存が失敗します。この場合は自動で保存はされませんので、再度マスターで設定変更をしてください。
  • ファイル数の多い共有フォルダーを変更すると、変更が完了するまでに時間がかかる場合があります。また、変更が完了するまですべての共有フォルダーにアクセスできません。
  • クローン中、マスターで大量にデータ更新があった場合、一時的にマスターへのアクセスが遅くなる場合があります。マスターの共有フォルダー内に、大量のデータを保存・編集される場合は、複数の共有フォルダーに分けていただくことをおすすめします。
  • ファイルの保存は、「外付けボリューム共有フォルダー」など削除できない共有フォルダーは対象外です。
  • マスターでのレプリケーションの設定変更はできなくなります。
  • 次の設定項目は保存されません。
    • ログのフィルター設定
    • 暗号化設定
    • 管理者設定
    • パッケージ設定(FTP は保存対象です)
    • NarSuS アカウント設定
    • ワンタッチセキュア
    • MFA デバイス管理
    • サブフォルダーのアクセス権設定
  • 共有フォルダーの削除はスレーブ側に反映されません。
    切り替え後、必要に応じて別途共有フォルダーの削除を実行してください。

本製品でクローンするのサブセクション

本製品へのクローンを設定するのサブセクション

1. 本製品のスレーブ側を設定する

  1. 設定画面を開く
  2. 「クローン」パッケージを追加する

    パッケージを追加する(追加機能)

    ※ 他のマスターから設定を保存したことがある場合は、一度クローンパッケージを削除し、再度追加してください。

  3. スレーブをマスターと同じネットワークに設置し、通信可能な状態にする

lightbulb参考
マスターを Active Directory に参加させる場合

スレーブはマスター昇格時にマスターの設定情報を元に Active Directory に参加します。
通常はマスターのみを Active Directory に参加させてご利用ください。

Active Directory に参加する

lightbulb参考
マスターとスレーブの接続方法について

LAN ポートを複数搭載している機種では、ネットワークへの負荷を抑えるため、マスターとスレーブを LAN2 ポート同士で接続することもできます。
この場合、LAN2 ポート同士が通信可能となるように適切なネットワーク設定をおこなってください。

warning注意
ご注意
  • スレーブにマスター内のフォルダーと同名のフォルダーがある場合は、ファイルが削除される可能性があります。必要に応じてバックアップしてください。



2. 本製品のマスター側を設定する

  1. 設定画面を開く
  2. 「クローン」パッケージを追加する

    パッケージを追加する(追加機能)
  3. 「レプリケーション」パッケージを追加する(ver.1.03 以降)

  4. 設定画面のホームに戻り、[データバックアップ]→[クローン機能]→[マスター設定]をクリックする

    1. [有効]を選択する
    2. スレーブの情報を入力する
    3. [適用]をクリックする

    項目説明
    スレーブスレーブの「LAN DISK の名前」または「IP アドレス(IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレス(コロン区切り))」を入力します。
    パスワードスレーブの管理者パスワードを入力します。パスワードは 1 文字以上で設定する必要があります。
lightbulb参考
設定後の動作について
  • これ以降は、マスターで共有フォルダー/ファイルを作成すると、自動で同期されます。同期中にスレーブに共有フォルダーを作成できない場合、マスターでの共有フォルダーの作成は失敗します。この場合、スレーブの容量などをご確認ください。
  • マスターで共有フォルダーを削除した場合でも、スレーブの共有フォルダーは削除されません。
  • 保存対象の設定を変更すると、最後の設定変更から 10 分後にスレーブに最新設定が保存されます。スレーブへの設定保存に失敗した場合は、システムログにエラーが記録されます。この場合、再度マスターで設定してください。
  • クローン設定後スレーブに対して設定情報も同期されますが、実際にスレーブ側の設定として反映されるのはスレーブからマスターへ切り替わった後となるため、クローン動作中にスレーブの設定画面を確認しても設定内容は変化ありません。
  • 同期や切り替え失敗など予期せぬトラブルを防ぐため、クローン中はスレーブへのアクセスはおこなわないようにしてください。
  • 各共有フォルダーの同期状況の確認は、マスターの設定画面の[情報]→[レプリケーション機能]で確認できます。



スレーブを切り替えるのサブセクション

手動でスレーブを切り替える

  1. マスターをネットワークから取り外す

    ※ マスターがネットワーク上に存在している場合、切り替えが実行できない場合があります。

  2. スレーブの設定画面を開く

  3. [データバックアップ]→[クローン機能]→[切り替え]をクリックする

  4. 内容を確認し、[実行]をクリックする

  5. Web ブラウザー(設定画面)を閉じる
    STATUS ランプが点滅から点灯に変わったら、切り替えは完了です。

故障を監視し、自動でスレーブを切り替える

スレーブからマスターを監視し、故障を感知した場合に自動で切り替える設定です。

  1. スレーブの設定画面を開く

  2. [データバックアップ]→[クローン機能]→[スレーブ設定]をクリックする

    1. [有効]を選択する
    2. マスターの情報を入力する
    3. [適用]をクリックする

    項目説明
    故障判定時間マスターの稼働状態を確認する時間間隔を設定します。
    ※1 分ごとに通信し、30 秒以内に応答がない状態が[故障判定時間]継続した場合に故障と判定し、切り替えます。
    マスターマスターの「LAN DISK の名前」または「IP アドレス(IPv4アドレスまたはIPv6アドレス(コロン区切り))」を入力します。

スレーブを切り替えた場合の設定

スレーブを切り替えた場合、いくつか設定する必要があります。

新マスター(元 スレーブ)の設定

  1. 新マスターの設定画面を開く

  2. 「レプリケーション」パッケージを追加する(ver.1.03 以降)

    パッケージを追加する(追加機能)
  3. 一部移行されない設定があるので、再設定する

    • ログのフィルター設定
    • 暗号化設定
    • 管理者設定
    • パッケージ設定(FTP は保存対象です)
    • NarSuS アカウント設定
    • ワンタッチセキュア
    • MFA デバイス管理
    • サブフォルダーのアクセス権設定

新スレーブ(元 マスター)の設定

  1. 故障した元 マスターを修理などして、利用可能な状態にする

    ⇒ これを新スレーブとして使います。

    ※ 新しい本製品も使用できます。

  2. 新スレーブの設定画面を開く

  3. 新スレーブのすべての設定を出荷時設定に戻す

    本製品のすべての設定を出荷時設定に戻す
  4. 新スレーブをスレーブとして設定する

    1. 本製品のスレーブ側を設定する

スレーブが故障した場合

以下の手順で、新しいスレーブに入れ替えてください。

  1. マスターの設定画面を開く

  2. [データ保守]→[クローン機能]→[マスター設定]で、「マスターとして動作」を[無効]にする

  3. 故障したスレーブを修理などして、利用可能な状態にする

    ※ 新しい本製品も使用できます。

  4. 修理したスレーブのすべての設定を出荷時設定に戻す

    本製品のすべての設定を出荷時設定に戻す
  5. スレーブを設定しなおす

    1. 本製品のスレーブ側を設定する
  6. マスターの設定画面を開く

  7. [データ保守]→[クローン機能]→[マスター設定]で、「マスターとして動作」を[有効]にする

    ※ スレーブの情報が変わっている場合は、設定を変更してください。

USB HDD でクローンする

スレーブの代わりに USB HDD を利用して、設定やファイルの保存・復元もできます。
※ USB HDD を利用した復元では、対象ファイルをコピーするため、その分時間がかかります。

lightbulb参考
ご注意
  • 事前に、本製品に「クローン」パッケージを追加してください。
  • 一時的に USB HDD を取り外した場合、レプリケーションエラーがシステムログに記録され、1 時間以内は 1 分ごと、それ以降は 1 時間ごとに接続を再試行し、接続できた段階で再開します。(本製品を再起動した場合でも再開されます。)この場合、再設定は不要です。ただし、USB HDD を取り外された状態で本製品の設定変更をした場合、USB HDD への設定保存が失敗します。この場合は自動で保存はされませんので、再度本製品で設定変更をしてください。
  • ファイル数の多い共有フォルダーを変更すると、変更が完了するまでに時間がかかる場合があります。また、変更が完了するまで共有フォルダーにはアクセスできません。
  • クローン中、大量にデータ更新があった場合、一時的に本製品へのアクセスが遅くなる場合があります。共有フォルダー内に、大量のデータを保存・編集される場合は、複数の共有フォルダーに分けていただくことをおすすめします。
  • ファイルの保存は、「外付けボリューム共有フォルダー」など削除できない共有フォルダーは対象外です。
  • レプリケーションの設定変更はできなくなります。
  • 次の設定項目は保存されません。
    • ログのフィルター設定
    • 暗号化設定
    • 管理者設定
    • パッケージ設定(FTP は保存対象です)
    • NarSuS アカウント設定
    • ワンタッチセキュア
    • MFA デバイス管理
    • サブフォルダーのアクセス権設定
  • 共有フォルダーの削除は USB HDD に反映されません。
    切り替え後、必要に応じて別途共有フォルダーの削除を実行してください。

USB HDD でクローンするのサブセクション

USB HDD へのクローンを設定する

lightbulb参考
USB HDD へのクローンには、「最後の USB ポート」を使います

本製品では、USB ポート 5(背面)です。

  1. 設定画面を開く
  2. 最後の USB ポートの設定が[共有モード](初期設定)であることを確認する

    ※ モード設定は、[ボリューム]→[USBx]→[モード設定]で確認できます。

  3. USB HDD を最後の USB ポートにつなぐ

    ※ 他の USB ポートでは、クローン機能を利用できません。

  4. [ボリューム]→[USBx]→[フォーマット]をクリックする

    ※ USBx の x は USB HDD をつないだ USB ポートの番号を指します。

  5. 「フォーマット形式」の[専用フォーマット]を選び、[実行]をクリックする

    warning注意
    しばらくの間、すべての共有フォルダーへアクセスできなくなります

    USB HDD のフォーマット開始時やフォーマットの終了時は、しばらくの間すべての共有フォルダーへアクセスできなくなります(フォーマット中にはアクセスできます)。本製品にアクセスしていないことを確認してから実行してください。

    lightbulb参考
    フォーマット時間の目安

    USB 5Gbps(USB 3.2 Gen 1)専用フォーマット時間:
    約 30 分(弊社製 HDS2-UT6.0(RAID 0))
    約 10 分(弊社製 HDJA-UT8W/LD)

  6. 再度設定画面を開く

    ※ フォーマットが終わるまでに設定画面を操作してから時間が経っています。設定画面を開き直してください。

  7. 「クローン」パッケージを追加する

    パッケージを追加する(追加機能)
  8. 設定画面のホームに戻り、[データバックアップ]→[クローン機能]→[システム保存設定]をクリックする

  9. [システム保存(フル)]をクリックする

    ⇒ システム保存を開始します。
    STATUS ランプが点滅から点灯に変わったら、システム保存は完了です。しばらくお待ちください。

    履歴数保存する履歴の数を設定できます。「0」に設定すると、無制限に保存されますので、USB HDD の容量にご注意ください。指定可能な最大数は「31」です。
    スケジュール、曜日、時刻定期的に保存をおこないます。スケジュール設定をおこなう場合は、[有効]を選択し、曜日・時刻で設定します。
    [適用]設定を保存するのみなど、すぐに保存をしない場合にクリックします。
    [システム保存(差分)]一度フル保存をした後など、前回の保存部分からの差分のみを保存します。
    [システム保存(フル)]すべての内容を保存します。
    [システム保存停止]開始されたシステム保存を停止します。
lightbulb参考
設定後の動作について
  • これ以降は、本製品の設定を変更すると、USB HDD に保存されます。
  • 共有フォルダーやファイルは、以下の操作で保存されます。
    • [システム保存(フル)]または[システム保存(差分)]をクリックした時
    • スケジュール設定した時刻になった時
  • システム保存の結果は、マスターの設定画面の[情報・ログ表示]→[システムログ]や、マスターの共有フォルダー[LAN DISK Log]の[Backup]→[ジョブ名]以下で確認できます。
lightbulb参考
ログが記録されます

システム保存を実行すると、バックアップ(ジョブ名: SystemRestore)に関するシステムログが記録されます。

lightbulb参考
最後の USB ポートへのアクセス権限が変更されます

システム保存を実行すると最後の USB ポートの共有フォルダーは、管理者だけがアクセスできるように設定変更されます。

※ ご購入時、USB ポートは管理者だけがアクセスできる状態です。

warning注意
ご注意

システム保存した USB HDD の扱いにご注意ください。

  • 他の NAS も含め、管理者以外もアクセスできるように設定変更された USB ポートにつないだ場合、意図しないユーザーにアクセスされるおそれがあります。
    管理者だけがアクセスできるように設定された、最後の USB ポートにつなぐことをおすすめします。
  • パソコンにつないで、保存したデータを閲覧されるおそれがあります。
    システム保存した USB HDD は厳重に保管してください。

USB HDD から復元する

USB HDD に保存したシステムから復元する方法を説明します。

  1. クローン用 USB HDD が本製品につながっていることを確認する

  2. 設定画面を開く
  3. [データバックアップ]→[クローン機能]→[システム復元]をクリックする

  4. [実行]をクリックする

    ⇒ システム復元を開始します。
    STATUS ランプが点滅から点灯に変わったら、システム復元は完了です。しばらくお待ちください。

    ※[バックアップ履歴]では、保存した履歴から復元するデータを選びます。

  5. 一部移行されない設定があるので、再設定する

    • ログのフィルター設定
    • 暗号化設定
    • 管理者設定
    • パッケージ設定
    • NarSuS アカウント設定
    • ワンタッチセキュア
    • MFA デバイス管理
    • サブフォルダーのアクセス権設定
lightbulb参考
ログが記録されます

システム復元を実行すると、バックアップ(ジョブ名: SystemRestore)に関するシステムログが記録されます。

レプリケーションするのサブセクション

レプリケーションについて

レプリケーション元に設定したメイン機の共有フォルダーと、レプリケーション先に指定した予備機の共有フォルダーを同期し、同じ状態に保ちます。

※ LAN 環境により遅延が発生します。遠隔地へのレプリケーションにより、メイン機側での災害・事故によるデータ損失のリスク低減ができます。

※ レプリケーション機能はメイン機に保存したデータをファイル単位で予備機にコピーするため、同一の状態になるまでにタイムラグが発生します。

lightbulb参考
クローンパッケージについて

レプリケーションでは、データのみの同期となります。設定情報も保存したい場合は、クローンパッケージをご利用ください。

warning注意
ご注意
  • レプリケーション先とする予備機には「レプリケーション」パッケージを追加する必要はありません。
  • 予備機に使用できる機器は以下の機種のみです。
    • HDL-HA シリーズ
    • HDL-H シリーズ
    • HDL-XA シリーズ
    • HDL-X シリーズ
    • HDL-AAX シリーズ
    • HDL-AA シリーズ
  • レプリケーション機能でコピーされるのは、「レプリケーション元共有フォルダー」に指定した共有フォルダー上に保存された、ファイル・フォルダーのデータのみです。アクセス権はコピーされません。
  • 予備機をメイン機に接続する前に、予備機の管理者パスワードを 4 文字以上で設定しておいてください。
  • VPN 経由でレプリケーションを利用する場合は、充分なスループットを確保できる光回線をご使用ください。
  • レプリケーション先に設定された共有フォルダーにある同名のファイル・フォルダーは、レプリケーション実施後に上書きされます。あらかじめレプリケーション先共有フォルダーは空にしておいてください。
  • ネットワーク(ルーター)を超えるレプリケーションを行う場合のご注意
  • 本製品はレプリケーション通信に「IPv4 TCP: 873 番」を使用します。レプリケーション先の本製品を接続しているルーターが NAT 設定されている場合は、「IPv4 TCP: 873 番」宛の通信がレプリケーション先の予備機に届くように、ポートフォワード設定が必要です。
  • レプリケーション通信は暗号化をおこなっておりませんので、インターネットを経由するレプリケーションをおこなう場合は、VPN 環境下でのご利用をおすすめします。
  • 一時的に予備機を切り離した場合、1 時間以内は 1 分ごと、それ以降は 1 時間ごとに接続を再試行し、接続できた段階で再開します。(メイン機を再起動した場合でも再開されます。)この場合、レプリケーションの再設定は不要です。
  • ファイル数の多い共有フォルダーを変更すると、変更が完了するまでに時間がかかる場合があります。また、変更が完了するまですべての共有フォルダーにアクセスできません。
  • レプリケーション中、マスターで大量にデータ更新があった場合、一時的にマスターへのアクセスが遅くなる場合があります。マスターの共有フォルダー内に、大量のデータを保存・編集される場合は、複数の共有フォルダーに分けていただくことをおすすめします。
  • レプリケーション元共有フォルダーとして指定可能な共有フォルダーは 300 個です。

レプリケーションを設定する

レプリケーション先(予備機)を設定する

  1. レプリケーション先の予備機で、管理者パスワードを4 文字以上で設定する

  2. レプリケーション先の予備機で、レプリケーション先とする共有フォルダーを作成する

レプリケーション元(メイン機)を設定する

  1. 設定画面を開く
  2. 「レプリケーション」パッケージを追加する

    ※ レプリケーション先とする予備機には「レプリケーション」パッケージを追加する必要はありません。

    パッケージを追加する(追加機能)
  3. レプリケーション元のメイン機で、[共有]→[フォルダー]→[一覧]をクリックする

  4. レプリケーション元にする共有フォルダーの[変更]をクリックする

    1. [レプリケーション機能]にチェックをつける
    2. レプリケーション先の予備機の情報を入力する
    3. [変更]をクリックする

    • レプリケーション先ホスト
      レプリケーション先(予備機)の「LAN DISK の名前」または「IP アドレス(IPv4アドレスまたはIPv6アドレス(コロン区切り))」を入力します。

    • レプリケーション先共有フォルダー名
      レプリケーション先とする共有フォルダーの名前を入力します。

      ※ 大文字 / 小文字を区別します。ご注意ください。

    • レプリケーション先パスワード
      レプリケーション先(予備機)の管理者パスワードを入力します。パスワードは 1文字以上で設定する必要があります。

      lightbulb参考
      マスターで共有フォルダーを削除した場合

      スレーブの共有フォルダーは削除されません。

レプリケーションの結果を確認する

  1. レプリケーション元のメイン機で、設定画面を開く

  2. [情報・ログ表示]→[レプリケーション動作状況]をクリックする

  3. レプリケーション処理の結果を確認する

    lightbulb参考
    レプリケーション処理の結果

    共有フォルダーごとに、最後に実行したレプリケーション処理の検出時刻[最終更新検出時刻]と、その結果が表示されます。

    • 結果が OK の場合
      ログの列には何も表示されません。
    • 結果が NG の場合
      • [表示]:
        レプリケーションのログを確認できます。
      • [ダウンロード]:
        ログをファイルとしてダウンロードできます。
        ログがすべて表示されない場合はダウンロードしてご確認ください。
lightbulb参考
「(共有フォルダー名)のレプリケーション先に接続できませんでした」または、「(共有フォルダー名)がタイムアウトしました。」 というログが記録された

一時的な通信障害の可能性があります。
レプリケーション元の[システム]→[自己診断]でレプリケーション機能についての自己診断をお試しください。その結果、「問題ありません。」であれば対処不要です。
自己診断結果が上記のログと同じ場合は以下をご確認ください。

  • レプリケーション先と元が物理的にネットワーク接続されていること
  • レプリケーション先と元、途中経路のネットワーク設定が正しくされていること

※ 自己診断内容
レプリケーション機能について、本製品に設定したレプリケーション先と接続 / 認識できることを確認します。

lightbulb参考
「(共有フォルダー名)を認証できませんでした」というログが記録された
  • レプリケーション先の管理者パスワードが1文字以上で設定されているか確認してください。
  • レプリケーション元に設定した、レプリケーション先管理者パスワードが正しいか確認してください。

ミラーリングする

ファイルやフォルダー構造を、別の HDD にまったく同じ構成で複製する機能です。本製品では、USB HDD を利用してのミラーリングができます。データだけでなくシステム情報も保存されます。

lightbulb参考
ご注意

RAID モードが「RAIDeX(拡張ボリューム;初期値)」の場合、この機能は使えません。

ミラーリングするのサブセクション

USB HDD でミラーリングする

warning注意
ご注意

ミラーリング実行中に USB ケーブルが抜けたり、USB HDD の電源が切れたりすると、故障の原因となります。ケーブルをしっかり接続してください。

lightbulb参考
動作確認済みの USB HDD

弊社 Web ページをご覧ください。
LAN DISK バックアップ・増設用ハードディスク対応一覧

※ ご利用の本製品の容量以上の USB HDD をご用意ください。

  1. 本製品の電源が入っていることを確認

  2. USB HDD の電源を入れる

  3. 本製品背面の USB ポート 3に USB HDD をつなぐ

    lightbulb参考
    ミラーリングで使う USB ポート

    USB ポート 3 につなぎます。他の USB ポートにつないでもミラーリングできません。
    すでに USB ポート 3 にミラーリング以外の USB HDD をつないでいる場合は取り外してください。

    warning注意
    ご注意

    本製品は、電源が入っている状態で USB HDD をつなげられます。ただし、本製品の POWER ランプが点滅中には、USB HDD をつながないでください。

    ※ 本製品にすでに別の USB HDD をつないでいる場合には、その USB HDD のランプをご確認ください。

  4. 設定画面を開く
  5. [ボリューム]→[USB3]→[モード設定]をクリックする

    1. [ミラーリングモード]を選ぶ
    2. [適用]をクリックする
      ⇒ ミラーリングの構築を開始します。

lightbulb参考
ご注意

ミラーリングの途中で本製品の電源を切るとミラーリングは完了しません。ミラーリングが完了したことを確認してから本製品の電源を切ってください。

warning注意
「ピーピーピー」と鳴り、エラーが表示されたら…

エラーの内容により、USB HDD の容量が十分か、USB HDD に異常がないかを確認してください。

lightbulb参考
構築状況の確認

[情報]→[ボリューム情報]で、[USB3]の[ステータス]から確認できます。

  • 構築中:[ミラーリング(再構築中 xx%)](xx は再構築の進捗率)
  • 構築完了:[ミラーリング]

※ 再確認する場合は、[情報]→[ボリューム情報]を開きなおしてください。

ミラーディスクを保管する

ミラーリング運用中に USB HDD を取り外し、保管することができます。
取り外した後は、別の USB HDD を取り付ける必要があります。

lightbulb参考
ミラーディスクの保管について

取り外した USB HDD は、取り外した時点のミラーリング上に作成した「共有データ」、「登録ユーザー」、「グループ情報」、「ネットワーク設定」などすべての設定情報が記録されたミラーディスクとして保管できます。
本製品につなぐUSB HDD を定期的に交換することで、ミラーリングをおこないながら、ミラーリングしたディスク上に作成した共有データ、すべての設定情報を一定期間バックアップとして保管するといった運用もできます。

  1. 設定画面を開く
  2. [ボリューム]→[USB3]→[取り外し]をクリックする

  3. [実行]をクリックする

  4. 本製品の POWER ランプが消灯したら、USB ポート 3 の USB HDD を取り外して、保管する

  5. 別の USB HDD を USB ポート 3につなぐ

  6. 本製品の電源を入れる

    ⇒ ミラーリングの構築を開始する

保管したミラーディスクから復旧する

  1. 本製品の電源が切れていることを確認する

  2. ミラーディスクを USB ポート 3 につなぐ

  3. ミラーディスクの電源を入れる

    lightbulb参考
    ミラーディスクの電源連動機能

    つなぐミラーディスクに電源連動機能がある場合は、本製品の電源を入れると電源が入ります。ミラーディスクの電源連動機能については、ミラーディスクの取扱説明書をご覧ください。

  4. 本製品の電源を入れる

  5. 設定画面を開く
  6. [ボリューム]→[内蔵]→[ミラーディスクからの復帰]をクリックする

  7. [実行]をクリックする

本製品が再起動されたら、USB HDD から復旧を開始します。

クラウドと連携する

本製品の共有フォルダーとクラウドストレージサービスを同期させることができます。
設定方法は、クラウドストレージサービスによって異なります。

クラウドと連携するのサブセクション

Amazon S3 と連携する

本製品の共有フォルダーと Amazon が運営するインターネット用の有償ストレージサービス Amazon S3 のバケットを同期させることができます。
Amazon S3 に関する詳細は、https://aws.amazon.com/jp/s3/ をご覧ください。

lightbulb参考
こちらの手順書もご覧ください

ホワイトペーパー Amazon S3 連携手順書

lightbulb参考
ご注意
  • 本製品のファームウェアを最新にしてご利用ください。

  • 同期設定の場合、本製品がデータの更新を認識し、同期を開始するまでに時間がかかることがあります。
    データの更新チェックは、チェックのたびに同期対象内のすべてのデータを対象とします。
    そのため、ファイル・フォルダー数が少量であれば数分程度で完了しますが、非常に多い場合は長時間かかることがあります。

  • 同期設定の場合、同期動作は設定した[更新確認間隔]のタイミングに実施されます。

  • 同期設定において、複数の共有フォルダーを同期対象としている場合、同期動作は共有フォルダーごとに順番に実行されます。

  • 同期設定の場合、同じ同期対象(共有フォルダーや接続設定とサブフォルダーの組み合わせ)を複数指定することはできません。

  • 同期設定の場合、本機能を有効にした共有フォルダー内のファイルを直接編集すると、編集中に作成された一時ファイルがアップロードされたり、そのアップロードがエラーとなる場合があります。

  • 同期する前に本製品の時刻設定を NTP 同期有効(毎日同期有効)に設定してください。時刻がずれると正常に同期できなくなります。

  • USB HDD は、専用フォーマットで共有モードの場合のみ同期が実行されます。

  • USB HDD の共有フォルダーを同期する場合、その共有フォルダーのトップに"_tmp_file_for_Copy…" という名前のファイルが一時的に作成される場合があります。そのファイルを削除や変更しないでください。同期処理に必要です。

  • インターネットの接続にプロキシ設定が必要な場合は、あらかじめプロキシ設定をしてください。

    プロキシ設定

  • 本製品の Amazon S3 連携機能は、署名バージョン 2 のみに対応しています。一部の署名バージョン 4 を必要とするリージョンには対応しておりません。

  • Amazon S3 の Glacier ストレージクラスには対応しておりません。

  • Amazon S3 は保存容量・通信量に応じて課金されます。頻繁に更新されるデータがある場合、請求額が大きくなる場合があります。
    Amazon S3 ご契約サイトなどで料金を確認しながら運用することをおすすめします。

Amazon S3 と連携するのサブセクション

1. Amazon S3 の接続設定をする

  1. 設定画面を開く
  2. 「Amazon S3 連携」パッケージを追加する

    パッケージを追加する(追加機能)
  3. [クラウドストレージ]→[接続設定]→[Amazon S3]をクリックする

  4. [追加]をクリックする

    1. 任意の接続名を入力する
    2. 契約情報を入力する
    3. [OK]をクリックする

    lightbulb参考
    契約情報について
    • アクセスキー
      Amazon S3 で作成した[アクセスキー]を入力します。

    • シークレットキー
      Amazon S3 で作成した[シークレットアクセスキー]を入力します。

    • プロトコル
      Amazon S3 との通信プロトコルを選びます。
      [https]を選んだ場合、本製品と Amazon S3 間の通信は暗号化されます。

      ※[http]を選び、かつ本製品のプロキシ設定を利用する場合、使用するプロキシサーバーの機能によっては同期に失敗することがあります。その場合は、[https]をお試しください。

    • ストレージクラス
      Amazon S3 のバケットに保存するファイルのストレージクラスを選びます。

      ※ ストレージクラスについては Amazon S3 のホームページをご確認ください。

    • エンドポイント
      エンドポイント名(ホスト名)を直接入力する場合に設定します。

      ※ 空白の場合は、Amazon S3 のエンドポイントが利用されます。

    • ポート番号
      Amazon S3 にアクセスする際のポート番号(TCP)を入力します。

      ※ 空白の場合は、プロトコルで[http]を選ぶと 80、[https]を選ぶと 443 を使います。

    • マルチパートアップロード
      マルチパートアップロードを使うかどうかを選びます。

      ※ ただし、100MB 未満のファイルはマルチパートアップロードを使いません。

      ※ チェックしない場合、5GB 以上のファイルはアップロードできません。

  5. [接続テスト]をクリックする

    lightbulb参考
    接続テストに失敗した場合
    • [変更]ボタンをクリックし、入力した契約情報がすべて正しいか確認してください。
      (特に、エンドポイントやポート番号を初期値から変更している場合は、ご注意ください。)

    • 本製品がインターネットに接続可能な環境に設置されているか、 確認してください。
      (本製品のプロキシ設定を有効にしている場合、プロキシ設定が正しいかも確認してください。)




2. Amazon S3 との連携を設定する

接続設定完了後、以下の中から保存方法を選び、Amazon S3との連携を設定します。




2. Amazon S3 との連携を設定するのサブセクション

Amazon S3 と同期する

ファイル更新検知時に Amazon S3 へ随時同期するように設定します。

  1. 設定画面を開く
  2. [クラウドストレージ]→[同期設定]をクリックする

  3. [追加]をクリックする

  4. 「ジョブ名」を任意で入力する

  5. 「同期方向」を設定する

    • 双方向
      どちらかの同期対象に変更があった場合、それがもう片方に適用されます。

    • 片方向
      同期対象 1 に変更があった場合にだけ、それが同期対象 2 に適用されます。

    lightbulb参考
    「更新確認間隔」「最大ファイルサイズ」「除外ファイル/フォルダー」

    同期設定をご覧ください。

  6. 各同期対象を設定する
    同期対象 1 を本製品の共有フォルダー disk1 に、同期対象 2 をクラウドストレージ側に設定する場合の設定例をご案内します。

    • 同期対象 1

      • 対象種別: ローカル

      • 共有フォルダー: disk1

      • サブフォルダー: (空白)

        ※ 共有フォルダー内のフォルダー(サブフォルダー)を指定する場合は / で区切ります。
        共有フォルダー disk1 にある「フォルダー A」内の「フォルダー B」を指定する場合、[フォルダー A / フォルダー B]と入力します。

    • 同期対象 2

      • 対象種別: Amazon S3

      • 接続情報: 1. Amazon S3 の接続設定をするで設定した接続名を選びます。

      • バケット名: 対象とする Amazon S3 のバケット名を入力します。

      • サブフォルダー: Amazon S3 のバケット内のフォルダーを対象とする場合に入力します。

        ※ \(¥)で区切ります。バケットにある「フォルダー A」内の「フォルダー B」を指定する場合、[フォルダー A\フォルダー B]と入力します。

  7. 画面下の[保存]をクリックする

lightbulb参考
同期結果を確認する

本製品のログ記録用の共有フォルダー「LAN DISK Log」の「Sync」フォルダー以下にジョブ名フォルダーが作成されます。
この中に同期の結果を記録します。

  • 必ず保存されるログファイル
    (同期実行日時)_summary.log

  • 成功時に保存されるログファイル
    (同期実行日時).log

    ※(同期実行日時).log は最大 10 個まで保存されます。それ以上保存される場合は、その中で最も古い実行日時のファイルが同じ実行日時の (同期実行日時)_summary.log と一緒に自動的に削除されます。

  • 失敗時に保存されるログファイル
    (同期実行日時)_failed.log

※[LAN DISK Log]には初期値で管理者権限がかかっています。管理者(admin)でアクセスしてください。(ユーザー名:admin パスワード:設定画面に入る際の管理者パスワード)

※「(同期実行日時)_processing.log」というファイル名のログファイルが同期中に生成されます。同期が完了したファイルを確認できます。このファイルは絶対に編集・保存しないでください。

※「(同期実行日時)_support.log」というファイル名のログファイルが作成される場合があります。このファイルは通常ご覧いただく必要はありませんが、問題が発生し弊社サポートへ問い合わせいただく場合にご提供をお願いする場合があります。

■ 失敗時のログファイルの内容と対処

(同期実行日時)_failed.logの内容を「Error」で検索し、検索に掛かった場合は以下をご覧ください。

  • SizeTooLargeError

    • 意味:アップロードのファイルサイズの上限を超えています。
    • 対処:該当するファイルをアップロード元の共有フォルダーから別の場所に移動してください。
  • NoSpaceError

    • 意味:ローカルの共有フォルダーまたはサーバーのファイル・フォルダー数またはファイルの合計サイズが制限値を超えています。
    • 対処:制限値を超えているファイル・フォルダーの移動または削除が必要です。
  • NoEntryError

    • 意味:フォルダーやファイルが見つかりません。
    • 対処:同期中に設定やファイル・フォルダーを変更しないようにしてください。
  • PermissionError

    • 意味:サーバー側に権限がないためファイル操作ができませんでした。
    • 対処:サーバー側の権限設定を確認してください。
  • ExistsError

    • 意味:以下のうちいずれかに該当します。
      • アップロード元にあるファイルと同名のフォルダーがアップロード先のサーバーに存在します。
      • アップロード元にあるフォルダーと同名のファイルがアップロード先のサーバーに存在します。
      • ダウンロード元にあるファイルと同名のフォルダーがダウンロード先のサーバーに存在します。
      • ダウンロード元にあるフォルダーと同名のファイルがダウンロード先のサーバーに存在します。
    • 対処:同名のファイル、フォルダーのうち片方の名称を変更してください。
  • NameTooLongError

    • 意味:ファイル名の長さが制限値を超えています。
    • 対処:該当するファイルの名称を変更してください。
  • ServerCommunicationError

    • 意味:サーバーへの同時接続数が多すぎるか、Amazon S3 IDもしくはパスワードの設定が間違っています。
    • 対処:Amazon S3 IDもしくはパスワードに誤りがないか確認してください。Amazon S3 IDもしくはパスワードに誤りがない場合、本機以外に同じAmazon S3 IDでサーバーに接続している機器が存在するなら接続台数を減らすことを検討してください。
  • ForbiddenNameError

    • 意味:ファイル名が不正です。
    • 対処:該当するファイルの名称を変更してください。

Amazon S3 にデータをコピーする

スケジュールを組んで Amazon S3 へデータをコピーするように設定します。

  1. 設定画面を開く
  2. [データバックアップ]→[データコピー]をクリックする

  3. [追加]をクリックする

  4. 「ジョブ名」を任意で入力する

  5. 「スケジュール設定」を設定する

    1. [有効]を選ぶ
    2. データコピーをする曜日を選ぶ(複数指定可能)
    3. データコピーする時刻を設定する(24 時間制で指定)

      ※ 1 つのジョブのスケジュール動作中に、別のジョブの開始スケジュール時刻となった場合、後者のジョブが待機状態となり、その前のジョブが完了した後に続けて開始されます。

    lightbulb参考
    「オプション」「除外ファイル/フォルダー」

    データコピーをご覧ください。

  6. データコピー元 / データコピー先を設定する
    データコピー元を本製品の共有フォルダー disk1 に、データコピー先をクラウドストレージ側に設定する場合の設定例をご案内します。

    • データコピー元

      • 対象種別: ローカル

      • 共有フォルダー: disk1

      • サブフォルダー: (空白)

        ※ 共有フォルダー内のフォルダー(サブフォルダー)を指定する場合は / で区切ります。
        共有フォルダー disk1 にある「フォルダー A」内の「フォルダー B」を指定する場合、[フォルダー A / フォルダー B]と入力します。

    • データコピー先

      • 対象種別: Amazon S3

      • 接続情報: 1. Amazon S3 の接続設定をするで設定した接続名を選びます。

      • バケット名: 対象とする Amazon S3 のバケット名を入力します。

      • サブフォルダー: Amazon S3 のバケット内のフォルダーを対象とする場合に入力します。

        ※ \(¥)で区切ります。バケットにある「フォルダー A」内の「フォルダー B」を指定する場合、[フォルダー A\フォルダー B]と入力します。

  7. 画面下の[保存]をクリックする

Amazon S3 にバックアップする

スケジュールを組んで Amazon S3 へデータをバックアップするように設定します。

  1. 設定画面を開く
  2. [データバックアップ]→[バックアップ]をクリックする

  3. [追加]をクリックする

  4. 「ジョブ名」を任意で入力する

  5. 保存する[履歴数]を設定する

    warning注意
    クラウドストレージへバックアップする場合のご注意
    • バックアップ先をクラウドストレージにした場合、毎回フルバックアップが実行されます。
      データ量が多い場合にバックアップ完了まで時間がかかります。また、通信量が多くなります。
    • バックアップ先をクラウドストレージにした場合、履歴数分の全データが保存されます。考慮した上で履歴数を設定してください。
    • クラウドプランによっては、データ量や通信量による課金制の場合もあります。履歴数やデータ量にご注意ください。プラン詳細はクラウド運営会社へご確認ください。
  6. 「スケジュール設定」をする

    1. [有効]を選ぶ
    2. バックアップする曜日を選ぶ(複数指定可能)
    3. バックアップする時刻を設定する(24 時間制で指定)

      ※ アクセスのない時間帯に設定してください。
      バックアップ中にバックアップ元やバックアップ先へアクセスすると、データ不整合により、バックアップに失敗する場合があります。

      ※ 1 つのジョブのスケジュール動作中に、別のジョブの開始スケジュール時刻となった場合、後者のジョブが待機状態となり、その前のジョブが完了した後に続けて開始されます。

    lightbulb参考
    多くのファイルに変更があった場合 について

    この機能は、ランサムウェア対策に有効です。
    万一ランサムウェアに感染してしまった場合、バックアップしておいた安全なデータに戻すことが一つの対策となりますが、時間が経過しすぎてしまうと感染したデータしか残ってないという事態になってしまいます。
    [ログに記録し通知する]にすると、NarSuS からの警告ログ通知で何らかの異常が発生している可能性を素早く認識でき、ランサムウェア感染前の状態にリカバリーする動きを取ることができます。それに加えて本製品からの通知も受け取れます。

    ※[ログに記録する]にした場合は、サマリーログに記録するだけになります。詳しくは、バックアップをご覧ください。

    lightbulb参考
    「オプション」「除外ファイル/フォルダー」

    追加(バックアップ)をご覧ください。

  7. バックアップ元 / バックアップ先を設定する
    バックアップ元を本製品の共有フォルダー disk1 に、バックアップ先をクラウドストレージ側に設定する場合の設定例をご案内します。

    • バックアップ元

      • 対象種別: ローカル

      • 共有フォルダー: disk1

      • サブフォルダー: (空白)

        ※ 共有フォルダー内のフォルダー(サブフォルダー)を指定する場合は / で区切ります。
        共有フォルダー disk1 にある「フォルダー A」内の「フォルダー B」を指定する場合、[フォルダー A / フォルダー B]と入力します。

    • バックアップ先

      • 対象種別: Amazon S3

      • 接続情報: 1. Amazon S3 の接続設定をするで設定した接続名を選びます。

      • バケット名: 対象とする Amazon S3 のバケット名を入力します。

      • サブフォルダー: Amazon S3 のバケット内のフォルダーを対象とする場合に入力します。

        ※ \(¥)で区切ります。バケットにある「フォルダー A」内の「フォルダー B」を指定する場合、[フォルダー A\フォルダー B]と入力します。

  8. 画面下の[保存]をクリックする

セキュリティの強化のサブセクション

設定画面へのログイン失敗に制限をかける

ログインロックアウト機能を有効にすると、同一ユーザーが設定画面へのログインに 6 回連続で失敗すると 30 分間ログインできないように制限できます。

  1. 設定画面を開く
  2. [システム]→[管理者設定]をクリックする

  3. [ログインロックアウト機能]を有効にし、[適用]をクリックする

以上で、設定画面へのログイン連続失敗による制限が設定できました。
以降、同一ユーザーが設定画面へのログインに 6 回連続で失敗すると 30 分間ログインできなくなります。

設定画面へのログインに物理ボタン操作を必要とする

ワンタッチセキュア機能は、設定画面のログインに物理ボタンの押下を必要にしてセキュリティを強化する機能です。
ウイルスや悪意ある攻撃によって管理者のパソコンが乗っ取られたとしても、遠隔操作での設定画面へのログインを防ぐことができます。
本製品にはフロントパネルがありますので、フロントパネルを開けられない内部犯の設定画面へのログインも防ぐことができます。

ワンタッチセキュア機能について

ワンタッチセキュア機能を有効にすると、通常の手順だけでは設定画面にログインできません。
設定画面にログインするには、本製品の Func. ボタンを 3 秒間押してください。
これにより 5 分間だけ設定画面にログインできるようになります(ワンタッチセキュア機能の一時解除)。
5 分間が経過すると、また設定画面へのログインを制限します。

warning注意
一時解除せずにログインしようとした場合
  • ログインに失敗します。
  • システムログおよび NarSuS において不正ログインとして通知します。
warning注意
ご注意
  • フロントパネルロック用のロックキーは管理者が必ず保管してください。
  • 管理者が遠隔地にいる場合、MFA(多要素認証)機能をご利用ください。
    MFA(多要素認証)機能を使う
  • 設定画面ログインに関する機能です。
    データアクセスによるデータ破壊については、定期的なバックアップによって対策してください。
    バックアップと復元
  • USB1 ポートに USB HDD や USB メモリーをつながないでください。USB HDD や USB メモリーをつないでいる間ワンタッチセキュア機能を一時解除できません。(USB HDD の取り外し操作ができないため、USB HDD が故障するおそれがあります)

機能有効化後の設定画面ログイン手順

  1. 本製品のところまで行く

  2. 本製品のフロントパネルを取り外す

  3. 本製品の Func. ボタンを 3 秒間押す

    ⇒ ワンタッチセキュア機能を一時解除します。
    STATUS ランプは緑点灯になります。

    lightbulb参考
    STATUS ランプの動作と液晶画面の表示
    • 本機能有効時
      • STATUS ランプ:オレンジ点灯
      • 液晶画面の表示:ワンタッチセキュア セーフティモード
    • 本機能一時解除時
      • STATUS ランプ:緑点灯
      • 液晶画面の表示:ワンタッチセキュア 一時解除

    ※ 別のお知らせやエラーがある場合、それらを意味する表示になることがあります。

  4. 5 分以内に設定画面にログインする

    ※ ワンタッチセキュア機能の一時解除は 5 分間です。

  5. 設定画面にログインできたら、本製品のフロントパネルを閉じる

設定方法

  1. 設定画面を開く
  2. [システム]→[ワンタッチセキュア]をクリックする

  3. 「ワンタッチセキュア機能」を有効にし、[実行]をクリックする

以上で、ワンタッチセキュアの設定は完了です。
以降、設定画面にログインする際には機能有効化後の設定画面ログイン手順に沿って操作してください。

MFA(多要素認証)機能を使う

MFA(多要素認証)は、設定画面のログインに関するセキュリティを強化する機能です。
この機能を設定すると、設定画面ログイン時に管理者パスワードに加えて、スマホやパソコン(MFA デバイス)で発行した認証コードが必要となります。

lightbulb参考
利用イメージ
  1. MFA(多要素認証)機能を有効にした本製品にログインすると、MFA 認証画面を表示します。

  2. スマホやパソコンにインストールした対応アプリでコードを表示させます。

  3. 表示されたコードを本製品の MFA 認証画面に入力すると、設定画面へログインできます。

lightbulb参考
本製品と MFA デバイスの時刻を合わせてください

本製品と MFA デバイスの時刻が一致していないと認証できません。本製品の時刻設定で[同期のタイミング]で[起動時]と[毎日]の両方にチェックしておくことをおすすめします。

  1. MFA デバイス(スマホまたはパソコン)に、認証アプリケーションをインストールする

    lightbulb参考
    対応認証アプリケーション
    • Google Authenticator(Android / iOS)
    • Microsoft Authenticator(Android / iOS)
    • WinAuth(Windows)
  2. 設定画面を開く
  3. [システム]→[MFA デバイス管理]をクリックする

  4. [登録]をクリックする

    1. 「アカウント名」に MFA デバイスを認識するための名前を入力する

      ※ 64 文字以下の半角英数字、記号(+ = , . @ - _ )

    2. [次へ]をクリックする

    lightbulb参考
    アカウント名

    ここで指定したアカウント名は、認証アプリケーションで 2 次元コードを読み取った際の表示情報にも適用されます。

    例: landisk-XXXXXX:YYYY (XXXXXX は MAC アドレス、YYYY はアカウント名)

  5. MFA デバイス(スマホまたはパソコン)で、認証アプリケーションを起動する

    1. 認証アプリケーションで 2 次元コードを読み取る
      または
      手動でセットアップキーを認証アプリケーションに入力する
    2. 「MFA コード」に、認証アプリケーションで表示された MFA コード(6 桁)を入力する
    3. [登録]をクリックする

以上で、登録は完了です。
以降、設定画面にログインする際には MFA コードの入力が必要となります。

lightbulb参考
ご注意

MFA デバイスの紛失や故障等により認証アプリケーションが実行できなくなった場合は、本製品のリセットボタンを押すことで登録された MFA デバイスの情報を初期化できます。

※ 他にも管理者パスワード、ネットワーク設定なども初期化されます。ご注意ください。

その他の設定のサブセクション

パッケージを追加する(追加機能)

本製品の機能をアドオンパッケージにて拡張することができます。パッケージごとに追加・削除ができます。
ここではパッケージを追加する手順を説明します。

lightbulb参考
追加可能なアドオンパッケージ

弊社 Web ページでご確認いただけます。
LAN DISK のパッケージ追加(機能追加)

lightbulb参考
本製品がインターネット接続できない環境にある場合

オフライン環境でパッケージを管理するをご覧ください。

  1. 設定画面を開く
  2. [システム]→[パッケージ管理]→[追加]をクリックする

    1. 追加するパッケージにチェックする

      ※[詳細]をクリックすると、それぞれの詳細情報が表示されます。

    2. [追加]をクリックする

    lightbulb参考
    ファームウェアが古い場合、パッケージを追加できないことがあります

    最新のファームウェアをお使いください。

    ファームウェアを更新する

パッケージを追加する(追加機能)のサブセクション

オフライン環境でパッケージを管理するのサブセクション

オフライン環境でパッケージを更新する

  1. 空の USB メモリーを用意する

    ※ FAT32でフォーマットされた USB メモリーをご用意ください。

    ※ 暗号化対応のセキュリティUSB メモリーはご利用いただけません。

  2. 弊社 Web ページにアクセスし、更新するパッケージをダウンロードする

  3. ダウンロードしたファイルを展開(解凍)する

    ※ 展開すると該当する商品のフォルダーが作成されます。
    例)HDL2-HB シリーズの場合「hdl2-hb」フォルダー

  4. 展開(解凍)したフォルダーごと、USB メモリーにコピーする

  5. 準備した USB メモリーを本製品の USB ポートに挿す

    lightbulb参考
    ポートモードが「共有モード」の USB ポートをお使いください
    USB ポートポートモード(初期値)
    USB1クイックコピーモード
    USB2共有モード
    USB3共有モード
    USB4共有モード
    USB5共有モード

    ※ ポートモードは変更できます。モード設定(USBx)をご覧ください。

  6. 設定画面を開く
  7. [システム]→[パッケージ管理]→[一覧]をクリックする

  8. [更新]ボタンをクリックする

    ⇒ 画面上に「更新に成功」と表示されたら更新完了です。

    ※ 更新データのあるパッケージにだけ[更新]ボタンが表示されます。

ファームウェアを更新する

本製品は自動的にファームウェアを更新する設定になっています。
ファームウェアの更新(アップデート)には、新しい機能の追加のほかにも本製品の修正など、重要な更新が含まれます。
必ず最新のファームウェアを適用して本製品を使ってください。

warning注意
ご注意
  • ファームウェアを更新する際は、パソコンのファイアウォールの設定を解除してください。解除されていないと、正常に更新できない場合があります。
  • ファームウェアの更新中は本製品の電源を切らないでください。更新中に電源を切ると、本製品を破損するおそれがあります。
  • 正しくファームウェアを更新するために、本製品にアクセスしているユーザーがいないことを確認してください。または、パソコンと本製品を1対1で接続して実行してください。
  • ファームウェアバージョンを以前のバージョンに戻すことはできません。
  • ファームウェアのアップデートをしても設定やデータは消えませんが、万一のため大切なデータのバックアップは必ずお取りください。

手動でファームウェアを更新する方法

本製品は自動的にファームウェアを更新するようになっていますが、手動でファームウェア更新を促す方法をご説明します。

lightbulb参考
ご注意
  • ファームウェア更新時、本製品は再起動します。更新完了までの約 10 分間は、本製品にアクセスすることはできません。
lightbulb参考
本製品がインターネットに接続できない場合

オフライン環境でファームウェアを更新するをご覧ください。

  1. 設定画面を開く
  2. [システム]→[ファームウェア]→[更新]をクリックする

    1. [サーバーからダウンロードする]を選ぶ
    2. [更新]をクリックする

    1. 更新内容を確認する
    2. [実行]をクリックする
      ⇒ ファームウェアの更新が開始されます。
      「ピッピッピ」となり、STATUS ランプが点灯すれば完了です。

lightbulb参考
再起動やシャットダウンをする場合があります

ファームウェアの更新の際、再起動やシャットダウンをする場合があります。その場合は、その時点でファームウェアの更新は完了です。

lightbulb参考
複数の本製品をまとめて更新する

添付の管理ツール「LAN DISK Admin」でまとめて更新できます。詳しくは、LAN DISK Admin 取扱説明書をご覧ください。

warning注意
ご注意

ファームウェアを更新後、設定画面が変更される場合があります。Web ブラウザーのキャッシュを消去してください。
Chrome の場合は、Web ブラウザー画面上で、キーボードの[Ctrl]キーを押しながら、[F5]キーを押します。
Safari の場合は、Safari を起動し、メニューより[Safari]→[キャッシュを空にする]をクリックし、表示される画面からキャッシュを空にします。

ファームウェアを更新するのサブセクション

オフライン環境でファームウェアを更新する

本製品がインターネット接続できない環境で、ファームウェアを更新します。

lightbulb参考
ご注意
  • ファームウェアの更新中は本製品の電源を切らないでください。更新中に電源を切ると、本製品を破損するおそれがあります。
  • ファームウェア更新時、本製品は再起動します。更新完了までの約 10 分間は、本製品にアクセスすることはできません。
  • 正しくファームウェアを更新するために、本製品にアクセスしているユーザーがいないことを確認してください。または、パソコンと本製品を 1 対 1 で接続して実行してください。
  • ファームウェアバージョンを以前のバージョンに戻すことはできません。
  • ファームウェアのアップデートをしても設定やデータは消えませんが、万一のため大切なデータのバックアップは必ずお取りください。
  1. インターネットにつながる PC で最新ファームウェア(.tgz ファイル)をダウンロードする
    弊社 Web ページよりダウンロードできます。

  2. 設定画面を開く
  3. [システム]→[ファームウェア]→[更新]をクリックする

    1. [ファームウェアファイルを指定する]を選ぶ
    2. [更新]をクリックする

    1. [ファイルを選択]をクリックする
    2. ダウンロードしたファームウェアファイル(.tgz ファイル)を指定する
    3. [実行]をクリックする
      ⇒ ファームウェアの更新が開始されます。
      「ピッピッピ」となり、STATUS ランプが点灯すれば完了です。

lightbulb参考
再起動やシャットダウンをする場合があります

ファームウェアの更新の際、再起動やシャットダウンをする場合があります。その場合は、その時点でファームウェアの更新は完了です。

warning注意
ご注意

ファームウェアを更新後、設定画面が変更される場合があります。Web ブラウザーのキャッシュを消去してください。
Chrome の場合は、Web ブラウザー画面上で、キーボードの[Ctrl]キーを押しながら、[F5]キーを押します。
Safari の場合は、Safari を起動し、メニューより[Safari]→[キャッシュを空にする]をクリックし、表示される画面からキャッシュを空にします。

初期化するのサブセクション

IP アドレス、管理者パスワードのみを出荷時設定に戻す

万一、本製品に設定した IP アドレスや、本製品設定時の管理者パスワードを忘れてしまった場合にする手順です。初期化される項目は下記の設定だけです。(以下の表以外のすべての設定情報は変更されません。)

IP アドレスLAN1 ポートの IP アドレスが[自動に取得する(DHCP)]に戻ります。
IP アドレスを手動設定していた場合は、最初から設定し直す必要があります。
管理者パスワード[未設定]に戻ります。
最初から設定し直す必要があります。
フレームサイズ[未使用:1500byte]に戻ります。
MFA デバイス

登録した情報をすべて削除します。

再登録の方法については、MFA(多要素認証)機能を使うを参照してください。

lightbulb参考
ご注意
  • 内蔵ディスクや USB HDD 内のデータは残ります。(消去されません。)
  • 初期化処理中は、本製品の電源を切らないでください。
    処理完了後、本製品は再起動し再度アクセス可能になります。
  • ネットワークに接続したまま実行できます。
  • RESET ボタンを無効に設定してある場合は、この機能を利用できません。この場合、パスワードも戻すことができませんので、管理者パスワードがわからなくなった場合の対応がおこなえなくなります。
  1. 本製品の電源が入っていることを確認(POWER ランプが点灯)

    ※ POWER ランプが点滅中には、初期化しないでください。

  2. RESET ボタンを針金などの先の細いもので約 4 秒押す

    ⇒ STATUS ランプが点滅し、「ピッ」と鳴ります。
    STATUS ランプが 緑点灯 または 赤点灯すれば完了です。
    緑点灯:DHCP サーバーあり
    赤点灯:DHCP サーバーなし

IP アドレスや管理者パスワードなどが初期値になっていますので、再度設定をやり直してください。

lightbulb参考
管理者パスワードを設定した後、ファイルマネージャーにログインした状態になります

設定を続けるには、ファイルマネージャーをログアウト後、[管理者ページ]をクリックしてお進みください。

本製品のすべての設定を出荷時設定に戻す

設定画面から、本製品のすべての設定を初期化し、内蔵ディスクをフォーマットします。初期化される項目は次のとおりです。

  • 本製品のすべての設定
  • 内蔵ディスクの全データ
lightbulb参考
ご注意
  • 事前に本製品内のデータをバックアップしてください。(USB HDD のデータも事前にバックアップしてください。)
  • USB HDD のデータは消去されませんが、取り外しておくことをおすすめします。
  • 初期化処理中は、本製品の電源を切らないでください。
    特に「内蔵 HDD の完全消去」をチェックした場合は処理が完了するまでに長時間かかります。
  • USB ポートのモードもすべて初期設定に戻ります。USB HDD をミラーリングモードでご利用の場合、先にミラーディスクの保管をおこなってください。 -「ログ拡張」パッケージを追加している場合は、「ログ拡張」パッケージを削除してから、初期化してください。
  1. 設定画面を開く
  2. [システム]→[初期化]をクリックする

    1. 注意を読む
    2. [実行]をクリックする

    lightbulb参考
    [内蔵 HDD の完全消去]

    [内蔵 HDD の完全消去を行う]をチェックした場合、内蔵ディスク全体に 0 を書き込んだ後、フォーマットします。
    0 を全体に書き込むことにより、一般のツールから内容の復元処理をすることが難しくなりますので、ファイル断片からの情報漏れに強くなります。
    本製品を廃棄や譲渡される場合におすすめします。

    ※ 目安の時間
    完全消去:1TBあたり約 2.5 時間
    通常の初期化:約 4 分

    ● 他のデータ消去方法のご案内
    本製品を廃棄や譲渡される際のデータ消去について、より良い方法をご案内します。

    • 基準に則った方式でデータを消去する
      弊社製 D-REF5(DiskRefresher5)をご利用いただけます。
      D-REF5
    • プロに任せてデータを消去する
      NAS のデータを消去するサービスを提供しております。
      特別な方法でデータを消去することで、外部に漏洩してはいけないデータの流出を防ぎます。
      商品をお預かりする「センドバック方式」と専門スタッフが訪問する「オンサイト方式」があります。
      データ消去サービス

すべての設定が初期値になっていますので、再度設定をやり直してください。

通知を受けるのサブセクション

Remote Link Files で通知を受ける

本製品に異常などが発生した場合、Remote Link Files で通知を受けることができます。

  1. Remote Link Files でアクセスできる状態にする

    スマホでアクセスする
  2. 本製品のクラウド通知を有効にする

    クラウド通知を有効にする

これでRemote Link Filesで通知を受けられるようになりました。

lightbulb参考

アプリの通知設定が無効になっていると、通知は表示されません。なおバッジ表示には対応しておりません。

LAN DISK CONNECT で通知を受ける

本製品に異常などが発生した場合、LAN DISK CONNECTで通知を受けることができます。
通知を受けるには、LAN DISK CONNECTで設定が必要です。LAN DISK CONNECTのヘルプをご覧ください。

ランディスクから通知を受け取る(LAN DISK CONNECT ヘルプ)

lightbulb参考
リモート環境で通知を受けるには

メールで通知を受ける

本製品に異常などが発生した場合、メールで通知を受けることができます。

メールについて設定する

各種情報をメール送信するための設定をします。

  1. 設定画面を開く
  2. [システム]→[通知]→[メール]→[基本設定]をクリックする

    1. 基本設定項目を入力する

      ※ 項目については、基本設定(メール)をご覧ください。

    2. [適用]をクリックする

lightbulb参考
Gmail を利用する場合

次の本製品と Gmail の設定をおこなってください。

Gmailのアカウント設定

次の設定 1 または 2 のどちらかを設定します。
(次の手順は 2015 年 6 月時点のものです。最新の各手順は Gmail のヘルプをご覧ください。)

  • 設定 1:[安全性の低いアプリの許可]を有効に設定
    Google アカウントでログイン後、[アカウント情報]の[ログインとセキュリティ]から、[接続済みのアプリとサイト]の[安全性の低いアプリの許可]を有効にします。

  • 設定 2:2 段階認証プロセスを設定

    ※ 2 段階認証プロセスを設定すると、他の Google アプリ用のパスワードの生成や設定など更に作業が必要になる場合があります。

    1. Google アカウントでログイン後、[アカウント情報]の[Google へのログイン]から、[パスワードとログイン方法]の[2 段階認証プロセス]を有効に設定します。
    2. Google アカウントでログイン後、[アカウント情報]の[Google へのログイン]から、[パスワードとログイン方法]の[アプリのパスワード]で、本製品用のパスワードを生成します。

本製品のメール基本設定

SMTPサーバーsmtp.gmail.com
SMTPポート587
SSL暗号化通信有効
差出人メールアドレス任意のメールアドレス(通常はGmail のメールアドレス)
※送信されたメールのFrom: はGmailのメールアドレスになります。
メールエンコードUTF-8またはISO-2022JP
認証SMTP AUTH(PLAIN) またはSMTP AUTH(LOGIN)
ユーザー名Googleアカウントのユーザー名
パスワードGoogleアカウントのパスワード
(2段階認証の場合、接続用に生成したパスワード)

テストメールを送信する

通知内容を設定する前に、メール設定が正しいかをテストメールを送信して確認します。

  1. 設定画面を開く
  2. [システム]→[通知]→[メール]→[通知設定]をクリックする

    1. 一番上の欄の[有効]にチェックを付ける
    2. [メールアドレス]に自分(管理者)のメールアドレスを入力する

    warning注意
    ここではまだ[通知項目]にチェックを付けないでください

    テストメールを送信して設定が正しいことを確認した後、設定します。

  3. [適用]をクリックする

  4. [テストメール送信]をクリックする

  5. 「–結果: テストメールを送信しました。」と表示されれば、メールについて正しく設定されています。

    lightbulb参考
    「–結果: テストメールの送信に失敗しました。」と表示された場合

    メールについての設定が正しくありません。
    メールについて設定するの設定を再度ご確認ください。

通知するイベントを設定する

通知をするイベントを選びます。
メール通知イベントについては、ログ・お知らせ一覧を確認してください。

  1. テストメールからの続きで、[システム]→[通知]→[メール]→[通知設定]を開いているところからご案内します。

    1. 使う欄の[有効]にチェックを付ける
    2. 通知メールの送り先メールアドレスを入力する

      ※[詳細設定]にチェックを付けると、メールについて設定すると同じ内容を別途設定できます。
      通常と異なる送付元から送信したい場合に設定してください。

    3. 「通知項目」を設定する

      ※ 設定を変更したい項目のみ設定してください。
      各項目で送られるメールの内容については、通知設定をご覧ください。

      ※[ボリューム使用量警告]と[使用量制限警告]は、定期通知の「定期通知」を有効にしないとメール通知されません。

      ※[定期レポート]は、定期レポートの「定期レポート」を有効にしないとメール通知されません。

    4. [適用]をクリックする

    lightbulb参考
    テストメールの送信に使った設定について

    上記の (1)(2) は終わっていますので、[通知項目]を設定してください。

クラウド通知を有効にする

Remote Link Filesで通知を受けたり、リモート環境においてLAN DISK CONNECTで通知を受けたりするには、本製品のクラウド通知を有効にする必要があります。

  1. 設定画面を開く
  2. [システム]→[通知]→[イベント通知]をクリックする

    1. [クラウド通知利用規約]をクリックし、内容を確認する
    2. 「クラウド通知設定」を[有効]にする
    3. [適用]をクリックする
      ⇒ クラウド通知が有効になりました。

RAID モードを変更する

本製品は基本的に RAIDeX(拡張ボリューム)のままでお使いいただくものですが、他の RAID モードに変更することもできます。

lightbulb参考
ご注意
  • RAID モードを変更するには、カートリッジがすべて取り付けられている必要があります。
  • 内蔵ディスクはすべてフォーマットされます。
    本製品内にデータが保存されている場合は、RAID モード変更前にバックアップしてください。
  • RAID モードを変更すると、RAID の再構築処理をおこないます。
    RAID モードの変更処理は数分で終わりますが、再構築完了までに多くの時間がかかります。
  • 再構築中であっても本製品を通常通り使えますが、再構築中に以下の操作はできません。また、再構築中は、データ保護されません。
    • スケジュールシャットダウン
    • アクティブリペア
  • 「ログ拡張」パッケージを追加している場合は、「ログ拡張」パッケージを削除してから、RAID モードを変更してください。
lightbulb参考
RAID 再構築完了までの所要時間

次の時間は、6TB モデルの場合です。この時間は製品のモデル容量に応じて、およそ比例した時間を必要とします。お使いのモデルにあわせ目安としてください。

変更する RAID モードRAID 再構築完了までの時間
RAIDeX(拡張ボリューム)約 2 分
RAID 6(6 ドライブモデル/4 ドライブモデル)約 4 時間半~約 7 時間半
RAID 5(6 ドライブモデル/4 ドライブモデル)約 4 時間半~約 7 時間半
RAID 1(2 ドライブモデル)約 7 時間半~約 9 時間
RAID 0約 2 分

※ 内蔵ディスクを暗号化していた場合や、再構築中に設定変更やファイル操作をおこなった場合は、上記以上の時間を必要とします。

※ RAID モードの所要時間は、他の RAID モードから変更し、設定画面にてモード変更処理が完了した後、再構築が完了するまでの時間です。ただし、RAIDeX(拡張ボリューム)、RAID 0では再構築はおこなわれません。モード変更のみにかかる時間です。

  1. 設定画面を開く
  2. [ボリューム]→[内蔵]→[フォーマット]をクリックする

    1. RAID モードを選ぶ
    2. [実行]をクリックする

  3. 「フォーマットしますか?」と表示されたら[OK]をクリックする

    ⇒ フォーマットを開始します。しばらくお待ちください。

lightbulb参考
RAID 再構築完了まで
  • RAID の再構築が完了するまでに、時間がかかる場合がありますが、本製品へのアクセスは可能です。ただし、再構築完了まではRAID によるデータ保護はされません。

  • 現在の構築状態は、[ボリューム情報]で確認できます。内蔵ディスクの[ステータス]に「正常動作」と表示されたら再構築完了です。

    ※ 情報を更新する場合は、[ボリューム情報]を開き直してください。

lightbulb参考
HDL4-HBEX の RAIDeX(拡張ボリューム)自動組込について

HDL4-HAEX にカートリッジを 2 台追加した場合、出荷時設定では RAIDeX(拡張ボリューム)に自動で組み込まれます。
次の操作で、カートリッジを追加した際に自動組込をしないようにできます。

  1. [ボリューム]→[内蔵]→[ボリューム拡張]をクリックする

  2. 「RAIDeX(拡張ボリューム)時に自動組込」の[無効]を選び、[適用]をクリックする

これで自動組込はしない設定になりました。
自動組込を[無効]にした後で追加のカートリッジを組み込むには、カートリッジを増設した後に[組込]をクリックします。

ボリュームを暗号化するのサブセクション

暗号化について

本製品の暗号化機能は、本製品の内蔵ディスク、専用フォーマットの USB HDD を丸ごと暗号化する機能です。
専用の暗号鍵(ロックキーデータ)を持つ本製品がない限り、暗号化されたディスク領域にアクセスすることはできません。
そのため、本製品のカートリッジ盗難によるデータ漏洩の防止に効果的です。
暗号化には AES 方式(256bit)を使い、安全に処理されます。
暗号化は、内蔵ボリュームが正常動作していれば、動作モードに関わらず設定できます。

lightbulb参考
ご注意
  • 暗号化の操作をおこなうと、暗号化する内蔵ディスク上のデータ、USB HDD 上のデータがすべて消去されます。必要なデータがある場合は、あらかじめバックアップした上で実行してください。
  • 本製品内に暗号化したボリュームに対応した暗号鍵がない場合、本製品は「セキュリティロックモード」で起動します。「セキュリティロックモード」では、すべての共有サービスは停止し、共有フォルダー上に保存されたデータにアクセスできません。「セキュリティロックモード」は、対応した暗号鍵を本製品にインポートすることで解除することができます。
  • 「セキュリティロックモード」は内蔵ディスクの暗号化が解除されていない場合のモードです。USB HDD の暗号化だけが解除されていない場合は「セキュリティロックモード」になりません。この場合、暗号解除されるまで USB HDD にはアクセスできません。
  • 本製品の暗号化ボリューム機能はディスクを丸ごと暗号化します。ファイル単位、フォルダー単位の暗号化については、市販のアプリケーションをご利用ください。
  • 暗号化に利用する暗号鍵は本製品内にのみ存在します。万一本製品が壊れた場合、暗号化ボリュームにアクセスできなくなります。必ず USB メモリーに暗号鍵を複数エクスポートして保管してください。暗号鍵のエクスポート方法は、暗号鍵関連の操作をご覧ください。
  • 暗号化されるのは内蔵ディスクおよび専用フォーマットの USB HDD 上のデータのみとなります。専用フォーマット以外の USB HDD は暗号化されません。そのため、バックアップ機能で専用フォーマット以外の USB HDD 上、または、ネットワーク上の本製品からバックアップされたファイルは、暗号化されていない状態のファイルとなりますのでご注意ください。
  • 「ログ拡張」パッケージを追加している場合は、「ログ拡張」パッケージを削除してから、初期化してください。
lightbulb参考
暗号鍵(ロックキーデータ)を持つ本製品が壊れたらどうなる?

暗号鍵を持つ本製品がない場合、暗号化した内蔵ディスクや USB HDD にはアクセスできなくなります。

そのような状況に備えて暗号鍵を USB メモリーにエクスポートしておけば、新たに用意した本製品に暗号鍵をインポートして暗号化した内蔵ディスクや USB HDD にアクセスできます。

暗号鍵をエクスポートする

内蔵ドライブの暗号化を設定する

  1. 設定画面を開く
  2. [ボリューム]→[内蔵]→[フォーマット]をクリックする

    1. [暗号化]の[有効]を選ぶ
      (暗号化を解除する場合は[無効]を選ぶ)
    2. [実行]をクリックする

  3. 「フォーマットしますか?」と表示されたら、[OK]をクリックする
    ⇒ フォーマットを開始します。しばらくお待ちください。

warning注意
ご注意

必ず USB メモリーに暗号鍵(ロックキーデータ)を複数エクスポートして保管してください。
暗号鍵のエクスポート方法は、暗号鍵をエクスポートするをご覧ください。

  • 本製品内部に暗号鍵を保存しています。
  • そのため本製品自体が壊れてしまった場合、無事な内蔵ディスクや USB HDD を新しい本製品に取り付けたとしてもデータにアクセスできません。
  • 本製品には USB メモリーに暗号鍵をエクスポート / インポートする機能があります。
    この機能を使えば、新しい本製品に以前の本製品の暗号鍵をインポートして、以前の本製品で暗号化した内蔵ディスクや USB HDD にアクセスできるようになります。
  • エクスポートした暗号鍵が紛失・破損してしまうおそれがあるため、複数の USB メモリーに暗号鍵をエクスポートすることをおすすめします。
lightbulb参考
内蔵ドライブの暗号化を解除する

上記手順をおこない、[暗号化]を[無効]にしてください。
なお、フォーマットしますので、内蔵ドライブの中のデータは削除されます。
データをバックアップしてから操作してください。

USB HDD の暗号化を設定する

lightbulb参考
ご注意
  • 暗号化する USB HDD は、本製品専用フォーマットにする必要があります。
  1. 暗号化する USB HDD を USB ポート 1 以外につなぐ

  2. 設定画面を開く
  3. [ボリューム]→[USBx]→[フォーマット]をクリックする

    ※[USBx]の x は、暗号化する USB HDD をつないだ USB ポート番号です。

    1. [フォーマット形式]の[専用フォーマット]を選ぶ
    2. [暗号化]の[有効]を選ぶ
      (暗号化を解除する場合は[無効]を選ぶ)
    3. [実行]をクリックする

  4. 「フォーマットしますか?」と表示されたら、[OK]をクリックする

    ⇒ USB HDD の暗号化フォーマットを開始します。しばらくお待ちください。

warning注意
ご注意

必ず USB メモリーに暗号鍵(ロックキーデータ)を複数エクスポートして保管してください。
暗号鍵のエクスポート方法は、暗号鍵をエクスポートするをご覧ください。

  • 本製品内部に暗号鍵を保存しています。
  • そのため本製品自体が壊れてしまった場合、無事な内蔵ディスクや USB HDD を新しい本製品に取り付けたとしてもデータにアクセスできません。
  • 本製品には USB メモリーに暗号鍵をエクスポート / インポートする機能があります。
    この機能を使えば、新しい本製品に以前の本製品の暗号鍵をインポートして、以前の本製品で暗号化した内蔵ディスクや USB HDD にアクセスできるようになります。
  • エクスポートした暗号鍵が紛失・破損してしまうおそれがあるため、複数の USB メモリーに暗号鍵をエクスポートすることをおすすめします。
lightbulb参考
USB HDD の暗号化を解除する

上記手順をおこない、[暗号化]を[無効]にしてください。
なお、フォーマットしますので、USB HDD の中のデータは削除されます。
データをバックアップしてから操作してください。

暗号鍵関連の操作

  • 暗号鍵をエクスポートする

    本体内にあるロックキーデータ(暗号鍵)を USB メモリーにバックアップしておくことができます。

  • 暗号鍵をインポートする

    USB メモリーにエクスポートしたロックキーデータ(暗号鍵)を本体内に再度入れることができます。本製品が故障した場合などに新しく用意した本製品へロックキーデータを入れ、暗号化ボリュームにアクセスできるようにします。

暗号鍵関連の操作のサブセクション

暗号鍵をエクスポートする

本体内にあるロックキーデータ(暗号鍵)を USB メモリーにバックアップしておくことができます。

  1. 設定画面を開く
  2. [ボリューム]→[ロックキー管理]をクリックする

  3. 「ロックキーデータ」が「あり」になっていることを確認する

  4. USB1 に USB メモリーを挿す

  5. [ロックキーデータを USB 1 にエクスポートする]をクリックする

    ⇒ USB メモリーにロックキーデータをエクスポートします。

暗号鍵をインポートする

USB メモリーにエクスポートしたロックキーデータ(暗号鍵)を本体内に再度入れることができます。
本製品が故障した場合などに新しく用意した本製品へロックキーデータを入れ、暗号化ボリュームにアクセスできるようにします。

  1. 設定画面を開く
  2. [ボリューム]→[ロックキー管理]をクリックする

  3. 「ロックキーデータ」が「なし」になっていることを確認する

  4. USB1 に ロックキーデータをエクスポートしておいた USB メモリーを挿す

  5. [ロックキーデータを USB 1 からインポートする]をクリックする

    ⇒ 本体にロックキーデータをインポートします。

UPS をつなぐ

lightbulb参考
便利な使いかたができる設定項目
  • UPS 警告や定期的な再警告(1 時間ごと)をメールで通知できます。
    定期通知
  • 停電から復旧した際に本製品を自動起動させられます。
    AC 電源連動設定

UPSとつなぐ

  1. UPS の電源を入れ、UPSが起動することを確認する

  2. 本製品の USB ポートに UPS をつなぐ

  3. 本製品の電源ケーブルを UPS につなぐ

lightbulb参考
UPS がつながっていることを確認する
  1. 設定画面を開く
  2. [情報ログ表示]→[システム情報]をクリックする
  3. [UPS 接続状態]が[正常]になっていることを確認する

※[正常]と表示されていない場合は、それぞれ下のような状況が考えられます。
[未接続][通信不能]→ UPS が本製品に正しく接続されていない
[バッテリー動作]→ 停電状態で UPS のバッテリーによる動作状態

warning注意
ご注意
  • 本製品を UPS のバックアップ出力コンセントに、正しくつないでください。
  • UPS と「つないだ後、取り外す」「取り外した後つなぐ」際は、「つなぐ」「取り外す」後 30 秒以上間隔をあけてください。
  • 停電時、UPS のバッテリー残容量が約 30%以下となった場合は、「停電後のシャットダウン」にて設定された時間よりも早くシャットダウンします。
  • 本製品は停電時のシャットダウンの際、UPS にシャットダウン信号を送ってシャットダウンします。UPS はシャットダウン信号を受信して数分後に電源出力コンセントの出力を停止しますので、次をお守りください。
    • 停電中には本製品の電源を手動で入れないでください。
    • 停電から復帰した場合でも、UPS がシャットダウン処理中の場合もあります。
      本製品の電源を入れるときは、UPS がシャットダウン処理から復帰しているかをご確認ください。

UPS警告を有効にする

本製品とUPS の接続状態を監視し、次の状態をSTATUS ランプやブザーでお知らせします。

  • システム起動時に、UPSがつながれていない状態
  • システム稼働中に、UPS接続ケーブルが抜けた状態
  1. 設定画面を開く
  2. [システム]→[電源]→[UPS設定]をクリック

    1. 「UPS警告」の[有効]を選ぶ
    2. 必要に応じて、「停電後のシャットダウン」から時間を選ぶ

      ※ 1 分、5 分、10 分から選べます。初期設定は 10 分です。

    3. [適用]をクリックする

UPS によるネットワークシャットダウン設定を有効にする

本製品は、ネットワークシャットダウン対応機器です。
UPS をつなぐと、停電時には自動的にシャットダウンすることができます。
ひとつの UPS に複数の LAN DISK シリーズの電源をつないでいる環境において、ネットワークシャットダウン機能を設定すると、UPS とつないでいない LAN DISK シリーズも停電時にシャットダウンすることができます。(最大 5 台)

ネットワークシャットダウン図例

lightbulb参考
ご注意
  • ネットワークシャットダウン対応機器の情報については、ネットワークシャットダウン機能対応表をご覧ください。
  • 停電時、各ネットワークシャットダウン対応機器が通信できないと、ネットワークシャットダウンは実行されません。ネットワーク経路上のすべてのネットワーク機器について、UPS による電源保護をする必要があります。
  1. 設定画面を開く
  2. [システム]→[電源]→[UPS 設定]をクリック

    1. ネットワークシャットダウン設定の[シャットダウンする LAN DISK名][管理者パスワード]にスレーブの情報を入力する

      ※[シャットダウンする LAN DISK 名]には IP アドレスを入力することもできます。

    2. ネットワークシャットダウンの対象とする行の[有効]にチェックを付ける
    3. [適用]をクリックする

UPS をつなぐのサブセクション

ネットワークシャットダウン図例

以下の図例は、以下のように構成されています。

  • ネットワークシャットダウン対応機器のマスター
    「UPS 監視ケーブル(USB)」をつなぎ、UPS を監視しています。
    停電時には、UPS からの信号を受けて、シャットダウンコマンドをネットワークシャットダウン対応機器のスレーブに送信します。

  • ネットワークシャットダウン対応機器のスレーブ
    ネットワークシャットダウン対応機器のマスターとは、ハブを介して LAN ケーブルでつながっています。
    停電時には、マスターからのシャットダウンコマンドを受けて、シャットダウンします。

  • ハブ
    各ネットワークシャットダウン対応機器を LAN ケーブルでつなぎます。
    停電時に各ネットワークシャットダウン対応機器が通信できるように、UPS から電源を取ってください。

  • UPS
    各ネットワークシャットダウン対応機器とハブに電源を供給します。
    停電時には、ネットワークシャットダウン対応機器のマスターに信号を送信します。
    マスターからのシャットダウン信号を受けて、UPS 自身もシャットダウンします。

起動スケジュールを設定する

本製品の起動・終了時間を設定します。

lightbulb参考
ご注意
  • 起動スケジュール設定を使う場合は、電源を常に供給した状態にしておいてください。

  • 起動スケジュールによる終了(シャットダウン)に関して、指定した終了時間にバックアップ、データコピーがおこなわれている場合、処理が完了するまで終了しません。

  • 本製品の時刻を正しく設定してください。

  1. 設定画面を開く
  2. [システム]→[電源]→[スケジュール設定]をクリックする

    1. それぞれ起動・終了を設定したい曜日をチェックし、時刻を設定する
    2. [適用]をクリックする

    lightbulb参考
    [10 分間共有フォルダーへアクセスがなくなるまで終了時刻を延期]

    以下の条件を満たすまでシャットダウンを延期する機能です。

    • 過去 10 分間内蔵ディスクのデータ領域へのアクセスがない
    • 過去 10 分間 USB HDD へのアクセスがない

iSCSI 機能を使う

iSCSI 機能により、本製品上に作成した仮想ディスク(VHD)を iSCSI ストレージとして、提供することができます。

lightbulb参考
RAIDeX(拡張ボリューム)時は使用できません

RAID モードが RAIDeX(拡張ボリューム:出荷時設定)の場合は、本機能は利用できません。

RAID モードを変更する

※ RAID モードを変更(フォーマット)すると、すべての iSCSI ターゲット設定は削除されます。ターゲット上のデータも削除され、元に戻すことはできませんのでご注意ください。

lightbulb参考
本製品を iSCSI ターゲットにした場合

iSCSI ターゲットに設定した領域は iSCSI 専用領域となり本製品の各設定はできなくなります。

※ iSCSI ターゲットの領域は、本製品で設定するバックアップの対象になりませんのでご注意ください。

iSCSI 機能を使うのサブセクション

iSCSI ターゲットを作成する

  1. 設定画面を開く
  2. [ボリューム]→[内蔵]→[iSCSI]をクリックする

  3. [追加]をクリックする

    1. 設定内容を入力する
      ターゲット名任意の名前を入力します。
      サイズ使用するディスクサイズを設定します。
      例)1000GB
      認証認証方式の選択と、ユーザー名、パスワードを設定します。
    2. [保存]をクリックする

以上で iSCSI ターゲットの作成は完了です。

端末側の設定例(iSCSI イニシエーター)

  1. iSCSIイニシエーターを開く

    lightbulb参考
    iSCSI イニシエーターの開き方
    • Windows 11 の場合
      タスクバーの[ここに入力して検索]の入力欄に[iSCSI]と入力し、[iSCSIイニシエーター]をクリックします。
  2. 内容を確認し、[はい]をクリックする

    1. [探索]をクリックする
    2. [ポータルの探索]をクリックする

    1. iSCSI ターゲット(本製品)の IP アドレスまたは DNS 名を設定する
    2. [OK]をクリックする

    1. [ターゲット]をクリックする
    2. 検出されたターゲットを選ぶ
    3. [接続]をクリックする

  3. [OK]をクリックする

    1. [接続完了]となっていることを確認する
    2. [OK]をクリックする

以上で iSCSI イニシエーターの設定は完了です。
ディスクの管理を開き、接続した本製品の仮想ディスクが追加されたことを確認してください。

※ ディスクの初期化画面が表示された場合は、ディスクを初期化する必要があります。表示された画面の指示にしたがって、ディスクの初期化をおこなってください。

本製品の容量を増やす

ペアになっているカートリッジを順番に交換することで本製品の容量を増やせます。
また 2 台の USB HDD を増設して本製品の容量に組み込むことで容量を増やせます。
【RAIDeX(拡張ボリューム)[出荷時設定]時のみ】

lightbulb参考
ご注意

RAIDeX(拡張ボリューム)だけの機能です。RAIDeX(拡張ボリューム)以外で実施すると、RAID 崩壊のおそれがあります。

本製品の容量を増やすのサブセクション

カートリッジの交換で容量を増やす

lightbulb参考
準備する

現在搭載されているものより容量が大きいカートリッジを 2 台準備します。

warning注意
カートリッジ交換時のご注意
  • カートリッジの取り付け・取り外しは、必ず 1 台ずつ、以下の説明通りにおこなってください。
lightbulb参考
カートリッジのペアについて

RAIDeX(拡張ボリューム)は、2 台のカートリッジごとにペアを構成し、ファイル単位でミラーリングします。
そのようなペアが複数集まり、1 つのボリュームとして構成されます。
ペアは正面から見て左から 2 台ずつのカートリッジで構成されます。

※ HDL2-HB シリーズの HDD3 は本ページの目的では使えません。ご注意ください。
HDL2-HB シリーズの HDD3 はバックアップ先専用であり、内蔵ボリュームに組み込まれません。

  1. [ボリューム]→[内蔵]→[取り外し]をクリックし、ペアの片方を選んで実行する

    取り外し(内蔵)
  2. ペアの片方のカートリッジを取り外し、容量の大きいカートリッジを取り付ける

    カートリッジの交換方法

    ※ 正常な状態での交換ですので、HDD/SSD ランプを確認する必要はありません。

  3. 再構築が終わったことを確認する

    lightbulb参考
    再構築完了を確認する方法
    • 再構築を完了すると、ブザーが「ドミソド」と3 回鳴ります。

    • 設定画面を開き、右上に表示される「RAID の状態」が「正常動作」になっていれば、再構築は完了しています。

  4. [ボリューム]→[内蔵]→[取り外し]をクリックし、ペアのもう片方を選んで実行する

    取り外し(内蔵)
  5. ペアのもう片方のカートリッジを取り外し、容量の大きいカートリッジを取り付ける

  6. 再構築が終われば、本製品の容量は増えています。

lightbulb参考
本製品をアイオー・セーフティ・サービス(ISS)にご登録いただいている場合

カートリッジを交換した後に登録情報の変更をお願いします。万一の障害時、適切な容量のカートリッジと交換するためです。以下の有償保守サービス専用ページにログインし、[上位容量交換入れ替え登録]より、お手続きをお願いします。

https://contact.iodata.jp/support/iss/

USB HDD の増設で容量を増やす

増設する USB ポートのモードを[RAIDeX モード]に変更してから、USB HDD を順番に増設します。

lightbulb参考
準備する

USB HDD を 2 台準備します。

※ 対応 USB HDD以外の HDD をご利用の場合、サポート対象外となります。

warning注意
USB HDD 増設時のご注意
  • 異なる容量の USB HDD をつなぐ場合
    手順内で USB HDD を順につなぎますが、先に容量が小さい USB HDD をつないでください。容量が小さい USB HDD を後でつなぐと、ペアが構成されません。
    なお、増える容量は小さい USB HDD の容量と同様です。

  • USB HDD を 1 台だけつなぐ場合
    USB HDD を 1 台だけ RAIDeX モードでつないだ場合、本製品の容量は増加しますが、ペアが構成されません。
    そのため、RAID 対応などの冗長性を持った USB HDD をつなぐことをおすすめします。

lightbulb参考
USB ポートのペアについて

RAIDeX(拡張ボリューム)は、2 台の USB HDD でペアを構成し、ファイル単位でミラーリングします。
ペアは「USB ポート 2 と USB ポート 3」「USB ポート 4 と USB ポート 5」で構成することができます。

1. ペアの USB ポートのモードを切り替える

  1. 設定画面を開く
  2. [ボリューム]→[USBx]→[モード設定]をクリックする

    ※[USBx]の x は、ポートモードを設定したい USB ポート番号です。

  3. ペアの片方の USB ポートのモードを[RAIDeX モード]に切り替える
    まずは USB ポート 2(USB ポート 2 と 3 のペアの場合)か USB ポート 4(USB ポート 4 と 5 のペアの場合)のモードを切り替えます。

    1. 設定画面のホームに戻り、[ボリューム]→[USBx]→[モード設定]をクリックする

      ※[USBx]の x は、ポートモードを設定したい USB ポート番号です。

    2. 「ポートモード」で[RAIDeX モード]を選ぶ
    3. [適用]をクリックする

  4. ブザーが鳴り続くので、 Select ボタンを押しブザーを止める

  5. ペアのもう片方の USB ポートのモードを[RAIDeX モード]に切り替える
    USB ポート 3(USB ポート 2と3 のペアの場合)かUSB ポート 5(USB ポート 4と5 のペアの場合)のモードを切り替えます。

    ※ USB HDD を1台だけつなぐ場合は不要です。

  6. ブザーが鳴り続くので、 Select ボタンを押しブザーを止める

2. USB HDD を増設する

  1. 本製品の電源が入っていることを確認する

    warning注意
    ご注意
    • 下記状況では、USB HDD をつながないでください。
      • STATUS ランプが緑点滅中(設定画面操作中)
      • HDD/SSDランプが点滅中(本製品にアクセス中)
      • USB HDD のランプが点滅中等(USB HDD にアクセス中)
    • USB HDD につなぐ時や取り外す時は、共有サービスが停止するため、共有へのアクセスはできません。
  2. 増設する USB HDD の電源を入れる

    ※ USB HDD の電源の入れ方については、USB HDD の取扱説明書をご覧ください。

    ※ USB HDD に電源連動機能がある場合は、本製品につないだ時に USB HDD の電源が入ります。

  3. ペアの片方の USB ポートに USB HDD をつなぐ
    まずは USB ポート 2(USB ポート 2 と 3 のペアの場合)か USB ポート 4(USB ポート 4 と 5 のペアの場合)に USB HDD をつなぎます。

    ⇒ しばらくSTATUS ランプが緑点滅します。
    「ピー」と鳴って赤点滅になった後、「ドミソド」と3 回鳴るのを待ってから、次の手順へ進んでください。

    ※ USB HDD を 1 台だけつなぐ場合は、赤点滅でなく、緑点灯となります。
    その後「ドミソド」と 3 回鳴れば、作業は完了です。本製品の容量は増加しています。

    warning注意
    ここで「ピーピーピー」と鳴ったら…

    STATUS ランプが赤く点灯した場合は、つないだ USB HDD にデータが入っています。このまま使っても問題ないか確認してください。
    問題なければ、つないだ USB ポートのモードが切り替わっていますので、もう一度[RAIDeX モード]に設定してください。

  4. ペアのもう片方の USB ポートに USB HDD をつなぐ
    USB ポート 3(USB ポート 2 と 3 のペアの場合)か USB ポート 5(USB ポート 4 と 5 のペアの場合)に USB HDD をつなぎます。

    ⇒ しばらくSTATUS ランプが緑点滅します。
    「ピー」と鳴って緑点灯になった後、「ドミソド」と3 回鳴れば作業は完了です。
    本製品の容量は増加し、ペアの USB HDD間でミラーリングされています。

    warning注意
    ここで「ピーピーピー」と鳴ったら…

    取り付けた USB HDD について、以下が考えられます。

    • STATUS ランプが赤く点灯した場合は、つないだ USB HDD にデータが入っています。このまま使っても問題ないか確認してください。
      問題なければ、つないだ USB ポートのモードが切り替わっていますので、もう一度[RAIDeX モード]に設定してください。
    • 先につないだ USB HDD のものより容量が小さいことが考えられます。
      その場合、「容量不足」となり、後につないだ USB HDD は使われません。
      先につないだ USB HDD と同じかそれ以上の容量を持つ USB HDD をつないでください。
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USB HDD がつながっているかを確認する

[情報・ログ表示]→[ボリューム情報]をクリックし、確認したい HDD をクリックすると、詳細情報が表示されます。

古い NAS からリプレイスする(機器入れ替え)

古い NAS(以後、移行元)から本製品(以後、移行先)へリプレイスする際の手順をご紹介します。
リプレイスの方法は、移行元によって異なります。

弊社の LAN DISK をお使いの場合

はじめて設定画面を開いたときに使える引っ越し機能を利用して、移行元の共有フォルダーの構成、ユーザーなどの設定を本製品(移行先)へリプレイスします。

3. 初回設定をする

引っ越し機能で使用中の LAN DISK から引っ越しする

lightbulb参考
引っ越し機能の引越し元に対応している LAN DISK
  • HDL-HA
  • HDL-XA
  • HDL-AAX
  • HDL-AAXW
  • HDL-H
  • HDL-X
  • HDL-AA
  • HDL-AAW
  • HDL-XR
  • HDL-XV
lightbulb参考
すでに本製品の設定画面を開いている場合

一度本製品を初期化してから、再び設定画面を開いてください。初回設定の中で引っ越し機能を表示します。

本製品のすべての設定を出荷時設定に戻す

引っ越し機能に対応していないNAS(他社NAS含む)

本製品のデータコピー機能を使ってリプレイスします。共有フォルダーの構成やユーザーなどの設定は手動で設定する必要があります。

データコピー機能でリプレイスする

古い NAS からリプレイスする(機器入れ替え)のサブセクション

引っ越し機能で使用中の LAN DISK から引っ越しするのサブセクション

引っ越し機能の概要

引っ越し機能とは

旧 LAN DISK からのデータコピー完了を意識することなく、新しい LAN DISK を利用開始できる機能です。

ポイント!

👍 ユーザーのパソコンの設定変更は不要

👍 LAN DISK 間で着々とデータコピーを実行(データコピー実行用パソコンは不要)

👍 操作は一度きりで引っ越し完了までは自動進行

👍 引っ越し完了は NarSuS で確認!離れていても引っ越し完了が一目でわかる!

lightbulb参考
NarSuS について

4. NarSuS 登録をするをご覧ください。

引っ越し機能の進捗イメージ

※ 詳細については、引っ越しの手順をご覧ください。

  1. 引っ越し先引っ越し元と同じネットワークにつなぐ

  2. 引っ越し先を操作して、引っ越し元を指定する

    引っ越し先に初めてログインした際に、引っ越し機能を表示します。

  3. 設定を引っ越しする(引っ越し元引っ越し先

    ※ 設定の引っ越しにかかる時間はユーザー数やフォルダ数、設定内容によって異なります。(最大 300ユーザー/300 フォルダで1.5 時間程度) 

  4. ネットワーク設定を切り替える(引っ越し元引っ越し先

    lightbulb参考
    ネットワーク設定の切り替えについて

    ネットワーク設定は下のように引き継がれます。

    設定項目引っ越し元引っ越し先
    ホスト名頭に"old-“を付ける引っ越し元から引き継ぐ
    IP アドレス引っ越し先の値になる引っ越し元から引き継ぐ
  5. データの引っ越しを開始する(引っ越し元引っ越し先

    lightbulb参考
    データの引っ越し目安時間

    データの引っ越しにかかる時間は環境によって大きく異なります。
    ここに実測値を示しますが、あくまで目安として参考にしてください。

    またデータ引っ越し中にユーザーからのアクセスが多い場合や引っ越し先 LAN DISK を RAID モードに変更して利用する場合は移行時間が大きく伸びます。

    NarSuS や管理画面から実際の進捗をご確認ください。

    引っ越し元引っ越し先データ量移行時間目安
    HDL6-HA48 → HDL6-HB4812TB(6,195,933 ファイル、1,054,624 フォルダー)約 56 時間
    HDL4-XA32 → HDL4-LV3212TB(6,195,933 ファイル、1,054,624 フォルダー)約 121 時間
    HDL-XR12TW → HDL2-XA82.5TB(1,082,331 ファイル、41,606 フォルダー)約 47 時間
    HDL2-X12 → HDL4-XA32-U5.43TB(2,363,720 ファイル、90,448 フォルダー)約 47 時間
  6. 引っ越しされない設定を再設定する

  7. 管理者が離れても、引っ越しは継続します

    ※ データの引っ越しはユーザーが LAN DISK にアクセスしていないときに実施されます。
    そのため業務中には引っ越し作業があまり進みませんが、スムーズなご利用のための仕様です。ご承知おきください。

  8. NarSuS から引っ越し完了の通知を受け取る




引っ越し機能に関するご注意

引っ越し元に対応している LAN DISK

  • HDL-HB
  • HDL-LV
  • HDL-HA
  • HDL-XA
  • HDL-AAX
  • HDL-AAXW
  • HDL-H
  • HDL-X
  • HDL-AA
  • HDL-AAW
  • HDL-XR
  • HDL-XV

※ 引っ越し作業を開始する前に、引っ越し元 LAN DISK を最新のファームウェアに更新してください。

引っ越しされない設定

  • パッケージで追加した機能
  • サブフォルダーのアクセス権設定
  • USB ポートのモード設定
  • iSCSI 設定
  • 共有フォルダーのクラウド同期設定
lightbulb参考
引っ越し元が HDL-XR、HDL-XV の場合

以下の設定も引っ越しされません。

  • バックアップ
  • iobb.net
  • リモートリンク
  • DLNA 設定
  • net.USB 設定
  • レプリケーション

事前に準備・確認が必要な事項

warning注意
本製品のファームウェアを最新にしてお使いください

引っ越し機能を使用する際は、必ず引っ越し先のファームウェアを最新にしてください。
旧バージョンでの引っ越し機能の利用は停止をお願いしております(詳細はこちら)。
ファームウェアの更新方法はこちらをご覧ください。

warning注意
引っ越し作業の負荷についてのご注意

引っ越し作業では長期間アクセスしていないデータも含めてすべてのデータにアクセスします。結果、引っ越し元の LAN DISK に負荷がかかるケースもございます。
引っ越し元の LAN DISK のバックアップが取れていることをご確認ください。

  • 引っ越し元の LAN DISK においてクラウド同期や Remote Link 3(外出先からのアクセスなど)をお使いの場合は、引っ越し開始前にそれらの機能を無効に変更するか、パッケージを削除してください。引っ越し中に更新したデータを引っ越しできないおそれがあります。
    データ引っ越しが終わった後、引っ越し先の LAN DISK で Remote Link 3 設定をして Remote Link 3 をご利用ください(本製品ではクラウド同期は使えません)。

  • 引っ越し先に設定した IP アドレスが引っ越し元の IP アドレスと入れ替わります。
    固定 IP 環境の場合は引っ越し先の LAN DISK にあらかじめ任意の IP アドレスを割り振ってから引っ越しを開始してください。

    ※ 固定 IP アドレスの割り振りには LAN DISK CONNECT を使います。
    方法については IP アドレスを設定する(LAN DISK CONNECT ヘルプ)をご覧ください。

  • 引っ越し先の LAN DISK が引っ越し元の LAN DISK よりも容量が大きいことを事前にご確認ください。
    容量が小さいと引っ越しが完全にできません。

  • 引っ越し元の LAN DISK のユーザーにそれぞれ 4 文字以上のパスワードが設定されていることを確認してください。
    パスワードが設定されていない または パスワードが 4 文字未満のユーザーは引っ越しされません。

  • 引っ越し元の LAN DISK に USB HDD をつないでバックアップしている場合は、新しい USB HDD をご用意の上、引っ越し先の LAN DISK につないでおいてください。
    その際は引っ越し元の USB HDD と同じ番号の USB ポートへつないでください。

  • 事前に引っ越し元のゴミ箱(Trashbox)内のデータや不要なデータの削除をおすすめします。
    引っ越し元のデータ量が多い場合、データコピーに長時間かかります。
    ゴミ箱については、下をご覧ください。

    ゴミ箱機能を使う

    ※ HDL-XR シリーズなどの古い LAN DISK のゴミ箱を空にする方法については、こちらをご覧ください。

  • 引っ越し元 / 引っ越し先の LAN DISK をネットワークにつなぐ際は、LAN1 ポートをお使いください。LAN2 ポートでは引っ越し機能を正しく開始できないおそれがあります。

  • 引っ越し元のローカル共有フォルダー(本体ボリューム内。USB HDD 等の外付けボリュームを除く)内に履歴差分バックアップのデータがある場合は、引っ越し機能を利用しないでください。
    バックアップ対象✕履歴回数分のデータ量が引っ越し対象になってしまい、引っ越し先の容量圧迫または引っ越し失敗のおそれがあります。
    このような場合は他の NAS などをバックアップしている事が考えられます。引っ越し機能を利用せず、本製品で対象(他の NAS など)をバックアップするように設定してください。

引っ越し中・引越し後の注意事項

  • 引っ越しが完了するまでは引っ越し元 / 引っ越し先の LAN DISK の電源を切らないでください。
    引っ越しが失敗してしまった場合は、引っ越し先の LAN DISK を初期化し、最初から初回設定をしてください。

  • 引っ越しが完了するまでは引っ越し元 / 引っ越し先の LAN DISK につないだ USB HDD を抜かないでください。

  • 引っ越し先の LAN DISK でサブフォルダーのアクセス権設定(Webファイルマネージャー)をする場合、データ引っ越し完了後に引っ越し先の LAN DISK の再起動が必要です。

  • 引っ越し元の LAN DISK の共有フォルダーで使用量制限をかけていた場合、引っ越し先の LAN DISK にも使用量制限は引き継がれます。
    ただし引っ越したデータは使用量制限の対象にならなくなります。ご注意ください。

  • 引っ越し機能はユーザーがいつも通りにアクセスできるというのがメリットです。ただし設定途中にあるネットワーク設定の切り替え時の約 10 分はデータにアクセスできません。あらかじめユーザーにアクセスできなくなるタイミングがあることを通知しておいてください。
    ネットワーク設定の切り替えのタイミングは引っ越し機能の進捗イメージをご確認ください。

  • 引っ越しの対象となる共有フォルダーは、Microsoft ネットワーク共有を有効にしている必要があります。

  • セキュリティソフトやファイル全件検索ソフトなど、LAN DISK に保存されているファイルをすべてチェックするソフトがクライアント PC で動作している場合は、データ引っ越しの処理が遅くなります。




引っ越しの手順

lightbulb参考
事前に準備が必要な場合があります

引っ越し機能に関するご注意をご覧ください。

lightbulb参考
固定 IP 環境の場合

引っ越し先の LAN DISK にあらかじめ任意の IP アドレスを割り振ってから引っ越しを開始してください。
固定 IP アドレスの割り振りには LAN DISK CONNECT を使います。
方法については IP アドレスを設定する(LAN DISK CONNECT ヘルプ)をご覧ください。

lightbulb参考
UPS をお使いの場合

引っ越し作業前に以下の操作をしてください。

旧 NAS で使用していた UPS を新 NAS で使用する場合の手順 - 引っ越し作業前に行う手順

  1. はじめて引っ越し先の設定画面を開いて管理者パスワードを設定した後、引っ越し機能を使うかどうかを確認する画面を表示する

    lightbulb参考
    本製品(引っ越し先)を使用中の LAN DISK(引っ越し元)と同じネットワークにつないでください

    その際は、引っ越し元の LAN1 側ネットワークに、引っ越し先の LAN1 をつないでください。

  2. [現在使用中の LAN DISKから引っ越し]をクリックする

    ※ 引っ越し機能を使わない場合は、[引っ越ししない]をクリックします。その場合は、3. 初回設定をするに戻って初回設定を進めてください。

  3. 引っ越し元の LAN DISK を選び、[次へ]をクリックする

    引っ越し元にする LAN DISK が表示されない場合は、LAN DISK の電源やネットワークを確認した後[引っ越し元リスト更新]をクリックしてください。また入力欄に LAN DISK のホスト名または IP アドレスを直接入力することもできます。

    warning注意
    引っ越し元の LAN DISK が表示されない

    引っ越し元の LAN DISK を再起動してください。
    再起動後、[引っ越し元リスト更新]を再度クリックすれば改善されています。

    lightbulb参考
    フォーマットについて

    [RAIDeX(拡張ボリューム)]のまま使うことをおすすめします。ここを変更した場合、引っ越し完了までの時間が容量に応じて延びることがあります。

  4. 引っ越し元の LAN DISK の管理者パスワードを入力し、[はい]をクリックする

    ⇒ 設定の引っ越しを開始します。

    lightbulb参考
    引っ越し元の LAN DISK の管理者パスワードが必要です

    引っ越し元の LAN DISK に管理者パスワードを設定していない場合は先に管理者パスワードを設定してください。
    その後、この画面で設定した管理者パスワードを入力してください。

  5. 設定の引っ越しの進捗状況を表示します。しばらくお待ちください。

    ※ 設定の引っ越しにかかる時間はユーザー数やフォルダ数、設定内容によって異なります。(最大 300ユーザー/300 フォルダで1.5 時間程度)

  6. この画面が表示されたら、設定の引っ越しは完了です。
    NarSuS の登録について操作します。ここでは[NarSuS 登録する]を選ぶ形で案内します。

    ※ データの引っ越しはまだ終わっていません。

    ※ NarSuS については、画面上のリンクから詳細をご確認ください。

    lightbulb参考
    ブザーが鳴っている場合

    設定をコピーしたことにより、ブザーが鳴る場合があります。(RAIDeX(拡張ボリューム)用の USB HDD や UPS がつながっていないなどによるエラー)
    以下の方法でブザーを止めることができますので、LAN DISK のシリーズに応じて操作してください。

    ※ 問題の解決は、「ネットワーク設定の切り替え」が終わり「データ引っ越し」が始まってからしてください。
    そのため、この段階ではブザーを止めるだけにしてください。

    モデル名ブザー停止方法
    LAN DISK H シリーズSELECT ボタン または FUNC. ボタンを押します。
    LAN DISK X シリーズFUNC. ボタンを押します。
    LAN DISK L モデル VFUNC. ボタンを押します。
    LAN DISK A シリーズ

    POWER ボタンを押します。

    ※ 長押ししないでください。電源が切れてしまいます。

  7. NarSuS の登録状況に応じてどちらかをクリックする

    lightbulb参考
    プロキシサーバーの設定

    インターネット接続にプロキシサーバーの設定が必要な場合は、[プロキシを使用しない / 自動設定スクリプトを使用する / 手動設定]から選んで[設定する]をクリックしてください。

  8. 画面の指示にしたがって、必要事項を入力し登録する

    warning注意
    登録に失敗する場合、ご確認ください
    • 本製品がインターネットに接続可能な環境に設置されていること(LAN ケーブルが正しく接続されていること)
    • プロキシを介してインターネットへ接続する場合は、プロキシが正しく設定されていること
    • 本製品の TCP/IP 設定を手動でおこなっている場合は、デフォルトゲートウェイ、DNS サーバーが正しく設定されていること
    • お使いの Web ブラウザーのキャッシュ(Cookie)をクリアして再度お試しください。
  9. NarSuS への登録が終わったら NarSuS の画面を閉じ、引っ越し画面に戻る

  10. [✕]をクリックし、この画面を閉じる

  11. ユーザー全員へ「今から約 10 分間 LAN DISK へアクセスできなくなる」旨を通知した後、[ネットワーク設定の切り替え]をクリックする

    warning注意
    ネットワーク設定の切り替えについてのご注意
    • 10 分ほど引っ越し元 / 引っ越し先の LAN DISK にアクセスできなくなります。
    • これ以降引っ越し元のデータを書き換えないでください。引っ越しに失敗するおそれがあります。
    • ネットワーク設定は下のように引き継がれます。
      設定項目引っ越し元引っ越し先
      ホスト名頭に"old-“を付ける引っ越し元から引き継ぐ
      IP アドレス引っ越し先の値になる引っ越し元から引き継ぐ
  12. [はい]をクリックする

    lightbulb参考
    この後、管理者としてユーザー名とパスワードの入力が必要です

    表示する画面でユーザー名とパスワードを入力してください。

    ユーザー名「admin」と入力する
    パスワード先程設定した管理者パスワードを入力する

  13. この画面を表示したら、順次データを引っ越し元から引っ越し先へと引っ越しします。
    引っ越し先の LAN DISK をお使いください

    warning注意
    データの引っ越し時のご注意
    • データの引っ越しはまだ続いています。引っ越し元の LAN DISK をネットワークから取り外さないでください。
    • データの引っ越し中、環境によってはファイルアクセスに時間がかかる場合があります。
    • 引っ越し元の LAN DISK にはアクセスしないでください。
    warning注意
    20 分経っても上記画面に切り替わらない

    引っ越し元のネットワーク設定切り替えが終わっていません。
    引っ越し元を操作し、再起動してください。

    再起動しても画面が切り替わらない場合は、FAQ:引っ越し機能にて「ネットワーク設定の切り替え中」のまま、画面が切り替わらない場合 をご覧ください。

    lightbulb参考
    データの引っ越しの状況を確認する方法
    • NarSuS へ登録している場合、NarSuS で状況を確認できます。またデータの引っ越しが完了したら、完了の通知をお送りします。
    • 引っ越し先の LAN DISK の設定画面の[情報・ログ表示]→[システム情報]の「引っ越し状況」で状況を確認できます。
    lightbulb参考
    新しい LAN DISK で使うバックアップ用の USB HDD について

    容量に合わせて新しいものをご用意の上、引っ越し元の USB HDD と同じ USB ポート番号につないでください。
    つないだ後は USB HDD を専用フォーマットしてください。

    USB HDD にバックアップする

    ※ 引っ越しが完了するまでは引っ越し元 / 引っ越し先の LAN DISK につないだ USB HDD を抜かないでください。

    lightbulb参考
    UPS をお使いの場合

    データの引っ越しが始まったら、UPS について操作の続きを実施します。

    旧 NAS で使用していた UPS を新 NAS で使用する場合の手順 - データ引っ越しが始まったら行う手順

  14. データの引っ越しが完了したら

    • NarSuS から引っ越し完了の通知をお送りします。

    • 引っ越し元の LAN DISK の電源を切り、ネットワークから取り外してください。

    lightbulb参考
    引っ越し完了後に「5104-0004 xxxxxx からの引っ越しを完了しました。データが引っ越しされていない共有フォルダーやファイルが存在します。」が表示された場合

    引っ越し機能は完了しましたが、引っ越しされていない共有フォルダーやファイルが一部存在しています。こちらから引っ越しできなかったフォルダーやファイルの確認方法をご確認ください。

これで引っ越しは完了です。新しい LAN DISK をご愛用ください。
NarSuS 登録は手順途中で終わっておりますので、本製品にアクセスできるかをご確認ください。

5. アクセスできるか確認する




データコピー機能でリプレイスする

本製品のデータコピー機能を使ってリプレイスします。共有フォルダーの構成やユーザーなどの設定は手動で設定する必要があります。

事前準備(データコピー)

以下の情報を調べ、どこかに記録しておきます。
これらはリプレイスのタイミングで使います。

移行元 NAS 情報

  • IP アドレス:古い NAS のネットワーク情報です。
  • サブネットマスク:古い NAS のネットワーク情報です。
  • デフォルトゲートウェイ:古い NAS のネットワーク情報です。
  • DNS:古い NAS のネットワーク情報です。
  • 管理者ユーザー名:移行時に入力を求められます。
  • 管理者パスワード:移行時に入力を求められます。パスワード未設定の場合は 4 文字以上の英数字で設定してください。
  • 共有フォルダー:共有フォルダーの名前
  • アクセス用ユーザー/グループ:Active Directory 環境でご利用の場合、移行先も同じ Active Directory 環境に参加させる必要があります。
  • アクセス権:どの共有フォルダーにどのユーザー/グループがアクセスできるのか

移行先NAS情報

  • 移行用 IP アドレス:リプレイス時に本製品に設定する IP アドレスです。
    最終的には本製品に移行元の IP アドレスを設定します。
warning注意
ご注意
  • 移行先には、移行元のファイルをコピーするため十分な空き容量が必要です。

移行する(データコピー)

  1. 移行元、移行先が同じネットワークに接続されていることを確認する

  2. 移行先の設定画面を開く

  3. 移行先の IP アドレスを設定する

    ネットワーク>LANx>IPv4
    ネットワーク>LANx>IPv6

  4. 移行先に移行元と同じユーザー/グループ、共有フォルダーを作る

    1. ユーザーを作る

    グループを作る

    新しい共有フォルダーを作る

  5. [データバックアップ]→[データコピー]をクリックする

  6. [追加]をクリックする

  7. データコピーのジョブを設定する

    lightbulb参考
    共有フォルダーの数だけデータコピー設定が必要です

    設定は最大 20 個まで作ることができます。

    lightbulb参考
    設定例
    • ジョブ名:(任意)
    • スケジュール設定:有効:アクセスのない時刻
    • オプション:[データコピー元にないファイルを削除する]にだけチェックを付ける
    • 除外ファイル/フォルダー:無効
    • データコピー元
      • 対象種別:Microsoft ネットワーク共有
      • UNC:\\192.168.0.100\disk1(\\移行元の IP アドレス\共有フォルダー名)
      • ユーザー名:(管理者ユーザー名 または 対象の共有フォルダーにアクセスできるユーザー名)
      • パスワード:入力したユーザー名のパスワード
    • データコピー先
      • 対象種別:ローカル
      • 共有フォルダー:disk1(データコピー元で指定した共有フォルダー名)
      • サブフォルダー:(空白)

    ※ 設定項目については、追加(データコピー)をご覧ください。

  8. 画面下の[保存]をクリックする

    ⇒ 設定したスケジュールでデータコピーを開始するようになります。

  9. 何回かスケジュールにしたがって実行させる

    ※ これによりほとんどのデータをコピー済みにします。数日かかります。

    ※ 2 回目以降はそれまでにコピーできなかったデータと更新があったデータだけをコピーします。そのためそれまでよりも短い時間で終了します。

  10. 最後にアクセスが来ないタイミングで、設定したデータコピージョブを実行する
    [データバックアップ]→[データコピー]を開き、用意したデータコピージョブの[データコピー開始]をクリックしてください。

    lightbulb参考
    データコピーは設定ごとに1つずつ順に実行します

    データコピーの設定が多い場合、完了までに時間がかかります。

    lightbulb参考
    途中でデータが更新されている場合

    データコピーを再度実行してください。変更があったデータだけをコピーするため、実行時間は短くなります。

  11. 設定画面のホームに戻り、[情報・ログ表示]→[システムログ]をクリックする

  12. システムログに「データコピー完了しました。」と表示されていることを確認する

    lightbulb参考
    全部のデータコピージョブに「データコピー完了しました。」と表示されていない場合

    まだデータコピーが完了していません。しばらくお待ちください。
    しばらく待ってもデータコピーが終わっていない場合は、またスケジュールでデータコピーするのを待ち、別の日に再度をファイルの変更や削除をしないようにして、再度移行を実行してください。

    warning注意
    何度か試しても特定のデータコピージョブで「データコピー完了しました。」と表示されない場合
    1. 移行先の共有フォルダー「LAN DISK Log」にパソコンでアクセスする

      本製品にアクセスする

      ※「LAN DISK Log」へのアクセスには、管理者アクセスが必要です。
      ログインするユーザー名とパスワードを以下のようにしてアクセスしてください。
      ユーザー名:admin
      パスワード:<管理者パスワード>

    2. [LAN DISK Log]内の[Data Copy]→[移行_(共有フォルダー名)]を開く

    3. ログファイル「(移行実行日時)_failed.log」を確認する

    ログ内容意味対処
    NoSpaceErrorデータコピー先の容量が足りません。データコピー先の容量を確保してください。
    NoEntryErrorフォルダーやファイルが見つかりません。データコピー中にファイル・フォルダーを変更しないようにしてください。
    ExistsError以下のうちいずれかに該当します。
    ・データコピー元にあるファイルと同名のフォルダーがデータコピー先に存在します。
    ・データコピー元にあるフォルダーと同名のファイルがデータコピー先に存在します。
    同名のファイル、フォルダーのうち片方の名称を変更してください。
    TimeOutErrorネットワーク上のデータコピー元への接続がタイムアウトしました。データコピー元や本製品のネットワーク設定を確認してください。
    UnMountedError対象のボリュームがマウントされていません。対象のボリュームがマウントされているか確認してください。
    ShareNotExistsError対象の共有フォルダーが存在していません。対象の共有フォルダーが存在しているか確認してください。
  13. 移行元をネットワークから取り外す

  14. 設定画面のホームに戻り、[データバックアップ]→[データコピー]をクリックする

  15. 今回作ったデータコピージョブをすべて削除する

これで移行は完了です。

lightbulb参考
必要に応じて、バックアップや UPS の設定をしてください

バックアップと復元

UPS をつなぐ

クイックコピーする

lightbulb参考
クイックコピー

USB メモリーやデジタルカメラを「USB ポート 1」につなぎFUNC.ボタンを押すと、自動的に USB メモリーやデジタルカメラのデータを、あらかじめ指定した本製品の共有フォルダー内にコピーすることができます。 クイックコピーは、「USB ポート 1」だけで機能します。また、USB ポート 1 のポートモードがクイックコピーモードに設定されている必要があります。

使えるデジタルカメラやUSB メモリー

使えるデジタルカメラやUSB メモリーは以下のものです。

  • USBマスストレージクラスの転送に対応し、かつ、そのモードに設定されているデジタルカメラ

  • FATまたは NTFS 形式のデジタルカメラ、または USB メモリー

※ 最新の対応機器については、弊社 Web ページの商品ページをご覧ください。(対応機種・OS、仕様

クイックコピーを利用する

lightbulb参考
ご注意
  • クイックコピーは、[USB ポート 1]でのみ利用できます。他の USB ポートではご利用いただけません。

  • コピー先のディスクに空き容量が十分あることをご確認ください。

  • [USB ポート 1]でUSB HDD を使うために、[USB ポート 1]の設定を変更した場合は、クイックコピーの設定に戻してください。

    モード設定(USBx)

  • すでに[USB ポート 1]に USB 機器をつないでいる場合は、その USB 機器の取り外し処理をおこってください。

  1. 本製品の USB ポート 1に USB メモリーをつなぐ

    ⇒ STATUS ランプが点滅し、しばらくすると点灯

  2. 本製品前面のFUNC.ボタンを"ピッ"と音がするまで押す

    ⇒ コピーを開始します。(STATUS ランプが点滅)

  3. “ピッピッピッ”と音が鳴り、STATUS ランプが点灯

    ⇒ コピー完了。そのままUSB メモリーを取り外せます。

lightbulb参考
データのコピー先について

データは、コピー先に指定された共有フォルダー(出荷時は[disk1]) の下に、自動で作成される[QuickCopy]フォルダー内にコピーされます。
さらにその下に「実行時の[日付]フォルダー」を作成し、そのフォルダーにファイルがコピーされます。
複数の USB メモリーなどをコピーする場合でも、「実行時の[日付]フォルダー」で区別されますので、上書きされることはありません。

warning注意
クイックコピーを実行するとブザーが鳴りエラーとなる場合
  • コピー先がUSB HDD の場合は、接続されていること、電源が入っていること、書き込み可能なフォーマットでフォーマットされていること、ポート設定が共有モードに設定されていることをご確認ください。

  • コピー先のディスクに空きが不足しているおそれがあります。ディスクの使用量をご確認ください。空き容量が不足している場合は不要なファイルを削除するなどして空きを確保する必要があります。

  • システムログの内容にエラー原因が表示されている場合がありますので、内容を確認してください。
    [LAN DISK Log]共有内の[QuickCopy]フォルダー以下にログファイルが生成されますので、内容を確認してください。

コピーしたデータを確認する

  1. ネットワーク上から、本製品の[disk1]フォルダーを開く

    ※ 出荷時の設定です。データのコピー先を変更した場合は、そちらを開いてください。

  2. [QuickCopy]フォルダーを確認

    ※ クイックコピー時に自動で作成されるフォルダーです。
    [QuickCopy]フォルダー内に、バックアップを開始した年月日・時刻を元にして、自動で作成されるフォルダーです。
    [20190531000000]の場合は、2019 年 5 月 31 日 00 時 00 分 00 秒にバックアップを開始したことになります。

lightbulb参考
クイックコピーの結果を確認する

[LAN DISK Log]共有内の[QuickCopy]フォルダー以下にクイックコピーの結果を記録します。

※[LAN DISK Log]には初期値で管理者権限がかかっています。管理者(admin)でアクセスしてください。(ユーザー名:admin パスワード:設定画面に入る際の管理者パスワード)

「(クイックコピー実行日時)_summary.log」というファイル名のログファイルで内容を確認してください。
「失敗した場合は ( クイックコピー実行日時)_failed.log」というファイル名のログファイルで、内容を確認してください。

ログ拡張を使うのサブセクション

ログ拡張パッケージとは

● ログの長期保管機能

「ログ拡張」パッケージでは、システムログ、アクセスログは指定のログ拡張フォルダーに保存し管理します。アクセスログは設定した条件にならない限り消去されません。

lightbulb参考
アクセスログ閲覧ツール「LAN DISK Access Log Viewer」のご紹介

LAN DISK Access Log Viewer は、「ログ拡張」パッケージにより、専用フォルダーに保存された膨大なアクセスログから必要な記録を抽出することができます。詳しくは、弊社 Web サイトをご確認ください。

● アクセスログのアラート機能

設定した条件のアクセスログが記録された場合、システムログにアラート対象のアクセスが発生したことをログとして記録します。

● アクセスログの削除・改ざん防止機能

お手持ちの USB メモリーを制限キーとして利用できます。
制限キーは、ログ拡張フォルダーへのアクセスや、ログ拡張に関する設定変更を許可するためのカギになります。
制限キーとして設定した USB メモリーが本製品に接続されている場合のみ、ログ拡張フォルダーへのアクセスや、ログ拡張に関する設定変更を可能にできます。(制限キーを利用しない運用も可能です。)

lightbulb参考
制限キーの利用について

制限キーは、管理の権限分離でご利用いただけます。
権限分離とは、制限キーをシステム管理者以外の方(経営者、監査室など)が利用することです。
これにより、万一の情報漏えい時にシステム管理者によるアクセスログの削除や改ざんを防ぐことができ、ログの証拠性を上げることができます。
制限キーを利用すると、ログ拡張フォルダーのアクセス制限や、ログ拡張パッケージの設定をそれぞれ制限することができます。

ログ拡張設定をする

ログ拡張機能を使えるように設定します。

lightbulb参考
準備するもの

制限キー機能を利用する場合は、弊社製USB メモリーを別途準備してください。

※ ED シリーズなど、暗号化されている USB メモリーは使用できません。

※ 暗号キーも利用する場合は、さらに別の USB メモリーが必要です。

※ USB メモリーはキーとして使用するのみで、すでに USB メモリー内に保存されているデータに対して影響を与えません。

lightbulb参考
ご注意
  • 万一制限キーを紛失した場合、ログへのアクセス/設定変更/初期化・フォーマット/パッケージの削除が一切できなくなってしまいます。制限キーを紛失することがないよう十分にご注意ください。また、スペアキーとして制限キーを追加登録することをおすすめします。
  • 制限キーによりログ拡張に関する設定変更を制限した場合、パッケージの削除に制限キーが必要になります。(制限キーがない場合、削除できません。)
    パッケージの削除をする場合は、制限キーを接続した状態でおこなうか、あらかじめ制限を無効にしておいてください。
  1. 設定画面を開く
  2. 「ログ拡張」パッケージを追加する

    パッケージを追加する(追加機能)
    warning注意
    ご注意
    • 「ログ拡張」パッケージを削除すると、ログも削除されます。「ログ拡張」パッケージを削除する場合は、事前にログのバックアップをおこなってください。

    • 「ログ拡張」パッケージを追加後は、初期化・フォーマットはできません(実行時にエラーが表示されます)。 「ログ拡張」パッケージ導入後に本製品を初期化・フォーマットする場合は、先にパッケージ「ログ拡張」を削除([システム]→[パッケージ管理]→[一覧])してください。

  3. 制限キーの機能を利用する場合は、前面の USB ポート 1 に制限キーにする USB メモリーをつなぐ

  4. [ログ拡張]→[設定]をクリックする

    1. 設定情報を入力する(設定(ログ拡張)
    2. [適用]をクリックする

lightbulb参考
ご注意
  • [設定変更に制限キーを要求する]および[ログ拡張フォルダーの共有に制限キーを要求する]の両方またはいずれかを有効に設定してから、両方無効な状態に変更した場合、登録した制限キーはすべて解除されます。

  • アクセスログには設定された共有フォルダーへのすべてのアクセスが記録されます。このため、ご利用の状況によってはログのサイズが非常に大きくなることがありますのでご注意ください。

lightbulb参考
ログ拡張フォルダーへのアクセス方法

ログ拡張フォルダーへアクセスする場合には、[ログ拡張フォルダー名]に指定した名前の末尾に $ を付加した共有フォルダー名をエクスプローラーから直接指定してアクセスしてください。

(記入例:本製品名が “LANDISK-xxxxxx”、ログ拡張フォルダー名が"LAN DISK EXT Log" の場合)
\\LANDISK-xxxxxx\LAN DISK EXT Log$

システムログ、アクセスログ、アラートログは、ログ拡張フォルダーの下のそれぞれ"systemlog"、“accesslog”、“alertlog” の下に月ごとに異なるフォルダー(:201601)に分かれて CSV 形式で保存されます。ファイル名は、「(ログ名)_(最初に記録されたログの年月日時分秒).csv」となります。1 つのファイルには 65535 件ログが記録されます。

※ ログ拡張フォルダーは、Microsoft ネットワーク共有の隠し共有フォルダーです。

※ 制限キーによるアクセス制限をおこなっている場合、制限キーを接続していないと共有フォルダーとしてアクセスできません。

アラート設定をする

設定した条件のアクセスログが記録された場合、アラートログとしてアクセスログに記録した内容をログ拡張フォルダーへ保存し、システムログにアラート対象のアクセスが発生したことをログとして記録します。
また、本製品の通知設定で「システムイベント」のメール通知設定がおこなわれている場合、メールによる通知もおこなわれます。

lightbulb参考
システムログの記録とメール通知について

アラート対象のアクセスが発生した場合、アラート条件ごとに以下のいずれかの場合に、1 件システムログが記録とメール送信がされます。

  • 1 分間アラート対象のアクセスが発生しなかった場合

  • アラート対象のアクセスが 1024 件発生した場合

lightbulb参考
ご注意
  • アラート対象のアクセスが大量に検出された場合、大量にシステムログが記録され、メールが送信される可能性があります。通常のアクセスがアラート対象とならないように十分にご注意ください。
  1. 制限キーの機能を利用している場合は、前面の USB ポート1に制限キーをつなぐ

  2. 設定画面を開く
  3. [ログ拡張]→[アラート設定]をクリックする

  4. [+]をクリックする

    1. 設定情報を入力(アラート設定(ログ拡張)
    2. [適用]をクリックする

以上で、設定は完了です。他の条件を設定する場合は、[+]アイコンをクリックして追加します。アラート設定は最大 30 件まで設定できます。
アラート条件を削除する場合は、[-]をクリックします。

制限キーを追加登録する

制限キーのスペアを作ります。

  1. [設定変更に制限キーを要求する]が有効な場合、背面の USB ポート(USB ポート 1 以外)に制限キーをつなぐ

  2. 新しい USB メモリーを、前面の USB ポート 1 につなぐ

  3. 設定画面を開く
  4. [ログ拡張]→[制限キー管理]をクリックする

  5. [登録]をクリックする

以上で、制限キーが登録されました。

制限キーを解除する

不要な制限キーを解除します。

  1. [設定変更に制限キーを要求する]が有効な場合、登録した制限キーのいずれかを前面の USB ポート 1 につなぐ

  2. 設定画面を開く
  3. [ログ拡張]→[制限キー管理]をクリックする

    1. 解除する制限キーにチェックする
    2. [解除]をクリックする

以上で、制限キーが解除されました。

設定画面から探すのサブセクション

設定画面を開く

導入用アプリを使い、本製品の設定画面を開きます。

lightbulb参考
導入用アプリを使用しない場合

Q&A:初回起動時に LAN DISK CONNECT から本製品が検出されない をご覧ください。

【上級者向け】
DHCP サーバーがない環境の場合、本製品の IP アドレスは「192.168.0.200」となります。
Web ブラウザーの URL 欄に「http://(本製品の IP アドレス)」と入力することで設定画面を開けます。

※ パソコンの IP アドレスを 192.168.0.xxx など同じセグメントに設定してください。

  1. LAN DISK CONNECT を開く

    ● Windows の場合

    ① デスクトップ上の[LAN DISK CONNECT]をダブルクリックする

    ※[LAN DISK CONNECT]がない場合は、LAN DISK CONNECT をインストールしてください。

    ②[ローカル]をダブルクリックする

    ● macOS の場合

    ① Finder を開く

    ②[LAN DISK]をダブルクリックする

    lightbulb参考
    [LAN DISK]という項目がない場合

    「よく使う項目」の右にある[>]をクリックすることで表示されます。

    それでも[LAN DISK]という項目が表示されない場合は、LAN DISK CONNECT をインストールしてください。

    ● スマホの場合
    スマホで「Magical Finder」アプリを開く

    ※ Magical Finder がない場合は、インストールしてください。

  2. 設定画面を開く

    ● Windows / macOS の場合

    ①[LANDISK-xxxxxx]を右クリックする

    ②[設定画面を開く]をクリックする

    ● スマホの場合

    ①[LANDISK-xxxxxx]を右クリックする

    ②[設定画面を開く]をクリックする

    lightbulb参考
    [landisk-xxxxxx]が表示されない場合

    本製品の POWER ランプが緑点滅している場合は、点灯に変わるまでお待ちください。
    POWER ランプが点灯中にも関わらず[landisk-xxxxxx]が表示されない場合は、以下の Web ページをご覧ください。
    https://www.iodata.jp/support/qanda/answer/s33400.htm

    lightbulb参考
    DHCP がない環境で起動時に赤点灯した場合

    [IP 設定]をクリックし、設置ネットワーク環境に合わせて IP アドレスなどを設定してください。

    ※ 管理者パスワード入力画面では、何も入力せずに[OK]をクリックしてください。

    lightbulb参考
    設定画面を簡単に開く

    Web ブラウザーでお気に入り(ブックマーク)に登録することをおすすめします。

  3. 設定画面にログインする

    ①「ユーザー名」に[admin]と入力する

    ②「パスワード」に管理者パスワードを入力する

    ③[ログイン]をクリックする

これで設定画面が開きます。

設定画面一覧

Web ファイルマネージャー

設定画面一覧のサブセクション

情報・ログ表示

情報・ログ表示のサブセクション

お知らせ

● レベル

お知らせのレベルを表示します。

● メッセージ

お知らせの内容です。

● クリア

レベルが「エラー」のお知らせを消去します。

システム情報

本製品の状態についての情報を表示します。

ネットワーク情報

本製品の状態についての情報を表示します。

ボリューム情報

内蔵ボリューム

● モード

本製品の動作モードを表示します。

● ステータス

内蔵ボリュームの動作状態を表示します。状態により複数表示される場合があります。
(各状態について再構築が実行されている場合、(再構築(*%))と進捗が表示されます。)

  • 正常動作
    内蔵ボリュームは正常に動作しています。
  • 構成異常
    一部の内蔵ボリュームが故障か接続されていない状態です。
    [ディスク]の表示を確認し、故障したディスクの交換をしてください。(2 ドライブモデルのみ)
  • RAID 崩壊
    内蔵ボリュームを RAID として機能させることができない状態です。
    [ディスク]の表示を確認し、故障したディスクを交換し、復旧作業をおこなってください。(2 ドライブモデルのみ)
  • 停止中
    内蔵ボリュームを停止した状態です。
  • マウント失敗
    内蔵ボリュームのマウントに失敗した状態です。(2 ドライブモデルのみ)
  • チェックディスク中
    内蔵ボリュームはチェックディスク中です。
  • フォーマット中
    内蔵ボリュームがフォーマット中です。
  • 未フォーマット
    内蔵ボリュームは未フォーマット状態です。
  • セキュリティロック中
    内蔵ボリュームがセキュリティロックされた状態です。ロックキーデータのインポートで解除されます。
  • 処理中
    内蔵ボリュームに対して他の操作中を実行中です。
● ボリューム情報

容量とフォーマット形式を表示します。1 Kbyte = 1000 byte で算出しています。

● ディスク

カートリッジの一覧を次の形式で表示します。
(番号 状態 ドライブ名 容量;容量は 1 Kbyte = 1000 byte で算出しています。)
状態については、以下があります。

  • 未接続
    カートリッジが接続されていません。カートリッジの交換が可能な状態です。
  • 接続済
    本製品で正常に認識されています。
  • 容量不足
    内蔵ボリュームに組み込むために必要なサイズより小さなサイズのカートリッジです。適切な容量のカートリッジに交換する必要があります。
  • 故障
    読み書きエラーや S.M.A.R.T. 診断エラーが発生したカートリッジです。
    新しいカートリッジに交換する必要があります。
  • 異常
    起動時に故障と判定されましたが、アクセスに成功したので、RAID 崩壊を防ぐため RAID に組み込まれたカートリッジです。(他にも故障したカートリッジがあります)まずデータをバックアップした後、故障したカートリッジを新しいものに交換してください。

内蔵ディスク 3

warning注意
内蔵ディスク 3 は HDL2-HB シリーズ専用です

他のモデルでは表示されません。

● ステータス

内蔵ディスク 3 の動作状態を表示します。状態により複数表示される場合があります。
(各状態について再構築が実行されている場合、(再構築(*%))と進捗が表示されます。)

  • 正常動作
    内蔵ディスク 3 は正常に動作しています。
  • 構成異常
    一部の内蔵ディスク 3 が故障か接続されていない状態です。
    [ディスク]の表示を確認し、故障したディスクの交換をしてください。
  • 停止中
    内蔵ディスク 3 を停止した状態です。
  • マウント失敗
    内蔵ディスク 3 のマウントに失敗した状態です。
  • チェックディスク中
    内蔵ディスク 3 はチェックディスク中です。
  • フォーマット中
    内蔵ディスク 3 がフォーマット中です。
  • 未フォーマット
    内蔵ディスク 3 は未フォーマット状態です。
  • セキュリティロック中
    内蔵ディスク 3 がセキュリティロックされた状態です。ロックキーデータのインポートで解除されます。
  • 処理中
    内蔵ディスク 3 に対して他の操作中を実行中です。
● 全容量 / 使用容量 / フォーマット

容量とフォーマット形式を表示します。1 Kbyte = 1000 byte で算出しています。

USBx

● モード

USB ポートのモードを表示します。

モード設定(USBx)
● ステータス

USB の動作状態を表示します。状態により複数表示される場合があります。

  • 未接続
    USB HDD が接続されていないか、取り外し処理をおこなったか、あるいは正常に認識されていない状態です。USB 機器を接続していない場合、USB 機器を接続できます。
  • 使用中
    USB HDD が正常にマウントされています。取り外す場合は、USB HDD の取り外し処理をおこなってください。
  • 取り外し済
    USB HDD は取り外し処理済です。USB HDD の取り外しができます。ロックキー暗号化用のロックキーが接続されています。ロックキーは本体から取り外すことができます。
  • セキュリティロック中
    暗号化されたUSB HDD のセキュリティロックが解除されていない状態です。ロックキーデータのインポートで解除されます。
  • マウント失敗
    USB HDD のマウントに失敗しています。USB HDD の取り外しは可能です。
  • チェックディスク中
    USB HDD をチェックしている状態です。取り外す場合は、USB HDD の取り外し処理をおこなってください。
  • フォーマット中
    USB HDD をフォーマットしている状態です。取り外す場合は、USB HDD の取り外し処理をおこなってください。
  • 故障
    USB HDD が故障しています。USB HDD の取り外しは可能です。
  • 未フォーマット
    USB HDD が未フォーマット状態です。USB HDD の取り外しは可能です。

システムログ

● フィルタリング設定

フィルタリングの設定ができます。[日時]、[レベル]、[カテゴリー]をそれぞれ設定し、[適用]をクリックすると保存されます。

● ダウンロード

ログを .csv 形式でダウンロードします。

● ソート

ログの並べ替え方法を指定できます。

● フィルタリング

設定したフィルタリングの有効

● 日時

ログを記録した日時を表示します。

● レベル

ログの警告レベルを表示します。

● カテゴリー

ログのカテゴリーを表示します。

● メッセージ

ログの内容を表示します。

アクセスログ

lightbulb参考
アクセスログのダウンロード

表示されたアクセスログの[ダウンロード]をクリックすると、アクセスログをダウンロードできます。

lightbulb参考
アクセスログの読み方

以下の順で表示されます。 日時,操作したユーザー,操作したホスト名,ユーザーのパソコンの IP アドレス,操作内容※,操作結果(OK:成功 fail(xxxx):失敗),操作したフォルダーとファイル

▼操作内容

  • connect
    クライアントPC が共有フォルダーに接続した
  • disconnect
    クライアントPC が共有フォルダーの接続を解除した
  • open_read
    対象ファイルを読み込みモードで開いた
  • open_write
    対象ファイルを書き込みモードで開いた
  • close
    ファイルが閉じられた
  • mkdir
    フォルダー作成時
  • rmdir
    フォルダー削除
  • renam
    ファイル/ フォルダーの名前が変更された
  • unlink
    ファイル削除時

設定一覧

本製品の設定を一覧表示します。Web ブラウザーのプリント機能などを利用するなどして一括で情報を出力することができます。

lightbulb参考
設定一覧のダウンロード

[ダウンロード]をクリックすると、設定一覧をダウンロードできます。

レプリケーション動作状況

共有フォルダーごとに、最後に実行したレプリケーション処理の検出時刻[最終更新検出時刻]と、その結果が表示されます。
要パッケージ追加:レプリケーション

lightbulb参考
ログの表示について
  • 結果が OK の場合
    ログの列には何も表示されません。
  • 結果が NG の場合
    • [表示]:
      レプリケーションのログを確認できます。
    • [ダウンロード]:
      ログをファイルとしてダウンロードできます。
      ログがすべて表示されない場合はダウンロードしてご確認ください。

設定例

レプリケーションする

情報・ログ表示

ネットワークのサブセクション

情報・ログ表示

LANxのサブセクション

IPv4

● IP アドレス設定方式

LAN ポートの IP アドレスの設定方法を選びます。

※ 手動で設定する場合、LAN1 ポートと LAN2 ポートには異なるセグメントの IP アドレスを設定してください。同じセグメントの IP アドレスを割り当てた場合、通信トラブル等が発生する場合があります。

  • 無効
    この LAN ポートを無効にします。(LAN2 ポートのみ)
  • 自動で取得する(DHCP)
    本製品の IP アドレスを DHCP サーバーから自動で取得します。
  • 手動で設定する
    本製品の IP アドレスを手動で設定します(IP 固定)。

出荷時設定 自動で取得する(DHCP)

● IP アドレス

IP アドレスを入力します。

出荷時設定 -(DHCP サーバーから取得不可の場合、LAN1 : 192.168.0.200、LAN2 : 192.168.10.200)

● サブネットマスク

サブネットマスクを入力します。

出荷時設定 -(DHCP サーバーから取得)

● フレームサイズ

フレームサイズを設定できます。

出荷時設定 1500

● Wake On LAN

Wake On LAN の有効 / 無効を選びます。

出荷時設定 有効

● 設定方法

デフォルトゲートウェイアドレス、DNS サーバーアドレスの設定方法を選びます。

  • 自動で取得する
    本製品のデフォルトゲートウェイアドレス、DNS サーバーアドレスを DHCP サーバーから自動で取得します。
  • 手動で設定する
    本製品のデフォルトゲートウェイアドレス、DNS サーバーアドレスを手動で設定します。

出荷時設定 自動で取得する

● 優先インターフェイス

優先する LAN ポートを選びます。

出荷時設定 LAN1 優先で自動で取得する

● デフォルトゲートウェイ

デフォルトゲートウェイアドレスを入力します。

出荷時設定 -(DHCP サーバーから取得)

● DNS サーバー

DNS サーバーアドレスを入力します。

出荷時設定 -(DHCP サーバーから取得)

IPv6

● IP アドレス設定方式

LAN ポートの IP アドレスの設定方法を選びます。

※ 手動で設定する場合、LAN1 ポートと LAN2 ポートには異なるセグメントの IP アドレスを設定してください。同じセグメントの IP アドレスを割り当てた場合、通信トラブル等が発生する場合があります。

  • 無効
    IPv6 設定を無効にします。
  • 自動で取得する(DHCP)
    本製品の IP アドレスを DHCP サーバーから自動で取得します。
  • 手動で設定する
    本製品の IP アドレスを手動で設定します(IP 固定)。

出荷時設定 無効

● IP アドレス

IP アドレスを入力します。

出荷時設定 -

● プレフィックス長

プレフィックス長を設定できます。

出荷時設定 -(入力補助のため「64」と表示される)

● フレームサイズ

フレームサイズを設定できます。

出荷時設定 1500

● 設定方法

デフォルトゲートウェイアドレス、DNS サーバーアドレスの設定方法を選びます。

  • 自動で取得する
    本製品のデフォルトゲートウェイアドレス、DNS サーバーアドレスを DHCP サーバーから自動で取得します。
  • 手動で設定する
    本製品のデフォルトゲートウェイアドレス、DNS サーバーアドレスを手動で設定します。

出荷時設定 自動で取得する

● 優先インターフェイス

優先する LAN ポートを選びます。

出荷時設定 LAN1 優先で自動で取得する

● デフォルトゲートウェイ

デフォルトゲートウェイアドレスを入力します。

出荷時設定 -

● DNS サーバー

DNS サーバーアドレスを入力します。

出荷時設定 -

プロキシ設定

● プロキシ

プロキシを設定します。

※ 自動設定スクリプトファイルの URL や手動設定で入力する内容については、ご利用のネットワーク管理者にご確認ください。

  • 使用しない
    プロキシ設定を利用しません。
  • 自動設定スクリプトを利用する
    自動設定スクリプトファイルの URL を入力します。
  • 手動設定
    プロキシサーバーの各種項目について設定します。
    [設定項目:アドレス、ポート、認証(使用する/使用しない)、ユーザー名、パスワード]

出荷時設定 使用しない

情報・ログ表示

共有のサブセクション

情報・ログ表示

フォルダーのサブセクション

一覧(フォルダー)

● 名前

共有フォルダーの名前を表示します。

● 基本設定

基本設定で有効になっている項目がアイコンで表示されます。
アイコンの意味はマウスオーバーで確認できます。

● 操作

共有フォルダーを操作します。

  • 変更
    共有フォルダーの設定を変更します。
  • 削除
    共有フォルダーを削除します。
● 追加へ

共有フォルダーの追加画面を表示します。

追加(フォルダー)
lightbulb参考
各共有フォルダーの出荷時設定

● disk1

  • コメント HDL-HB RAID share

  • 基本設定 「Microsoft ネットワーク共有」 有効 「使用量制限値」 0.0(GB)

  • 詳細アクセス権 有効 ユーザー・グループの設定はなし

● usbx

  • コメント HDL-HB USBx share(x は数字)

  • 基本設定 「Microsoft ネットワーク共有」 有効

  • 詳細アクセス権 有効 ユーザー・グループの設定はなし

追加(フォルダー)

● 名前

共有フォルダーの名前を入力します。この名前が、ネットワーク上に表示される本製品の名前の下に表示されます。

文字制限一覧
● コメント

Windows 用です。ネットワーク上の共有フォルダーのコメントとして表示されます。

● 読み取り専用

共有フォルダーを読み取り専用に設定します。詳細アクセス権で「読み書き」で設定した場合でも、読み取り専用となります。

● 非登録ユーザーからのアクセスを拒否

本製品に登録されていないユーザーからの共有フォルダーに対するアクセスを拒否します。

● Microsoft ネットワーク共有

Windows からこの共有フォルダーにアクセスする場合に有効にします。

● ゴミ箱

Windows(Microsoft ネットワーク共有)でのみ利用できます。ゴミ箱機能を使うかどうかを指定します。
Windows ファイル共有(SMB)で削除した場合にだけ[trashbox]フォルダーに保管されます。
(LAN DISK CONNECT のリモートアクセス や Remote Link Files などで削除した場合は保管されずに削除されます)

※[trashbox]フォルダー内のファイルは、自動的に消去されません。
定期的に[trashbox]フォルダー内のファイルを削除してください。

※ ご利用のアプリケーションによっては、その動作中にファイル作成→削除を繰り返すものがあります。結果、[trashbox]フォルダー内のファイルが大幅に増えることがあります。

※ ゴミ箱機能を無効にした場合には、[trashbox]フォルダーは削除され、[trashbox]内のファイルは完全に消去されます。

ゴミ箱機能を使う
● 隠し共有

設定した共有フォルダーは、「¥¥LAN DISK 名」で検索してもエクスプローラーに表示されません。
「¥¥LAN DISK 名¥共有フォルダー名」で検索すると表示されます。

● 使用量制限値

共有フォルダーに対し、容量制限を設定することができます。出荷時には無効になっています。

使用量を制限する
● 詳細アクセス権設定

共有フォルダーのアクセス権について設定できます。

  • 有効
    「読み取り」「読み書き」のアクセス権を個別に設定することができます。
    禁止ユーザーや禁止グループを選んで[選択]をクリックすると、そのユーザーやグループが該当するアクセス権に追加されます。
    該当するアクセス権のユーザーやグループを選んで[除外]をクリックすると、そのユーザーやグループが禁止ユーザー、禁止グループに追加されます。
  • 無効
    このフォルダーは全員共有になります。

変更(フォルダー)

● 名前

共有フォルダーの名前を選びます。

● コメント

Windows 用です。ネットワーク上の共有フォルダーのコメントとして表示されます。

● 読み取り専用

共有フォルダーを読み取り専用に設定します。詳細アクセス権で「読み書き」で設定した場合でも、読み取り専用となります。

● 非登録ユーザーからのアクセスを拒否

本製品に登録されていないユーザーからの共有フォルダーに対するアクセスを拒否します。

● Microsoft ネットワーク共有

Windows からこの共有フォルダーにアクセスする場合に有効にします。

● ゴミ箱

Windows(Microsoft ネットワーク共有)でのみ利用できます。ゴミ箱機能を使うかどうかを指定します。
Windows ファイル共有(SMB)で削除した場合にだけ[trashbox]フォルダーに保管されます。
(LAN DISK CONNECT のリモートアクセス や Remote Link Files などで削除した場合は保管されずに削除されます)

※[trashbox]フォルダー内のファイルは、自動的に消去されません。
定期的に[trashbox]フォルダー内のファイルを削除してください。

※ ご利用のアプリケーションによっては、その動作中にファイル作成→削除を繰り返すものがあります。結果、[trashbox]フォルダー内のファイルが大幅に増えることがあります。

※ ゴミ箱機能を無効にした場合には、[trashbox]フォルダーは削除され、[trashbox]内のファイルは完全に消去されます。

ゴミ箱機能を使う
● 隠し共有

設定した共有フォルダーは、「¥¥LAN DISK 名」で検索してもエクスプローラーに表示されません。
「¥¥LAN DISK 名¥共有フォルダー名」で検索すると表示されます。

● 使用量制限値

共有フォルダーに対し、容量制限を設定することができます。出荷時には無効になっています。

使用量を制限する
● 詳細アクセス権設定

共有フォルダーのアクセス権について設定できます。

  • 有効
    「読み取り」「読み書き」のアクセス権を個別に設定することができます。
    禁止ユーザーや禁止グループを選んで[選択]をクリックすると、そのユーザーやグループが該当するアクセス権に追加されます。
    該当するアクセス権のユーザーやグループを選んで[除外]をクリックすると、そのユーザーやグループが禁止ユーザー、禁止グループに追加されます。
  • 無効
    このフォルダーは全員共有になります。

削除(フォルダー)

● 削除する共有フォルダー

左の欄のフォルダーを選択状態にして[選択]をクリックすると右の欄に移動します。
その後、[削除]をクリックすると選んだ共有フォルダーを削除できます。

使用量制限(フォルダー)

● IP アドレス設定方式

LAN ポートの IP アドレスの設定方法を選びます。

● 全てチェック/全て解除

全てのフォルダーの[使用量制限値]を一括入力します。
クリックするごとにチェックの入れる/外すをします。全てチェック かつ 使用量を入力した状態で[一括入力]をクリックします。

● 名前

共有フォルダーの名前です。

● 現在の使用量

共有フォルダーの現在の使用量です。

● 使用量制限値

使用量制限値を小数点第一位で入力します。

設定例

使用量を制限する

情報・ログ表示

方式のサブセクション

AppleShare ネットワーク共有設定

● AppleShare ネットワーク

古い macOS からアクセスする場合に[有効]にします。

出荷時設定 有効

FTP 共有設定

● FTP 共有

FTP 共有設定の有効/無効を選びます。

出荷時設定 有効

● ポート

ネットワーク環境に応じて変更します。通常は変更する必要はありません。

出荷時設定 21

● エンコード

接続する FTP クライアントによっては、ファイル名が文字化けする場合があります。
使用するクライアントに合わせてエンコードを選択します。

出荷時設定 UTF-8

lightbulb参考
FTP でアクセスするには

● 共有フォルダーの設定
共有フォルダーの設定で、[FTP 共有]を有効にしてください。

● サービス設定
[システム]→[サービス設定]で[FTP]が有効になっているかをご確認ください(出荷時設定:有効)。

● FTPクライアントからの利用

  • 共有フォルダーに詳細アクセス権を設定している場合
    アクセス許可設定したユーザー/グループに限りアクセスできます。
    FTPクライアントから接続するには、下記のユーザー名、パスワードでログオンしてください。
    • ユーザー名:本製品のユーザーのユーザー名
    • パスワード:本製品のユーザーのパスワード
  • 共有フォルダーの詳細アクセス権が無効の場合
    誰でもデータにアクセスできます。
    FTPクライアントから接続するには、下記のユーザー名、パスワードでログオンしてください。
    • ユーザー名:「anonymous」または「ftp」
    • パスワード:任意
lightbulb参考
公開フォルダーについて
  • ログイン直後はフォルダーの最上位階層( / )が見えます。このフォルダーやsataraid1 フォルダーには、フォルダーを作成したりファイルを保存することはできません。

  • 内蔵ボリューム上に作成した共有フォルダーは、以下のフォルダーに公開されます。 /sataraid1/作成した共有名

  • USB ポートx(x はポート番号)に接続した USB HDD は、FTPで公開すると、以下のようにアクセスできます。 /usbx(x はポート番号)

warning注意
フォルダーやファイル名が文字化けしてしまう

お使いのFTP クライアントソフトに合わせて、エンコード設定を変更する必要がある場合があります。
[共有]→[方式]→[FTP 共有設定]で設定してご利用ください。

  • UTF-8
    FFFTP や FileZilla 3.2.8 など UTF-8 対応の FTP クライアントソフトを利用する場合に設定します。ファイル名、フォルダー名に日本語が使用できます。

  • Shift-JIS
    コマンドプロンプトの FTP コマンドなど Shift-JIS 対応の FTP クライアントソフト利用の場合に設定します。
    ファイル名、フォルダー名に一部の日本語が使用できない場合があります。

    ※ Shift-JIS エンコード設定の場合、以下の文字は使用しないようにしてください。

Microsoft ネットワーク共有設定

● Microsoft ネットワーク共有

Windows からアクセスする場合に[有効]にします。

出荷時設定 有効

● SMB プロトコル

使用する SMB プロトコルの種類を選びます。

出荷時設定 SMB1, SMB2, SMB3 を使用する

● 匿名アクセスを許可する

[無効]にすると、本製品のユーザー以外のアクセスを拒否します。[匿名接続(NULL セッション接続)の無効化]

※ セキュリティの観点から、[無効]でのご利用をおすすめします。

出荷時設定 有効

情報・ログ表示

Remote Link 3のサブセクション

接続用 PIN コード

要パッケージ追加:Remote Link 3

● 接続用 PIN コード

「Remote Link Files」の設定に使う QR コード(PIN コード)を表示します。

● メールアドレス

アクセスする端末宛のメールアドレスを入力し、[PIN コードをメールで送る]ボタンをクリックします。
PIN コード(QR コード)を端末にメールで送ることができます。受け取ったメールから、コピー&ペーストするなどで利用できます。

※ この機能を利用するには、事前に本製品のメール設定をしてください。
メール設定をする場合は、[メール設定ページへ移動]をクリックします。

● 接続用 PIN コードを変更する

有効になる PIN コード(QR コード)を変更します。
接続用 PIN コードを変更すると、これ以前に読み取った PIN コード(QR コード)はすべて無効になり、アクセスできなくなりますのでご注意ください。

設定例

設定用の QR コード(PIN コード)を表示する

設定

要パッケージ追加:Remote Link 3

● 接続情報更新

Remote Link 3 を利用するためのサーバーへの接続状態を表示します。
「失敗」と表示されている場合、本製品が正常にインターネットへ接続できる状態であるか確認してください。

「Remote Link Files」などの Remote Link 3 機能を使うアプリでの接続を許可します。

※ 下の共有フォルダー一覧で「Remote Link 3」にチェックを付けた共有フォルダーだけが Remote Link 3機能で接続できます。

出荷時設定 有効

● 端末認証機能

端末認証機能の使用を許可します。

※ 新機能の接続管理機能をおすすめいたします。
端末認証機能のように特殊な登録作業も必要なく、通常通りにお使いいただけます。
リモートアクセスを拒否したいクライアント(Remote Link Files や LAN DISK CONNECT)が出てきたときに拒否の操作をすれば、そのクライアントからのリモートアクセスを禁止することができます。
また端末認証機能と違って、LAN DISK CONNECT にも対応しています。

※ 下の共有フォルダー一覧で「端末認証機能」にチェックを付けた共有フォルダーだけが、接続に端末認証を必要とします。

出荷時設定 有効

● 一時公開機能

一時公開機能の使用を許可します。

出荷時設定 無効

● 再接続期限機能

再接続期限機能の使用を許可します。

出荷時設定 有効

● 再接続期限

設定した期間リモートアクセスをしない場合、そのクライアント(Remote Link Files や LAN DISK CONNECT)はリモートアクセスできなくなります。

出荷時設定 100(日)

● 詳細項目を開く

詳細項目を表示します。

  • ポート番号1/2
    Remote Link 3 で使うポート番号を設定します。

  • UPnP機能
    UPnP 機能を使うかどうかについて設定します。
    アクセスできない場合などに[使わない]にすると改善することがあります。
    出荷時設定 使う

  • 外部ポートを変更する
    外部ポートを変更する場合は、[はい]を選んでください。その後、下の「外部ポート番号1/2」を入力します。
    出荷時設定 いいえ

  • 外部ポート番号1/2
    変更する外部ポート番号を入力します。

● 共有フォルダー一覧

各共有フォルダーの「Remote Link 3」「端末認証機能」の有効化を設定します。

※「端末認証機能」だけにチェックを付けても接続できません。
「Remote Link Files」などの Remote Link 3 機能を使うアプリで接続するには「Remote Link 3」のチェックが必要です。

※「端末認証機能」ではなく、新機能の「接続管理機能」をおすすめいたします。
端末認証機能のように特殊な登録作業も必要なく、通常通りにお使いいただけます。
リモートアクセスを拒否したいクライアント(Remote Link Files や LAN DISK CONNECT)が出てきたときに拒否の操作をすれば、そのクライアントからのリモートアクセスを禁止することができます。
また端末認証機能と違って、LAN DISK CONNECT にも対応しています。

出荷時設定 「Remote Link 3」「端末認証機能」ともに全共有フォルダー無効

設定例

リモートアクセスを有効化する(Remote Link 3)

接続管理機能を使う

一時公開機能を使う

再接続期限機能を使う

接続管理

要パッケージ追加:Remote Link 3

● クライアント ID

クライアント(Remote Link Files や LAN DISK CONNECT)がそれぞれ固有に持つ ID です。これを使って接続を管理します。

● 接続可能状態

クライアントの状態を表します。

  • 許可
    このクライアントのリモートアクセスを許可しています。クライアントが本製品に初めてリモートアクセスした場合、「許可」状態になります。
  • 拒否
    このクライアントのリモートアクセスを拒否しています。
  • 期限切れ
    このクライアントでリモートアクセスしていない期間が再接続期限を超えたため、このクライアントのリモートアクセスを拒否しています。
再接続期限機能を使う
● 最終接続ユーザー名

そのクライアントで最後にリモートアクセスしたユーザーを表示します。

● 最終接続日時

そのクライアントで最後にリモートアクセスした日時を表示します。

● 操作

クライアントについて操作します。

  • 許可
    そのクライアントのリモートアクセスを許可します。
  • 拒否
    そのクライアントのリモートアクセスを拒否します。
  • 削除
    そのクライアントを一覧から削除します。(削除したクライアントが再度本製品にリモートアクセスした場合、また一覧に登録されます。)
● 選択した対象を削除

チェックしたクライアントすべてを一覧から削除します。(削除したクライアントが再度本製品にリモートアクセスした場合、また一覧に登録されます。)

設定例

接続管理機能を使う

端末管理

要パッケージ追加:Remote Link 3

warning注意
新機能の接続管理機能をおすすめいたします

端末認証機能のように特殊な登録作業も必要なく、通常通りにお使いいただけます。
リモートアクセスを拒否したいクライアント(Remote Link Files や LAN DISK CONNECT)が出てきたときに拒否の操作をすれば、そのクライアントからのリモートアクセスを禁止することができます。
また端末認証機能と違って、LAN DISK CONNECT にも対応しています。

接続管理機能を使う

lightbulb参考
端末認証機能を有効にした場合
  • 端末認証機能が有効な共有フォルダーは、端末認証した端末だけがアクセスできます。

    ※ 端末認証した端末は、端末認証機能が無効の共有フォルダーにもアクセスできます。

  • 端末認証した端末は、他の端末へのアクセス許可(一時公開含む)はできません。

lightbulb参考
LAN DISK CONNECT は対応しておりません

この機能を有効にした場合、LAN DISK CONNECT ではアクセスできなくなります。

※ リモートアクセスを制限するには、上記の接続管理機能をお使いください。

● 端末一覧

認証登録した端末の一覧を表示します。
[詳細]をクリックすると、登録名の変更や PIN コードの再表示ができます。

● 選択した対象を削除する

端末一覧で選んだ端末の認証登録を解除します。

● 端末登録用 PIN コードを生成する

「Remote Link Files」の設定に使う QR コード(PIN コード)を表示します。

※ この QR コード(PIN コード)で接続した端末が認証登録されます。生成した QR コード(PIN コード)は 1 台だけ登録できます。2 台目以降も登録する場合は、[続けて端末登録用 PIN コードを生成する]をクリックしてください。

lightbulb参考
端末認証機能を使う

有効に設定した共有フォルダーを、本製品に登録した端末だけがアクセスできるようにする機能です。

  1. 設定画面を開く

  2. [共有]→[Remote Link 3]→[設定]をクリックする

  3. [端末認証機能]の[有効]を選ぶ

    1. 「disk1」の「端末認証機能」を[有効]にする

      ※「disk1」の「Remote Link 3」は有効のままにしておいてください。無効にするとリモートアクセスできなくなります。

    2. [適用]をクリックする

      ⇒ disk1へのアクセスに端末認証が必要になります。

  4. [共有]→[Remote Link 3]→[端末管理]をクリックする

  5. [端末登録用 PIN コードを生成する]をクリックする

  6. QR コード(端末認証用 PIN コード)が表示される

    ※[保存する]:登録名(リスト表示時にわかりやすい名前をつけます)とメールアドレス(端末のメールアドレスを入力し、PIN コードをメールで送れます)を端末管理画面に表示する情報として保存します。

  7. 表示された QR コード(端末認証用 PIN コード)を使って、Remote Link Files を設定する

    リモート登録する(スマホ)

一時公開一覧

要パッケージ追加:Remote Link 3

● 一時公開一覧

一時公開した内容の一覧を表示します。
[詳細]をクリックすると、一時公開した内容の詳細を表示できます。

● 選択した対象を削除する

一時公開一覧で選んだ一時公開を解除します。

設定例

一時公開機能を使う
lightbulb参考
一時公開の設定方法について

一時公開は、iOS 版/Android 版の Remote Link Files で設定できます。
設定方法は、Remote Link Files のヘルプをご確認ください。

IOPortal

Remote Link 3 機能を使うために、入力した内容を IOPortal に登録します。
要パッケージ追加:Remote Link 3

● メールアドレス

IOPortal に登録したメールアドレスを入力します。

● パスワード

IOPortal に登録したパスワードを入力します。

● 本製品のシリアル番号

本製品のシリアル番号を入力します。

情報・ログ表示

ユーザー&グループのサブセクション

情報・ログ表示

ユーザーのサブセクション

一覧(ユーザー)

● ユーザーリスト

ユーザー名を表示します。また操作でユーザーを操作します。

  • 変更
    ユーザーの設定を変更します。
  • 削除
    ユーザーを削除します。
● ドメインユーザーリスト

ドメインユーザーを表示します。

● 追加へ

ユーザーの追加画面を表示します。

追加(ユーザー)

追加(ユーザー)

● ユーザー名

ユーザー名を入力します。

文字制限一覧
● パスワード

パスワードを入力します。 (確認)にも、同じパスワードを入力します。

文字制限一覧
● フルネーム

ユーザーに関する情報を入力できます。

● コメント

ユーザーに関する情報を入力できます。

● プライマリーグループ

指定したグループのメンバーとして追加します。
また、使用量制限をする際、追加するユーザーの使用量を、指定したグループの使用量としてもカウントするようになります。

● 使用量制限値

使用量制限をする際の制限する値を指定できます。出荷時設定は無効です。

使用量を制限する

変更(ユーザー)

● ユーザー名

変更するユーザーの名前を選びます。

● パスワード

パスワードを入力します。 (確認)にも、同じパスワードを入力します。

文字制限一覧
● フルネーム

ユーザーに関する情報を入力できます。

● コメント

ユーザーに関する情報を入力できます。

● プライマリーグループ

指定したグループのメンバーとして追加します。
また、使用量制限をする際、追加するユーザーの使用量を、指定したグループの使用量としてもカウントするようになります。

● 使用量制限値

使用量制限をする際の制限する値を指定できます。出荷時設定は無効です。

使用量を制限する

削除(ユーザー)

● 削除ユーザー

左の欄のユーザーを選択状態にして[選択]をクリックすると右の欄に移動します。
その後、[削除]をクリックすると選んだユーザーを削除できます。

使用量制限(ユーザー)

● 全てチェック/全て解除

全てのユーザーの[使用量制限値]を一括入力します。
クリックするごとにチェックの入れる/外すをします。全てチェック かつ 使用量を入力した状態で[一括入力]をクリックします。

● 名前

ユーザーの名前です。

● 現在の使用量

ユーザーの現在の使用量です。

● 使用量制限値

使用量制限値を小数点第一位で入力します。

設定例

使用量を制限する

情報・ログ表示

グループのサブセクション

一覧(グループ)

● グループリスト

グループ名を表示します。また操作でグループを操作します。

  • 変更
    グループの設定を変更します。
  • 削除
    グループを削除します。
● ドメイングループリスト

ドメイングループを表示します。

● 追加へ

グループの追加画面を表示します。

追加(グループ)

追加(グループ)

● 名前

グループ名を入力します。

文字制限一覧
● 使用量制限値

使用量制限をする際の制限する値を指定できます。出荷時設定は無効です。

使用量を制限する
● ユーザー登録設定

グループに登録するユーザーを設定します。
[未登録ユーザーリスト]のユーザーを選択状態にして[選択]をクリックすると、[登録ユーザーリスト]に登録されます。

変更(グループ)

● 名前

グループ名を選びます。

● 使用量制限値

使用量制限をする際の制限する値を指定できます。出荷時設定は無効です。

使用量を制限する
● ユーザー登録設定

グループに登録するユーザーを設定します。
[未登録ユーザーリスト]のユーザーを選択状態にして[選択]をクリックすると、[登録ユーザーリスト]に登録されます。

削除(グループ)

● 削除グループ

左の欄のグループを選んで[選択]をクリックすると右の欄に移動します。
その後、[削除]をクリックすると選んだグループを削除できます。

使用量制限(グループ)

● 全てチェック/全て解除

全てのグループの[使用量制限値]を一括入力します。
クリックするごとにチェックの入れる/外すをします。全てチェック かつ 使用量を入力した状態で[一括入力]をクリックします。

● 名前

グループの名前です。

● 現在の使用量

グループの現在の使用量です。

● 使用量制限値

使用量制限値を小数点第一位で入力します。

設定例

使用量を制限する

Microsoft ネットワーク設定

選んだ「設定方法」により画面が異なります。

ワークグループ

出荷時はこちらになっています。

● ワークグループ名

ワークグループ名を入力します。

出荷時設定 WORKGROUP

● WINS サーバー

WINS サーバーがネットワーク内にある場合は、その WINS サーバーの IP アドレスを入力します。

出荷時設定 -

Active Directory

● ドメイン名(NetBIOS 名)

ドメイン名(NetBIOS 名)を入力します。

● ドメイン名(フル DNS 名)

ドメイン名(フル DNS 名)を入力します。

● ドメインコントローラーの名前

ドメインコントローラーの名前を入力します。

● 管理者名

Active Directory の Administrator 権限を持ったユーザー名を入力します。

● 管理者パスワード

[管理者名]で指定したユーザーのパスワードを入力します。

● WINS サーバー

WINS サーバーがネットワーク内にある場合は、その WINS サーバーの IP アドレスを入力します。

設定例

Active Directory に参加する

情報・ログ表示

ボリュームのサブセクション

情報・ログ表示

内蔵のサブセクション

フォーマット(内蔵)

● ステータス

フォーマットの状況を表示します。

● RAID モード

内蔵ディスクの RAID モードを選びます。 また RAID の状態を表示します。

出荷時設定 RAIDeX(拡張ボリューム)

● 暗号化

暗号化の有効/無効を選びます。

出荷時設定 無効

設定例

RAID モードを変更する

ボリュームを暗号化する

チェックディスク(内蔵)

● ステータス

チェックディスクの状況を表示します。

● 実行

チェックディスクを開始します。

lightbulb参考
チェックディスクについて

ハードディスクのチェックを定期的に実行すると、ハードディスクのエラー発生を早期に発見し対処できます。
チェックディスクには、以下の特徴があります。

  • チェックディスクは、ファイルシステムに論理的な障害が発生していないか検査し、修復をおこないます。

  • チェックディスク中に電源を切らないでください。完了するまでお待ちください。

  • チェックディスク中に以下の操作はできません。

    • 共有フォルダーへのアクセス

    • 各種設定変更

    • ファームウェア更新

    • パッケージ追加、削除、更新

    • スケジュールシャットダウン

    • バックアップ

    • データコピー

  • 購入初期の正常な本製品の場合は約1分で完了します。

    ※ 非常に時間がかかる場合があります。

  • 専用フォーマットの USB HDD のチェックディスクは、フォーマット直後でも 5 分以上かかります。容量や転送速度、お使いの状態により、非常に時間がかかる場合があります。

warning注意
ご注意
  • チェックディスクは、以下のハードディスクに対して実行できます。

    • 内蔵ディスク

    • USB HDD(専用フォーマット形式)
      FAT 形式や NTFS 形式の USB HDD については、パソコンに USB HDD をつないでチェックディスクをおこなってください。方法は、各 OS のヘルプ等をご確認ください。

  • チェックディスクを中断することはできません。チェックディスク中に電源を切るなどして中断しないでください。システムが破損するおそれがあります。

アクティブリペア

● ステータス

アクティブリペアの状況を表示します。

● アクティブリペア停止

実行中のアクティブリペアを停止します。

● アクティブリペア開始

ただちにアクティブリペアを実行します。

● スケジュール機能

スケジュールで実行する場合に[有効]にします。

出荷時設定 有効

● 曜日(毎月最初)

スケジュールで実行する場合に、実行する曜日(月の最初の曜日)を設定します。

出荷時設定

● 時刻

スケジュールで実行する場合に、実行する時刻を設定します。

出荷時設定 0:00

lightbulb参考
アクティブリペアについて

ハードディスクのチェックを定期的に実行すると、ハードディスクのエラー発生を早期に発見し対処できます。

アクティブリペアでは、ハードディスク(内蔵ディスクまたはRAIDeX(拡張ボリューム)にしている USB HDD)の一部に不良セクターが発見された場合、他の正常なハードディスクからデータを読み込んで異常のあるハードディスクに書き込み、ハードディスク不良によるデータ損失を未然に防止する機能です。 アクティブリペアには、以下の特徴があります。

  • ハードディスクに何らかのリードエラーが発生している場合、検出あるいは修復をおこなうことができます。
  • アクティブリペア中、設定画面その他の動作が遅くなる場合があります。
  • アクティブリペア実行中は、外部からの操作等をおこなっていない状態でも、対象ハードディスクがアクセス中の状態になります。
  • アクティブリペア結果をメール送信できます。
  • アクティブリペアは、バックグラウンドで処理するため、アクティブリペア中に他の操作をおこなうことができます。ただし、アクティブリペア中に POWER ボタンで本製品の電源を切った場合、処理が中断されます。
  • アクティブリペア中にスケジュールシャットダウン時刻になってもアクティブリペアが完了するまでスケジュールシャットダウンは開始されません。
  • アクティブリペア実行中に、スケジュールバックアップ開始時間になった場合、スケジュールバックアップは開始されますが、アクティブリペアとバックアップの所要時間が長くなります。アクティブリペア時間とスケジュールバックアップが同時実行されないように設定することをおすすめします。
  • スケジュールを設定して指定した時間にアクティブリペアを実行することができます。
  • 本製品は、アクティブリペアのスケジュール実行を有効に設定しており、毎月最初の土曜日の午前 2 時 15 分よりアクティブリペアが自動的に開始されます。
  • アクティブリペアのスケジュール実行時刻に本製品の電源が OFF の場合、アクティブリペアのスケジュール実行は行われませんので、スケジュール実行時刻には本製品を起動しておいてください。
  • アクティブリペアのスケジュール実行は、月に 1 回のみ動作するよう設定できます。
lightbulb参考
スケジュールを設定する場合
  1. 「スケジュール機能」を有効にする
  2. 実行する曜日・時刻を選ぶ
  3. [適用]をクリックする

ミラーディスクからの復帰

USB HDD を使ったミラーリングを設定しているときにだけ表示されます。

● 実行

ミラーディスクから内蔵ボリュームに対しての復帰を開始します。

設定例

保管したミラーディスクから復旧する

RAID 強制復帰

RAID 崩壊した場合に、崩壊した RAID を強制的に復帰させることを試みます。
成功した場合は、一部データが破損した状態で、内蔵ボリュームに保存されたデータに再びアクセスできる場合があります。

※ 弊社では、取り出したデータの保証はできません。

warning注意
データ復旧業者に依頼する場合は、この操作をしないでください

この操作をすると、データ復旧業者に依頼してもデータを回復できなくなる場合があります。
データ復旧をおこなう場合は、RAID 強制復帰を実行せず、データ復旧業者へご依頼ください。

● 実行

崩壊した RAID を強制的に復帰させることを試みます。

設定例

RAID 強制復帰を試みる

取り外し(内蔵)

● 取り外しディスク

取り外す内蔵ディスクを選びます。

● 実行

選んだ内蔵ディスクを取り外します。

iSCSI

ターゲット一覧

● 追加

iSCSI の追加画面を表示します。

追加

設定例

iSCSI 機能を使う

追加

● ターゲット名

任意の名前を入力します。

● サイズ

使用するディスクサイズを設定します。 例)1000GB

● 認証

認証方式の選択と、ユーザー名、パスワードを設定します。

ボリューム拡張

HDL4-HBEX にカートリッジを 2 台追加した場合、出荷時設定では RAIDeX(拡張ボリューム)に自動で組み込まれます。 この画面を設定することで、カートリッジを追加した際に自動組込をしないようにできます。

● RAIDeX(拡張ボリューム)時に自動組込

任意の名前を入力します。

● 内蔵ディスクx

各カートリッジの状態を表示します。

● 組込

まだ組み込まれていないカートリッジを RAIDeX(拡張ボリューム)に組み込みます。

● 適用

設定した内容を組み込みます。

情報・ログ表示

USBxのサブセクション

フォーマット(USBx)

● ステータス

フォーマットの状況を表示します。

● フォーマット形式

フォーマット形式を選びます。

出荷時設定 専用フォーマット

● 暗号化

暗号化の有効/無効を選びます。

出荷時設定 無効

設定例

ボリュームを暗号化する

チェックディスク(USBx)

● ステータス

チェックディスクの状況を表示します。

● 実行

チェックディスクを開始します。

lightbulb参考
チェックディスクについて

ハードディスクのチェックを定期的に実行すると、ハードディスクのエラー発生を早期に発見し対処できます。
チェックディスクには、以下の特徴があります。

  • チェックディスクは、ファイルシステムに論理的な障害が発生していないか検査し、修復をおこないます。

  • チェックディスク中に電源を切らないでください。完了するまでお待ちください。

  • チェックディスク中に以下の操作はできません。

    • 共有フォルダーへのアクセス

    • 各種設定変更

    • ファームウェア更新

    • パッケージ追加、削除、更新

    • スケジュールシャットダウン

    • バックアップ

    • データコピー

  • 購入初期の正常な本製品の場合は約1分で完了します。

    ※ 非常に時間がかかる場合があります。

  • 専用フォーマットの USB HDD のチェックディスクは、フォーマット直後でも 5 分以上かかります。容量や転送速度、お使いの状態により、非常に時間がかかる場合があります。

warning注意
ご注意
  • チェックディスクは、以下のハードディスクに対して実行できます。

    • 内蔵ディスク

    • USB HDD(専用フォーマット形式)
      FAT 形式や NTFS 形式の USB HDD については、パソコンに USB HDD をつないでチェックディスクをおこなってください。方法は、各 OS のヘルプ等をご確認ください。

  • チェックディスクを中断することはできません。チェックディスク中に電源を切るなどして中断しないでください。システムが破損するおそれがあります。

取り外し(USBx)

● ステータス

USB HDD の取り外し状況を表示します。

● 実行

USB HDD を取り外します。

モード設定(USBx)

USB ポートのモードを切り換えます。

● ポートモード

USB ポートのモードを選択します。

▼ 選択項目

USB ポート選択項目
USB1クイックコピーモード、共有モード
USB2共有モード、RAIDex モード
USB3共有モード、ミラーリングモード、RAIDex モード
USB4共有モード、RAIDex モード
USB5共有モード、RAIDex モード

出荷時設定

  • usb1:クイックコピー(disk1)
  • usb2:共有
  • usb3:共有
  • usb4:共有
  • usb5:共有
lightbulb参考
USB ポートとポートモード
  • 共有モード
    USB ポートにつないだストレージを共有フォルダーとして使います。

  • クイックコピーモード
    USB ポートにつないだストレージのデータをクイックコピーします。

    クイックコピーする

  • ミラーリングモード
    USB ポートにつないだストレージでミラーリングします。

    ミラーリングする

  • RAIDex モード
    USB ポートにつないだストレージで本製品の容量を増やします。

    本製品の容量を増やす

情報・ログ表示

内蔵ディスク3のサブセクション

フォーマット(内蔵ディスク3)

● ステータス

フォーマットの状況を表示します。

● 暗号化

暗号化の有効/無効を選びます。

チェックディスク(内蔵ディスク3)

● ステータス

チェックディスクの状況を表示します。

● 実行

チェックディスクを開始します。

lightbulb参考
チェックディスクについて

ハードディスクのチェックを定期的に実行すると、ハードディスクのエラー発生を早期に発見し対処できます。
チェックディスクには、以下の特徴があります。

  • チェックディスクは、ファイルシステムに論理的な障害が発生していないか検査し、修復をおこないます。

  • チェックディスク中に電源を切らないでください。完了するまでお待ちください。

  • チェックディスク中に以下の操作はできません。

    • 共有フォルダーへのアクセス

    • 各種設定変更

    • ファームウェア更新

    • パッケージ追加、削除、更新

    • スケジュールシャットダウン

    • バックアップ

    • データコピー

  • 購入初期の正常な本製品の場合は約1分で完了します。

    ※ 非常に時間がかかる場合があります。

  • 専用フォーマットの USB HDD のチェックディスクは、フォーマット直後でも 5 分以上かかります。容量や転送速度、お使いの状態により、非常に時間がかかる場合があります。

warning注意
ご注意
  • チェックディスクは、以下のハードディスクに対して実行できます。

    • 内蔵ディスク

    • USB HDD(専用フォーマット形式)
      FAT 形式や NTFS 形式の USB HDD については、パソコンに USB HDD をつないでチェックディスクをおこなってください。方法は、各 OS のヘルプ等をご確認ください。

  • チェックディスクを中断することはできません。チェックディスク中に電源を切るなどして中断しないでください。システムが破損するおそれがあります。

ロックキー管理

● ロックキーデータ

本製品内に暗号鍵であるロックキーデータがあるかどうかを表示します。
ロックキーデータがある場合、[本体内のロックキーデータを削除する]ボタンを表示します。
[本体内のロックキーデータを削除する]をクリックすると、本体内のロックキーデータを削除します。

warning注意
暗号化ボリュームがある状態でロックキーデータを削除しない

通常本体内にロックキーデータがある場合、暗号化ボリュームが存在します。
その状態でロックキーデータを削除してしまうと、暗号化ボリュームにアクセスできなくなります。

※ ロックキーデータを消してしまった場合でも、ロックキーデータを USB メモリーにエクスポートしていれば、ロックキーデータをインポートすることで再度暗号化ボリュームにアクセスできるようになります。

● ロックキーデータを USB 1 からインポートする

ロックキーデータを USB メモリーにエクスポートしている場合は、その USB メモリーを USB1 に挿した上でこのボタンをクリックして、ロックキーデータを本体内に再度入れることができます。

● ロックキーデータを USB 1 にエクスポートする

ロックキーデータが本体内にある場合は、USB メモリーを USB1 に挿した上でこのボタンをクリックして、ロックキーデータを USB メモリーにバックアップしておくことができます。

設定例

暗号鍵をエクスポートする

暗号鍵をインポートする

情報・ログ表示

データバックアップのサブセクション

バックアップ

ジョブ一覧

● 削除

チェックしたジョブ(バックアップ設定)を削除します。

● 停止

チェックしたジョブのバックアップが実行されている場合、停止します。

※ 停止した後、バックアップを途中から再開することはできません。 [バックアップ開始]でバックアップを最初から開始してください。

● 追加

ジョブを追加します。

※ ジョブは 7 個まで登録できます。

● 有効

ジョブの有効/無効を設定します。

● ジョブ名

ジョブの名前を表示します。

● ステータス

ジョブの状態を表示します。

● スケジュール

ジョブの実行スケジュールを表示します。

● 実行

バックアップジョブを操作します。

  • バックアップ開始
    バックアップを今すぐ実行します。
  • 復元
    バックアップからデータを復元します。
  • 停止
    バックアップが実行中の場合、それを停止します。
    (停止した後、バックアップを途中から再開することはできません。[バックアップ開始]でバックアップを最初から開始してください。)
● 設定

バックアップジョブを設定します。

  • 変更
    ジョブの内容を変更します。
  • 削除
    ジョブを削除します。

設定例

USB HDD にバックアップする

内蔵ディスク 3 にバックアップする

他の NAS をバックアップする

追加

● ジョブ名

バックアップ設定の名前を任意で入力します。

● 履歴数

保存する履歴数を設定します。

● スケジュール

スケジュールでバックアップする場合に設定します。

  • 有効/無効
    設定したスケジュールでバックアップをおこなう場合に[有効]をチェックします。
  • 曜日
    バックアップする曜日を指定します。複数指定できます。
  • 時刻
    バックアップする時刻を指定します。24 時間制で指定します。
● 多くのファイルに変更があった場合

この機能は、ランサムウェア対策に有効です。
「フォルダー直下のファイルがすべて更新/削除された場合」 または 「各種類のファイルについて半数以上のファイルが更新/削除された場合」の動作を設定します。(それぞれ 10 ファイル以上ある場合に警告の対象となります)

  • ログに記録し通知する
    システムログに警告レベルで記録し、設定した通知方法(通知を受ける)で通知します。
  • ログに記録する
    サマリーログに記録します。
  • 検知しない
    上記の状況を検知しません。
lightbulb参考
システムログとサマリーログ
  • システムログ
    本製品の設定画面を開き、[情報・ログ表示]→[システムログ]をご覧ください。

  • サマリーログ
    共有フォルダー「LAN DISK Log」内の \Backup\(ジョブ名) 内に保存しています。
    「“バックアップ日時” + “_summary.log”」という名前で保存します。
    (2025 年 9 月 28 日 12 時 34 分 56 秒にバックアップを開始した場合、20250928123456_summary.log)

    ※ 共有フォルダー「LAN DISK Log」には管理者(admin)でアクセスしてください。
    (ユーザー名:admin パスワード:設定画面に入る際の管理者パスワード)

● オプション

バックアップ動作について設定します。

  • ゴミ箱も対象にする
    本製品のゴミ箱もバックアップします。
  • 実行後にシャットダウンする
    バックアップ後に本製品の電源を切ります。
  • 強制フルコピー
    すべてのファイルをコピーします。
● 除外ファイル/フォルダー

バックアップの対象としないファイルやフォルダーを指定します。 条件は、文字列と「と一致する」「で始まる」「を含む」「で終わる」を組み合わせて設定できます。 [+]をクリックすることで、条件を増やすことができます。

例).temp([で終わる]の場合) この場合、xxx.temp という名前のファイルはバックアップされません。

● バックアップ元/バックアップ先

◯ 対象種別
バックアップ元/先の対象種別を選びます。

  • ローカル
    本製品の内蔵ディスクまたは USB HDD を対象とします。
  • ローカル(全ての共有フォルダー)
    本製品の内蔵ディスク全体を対象としますが、USB HDD は対象外です。
  • Microsoft ネットワーク共有
    他の NAS などの共有フォルダーを対象とします。
  • 内蔵バックアップ
    【HDL2-HB シリーズのみ】本製品の HDD3 を対象とします。

◯ 共有フォルダー
内蔵ディスク内の共有フォルダーを選びます。
※「対象種別」で[ローカル]選択時に表示します。

◯ サブフォルダー
サブフォルダー名を入力します。フォルダーを限定しない場合は、空欄にします。

※ サブフォルダーは (¥) で区切ります。共有フォルダーにある「フォルダーA」内の「フォルダーB」を指定する場合、 [フォルダーA\フォルダーB]と入力します。

※「対象種別」で[ローカル]選択時に表示します。

◯ UNC
共有フォルダーを以下のように入力します。
例)\\LANDISK-xxxxxx\disk1\folder

※「対象種別」で[Microsoft ネットワーク共有]選択時に表示します。

◯ ユーザー名
バックアップ元/先に設定されているユーザー名を入力します。

※「対象種別」で[Microsoft ネットワーク共有]選択時に表示します。

※ アクセス制限がかかっていない共有フォルダーを対象とする場合は、任意のユーザー名とパスワードを入力してください(両方 guest など)。

◯ パスワード
バックアップ元/先に設定されているパスワードを入力します。

※「対象種別」で[Microsoft ネットワーク共有]選択時に表示します。

※ アクセス制限がかかっていない共有フォルダーを対象とする場合は、任意のユーザー名とパスワードを入力してください(両方 guest など)。

lightbulb参考
バックアップの対象とならないファイル・フォルダー

システムで自動的に生成されたもの等、一部のファイル・フォルダーはバックアップの対象となりません。

※ 以下の条件に合致するファイル・フォルダーは自動的にバックアップ対象から除外されます。

  • ファイル・フォルダー名が以下のいずれかであるもの
    • Thumbs.db
    • .DS_Store
    • lost+found
    • System Volume Information
    • __tmp_file_for_Copy_60b725f10c9c85c70d97880dfe8191b3
  • ファイル・フォルダー名が以下のいずれかであるもの(ジョブの設定で「ごみ箱も対象にする」が無効の場合)
    • trashbox
    • Recycler
    • Recycled
  • SMBプロトコル上無視される文字を含むファイル・フォルダー名であるもの
    • 「\」「:」「*」「?」「”」「<」「>」「|」のいずれかを含むもの

データコピー

ジョブ一覧

● 削除

チェックしたジョブ(データコピー設定)を削除します。

● 停止

チェックしたジョブのデータコピーが実行されている場合、停止します。

※ 停止した後、データコピーを途中から再開することはできません。 [データコピー開始]でデータコピーを最初から開始してください。

● 追加

ジョブを追加します。

※ ジョブは 20 個まで登録できます。

● 有効

ジョブの有効/無効を設定します。

● ジョブ名

ジョブの名前を表示します。

● ステータス

ジョブの状態を表示します。

● スケジュール

ジョブの実行スケジュールを表示します。

● 実行

データコピージョブを操作します。

  • データコピー開始
    データコピーを今すぐ実行します。
  • 停止
    データコピーが実行中の場合、それを停止します。
    (停止した後、データコピーを途中から再開することはできません。[データコピー開始]でデータコピーを最初から開始してください。)
● 設定

データコピージョブを設定します。

  • 変更
    ジョブの内容を変更します。
  • 削除
    ジョブを削除します。

設定例

データコピー機能でリプレイスする

追加

● ジョブ名

データコピー設定の名前を任意で入力します。

● スケジュール設定

スケジュールでデータコピーする場合に設定します。

  • 有効/無効
    設定したスケジュールでデータコピーをおこなう場合に[有効]をチェックします。
  • 曜日
    データコピーする曜日を指定します。複数指定できます。
  • 時刻
    データコピーする時刻を指定します。24 時間制で指定します。
● オプション

データコピー動作について設定します。

  • ゴミ箱も対象にする
    本製品のゴミ箱もデータコピーします。
  • 実行後にシャットダウンする
    データコピー後に本製品の電源を切ります。
  • 強制フルコピー
    すべてのファイルをコピーします。
  • データコピー元にないファイルを削除する
    コピー先にのみ存在するファイルを削除します。
● 除外ファイル/フォルダー

データコピーの対象としないファイルやフォルダーを指定します。 条件は、文字列と「と一致する」「で始まる」「を含む」「で終わる」を組み合わせて設定できます。 [+]をクリックすることで、条件を増やすことができます。

例).temp([で終わる]の場合) この場合、xxx.temp という名前のファイルはデータコピーされません。

● データコピー元/データコピー先

◯ 対象種別
データコピー元/先の対象種別を選びます。

  • ローカル
    本製品の内蔵ディスクまたは USB HDD を対象とします。
  • Microsoft ネットワーク共有
    他の NAS などの共有フォルダーを対象とします。

◯ 共有フォルダー
内蔵ディスク内の共有フォルダーを選びます。
※「対象種別」で[ローカル]選択時に表示します。

◯ サブフォルダー
サブフォルダー名を入力します。フォルダーを限定しない場合は、空欄にします。

※ サブフォルダーは (¥) で区切ります。共有フォルダーにある「フォルダーA」内の「フォルダーB」を指定する場合、 [フォルダーA\フォルダーB]と入力します。

※「対象種別」で[ローカル]選択時に表示します。

◯ UNC
共有フォルダーを以下のように入力します。
例)\\LANDISK-xxxxxx\disk1\folder

※「対象種別」で[Microsoft ネットワーク共有]選択時に表示します。

◯ ユーザー名
データコピー元/先に設定されているユーザー名を入力します。

※「対象種別」で[Microsoft ネットワーク共有]選択時に表示します。

※ アクセス制限がかかっていない共有フォルダーを対象とする場合は、任意のユーザー名とパスワードを入力してください(両方 guest など)。

◯ パスワード
データコピー元/先に設定されているパスワードを入力します。

※「対象種別」で[Microsoft ネットワーク共有]選択時に表示します。

※ アクセス制限がかかっていない共有フォルダーを対象とする場合は、任意のユーザー名とパスワードを入力してください(両方 guest など)。

情報・ログ表示

クローン機能のサブセクション

マスター設定

要パッケージ追加:クローン

● マスターとして動作

設定している本製品をクローンのマスターとして動作させます。

● スレーブ

スレーブの「LAN DISK の名前」または「IP アドレス(IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレス(コロン区切り))」を入力します。

● パスワード

スレーブの管理者パスワードを入力します。パスワードは 1文字以上で設定する必要があります。

設定例

2. 本製品のマスター側を設定する

スレーブ設定

要パッケージ追加:クローン

● マスター監視による自動切り替え

スレーブからマスターを監視し、故障を感知した場合に自動で切り替えるように設定します。

● 故障判定時間

マスターの稼働状態を確認する時間間隔を設定します。

※ 1 分ごとに通信し、30 秒以内に応答がない状態が[故障判定時間]継続した場合に故障と判定し、切り替えます。

● マスター

マスターの「LAN DISK の名前」または「IP アドレス(IPv4アドレスまたはIPv6アドレス(コロン区切り))」を入力します。

設定例

故障を監視し、自動でスレーブを切り替える

システム保存設定

要パッケージ追加:クローン

● ステータス

USB HDD へのクローンのステータスを表示します。

● 履歴数

保存する履歴数を設定します。

● スケジュール

設定したスケジュールでクローンをおこなう場合に[有効]をチェックします。

● 曜日

クローンする曜日を指定します。複数指定できます。

● 時刻

クローンする時刻を指定します。24 時間制で指定します。
例)午後 9 時=[21]:[00]

● 適用

設定を保存するのみなど、すぐに保存をしない場合にクリックします。

● システム保存(差分)

一度フル保存をした後など、前回の保存部分からの差分のみを保存します。

● システム保存(フル)

すべての内容を保存します。

● システム保存停止

開始されたシステム保存を停止します。

設定例

USB HDD へのクローンを設定する

システム復元

要パッケージ追加:クローン

● バックアップ履歴

復元する履歴のタイミングを選びます。

● 実行

USB HDD に保存したクローンを使って、本製品を復元します。

設定例

USB HDD から復元する

情報・ログ表示

一括登録のサブセクション

CSV 一括登録

CSVファイルを作成して本製品に読み込ませると、ユーザー・グループ・共有フォルダーなどを一括登録することができます。

● ステータス

状態を表示します。

● CSVファイル

一括登録するCSVファイルを選びます。

CSVファイルの要件

  • 各要素をカンマ(,)で区切っていること

  • 文字コードがUTF-8,Shift-JIS であること

※ 規定された要素以外が存在すると、エラーとなり正常に処理できません。

ユーザーに関する設定書式

ユーザーを追加する場合、以下のように記述します。

adduser, ユーザー名, パスワード, 使用量制限, プライマリーグループ, フルネーム, コメント

設定項目設定形式デフォルト値フィールド名
ユーザー名文字列(指定必須)Name
パスワード文字列(空)Password
使用量制限数字文字列
(小数点以下第1位可)
0Limit
プライマリーグループ文字列(空)PrimaryGroup
フルネーム文字列(空)FullName
コメント文字列(空)Comment

例:「user1」をパスワード「abcde」で追加する

adduser, user1, abcde,,,,
lightbulb参考
ユーザーを変更・削除する
  • 変更
    adduser の代わりに moduser と記述します。
  • 削除
    adduser の代わりに deluser と記述します。その後ろにはユーザー名だけを記述します。
lightbulb参考
記述書式をカスタマイズする

先に「項目定義レコード」を記述することで、記述する項目や順序を定義できます。
記述しない項目はデフォルト値として扱われます。

● 項目定義レコード

#user_config, 定義する項目のフィールド名

● 例:ユーザー名とパスワードだけで記述する場合

#user_config, Name, Password
adduser, user1, abcde1
adduser, user2, abcde2
adduser, user3, abcde3

グループに関する設定書式

グループを追加する場合、以下のように記述します。

addgroup, グループ名, 使用量制限, 登録ユーザー

設定項目設定形式デフォルト値フィールド名
グループ名文字列(指定必須)Name
使用量制限数字文字列
(小数点以下第1位可)
0Limit
登録ユーザー" で囲み、ユーザーごとに, で区切る(空)Member

例:「Group1」を追加し、登録ユーザーに「user1」と「user2」を設定する

addgroup, Group1,,"user1,user2"
lightbulb参考
グループを変更・削除する
  • 変更
    addgroup の代わりに modgroup と記述します。

  • 削除
    addgroup の代わりに delgroup と記述します。その後ろにはグループ名だけを記述します。

lightbulb参考
記述書式をカスタマイズする

先に「項目定義レコード」を記述することで、記述する項目や順序を定義できます。
記述しない項目はデフォルト値として扱われます。

● 項目定義レコード

#group_config, 定義する項目のフィールド名

● 例:グループ名と登録ユーザーだけで記述する場合

#group_config, Name, Member
addgroup, group1, "User1,User2"
addgroup, group2, "User3,User4"
addgroup, group3, User5

共有フォルダーに関する設定書式

共有フォルダーを追加する場合、以下のように記述します。

addshare, 共有フォルダー名, コメント, 読み取りユーザー, 読み取りグループ, 読み書きユーザー, 読み書きグループ, 読み取り専用, *バックアップ, *バックアップパスワード, MicroSoft ネットワーク共有, ゴミ箱, 隠し, 使用量制限, AppleShare ネットワーク共有, FTP共有, *リモートアクセス, ゲストユーザー禁止, *DLNA, *Time Machine 機能

※ * は、出荷時状態で対応外である項目です。弊社製 HDL-XRシリーズ用csvと互換とするために実装しています。パッケージを追加することで対応できる項目もあります。対応外項目は無視された形で共有設定されます。

設定項目設定形式デフォルト値フィールド名
グループ名文字列(指定必須)Name
共有フォルダー名文字列(指定必須)Name
コメント文字列(空)Comment
読み取りユーザー" で囲み、ユーザーごとに, で区切る(空)RoUser
読み取りグループ" で囲み、グループごとに, で区切る(空)RoGroup
読み書きユーザー" で囲み、ユーザーごとに, で区切る(空)RwUser
読み書きグループ" で囲み、グループごとに, で区切る(空)RwGroup
読み取り専用1=有効, 0=無効, (空)=無効無効ReadOnly
MicroSoft ネットワーク共有1=有効, 0=無効, (空)=無効無効Win
ゴミ箱1=有効, 0=無効, (空)=無効無効Trash
隠し1=有効, 0=無効, (空)=無効無効Hidden
使用量制限数字文字列
(小数点以下第1位可)
0Limit
AppleShare ネットワーク共有1=有効, 0=無効, (空)=無効無効AppleShare
FTP共有1=有効, 0=無効, (空)=無効無効Ftp
ゲストユーザー禁止1=有効, 0=無効, (空)=無効無効NoGuest
Time Machine 機能1=有効, 0=無効, (空)=無効無効TimeMachine
AmazonS3同期*1=有効, 0=無効, (空)=無効無効AmazonS3
アクセスキー*文字列空(AmazonS3有効時指定必須)AmazonS3AccessKey
シークレットキー*文字列空(AmazonS3有効時指定必須)AmazonS3SecretKey
バケット*文字列空(AmazonS3有効時指定必須)AmazonS3Bucket
プロトコル*http または httpshttpsAmazonS3HttpMethod
ストレージクラス*STANDARD または RRSSTANDARDAmazonS3StorageClass
更新監視間隔*0=更新監視なし, 1~24=時間1AmazonS3DownloadInterval
エンドポイント*文字列AmazonS3EndPoint
ポート*数字文字列AmazonS3Port
アップロード最大ファイルサイズ*数字文字列10240AmazonS3UploadMaxFilesize
Multipart Upload*1=有効, 0=無効, (空)=無効無効AmazonS3Mpupload
Cloudn同期*1=有効, 0=無効, (空)=無効無効Cloudn
アクセスキー*文字列空(Cloudn有効時指定必須)CloudnAccessKey
シークレットキー*文字列空(Cloudn有効時指定必須)CloudnSecretKey
バケット*文字列空(Cloudn有効時指定必須)CloudnBucket
プロトコル*http または httpshttpsCloudnHttpMethod
ストレージクラス*STANDARD または RRSSTANDARDCloudnStorageClass
更新監視間隔*0=更新監視なし, 1~24=時間1CloudnDownloadInterval
エンドポイント*文字列str.cloudn-service.comCloudnEndPoint
ポート*数字文字列CloudnPort
アップロード最大ファイルサイズ*数字文字列10240CloudnUploadMaxFilesize
Multipart Upload*1=有効, 0=無効, (空)=無効無効CloudnMpupload
Microsoft Azure同期*1=有効, 0=無効, (空)=無効無効Azure
アカウント名*文字列空(Azure有効時指定必須)AzureAccountName
アクセスキー*文字列空(Azure有効時指定必須)AzureAccessKey
コンテナー名*文字列空(Azure有効時指定必須)AzureContainer
プロトコル*http または httpshttpsAzureHttpMethod
更新監視間隔*0=更新監視なし, 1~24=時間1AzureDownloadInterval
Dropbox同期*1=有効, 0=無効, (空)=無効無効Dropbox
レプリケーション機能*1=有効, 0=無効, (空)=無効無効Replication
レプリケーション先ホスト*文字列空(レプリケーション機能有効時指定必須)ReplicationHost
レプリケーション先共有フォルダー*文字列空(レプリケーション機能有効時指定必須)ReplicationShare
レプリケーション先パスワード*文字列空(レプリケーション機能有効時指定必須)ReplicationPassword

※ * は、カスタマイズされていないaddshareにはない項目です。
下記の記述書式をカスタマイズする、で定義してください。

例:「Share1」を追加し、読み書きユーザーに「user1」と「user2」を設定する

addshare, Share1,,,,"user1,user2"
lightbulb参考
共有フォルダーを変更・削除する
  • 変更
    addshare の代わりに modshare と記述します。
  • 削除
    addshare の代わりに delshare と記述します。その後ろには共有フォルダー名だけを記述します。
lightbulb参考
記述書式をカスタマイズする

先に「項目定義レコード」を記述することで、記述する項目や順序を定義できます。
記述しない項目はデフォルト値として扱われます。

● 項目定義レコード

#share_config, 定義する項目のフィールド名

● 例:共有フォルダー名と読み書きユーザーだけで記述する場合

#share_config, Name, RwUser
addshare, share1, "User1,User2"
addshare, share2, "User3,User4"
addshare, share3, User5

一括登録をする

  1. 設定画面を開く
  2. [一括登録]→[CSV一括登録]をクリックする

    1. [参照]をクリックし、CSV ファイルを選ぶ
    2. [適用]をクリックする

      ⇒ STATUS ランプが点滅します。点灯で一括登録は完了です。

lightbulb参考
一括登録の結果確認

[情報]→[システムログ]でご確認ください。

エラーが表示される場合

  • 「ファイルサイズが 20MB を超えています。」と表示された場合
    20MB以下のファイルを使ってください。

  • 「ファイルが不正です。」と表示された場合
    CSV形式のファイルを使ってください。

  • 「設定が不正です。」と表示された場合
    設定値として以下の例のような不正な値が設定されています。CSVファイルを修正してください。
    例1:文字制限に違反している。(文字制限一覧参照)
    例2:使用量制制限が 0 ~ 99999 の範囲で、かつ小数点第1位以上で設定されていない。
    例3:バックアップ先に指定されている共有を非読み取り専用で設定している。
    例4:USB共有フォルダーに対して使用量制限を0.1 以上で設定している。

  • 「項目は対応外です。」と表示された場合
    ・設定項目定義をCSVファイルに記述していない場合
    弊社製 HDL-XRなどとの互換性のための表示です。対処の必要はありません。
    ・設定項目定義をCSV ファイルに記述している場合
    以下の例のような対応外の項目が設定されています。
    例1:項目のスペルミスがあります。→内容が正しいかご確認ください。
    例2:項目に対応するパッケージをインストールしていない。→該当のパッケージを追加してください。

  • 「Name の項目が設定されていない箇所があります。」と表示された場合
    対象の名前を指定してください。
    例1:名前の項目が空で設定されている。
    例2:設定項目定義をCSV ファイルに記述している場合、一番目(一番左) の項目にNameを定義していない。

情報・ログ表示

システムのサブセクション

名前設定

● LAN DISK の名前

LAN DISK の名前を入力します。

出荷時設定 landisk-******(****** は 本製品の LAN ポートの MAC アドレス下 6 桁)

● LAN DISK の説明

任意で LAN DISK の説明を入力します。

出荷時設定 HDL-HB series

● LAN DISK の設置場所

任意で LAN DISK の設置場所を入力します。

出荷時設定 -

時刻設定

● 時刻設定

時刻設定を手動でおこなうか、NTP サーバーと同期するかを選びます。手動にした場合は、年月日時分を入力します。

出荷時設定 同期

● NTP サーバー

NTP サーバーを入力します。

出荷時設定 ntp.nict.jp

● 同期のタイミング

NTP サーバーと同期するタイミングを設定します。

出荷時設定 起動時

管理者設定

● パスワード / パスワード(確認)

新しい管理者パスワードを入力します。

※ 4 ~ 20 文字(半角英数記号)

出荷時設定 (設定なし)

● メール

必要に応じてメールアドレスを設定できます。 ここで設定したメールアドレスは、[システム]→[通知]→[メール]→[通知設定]の送信先メールアドレスの既定値となります。

出荷時設定 (設定なし)

● ログインタイムアウト時間

操作がおこなわれなかった場合に、自動的にログアウトする時間を設定します。

出荷時設定 10(分)

● ログインロックアウト機能

[有効]に設定すると、設定画面へのログイン時に同一ユーザーが 6 回連続で認証に失敗すると 30 分間ログインできないようになります。

出荷時設定 無効

サブ管理者設定

管理者が一般ユーザーをサブ管理者として登録することで、設定画面にログインし管理者に許可された範囲で設定変更ができます。

lightbulb参考
サブ管理者用のユーザーが必要です

サブ管理者用のユーザーがない場合は、ユーザーを作成してください。

1. ユーザーを作る

※ 本製品が Active Directory 参加時は、Active Directory のユーザーについてもサブ管理者に登録することができます。

許可ルール一覧

● 削除

チェックした許可ルールを削除します。

● 追加

許可ルールを追加します。

許可ルール追加

● 許可ルール一覧

許可ルールを一覧で表示します。また、許可ルールを変更・削除できます。

許可ルール追加

● 許可ルール名

サブ管理者ルールの名前を任意で入力します。

● 許可メニュー

このルール内で許可する設定にチェックします。

※[システム]>[管理者設定]と[システム]>[サブ管理者設定]は許可できません。

● 許可ユーザー

このルール内で設定を許可するユーザー(サブ管理者)にチェックします。

MFA デバイス管理

● 登録

MFA デバイスを登録します。

● アカウント名

登録した MFA デバイスを表示します。
[解除]で登録した MFA デバイスの登録を解除できます。

設定例

MFA(多要素認証)機能を使う

ワンタッチセキュア

● ワンタッチセキュア機能

本体を直接操作しないと設定画面にアクセスできないようにして、安全性を高めます。

[有効]に設定すると、通常の手順だけでは設定画面にログインできないようになります。
FUNC. ボタンを 3 秒間押すことで、5 分間だけ設定画面にログインできるようになります(ワンタッチセキュア機能の一時解除)。
FUNC. ボタンを 3 秒間押してから 5 分が経過するとまた設定画面にログインできない状態に戻ります。

出荷時設定 無効

※ USB1 ポートに USB HDD や USB メモリーをつながないでください。USB HDD や USB メモリーをつないでいる間ワンタッチセキュア機能を一時解除できません。 (USB HDD の取り外し操作ができないため、USB HDD が故障するおそれがあります)

※ USB1 ポートにロックキーをつないでいる場合、Func. ボタンを押す前にロックキーを抜いてください。

※ FUNC. ボタンによりワンタッチセキュア機能を一時解除せずに設定画面にログインしようとした場合、システムログ および NarSuS に不正ログインとして記録します。

lightbulb参考
STATUS ランプの動作
  • 本機能有効時
    オレンジ点灯
  • 本機能一時解除時
    緑点灯

※ 別のお知らせやエラーがある場合、それらを意味する表示になることがあります。

lightbulb参考
液晶画面の表示
  • 本機能有効時
    ワンタッチセキュア セーフティモード
  • 本機能一時解除時
    ワンタッチセキュア 一時解除

※ 別のお知らせやエラーがある場合、それらを意味する表示になることがあります。

情報・ログ表示

電源のサブセクション

シャットダウン

● シャットダウン

本製品をシャットダウンします。

● 再起動

本製品を再起動します。

スケジュール設定

● スケジュール設定

それぞれ起動・終了を設定する曜日をチェックし、時刻を設定します。

出荷時設定 (設定なし)

● 10 分間共有フォルダーにアクセスがなくなるまで終了時刻を延期

以下の条件を満たすまでシャットダウンを延期する機能です。

  • 過去 10 分間内蔵ドライブのデータ領域へのアクセスがない
  • 過去 10 分間 USB HDD へのアクセスがない

出荷時設定 無効

設定例

起動スケジュールを設定する

AC 電源連動設定

● AC 電源連動設定

停電などでコンセントからの電源供給が途絶え、復帰したときに自動的に電源 ON にするかどうか選択します。

出荷時設定 無効

UPS 設定

● UPS 警告

本製品と UPS の接続状態を監視し、次の状態をランプやブザーでお知らせします。

  • システム起動時に、UPS がつながれていない状態
  • システム稼働中に、UPS 接続ケーブルが抜けた状態

出荷時設定 無効

● 停電後のシャットダウン

停電後に LAN DISK をシャットダウンする時間を設定します。

出荷時設定 10 分

● ネットワークシャットダウン設定

停電時にシャットダウンする LAN DISK を設定します。

  • 有効
    チェックをつけた LAN DISK について、上記の設定でシャットダウンをおこないます。
  • シャットダウンする LAN DISK 名
    LAN DISK の名前を入力します。
  • 管理者パスワード
    LAN DISK の管理者パスワードを入力します。

出荷時設定 (設定なし)

設定例

UPS をつなぐ

省電力設定

● 時間設定

アクセスがなくなってから停止までの時間を設定します。

出荷時設定 30 分

● 内蔵ボリューム

省電力設定を適用するボリュームで[有効]を選びます。

出荷時設定 有効

● USBx ボリューム

省電力設定を適用するボリュームで[有効]を選びます。

出荷時設定 有効

情報・ログ表示

ボタンのサブセクション

FUNC. ボタン設定

● FUNC.ボタン

FUNC. ボタンの機能の有効/無効を設定します。

出荷時設定 有効

リセットボタン設定

● リセットボタン

RESET ボタンの機能の有効/無効を設定します。

出荷時設定 有効

ランプ設定

● LED の明るさ

ランプの明るさを設定します。

出荷時設定

情報・ログ表示

通知のサブセクション

NarSuS

● NarSuS

NarSuS 通知の有効・無効を設定します。

※[有効]にして[適用]をクリックした後、このような画面を表示します。
NarSuS の登録状況に応じてどちらかのボタンをクリックして、本製品を NarSuS に登録してください。

出荷時設定 無効

● NarSuS リモート操作

NarSuS 拡張メニューのリモート操作機能に関する設定をします。

※ NarSuS 拡張メニューをご利用いただくには「NarSuS サービス(保守パートナー向け)」にお申し込みいただく必要があります。
詳しくは NarSuS 拡張メニューの紹介ページをご覧ください。

出荷時設定 有効 / レスポンス優先

● クラウドバックアップ

NarSuS クラウドバックアップを利用する場合は[使用する]に設定してください。

※ NarSuS クラウドバックアップについては、詳しくは NarSuS クラウドバックアップ マニュアルをご覧ください。

出荷時設定 使用しない

定期通知

● 定期通知

チェックをつけると、エラー発生時および定期通知時に、メールを送信します。

出荷時設定 有効

● 定期通知項目

チェックをつけた項目に該当するエラーが発生している場合、1 時間ごとにブザー、STATUS ランプ、メールによる再通知をおこないます。エラーを解決すると警告は止まります。 エラー内容は、ログ・お知らせ一覧を確認してください。

出荷時設定 [UPS 警告][ディスクエラー]にチェック

定期レポート

● 定期レポート

定期レポートの有効/無効を設定します。

出荷時設定 無効

● 曜日

定期レポートをおこなう曜日を設定します。

● 時刻

定期レポートをおこなう時刻を設定します。

情報・ログ表示

メールのサブセクション

基本設定(メール)

● SMTP サーバー

メール送信に利用する SMTP サーバーを設定します。プロバイダーや会社から指定されたサーバー名を入力してください。

出荷時設定 (設定なし)

● SMTP ポート

メール送信に利用する TCP ポート番号を指定します。
ご利用のプロバイダがセキュリティ上の理由で25 番ポートでのメール送信を遮断している場合は、適切な番号に変更してください。

出荷時設定 25

● SSL 暗号化通信

SSL 暗号化通信の有効/無効を設定します。有効に設定すると、SMTPS でメールを送信します。(無効の場合は SMTP)

出荷時設定 無効

● 差出人メールアドレス

送信するメールアドレスの差出人を設定することができます。送信メールサーバーが差出人チェックを実行している場合や、どこから送られてきているのかを明確にしたい場合などに設定します。

出荷時設定 (設定なし)

● メールエンコード

送信するメールのエンコードを選択します。受信するメーラーの設定に合わせてください。

出荷時設定 ISO-2022-JP

● 認証

指定する SMTP サーバーがサポートしている認証方式を設定してください。

  • 認証なし
    設定はありません。
  • POP before SMTP
    POP サーバー、POP ポート、ユーザー名、パスワードを入力します。
  • SMTP AUTH(PLAIN)
    ユーザー名、パスワードを入力します。
  • SMTP AUTH(LOGIN)
    ユーザー名、パスワードを入力します。
  • SMTP AUTH(CRAM-MDS)
    ユーザー名、パスワードを入力します。

出荷時設定 認証なし

設定例

メールで通知を受ける

通知設定

● 有効

チェックをつけると、エラー発生時および定期通知時に、メールを送信します。

出荷時設定 すべて無効

● メールアドレス

送信先のメールアドレスを入力します。

出荷時設定 すべて(設定なし)

● 詳細設定

チェックすると、メールの[基本設定]の内容と同じ設定項目を設定できます。この設定は、メールの[基本設定]より優先されます。(宛先によって異なる設定が必要な場合に使います)

※ 設定を変更したい項目のみ設定してください。

※[ボリューム使用量警告]と[使用量制限警告]は、定期通知の「定期通知」を有効にしないとメール通知されません。

※[定期レポート]は、定期レポートの「定期レポート」を有効にしないとメール通知されません。

出荷時設定 すべて無効

● 通知項目

チェックを付けた項目に該当するイベントが発生した場合、メールによる通知をおこないます。

  • システムイベント
    システムログのカテゴリーが次のもの以外で、メール送信対象のログが記録される際に送信されます。
    ・バックアップ ・データコピー ・ログ ・温度 ・FAN ・ディスク ・ロックキー ・ボリューム ・ボリューム使用量 ・使用量制限 ・UPS
    「2024/11/06 23:00:11 新しいパッケージが公開されています。」
  • システムログ
    機器のシャットダウン・再起動時、およびシステムログの内部記録サイズが一定以上となった際に、それまでに記録されているシステムログの最新分の内容が送信されます。
    「2024/10/26 06:31:18 情報:LAN1:LAN1 がリンクしました。」
  • アクセスログ
    機器のシャットダウン・再起動時、およびアクセスログの内部記録サイズが一定以上となった際に、それまでに記録されているアクセスログの最新分の内容が送信されます。
    「2025-02-26 11:59:46 username user-machine(192.168.0.70): connect(ok): 開発部 開発部」
  • バックアップ・データコピー
    システムログのカテゴリーが「バックアップ」「データコピー」のいずれかで、メール送信対象のログが記録される際に送信されます。
    「2024/11/06 23:00:11 週次バックアップの差分バックアップを開始しました。
  • 温度・FANエラー
    システムログのカテゴリーが「温度・FAN」で、メール送信対象のログが記録される際に送信されます。
    「2024/11/12 13:38:00 装置温度が異常です。装置の設置環境を見直してください。システムを強制終了します。」
  • 定期レポート
    機器であらかじめ設定したタイミングで定期的に送信されます。
    「ボリューム使用量レポート
    内蔵ボリューム:
    全容量 : 11158 GB ( 11981608009728 byte )
    使用量 : 0 GB ( 673304576 byte ) 0.0%
    ユーザー:
    gx620:
    制限設定値 : - GB
    使用量 : 0.0 GB ( -% )
    グループ:
    gx620_G:
    制限設定値 : - GB
    使用量 : 0.0 GB ( -% )
    フォルダー:
    disk1:
    制限設定値 : - GB
    使用量 : 0.0 GB ( -% )」
  • UPS 警告
    システムログのカテゴリーが「UPS」で、メール送信対象のログが記録される際に送信されます。
    「2024/11/12 13:38:00 UPS が接続されていません。」
  • ディスク情報
    システムログのカテゴリーが「ディスク」「ロックキー」「ボリューム」のいずれかで、メール送信対象のログが記録される際に送信されます。
    「2024/11/12 13:38:00 内蔵ディスク1 が故障しました。交換してください。」
  • ボリューム使用量警告
    システムログのカテゴリーが「ボリューム使用量」で、メール送信対象のログが記録される際に送信されます。
    「2024/11/12 13:38:00 内蔵ボリュームの使用率が90%を超えました。」
  • 使用量制限警告
    システムログのカテゴリーが「使用量制限」で、メール送信対象のログが記録される際に送信されます。
    「2024/11/12 13:38:00 使用量制限の警告使用率90%を超えました。」
● テストメール送信

クリックすると、有効にチェックを付けたメールアドレスにテストメールが送信されます。

設定例

メールで通知を受ける

SNMP

● SNMP トラップ

SNMP トラップ機能を有効にした場合、お知らせに表示される「エラー」や「警告」の状態が発生すると SNMP トラップを送信します。

出荷時設定 無効

● ポート番号

ポート番号を入力します。

● 送信先ホスト

IPv4 アドレス、IPv6 アドレス、コンピューター名 のいずれかを入力します。

lightbulb参考
SNMP トラップ機能

SNMP トラップ機能を有効にした場合、お知らせに表示される「エラー」や「警告」の状態が発生すると以下内容の SNMP トラップを送信します。

  • バージョン
    2c
  • コミュニティ
    public
  • トラップOID
    1.3.6.1.4.1.4615.8.1.2.1

上記トラップには、メッセージコードと追加情報が付加されます。

メッセージコード

  • OID
    1.3.6.1.4.1.4615.8.1.1.1.1

  • INTEGER(整数値)

  • お知らせに表示されるメッセージに対応するメッセージコード

追加情報

  • OID
    1.3.6.1.4.1.4615.8.1.1.1.2

    • STRING(文字列)

    • お知らせメッセージに埋め込まれる追加情報(エンコード:UTF-8)
      追加情報がない場合は、空文字となる。

メッセージコード・追加情報とお知らせに表示されるメッセージの対応は、ログ・お知らせ一覧をご覧ください。追加情報は「ログ・お知らせ一覧」のメッセージの%s に埋め込まれる情報です。

SNMP MIB情報ダウンロード(zip形式:1.57KB)

イベント通知

● クラウド通知設定

[有効]にチェックし、[適用]をクリックすると、Remote Link Files や LAN DISK CONNECT のリモートアクセスなどにおいても、通知を受け取れるようになります。

出荷時設定 無効

● テスト用イベントの通知

通知を受け取れるか確認するため、テストのためのイベントを通知します。

設定例

通知を受ける

自己診断

診断する項目をチェックします。

● Ping

以下の形式で入力した送信先ホストへのネットワーク通信が可能かを確認します。
IPv4 アドレス or IPv6 アドレス(コロン区切り) or ホスト名

● Traceroute

以下の形式で入力した送信先ホストへのネットワーク通信経路を確認します。
IPv4 アドレス or IPv6 アドレス(コロン区切り) or ホスト名

● サービス

本製品の各サービス(ファイル共有 / UPS 警告等)の稼働状態を確認します。

● デバイス

本製品に接続されている機器(内蔵ディスク / USB HDD / UPS / プリンター) の各情報を確認します。

● キーサーバー

本製品に設定したキーサーバーと接続・認識できることを確認します。

● SNMP トラップ

本製品に設定した SNMP トラップ先ホストと接続・認識できることを確認します。

● ネットワークシャットダウン

本製品に設定したネットワークシャットダウン相手ホストと接続・認識できることを確認します。

● メール

本製品に設定したメール送信先アドレスへメール送信できることを確認します。

● バックアップ

本製品に設定したバックアップジョブのバックアップ元 / 先と接続・認識できることを確認します。

● データコピー

本製品に設定したデータコピージョブのデータコピー元 / 先と接続・認識できることを確認します。

情報・ログ表示

パッケージ管理のサブセクション

一覧(パッケージ管理)

● 全てチェック/全て解除

クリックするたびにチェック/解除します。

● パッケージ名

パッケージの名前です。

● バージョン

追加したパッケージのバージョン番号です。

● 削除

クリックすると、パッケージを削除します。

● 詳細

クリックすると、パッケージの詳細情報を表示します。

設定例

パッケージを追加する(追加機能)

追加(パッケージ管理)

● 全てチェック/全て解除

クリックするたびにチェック/解除します。

● パッケージ名

パッケージの名前です。

● 新バージョン

最新のバージョン番号です。

● 詳細

クリックすると、パッケージの詳細情報を表示します。

設定例

パッケージを追加する(追加機能)

自動更新設定(パッケージ管理)

● 自動更新

パッケージの自動更新の有効/無効を選択します。

出荷時設定 有効

● 時刻

自動更新の時刻を設定します。

出荷時設定 2 ~ 4 のいずれか(時)

更新通知設定(パッケージ管理)

● 更新通知

パッケージの更新通知の有効/無効を選択します。

出荷時設定 有効

● オプション

インストール済みのパッケージのみに適用する場合にチェックをつけます。

出荷時設定 有効

● 時刻

更新通知の時刻を設定します。

出荷時設定 2 ~ 4 のいずれか(時)

情報・ログ表示

ファームウェアのサブセクション

更新

● 現バージョン

現在のファームウェアバージョンを表示します。

● 更新方法

インターネットに接続できる場合は、[サーバーからダウンロードする] を選びます。 インターネットに接続できない場合は、[ファームウェアファイルを指定する]を選んで、ファームウェアを指定します。 ファームウェアは、他のパソコンで弊社サポートライブラリからダウンロードしてください。

設定例

ファームウェアを更新する

自動更新設定(ファームウェア)

● 自動更新

ファームウェアの自動更新の有効 / 無効を選びます。

出荷時設定 有効

● 時刻

自動更新の時刻を設定します。

更新通知設定(ファームウェア)の時刻と共通です。

出荷時設定 2 ~ 4 のいずれか(時)

更新通知設定(ファームウェア)

● 自動更新

ファームウェアの更新通知の有効 / 無効を選びます。

出荷時設定 有効

● 時刻

更新通知の時刻を設定します。

自動更新設定(ファームウェア)の時刻と共通です。

出荷時設定 2 ~ 4 のいずれか(時)

初期化

● 内蔵 HDD の完全消去を行う

内蔵ディスク全体に 0 を書き込んだ後、フォーマットします。
0 を全体に書き込むことにより、一般のツールから内容の復元処理をすることが難しくなりますので、ファイル断片からの情報漏れに強くなります。
本製品を廃棄や譲渡される場合におすすめします。

※ 目安の時間
完全消去:1TB あたり約 2.5 時間
通常の初期化:約 4 分

● 実行

本製品のすべての設定を初期化し、内蔵ディスクをフォーマットします。初期化される項目は次のとおりです。

  • 本製品のすべての設定
  • 内蔵ディスクの全データ

設定例

本製品のすべての設定を出荷時設定に戻す

lightbulb参考
他のデータ消去方法のご案内

本製品を廃棄や譲渡される際のデータ消去について、より良い方法をご案内します。

  • 基準に則った方式でデータを消去する
    弊社製 D-REF5(DiskRefresher5)をご利用いただけます。
    D-REF5

  • プロに任せてデータを消去する
    NAS のデータを消去するサービスを提供しております。
    特別な方法でデータを消去することで、外部に漏洩してはいけないデータの流出を防ぎます。
    商品をお預かりする「センドバック方式」と専門スタッフが訪問する「オンサイト方式」があります。
    データ消去サービス

サービス設定

● 使用量制限

使用量制限の有効 / 無効を選びます。

使用量を制限する

出荷時設定 無効

● UPS 警告

UPS 警告の有効 / 無効を選びます。

出荷時設定 無効

● ファームウェア自動更新

ファームウェア自動更新の有効 / 無効を選びます。

出荷時設定 有効

● ファームウェア更新通知

ファームウェア更新通知の有効 / 無効を選びます。

出荷時設定 有効

● パッケージ自動更新

パッケージ自動更新の有効 / 無効を選びます。

出荷時設定 有効

● パッケージ更新通知

パッケージ更新通知の有効 / 無効を選びます。

出荷時設定 有効

● SNMP トラップ

SNMP トラップ設定を確認できます。

出荷時設定 -

● NarSuS

本製品側の NarSuS 設定を確認できます。

※ NarSuS 側の登録は確認できません。NarSuS にログインして確認してください。

出荷時設定 未設定

● アクセスログ

アクセスログの有効 / 無効を選びます。

出荷時設定 無効

● Microsoft ネットワーク

Microsoft ネットワークの有効 / 無効を選びます。

出荷時設定 有効

● AppleShare ネットワーク

AppleShare ネットワークの有効 / 無効を選びます。

出荷時設定 有効

● FTP

FTP の有効 / 無効を選びます。

出荷時設定 有効

Cloud BOT Agent

この画面では 株式会社 C-RISE が提供するクラウド型 RPA サービス「クラウド BOT」を利用できます。
利用するには画面上の注意事項が問題ないことを確認し、[上記の内容に同意する]をチェックして「Cloud BOT Agent」を[有効]にしてください。

※ Cloud BOT Agent を使うには、インターネットにつながっている必要があります。

lightbulb参考
Cloud Bot Agent、「クラウド BOT」について
  • Cloud Bot Agent は 株式会社 C-RISE が提供するクラウド型 RPA サービス「クラウド BOT」を利用するためのアプリケーションであり、Cloud Bot Agent を有効にするためには株式会社 C-RISE とお客様との間で「クラウド BOT」の利用契約を締結する必要があります。
    必ず「クラウド BOT」のフリープランまたは有料プランのお申込み・ご契約を完了したうえで、Cloud Bot Agent を有効にしてください。
  • 「クラウド BOT」および Cloud Bot Agent は株式会社 C-RISE の提供するサービスおよびアプリケーションのため、これらのサービス、アプリケーションに関して、株式会社アイ・オー・データ機器(以下「当社」とします)は一切責任を負うことができません。また、これらのサービス、アプリケーションによって本製品に発生したトラブル等についても責任を負いかねますのでご了承ください。当社の責任は、お客様がご利用の本製品に不具合が発生した場合に、当社ハードウェア保証規定に基づき対応することのみとさせていただきます。
  • 「クラウド BOT」は予告なく停止もしくは終了、または機能変更する場合がありますが、利用方法等を含め「クラウド BOT」および Cloud Bot Agent に関するお問い合わせは株式会社 C-RISE へお願いいたします。
  • お客様が Cloud Bot Agent を有効にすることにより、上記のすべての内容に同意いただいたものとさせていただきます。
lightbulb参考
「クラウド BOT」の詳細、お問合せ先について

Cloud BOT Agent 画面の「サービス内容、料金プラン等の詳細はこちら」のリンク先をご覧ください。

情報・ログ表示

ログ拡張のサブセクション

設定(ログ拡張)

要パッケージ追加:ログ拡張

● 設定変更に制限キーを要求する

ログ拡張フォルダーの設定変更をおこなう際に、制限キーの接続を必要とするかどうかを設定します。

● ログ拡張フォルダーの共有に制限キーを要求する

有効すると、本製品に制限キーを接続している間だけ、ログ拡張フォルダーが Windows から共有フォルダーとしてアクセスできるようになります。

● ログ拡張フォルダー名

「ログ拡張」パッケージで保存されるシステムログ、アクセスログを保存するログ拡張フォルダー名を設定します。

● ユーザー・グループ

設定したログ拡張フォルダーのアクセス権を設定します。

● アクセスログを記録する

アクセスログを記録するかどうかを設定します。
[アクセスログ情報をログ拡張フォルダーにファイルとして出力する]にチェックをつけると、記録されたアクセスログをファイルとして記録します。
[アクセスログを取得する共有フォルダー]では、ファイルとして記録するアクセスログの対象フォルダーを選択します。
[アクセスログファイルを自動的に削除する]では、ファイルの削除条件を設定します。

● システムログ情報をログ拡張フォルダーにファイルとして出力する

チェックをつけると、記録されたシステムログをファイルとして記録します。

アラート設定(ログ拡張)

要パッケージ追加:ログ拡張

● 名前(必須)

任意のアラート名を入力します。

● 時間範囲(必須)

対象の曜日と時刻範囲を指定します。
時刻範囲の右側で 00:00 が入力された場合 24:00 として扱われます。
時刻範囲を指定しない場合は 00:00-00:00 が指定されたものとして扱われます。
[以外]にチェックをつけると、設定した曜日・時間以外が対象になります。

● ユーザー名(必須)

対象のユーザー名を設定します。検索エリアに文字列を入力すると入力した文字列を含むユーザー一覧が表示されます。
[その他]にチェックを付けた場合、本製品に作成したユーザー以外が対象になります。
[以外]にチェックをつけると、設定したユーザー以外が対象となります。

● ホスト名

対象のホスト名を設定します。
[以外]にチェックをつけると、設定したホスト以外が対象となります。

● IP アドレス

対象の IP アドレスを設定します。
[以外]にチェックをつけると、設定した IP アドレス以外が対象となります。

● 操作(必須)

対象となる操作を選択します。

● 結果

結果対象となる結果を選択します。

● 共有フォルダー名

対象となる共有フォルダー名を選択します。

● パス

対象となるパスを選択します。

制限キー管理

要パッケージ追加:ログ拡張

● 制限キー一覧

制限キーを一覧で表示します。

● 解除

制限キー一覧でチェックした制限キーを解除します。

● 登録

前面の USB ポート 1 につないだ USB メモリーを制限キーとして登録します。

設定例

制限キーを追加登録する

制限キーを解除する

かんたん設定

  1. 本製品の名前を設定する

  2. 本製品の IP アドレスを設定する

  3. 本製品の日付時刻を設定する

  4. 共有へのアクセス権を設定する

  5. 変更内容を確認する

情報・ログ表示

クラウドストレージのサブセクション

情報・ログ表示

接続設定のサブセクション

Amazon S3

一覧

追加

Amazon S3 の接続設定を追加します。
追加

接続名

接続設定の名前を表示します。

操作
  • 変更
    接続設定を変更します。
  • 削除
    接続設定を削除します。
  • 接続テスト
    接続設定が正しいかどうか、接続テストをします。

設定例

Amazon S3 と連携する

追加

契約内容に合わせて、契約情報を入力します。

接続名

任意に接続設定の名前を入力します。

アクセスキー

Amazon S3 で作成した[アクセスキー]を入力します。

シークレットキー

Amazon S3 で作成した[シークレットアクセスキー]を入力します。

プロトコル

Amazon S3 との通信プロトコルを選びます。
[https]を選んだ場合、本製品と Amazon S3 間の通信は暗号化されます。

※[http]を選び、かつ本製品のプロキシ設定を利用する場合、使用するプロキシサーバーの機能によっては同期に失敗することがあります。その場合は、[https]をお試しください。

ストレージクラス

Amazon S3 のバケットに保存するファイルのストレージクラスを選びます。

※ ストレージクラスについては Amazon S3 のホームページをご確認ください。

エンドポイント

エンドポイント名(ホスト名)を直接入力する場合に設定します。

※ 空白の場合は、Amazon S3 のエンドポイントが利用されます。

ポート番号

Amazon S3 にアクセスする際のポート番号(TCP)を入力します。

※ 空白の場合は、プロトコルで[http]を選ぶと 80、[https]を選ぶと 443 を使います。

マルチパートアップロード

マルチパートアップロードを使うかどうかを選びます。

※ ただし、100MB 未満のファイルはマルチパートアップロードを使いません。

※ チェックしない場合、5GB 以上のファイルはアップロードできません。

同期設定

一覧

追加

クラウドストレージとの同期設定を追加します。
追加

ジョブ名

同期設定の名前を表示します。

操作
  • 変更
    同期設定を変更します。
  • 削除
    同期設定を削除します。

追加

ジョブ名

同期設定の名前を任意で入力します。

同期方向
  • 双方向
    どちらかの同期対象に変更があった場合、それがもう片方に適用されます。

  • 片方向
    同期対象 1 に変更があった場合にだけ、それが同期対象 2 に適用されます。

更新確認間隔

設定した間隔で同期対象の更新を確認します。更新があれば、同期します。

最大ファイルサイズ(MB)

ここで設定した値を超えるサイズのファイルは同期の対象になりません。

除外ファイル/フォルダー

同期の対象としないファイルやフォルダーを指定します。
条件は、文字列と「と一致する」「で始まる」「を含む」「で終わる」を組み合わせて設定できます。
[+]をクリックすることで、条件を増やすことができます。

例)「.temp」 [で終わる]と設定した場合
xxxx.temp という名前のファイルは同期されないようになります。

同期対象

同期対象を設定します。
「対象種別」の設定によって設定項目が異なります。

  • ローカル
    本製品の内蔵ドライブまたは USB HDD に同期する場合に選びます。

    • 共有フォルダー
      対象とする共有フォルダーを選びます。

    • サブフォルダー
      サブフォルダー名を入力します。フォルダーを限定しない場合は、空欄にします。

      ※ サブフォルダーは / で区切ります。共有フォルダーにある「フォルダー A」内の「フォルダー B」を指定する場合、[フォルダー A / フォルダー B]と入力します。

  • クラウドストレージ名
    クラウドストレージに同期する場合に選びます。
    設定内容はクラウドストレージによって異なります。

    Amazon S3 と同期する

困ったときにはのサブセクション

ランプ・ブザーの状態のサブセクション

STATUS ランプは消灯している

本製品の電源が入っていません。
電源コード/AC アダプターの接続をご確認の上、本製品を起動してください。

STATUS ランプは緑点滅している

● ブザー音:なし

定期的に緑点滅している

起動中やシャットダウン中、システム処理中(設定反映中、ファームウェア更新中など)です。
点灯(シャットダウンの場合は消灯)するまでお待ちください。

● ブザー音:ピー×3

2 回ずつ緑点滅している

ルーターがインターネットに接続されていることを確認し、LAN ケーブルをつなぎ直して本製品を再起動してください。 以下の状態になっています。

  • NTP サーバーと時刻同期ができなかった
  • ファームウェア公開サーバーへの接続に失敗した

※ ローカルからのデータアクセスや設定画面へのアクセスは可能です。

STATUS ランプは緑点灯している

正常に動作しています。

● ブザー音:なし

正常な状態

● ブザー音:ピッ
  • 正常に起動した
  • USB HDD を取り付け、正常に認識した
  • 各種設定を反映した
  • ボリューム設定変更などに成功した
● ブザー音:ピッ×3

フォーマット/チェックディスク/バックアップに成功した

● ブザー音:ピー×3

設定変更に失敗した

⇒ 設定画面に入力した内容をご確認ください。
問題ない場合は、しばらく待ってから再度試してください。

● ブザー音:ドミソド×3

カートリッジの交換後、ボリュームの再構築に成功した

STATUS ランプは赤点灯している

お知らせする内容があります。

● ブザー音:なし

お知らせがある

⇒ 設定画面を開き、画面左上の「通知」または[情報・ログ表示]→[お知らせ]をご確認ください。

設定画面を開く
● ブザー音:ピー×3

起動時

IP アドレスを取得できない
⇒ LAN ケーブルをつなぎ直し、再起動してください。
⇒ IP アドレスを手動で設定し、固定してください。

カートリッジや USB HDD を取付時

正しく認識していない

⇒ 取り付け直してください。解決しない場合は、取り付けたカートリッジや USB HDD が故障、容量不足、非対応フォーマットです。

設定変更時

設定変更に失敗した
⇒[情報・ログ表示]→[システムログ]をご確認ください。

STATUS ランプは赤点滅している

重大なエラーが発生しています。
データにアクセスできる場合は、万が一のためにデータのバックアップをお取りください。

● ブザー音:なし

何らかの警告がある

⇒ 設定画面を開き、画面左上の「通知」または[情報・ログ表示]→[お知らせ]または[システムログ]をご確認ください。

設定画面を開く
● ブザー音:ピー×3

内蔵ディスクの異常かシステム異常が発生していて正しく認識していません。修理センターに送付してください。

● ブザー音:ドレミ(鳴り続く)

【UPS 警告が有効時】
UPS がつながっていない または 停電状態

● ブザー音:ピピッピピッ(鳴り続く)

【使用量警告が有効時】
使用量制限値に達した

⇒ 設定画面を開き、画面左上の「通知」または[情報・ログ表示]→[お知らせ]をご確認ください。

● ブザー音:ピッピッ(鳴り続く)

暗号化している場合

ロックキーデータが見つからない(セキュリティロックモード) ⇒ ロックキーデータを製品にインポートしてください。

暗号鍵をインポートする

HDD/SSD ランプのどれかが赤点滅または消灯

赤点滅/消灯しているカートリッジが故障している

⇒ データのバックアップを取り、赤点滅/消灯しているカートリッジを交換してください。

カートリッジの交換方法

● ブザー音:ピピッピピッ(鳴り続く)

【RAID 0/1/5/6 に設定時】
RAID 崩壊した
HDD/SSD ランプが赤点滅/消灯しているカートリッジが故障している

※ 赤点灯しているカートリッジは正常です。

RAID が崩壊したときには

故障と思ったら…

warning注意
万一に備えて、定期的にバックアップしてください

RAID 構成が崩壊した本製品のデータを復旧することはできません。
事前にバックアップ設定をして、万が一の故障に備えてください。

バックアップと復元

lightbulb参考
保守サービスのご案内

アイオー・セーフティ・サービス(ISS)は、本製品をより長く安心してご利用いただくために、万が一の場合の保守を実施する有償保守サービスです。
設置から、故障時の交換、ハードディスクのデータ復旧まで充実のサービスをご用意。ワンストップでのサービスをご提供いたします。詳しくは以下をご確認ください。

アイオー・セーフティ・サービス(ISS)のご紹介

状態を確認する

どのカートリッジが故障しているか、RAID構成は無事なのかを確認する必要があります。故障の状況を確認してください。

ランプ・ブザーの状態
lightbulb参考
データをできるだけ回収する

データにアクセスできる場合は速やかにデータを退避させてください。
データにアクセスできない場合は、本製品の電源をいったん完全に切り、再び電源を入れてください。場合によっては、保存されたデータにアクセスできることがあります。

※ 弊社では、取り出したデータの保証はできません。

RAID が崩壊していたら…

※ RAID モードが RAIDeX(拡張ボリューム:出荷時設定)の場合はRAID 崩壊になりません。

本製品内部のデータの一部または全部が壊れています。以下をご覧ください。

RAID が崩壊したときには

故障したドライブを交換する

内蔵ドライブが故障している場合は、カートリッジの交換が必要です。新しいカートリッジに交換してください。

※ カートリッジが完全に交換されるまで、データの冗長性は低くなっているか、失われています。速やかにカートリッジを交換してください。

カートリッジの交換方法

USB HDD が故障している場合は、USB HDD の交換が必要です。故障した USB HDD を取り外し、新しいUSB HDD をつないでください。

故障と思ったら…のサブセクション

RAID が崩壊したときには

RAID 崩壊モード

以下の「RAID 崩壊モードの状態」の場合、内蔵ボリュームに異常が発生し、RAID が崩壊した状態(RAID 崩壊モード) となっています。
RAID が崩壊した状態になった場合、内蔵ボリュームに保存されたデータの一部またはすべては失われている可能性があります。

※ 内蔵ドライブが完全に交換されるまで、データの冗長性は低くなっているか、失われています。速やかに内蔵ドライブを交換してください。

RAID 崩壊モードの状態

  • STATUS ランプ
    • 赤点滅
      -
  • HDD/SSD ランプ
    • 赤点滅
      故障したカートリッジです。交換してください。
    • 赤点灯
      そのまま使えるカートリッジです。
    • 消灯
      使えないカートリッジです。正しいカートリッジを取り付けてください。
  • ブザー
    • ピーポー(鳴り続く)
      ブザーはFUNC. ボタンを押すと停止します。

RAID 崩壊モードへの対処

RAID 崩壊モードとなった場合、以下の対処をおこなってください。

対処1 データをできるだけ回収する

データにアクセスできる場合は速やかにデータを退避させてください。
データにアクセスできない場合は、本製品の電源をいったん完全に切り、再び電源を入れます。場合によっては、内蔵ボリュームに保存されたデータにアクセスできることがあります。

※ 弊社では、取り出したデータの保証はできません。データをバックアップした後は、速やかに故障したカートリッジを交換してください。

lightbulb参考
再起動してもアクセスできない

RAID 強制復帰を試すこともできます。ただし、データ復旧業者に依頼してもデータを回復できなくなる場合があります。

RAID 強制復帰を試みる

対処2 RAID構成を正常な状態に戻す

故障したカートリッジを交換した後、RAID を再設定します。

RAID 再設定(再フォーマット)

lightbulb参考
出荷時の状態に近づけるには

[システム]→[初期化]をクリックし、[内蔵HDD の完全消去を行う。]にチェックを付け、[実行]をクリックしてください。

本製品のすべての設定を出荷時設定に戻す

RAID 強制復帰を試みる

RAID が崩壊した時点で、内蔵ディスク上に保存されたデータの一部または全部は、すでに失われています。
RAID 強制復帰をすると、崩壊したRAID の復帰処理を試みます。
成功した場合は、一部データが破損した状態で、内蔵ディスクに保存されたデータに再びアクセスできる場合があります。

※ 弊社では、取り出したデータの保証はできません。

lightbulb参考
データ復旧業者に依頼する場合は、この操作をしないでください

この操作をすると、データ復旧業者に依頼してもデータを回復できなくなる場合があります。
データ復旧をおこなう場合は、RAID 強制復帰を実行せず、データ復旧業者へご依頼ください。

  1. 設定画面を開く
  2. [ボリューム]→[内蔵]→[RAID 強制復帰]をクリックする

    1. 内容をよく読む
    2. [同意する]をチェックする
    3. [実行]をクリックする

完了画面が表示されたら、RAID 強制復帰は完了です。
正常に強制復帰できた場合は、復旧した内蔵ボリュームをご確認ください。

※ 強制復帰できた場合でも共有フォルダーにアクセスできない場合があります。その場合、データを取り出すことはできません。

lightbulb参考
速やかに故障したカートリッジを交換してください

RAID 強制復帰に成功した場合でも、故障したカートリッジが残っていると、再び異常およびRAID 崩壊のおそれがあります。
速やかに故障したカートリッジを正常なものと交換し、RAID を再設定してください。

RAID 再設定(再フォーマット)

RAID 再設定(再フォーマット)

RAID の強制復帰に失敗した場合など、正常なRAIDボリュームを構成できなくなった場合に、RAID再設定(再フォーマット)をおこなう手順について説明します。

lightbulb参考
データはすべて失われます

RAID 再設定をすると、内蔵ボリュームを再度作成し直します。そのため、内蔵ボリューム上に作成した共有フォルダーや、共有フォルダー内のデータはすべて失われます。

※ ユーザー、グループの設定をはじめとする各種設定は引き継ぐことができます。

  1. 故障したカートリッジをすべて正常なカートリッジに交換する

  2. 設定画面を開く
  3. [ボリューム]→[内蔵]→[フォーマット]をクリックする

    1. [RAID モード]を選ぶ
    2. [実行]をクリックする

  4. 「フォーマットしますか?」と表示されたら、[OK]をクリックする

フォーマットを開始します。しばらくお待ちください。

warning注意
ご注意

共有フォルダー等は削除されています。再度設定してください。

カートリッジの交換方法

warning注意
HDL2-HB シリーズの内蔵ディスク 3(HDD3)のカートリッジを交換したい場合

HDL2-HB シリーズの HDD3 は電源を切らないとカートリッジ交換できません。
内蔵ディスク 3 にバックアップするにある手順でカートリッジを取り付けてください。

warning注意
内蔵ドライブ交換時のご注意
  • 本製品のカートリッジは、故障時以外には取り外さないでください。不用意に取り外すと冗長性が失われたり、すべてのデータを失う危険があります。
    RAIDeX(拡張ボリューム)で容量を増やす際は、初回設定マニュアルに記載された手順にしたがってください。

    本製品の容量を増やす

  • カートリッジの取り付け・取り外しは、必ず 1 台ずつ、以下の説明通りにおこなってください。

  • 必ず本製品の電源が入っている状態で、カートリッジの取り付け/ 取り外しをおこなってください。このとき、STATUS ランプの点灯状況や、該当カートリッジの HDD/SSD ランプが赤点滅(赤点灯でなく)または消灯していることを確認した上で取り外してください。

  • 一度使ったことがあるカートリッジを交換に使わないでください。
    残ったデータを上書きされてしまい、データ損失のおそれがあります。

  • データにアクセスできる場合、交換前にデータのバックアップを取ってください。

lightbulb参考
カートリッジ

以下の弊社 Web ページをご確認ください。
https://www.iodata.jp/pio/io/nas/landisk/nas_hdd.htm

    1. 添付のロックキーを使って、アンロックする
    2. フロントパネルを上にスライドして外す

  1. カートリッジを取り外す

    1. 取り外すカートリッジの着脱レバーを上げる
    2. カートリッジを手前に引いて取り出す

    ※ HDL2-HB では HDD3(右側)はバックアップ先として使います。
    disk1 などの容量としては使えません。ご注意ください。

  2. 本製品の電源が入っていない場合は電源を入れ、起動したことを確認する(POWER ランプが緑点灯)

  3. 取り付けるカートリッジの着脱レバーを固定されるまで上げる

    1. カートリッジをスロットの奥まで挿入する

      ※ 必要以上の力を加えないでください。故障の原因となります。

    2. 着脱レバーが「カチッ」と鳴るまで下ろす

    1. フロントパネルを下にスライドして取り付ける
    2. 添付のロックキーを使って、ロックする

  4. カートリッジが認識されたら、自動で再構築が開始されます。

    ※ 再構築中はデータへのアクセスが可能ですが、通常より動作が遅くなります。

lightbulb参考
再構築完了を確認する方法
  • 再構築を完了すると、ブザーが「ドミソド」と 3 回鳴ります。
  • 設定画面を開き、右上に表示される「RAID の状態」が「正常動作」になっていれば、再構築は完了しています。

資料のサブセクション

文字制限一覧

各設定項目の文字制限

項目によって、文字数や文字種(半角、全角)、文字列に制限があります。

● 管理者パスワード
  • 文字数
    最小:4
    最大:20
  • 使える文字
    半角:◯(制限 1
    全角:✕
● LAN DISK の名前
  • 文字数
    最小:1
    最大:15
  • 使える文字
    半角:◯(制限 6
    全角:✕

※ 以下の文字列は使えません。

  • ハイフンから始まる文字列
  • 数字だけの文字列
● LAN DISK の説明
  • 文字数
    最小:0
    最大:半角 48、全角 48
  • 使える文字
    半角:◯(制限 4
    全角:◯
● LAN DISK の設置場所
  • 文字数
    最小:0
    最大:半角 48、全角 48
  • 使える文字
    半角:◯(制限 4
    全角:◯
● ユーザー名
  • 文字数
    最小:1
    最大:20
  • 使える文字
    半角:◯(制限 2
    全角:✕

※ 以下の文字列は使えません。

  • ハイフンから始まる文字列
  • 数字だけの文字列
  • 既存のユーザー名と大文字小文字のみが異なる文字列
● ユーザーフルネーム
  • 文字数
    最小:0
    最大:半角 48、全角 48
  • 使える文字
    半角:◯(制限 4
    全角:◯
● ユーザーコメント
  • 文字数
    最小:0
    最大:半角 48、全角 48
  • 使える文字
    半角:◯(制限 4
    全角:◯
● ユーザーパスワード
  • 文字数
    最小:4
    最大:20
  • 使える文字
    半角:◯(制限 1
    全角:✕
● グループ名
  • 文字数
    最小:1
    最大:20
  • 使える文字
    半角:◯(制限 2
    全角:✕

※ 以下の文字列は使えません。

  • ハイフンから始まる文字列
  • 数字だけの文字列
  • 既存のグループ名と大文字小文字のみが異なる文字列
● 共有フォルダー
  • 文字数
    最小:1
    最大:半角 27、全角 9
  • 使える文字
    半角:◯(制限 4
    全角:◯

※ 以下の文字列は使えません。

  • ドル記号で終わる文字列
  • 半角スペースで始まる文字列
  • 半角スペースで終わる文字列
  • 半角スペースが連続する文字列
  • # で始まる文字列
● 共有フォルダーコメント
  • 文字数
    最小:0
    最大:半角 48、全角 48
  • 使える文字
    半角:◯(制限 4
    全角:◯
● ワークグループ名
  • 文字数
    最小:1
    最大:15
  • 使える文字
    半角:◯(制限 2
    全角:✕

※ LAN DISK の名前と同じ文字列は使えません。

● NT ドメイン名
  • 文字数
    最小:1
    最大:15
  • 使える文字
    半角:◯(制限 2
    全角:✕

※ LAN DISK の名前と同じ文字列は使えません。

● NT ドメインコントローラー名
  • 文字数
    最小:1
    最大:15
  • 使える文字
    半角:◯(制限 2
    全角:✕

※ LAN DISK の名前と同じ文字列は使えません。

● ドメイン名(NetBIOS 名)
  • 文字数
    最小:1
    最大:15
  • 使える文字
    半角:◯(制限 3
    全角:✕

※ LAN DISK の名前と同じ文字列は使えません。

● ドメイン名(フル DNS 名)
  • 文字数
    最小:1
    最大:155
  • 使える文字
    半角:◯(制限 3
    全角:✕

※ ピリオドで区切られた各フィールドが 64 文字以上の文字列は使えません。

● ドメイン管理者名
  • 文字数
    最小:1
    最大:20
  • 使える文字
    半角:◯(制限 3
    全角:✕
● ドメイン管理者パスワード
  • 文字数
    最小:0
    最大:20
  • 使える文字
    半角:◯(制限 1
    全角:✕
● ドメインコントローラーの名前
  • 文字数
    最小:1
    最大:155
  • 使える文字
    半角:◯(制限 3
    全角:✕

※ ピリオドで区切られた各フィールドが 64 文字以上の文字列は使えません。

● メール基本設定・メールアドレス
  • 文字数
    最小:5
    最大:50
  • 使える文字
    半角:◯(制限 5
    全角:✕

※ 以下の文字列は使えません。

  • 記号で始まる文字列
  • 記号で終わる文字列
  • @ の後ろにピリオドが含まれない文字列
● メール基本設定- 認証設定(ユーザー名)
  • 文字数
    最小:1
    最大:155
  • 使える文字
    半角:◯
    全角:◯
● メール基本設定- 認証設定(パスワード)
  • 文字数
    最小:0
    最大:20
  • 使える文字
    半角:◯
    全角:◯

ファイル・フォルダーの文字制限

共有フォルダーに保存できるファイル名、フォルダー名には以下の制限があります。

  • 半角 255 文字(全角 85 文字)までとなります。

    ※ 使う文字種によっては上記の数値よりも少なくなる場合があります。

  • 使える名前は、クライアント OS により制限されます。

    ※ 特に Windows と macOS が混在した環境でお使いの場合、macOS から「\/:*?"<>|」を使った名前を作成しないことを推奨します。

文字制限一覧のサブセクション

ダウンロードできるソフト

本製品の使用には必須ではありません。必要に応じてダウンロードしてください。
各ソフトの使用方法については、各ソフトのマニュアルをご覧ください。

ファームウェアを弊社 Web ページよりダウンロードできるソフトは、以下のとおりです。

  • LAN DISK CONNECT
    同じネットワークに接続された LAN DISK へかんたんにアクセスすることができます。

  • MagicalFinder
    同じネットワークに接続された LAN DISK、ルーター、アクセスポイント、ネットワークカメラなどの I-O DATA製機器を簡単に検出して、設定変更することができます。

  • LAN DISK Backup Reader 2
    本製品が故障し、専用フォーマットの USB HDDからバックアップファイルが読み出せない場合に、パソコンからデータを読み出すことができます。

ログ・お知らせ一覧

本製品のログ・お知らせについては、こちらでご確認いただけます。

ログ・お知らせ一覧

各部の名称・機能のサブセクション

6 ベイモデル(各部の名称・機能)のサブセクション

前面(6 ベイ)

① フロントパネル

カートリッジや POWER ボタンの誤操作を防ぎます。また、埃の侵入を防ぎます。

lightbulb参考
お手入れについて

フロントパネル内のフィルターは定期的に掃除してください。

▼ フィルターの取り外し方
下のツメを外して取り外します。

▼ フィルターの取り付け方

  1. フィルターの「こちらが上」と書かれた方を上にして、下のツメにはまるようにフロントパネルに挿し込みます。

  2. 順にすべてのツメをはめ込みます。

② POWER ランプ

本製品の電源の状態を示します。

  • 緑点灯
    電源ON
  • 赤点灯
    電源OFF(コンセント接続済み)
  • 消灯
    コンセント未接続
③ STATUS ランプ

本製品のステータスを示します。

ランプ・ブザーの状態
④ USB ポート 1

増設用 USB 機器を接続します。(USB 2.0)
クイックコピー、ロックキー運用時に使います。

クイックコピーする

ボリュームを暗号化する(ロックキー運用)

⑤ HDD/SSDランプ

各カートリッジの状態を示します。

  • 青点灯
    正常認識時

  • 青点滅
    アクセス時

  • 赤点灯
    RAID崩壊時、故障していないディスク

    ※ 赤点滅しているランプに該当するカートリッジだけを交換してください。

    ※ データが無事なわけではありません。カートリッジの交換が完了するとRAID を再構築しますが、保存したデータは失われます。

    ※ RAIDeX(拡張ボリューム)使用時/RAID のデグレード時には赤点灯しません。ディスク故障したディスクのランプだけが赤点滅します。

  • 赤点滅
    ディスク故障時
    該当するカートリッジを交換してください。

  • 消灯
    未接続時

⑥ 液晶表示

操作の状態や結果を表示します。

lightbulb参考
液晶表示と操作

SELECT ボタンを“ピッ”と音が鳴るまで押すと、以下の順で情報を表示します。

  1. お知らせ あり/ なし

  2. 製品型番/ バージョン/LAN DISK の名前

  3. LAN1 ポートの IP アドレス、MAC アドレス

  4. LAN2 ポートの IP アドレス、MAC アドレス

  5. 空き容量/ 全容量

  6. 現在の日時

  7. ワンタッチセキュアのモード(有効・無効)

1. で「お知らせ あり」と表示されているときに、ENTER ボタンを“ピッ”と音が鳴るまで押すと、お知らせの内容が簡易表示されます。SELECT ボタンで他のお知らせ表示、ENTER ボタンで「お知らせあり/ なし」の表示に戻ります。

⑦ SELECTボタン

液晶の表示を切り替えます。
ブザー音を停止します。

⑧ ENTERボタン

液晶にお知らせを表示します。お知らせが複数ある場合、押すたびにお知らせ表示を 1 個ずつクリアできます。

⑨ キーロック

フロントパネルをロック/アンロックします。

⑩ POWER ボタン

電源を ON/OFFします。

※ 長押しないでください。強制シャットダウンになり、故障やデータ消失の原因となります。

⑪ FUNC.ボタン

クイックコピーを使います。

クイックコピーする
⑫ RESETボタン

本製品の管理者パスワードと LAN1 ポートの設定を出荷時設定に戻します。

⑬ カートリッジ挿入位置

カートリッジを挿入します。

カートリッジの交換方法

背面(6 ベイ)

① ファン

冷却用ファンです。ふさがないでください。

② 電源コードフック

添付の電源コードフックを付け、電源コードを引っかけます。(抜け防止)

③ 電源コネクター

電源コードをつなぎます。

④ セキュリティスロット

盗難防止用のロックケーブルを取り付けることができます。

⑤ LAN1 ポート

添付の LAN ケーブルをつなぎます。本製品のデフォルトゲートウェイ、DNS の設定は 1 つだけできます。

⑥ LAN2 ポート

添付の LAN ケーブルをつなぎます。本製品のデフォルトゲートウェイ、DNS の設定は 1 つだけできます。

  • 黄緑点灯
    LINK 中
  • 黄緑点滅
    データを送受信中
  • 消灯
    未接続
⑧ LAN SPEED ランプ
  • 黄点灯
    1000BASE-T で接続中
  • 橙点灯
    10GBASE-T で接続中
  • 消灯
    未接続
⑨ USB ポート 2

増設用 USB 機器をつなぎます。

⑩ USB ポート 3

増設用 USB 機器をつなぎます。

  • ミラーリング機能のため、ミラーディスクをつなぎます。

    ミラーリングする
  • RAID モードが RAIDeX(拡張ボリューム)の場合、USB HDD をつなぎ、USB ポート 2 とペアを構成できます。

⑪ USB ポート 4

増設用 USB 機器をつなぎます。

  • RAID モードが RAIDeX(拡張ボリューム)の場合、USB HDD をつなぎ、USB ポート 5 とペアを構成できます。
⑫ USB ポート 5

増設用 USB 機器をつなぎます。

  • RAID モードが RAIDeX(拡張ボリューム)の場合、USB HDD をつなぎ、USB ポート 4 とペアを構成できます。
⑬ USB ケーブルフック

USB ケーブルの抜け防止用です。フックに USB ケーブルを引っかけて使います。

2 ベイモデル(各部の名称・機能)のサブセクション

前面(2 ベイ)

① フロントパネル

カートリッジや POWER ボタンの誤操作を防ぎます。また、埃の侵入を防ぎます。

lightbulb参考
お手入れについて

フロントパネル内のフィルターは定期的に掃除してください。

▼ フィルターの取り外し方
下のツメを外して取り外します。

▼ フィルターの取り付け方

  1. フィルターの「こちらが上」と書かれた方を上にして、下のツメにはまるようにフロントパネルに挿し込みます。

  2. 順にすべてのツメをはめ込みます。

② POWER ランプ

本製品の電源の状態を示します。

  • 緑点灯
    電源ON
  • 赤点灯
    電源OFF(コンセント接続済み)
  • 消灯
    コンセント未接続
③ STATUS ランプ

本製品のステータスを示します。

ランプ・ブザーの状態
④ USB ポート 1

増設用 USB 機器を接続します。(USB 2.0)
クイックコピー、ロックキー運用時に使います。

クイックコピーする

ボリュームを暗号化する(ロックキー運用)

⑤ SELECTボタン

液晶の表示を切り替えます。
ブザー音を停止します。

⑥ ENTERボタン

液晶にお知らせを表示します。お知らせが複数ある場合、押すたびにお知らせ表示を 1 個ずつクリアできます。

⑦ HDD/SSDランプ

各カートリッジの状態を示します。

  • 青点灯
    正常認識時

  • 青点滅
    アクセス時

  • 赤点灯
    RAID崩壊時、故障していないディスク

    ※ 赤点滅しているランプに該当するカートリッジだけを交換してください。

    ※ データが無事なわけではありません。カートリッジの交換が完了するとRAID を再構築しますが、保存したデータは失われます。

    ※ RAIDeX(拡張ボリューム)使用時/RAID のデグレード時には赤点灯しません。ディスク故障したディスクのランプだけが赤点滅します。

  • 赤点滅
    ディスク故障時
    該当するカートリッジを交換してください。

  • 消灯
    未接続時

⑧ 液晶表示

操作の状態や結果を表示します。

lightbulb参考
液晶表示と操作

SELECT ボタンを“ピッ”と音が鳴るまで押すと、以下の順で情報を表示します。

  1. お知らせ あり/ なし

  2. 製品型番/ バージョン/LAN DISK の名前

  3. LAN1 ポートの IP アドレス、MAC アドレス

  4. LAN2 ポートの IP アドレス、MAC アドレス

  5. 空き容量/ 全容量

  6. 現在の日時

  7. ワンタッチセキュアのモード(有効・無効)

1. で「お知らせ あり」と表示されているときに、ENTER ボタンを“ピッ”と音が鳴るまで押すと、お知らせの内容が簡易表示されます。SELECT ボタンで他のお知らせ表示、ENTER ボタンで「お知らせあり/ なし」の表示に戻ります。

⑨ キーロック

フロントパネルをロック/アンロックします。

⑩ POWER ボタン

電源を ON/OFFします。

※ 長押しないでください。強制シャットダウンになり、故障やデータ消失の原因となります。

⑪ FUNC.ボタン

クイックコピーを使います。

クイックコピーする
⑫ RESETボタン

本製品の管理者パスワードと LAN1 ポートの設定を出荷時設定に戻します。

⑬ カートリッジ挿入位置

カートリッジを挿入します。

カートリッジの交換方法
⑭ 内蔵ディスク 3 挿入位置

カートリッジを挿入し、バックアップ先とすることができます。
カートリッジを挿入するには、カバーを取り外す必要があります。

内蔵ディスク 3 にバックアップする

背面(2 ベイ)

① ファン

冷却用ファンです。ふさがないでください。

② LAN1 ポート

添付の LAN ケーブルをつなぎます。本製品のデフォルトゲートウェイ、DNS の設定は 1 つだけできます。

③ LAN2 ポート

添付の LAN ケーブルをつなぎます。本製品のデフォルトゲートウェイ、DNS の設定は 1 つだけできます。

  • 黄緑点灯
    LINK 中
  • 黄緑点滅
    データを送受信中
  • 消灯
    未接続
⑤ LAN SPEED ランプ
  • 黄点灯
    1000BASE-T で接続中
  • 橙点灯
    10GBASE-T で接続中
  • 消灯
    未接続
⑥ USB ポート 2

増設用 USB 機器をつなぎます。

⑦ USB ポート 3

増設用 USB 機器をつなぎます。

  • ミラーリング機能のため、ミラーディスクをつなぎます。

    ミラーリングする
  • RAID モードが RAIDeX(拡張ボリューム)の場合、USB HDD をつなぎ、USB ポート 2 とペアを構成できます。

⑧ USB ポート 4

増設用 USB 機器をつなぎます。

  • RAID モードが RAIDeX(拡張ボリューム)の場合、USB HDD をつなぎ、USB ポート 5 とペアを構成できます。
⑨ USB ポート 5

増設用 USB 機器をつなぎます。

  • RAID モードが RAIDeX(拡張ボリューム)の場合、USB HDD をつなぎ、USB ポート 4 とペアを構成できます。
⑩ USB ケーブルフック

USB ケーブルの抜け防止用です。フックに USB ケーブルを引っかけて使います。

⑪ セキュリティスロット

盗難防止用のロックケーブルを取り付けることができます。

⑫ 電源コードフック

添付の電源コードフックを付け、電源コードを引っかけます。(抜け防止)

⑬ 電源コネクター

電源コードをつなぎます。

本マニュアルについてのサブセクション

本マニュアルのご利用について

本マニュアルで使用しているソフトウェアライセンス情報や Google アナリティクス 4 の利用については、こちらをご覧ください。

HTML マニュアルのご利用について

参考になりましたか?