使用量を制限する
本製品に作成した共有フォルダーを使うユーザー、グループ、共有フォルダーごとに使用量の制限を設定することができます。
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使用量制限により計算される使用量について
本製品に作成した共有フォルダーの設定により、コピーされたファイルの使用量は以下のように加算されます。
- 共有フォルダー使用量制限が有効な共有フォルダーの場合
どのユーザーがファイルを保存しても、共有フォルダー使用量として加算します。ユーザー使用量、およびグループ使用量には加算されません。 - 共有フォルダー使用量制限が無効、詳細アクセス権設定が有効な共有フォルダーの場合
ファイルを保存したユーザーの使用量、およびユーザーに設定したプライマリーグループの使用量として加算します。
warning注意
ご注意
- OS やアプリケーションによって、データ容量の計算方法が違います。そのため、設定した制限設定値に満たない容量しか使用していなくても、ファイルの書き込みができなくなる場合があります。
- 使用量制限を有効に設定する際や制限設定値を設定する際、登録されているユーザー数・グループ数・ファイル数により、設定に時間がかかる場合があります。
- ユーザー使用量設定/グループ使用量設定/共有フォルダー使用量設定は、USB 共有に対しては無効です。
- プライマリーグループが未設定のユーザーによる書き込みは、どのグループの使用量にも加算されません。
- ユーザー「admin」による共有フォルダーへの書き込みは使用量制限を設定できず、使用量制限にカウントもされません。
- フォルダー使用量制限を設定した共有フォルダーは、詳細アクセス権の設定をおこなっても、共有フォルダーにアクセスしたユーザーの使用量、プライマリーグループの使用量は加算されません。
- フォルダー使用量制限を設定した共有フォルダーは、Microsoft ネットワーク共有サービスからのみアクセスできます。
- アクセス権設定機能を有効にした共有フォルダーは、グループ使用量が算出されません。
使用量制限を有効にする
- 設定画面を開く
[システム]→[サービス設定]をクリックする
- [使用量制限]を[有効]にする
- [適用]をクリックする
使用量制限を設定する
- 設定画面を開く
- ユーザー・グループの場合
[ユーザー&グループ]→[ユーザー](または[グループ])→[使用量制限]をクリックする - 共有フォルダーの場合
[共有]→[フォルダー]→[使用量制限]をクリックする
- ユーザー・グループの場合
- 各ユーザー・グループ・共有フォルダーの使用量制限を設定する
※ 制限設定値は半角数値のみ小数点 1 位まで設定できます。
※ 使用量制限値に [0] を設定した場合、使用量制限が無制限設定になります。
- [変更]をクリックする
- 各ユーザー・グループ・共有フォルダーの使用量制限を設定する
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ご注意
- グループ使用量は、使用量制限を指定したグループを、プライマリーグループに設定しているユーザーの書き込みのみ、使用量として加算します。グループ使用量機能を利用するには、あらかじめ使用量制限を設定するグループに所属するユーザーのプライマリーグループを、そのグループに設定しておく必要があります。
- 共有フォルダーの使用量は、USB HDD には設定できません。
- 共有フォルダーの使用量制限を有効にしている場合や詳細アクセス権設定を無効にしている場合は、ユーザー・グループ使用量制限には追加されません。
- Web ファイルマネージャーによるアクセス権設定を有効にした共有フォルダーは、グループ使用量には加算されません。
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