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MPC-LVZ3PA

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ご注意

Windowsの設定についてよく理解している方が対象です。
よく理解せずに本書の内容だけを元に設定した場合、意図しない問題が発生するおそれがあります。

リカバリーイメージから復元する

リカバリーイメージを使って、Windows 10を復元します。

Step1 リカバリーイメージをダウンロードする

Step2 「ImageUSB」(作成ツール)をダウンロードする

Step3 リカバリー用USBメモリーを作成する

Step4 リカバリーイメージを適用する

必要なもの

・32GB 以上のUSB メモリー

Step1 リカバリーイメージをダウンロードする

  1. IOPortalにアクセスする

    https://ioportal.iodata.jp/

    初めてご利用いただく場合は、新規会員登録をお願いします

    [新規会員登録へ]ボタンをクリックし、画面にしたがって進めてください。

  2. 本製品のシリアル番号を登録し、リカバリーイメージ(binファイル)をダウンロードする

Step2 「ImageUSB」(作成ツール)をダウンロードする

  1. 以下のWebサイトにアクセスし、「ImageUSB」をダウンロードする

    https://www.osforensics.com/tools/write-usb-images.html

  2. ダウンロードしたzipファイルを解凍(展開)する

Step3 リカバリー用USBメモリーを作成する

  1. 本製品にリカバリー用イメージを保存するUSBメモリーをつなぐ

  2. Step2で作成したフォルダー内にある[imageUSB.exe]をダブルクリック

    ⇒ ImageUSBが起動します。

  3. ① USBメモリーにチェック

    ②[Write image to USB drive]にチェック

    ③[Browse]をクリックして、Step1でダウンロードしたbinファイルを選ぶ

    ④[Write]をクリック

  4. 確認画面が表示されるので[Yes]をクリック

  5. 再度確認画面が表示されるので[Yes]をクリック

    ⇒ 作成が開始されます。しばらく時間がかかります。

  6. 以下の画面が表示されたら[OK]をクリック

  7. [Exit]をクリック

Step4 リカバリーイメージを適用する

  1. 本製品にUSBメモリーをつなぐ

    ※ 本製品にはUSBメモリーだけつないで、他の機器は取り外してください。

  2. 本製品を起動し、すぐにキーボードの[F7]を連打する

  3. Boot Managerが起動したら、本製品につないだUSBメモリーを選び、[Enter]を押す

    ※ つないだUSBメモリーが複数表示される場合があります。
    先に表示されるものをまず選び、画面が進行しない場合はもう一方を選んでください。

  4. キーボードの 1 を入力し[Enter]キーを押す

    ※ [1 - リカバリーを開始する]を選びます。

  5. 「本当にリカバリーを実行してよろしいですか? (yes/no)」で、[yes] と入力し、[Enter]キーを押す

    ⇒ リカバリーが開始されます。リカバリーが完了するまでしばらくお待ちください。

  6. 完了のメッセージが表示されたら、リカバリーUSBメモリーを取り外し、何かキーを押す

これで、本製品は復元されました。

バックアップと復元

Windows 標準の「バックアップと復元」を使用してバックアップを作成します。
以下の操作ができます。

・ バックアップ設定(スケジュールバックアップ)

・ 復元(ベアメタル回復)

バックアップ先に利用するディスクについて

バックアップする

バックアップデータから復元する

ベアメタル回復

バックアップ先に利用するディスクについて

バックアップ先には、NTFSフォーマットのUSB HDDをご用意ください。

※ NTFSフォーマットで無い場合は、正常にバックアップできません。

※ フォーマット方法は、USB HDDの取扱説明書をご確認ください。

ご注意

バックアップを実行する際に、USB HDDのフォーマットをおこなう場合があります。
事前に、必要なデータは他のドライブにコピーするなどバックアップしてください。

BitLocker暗号化済みのUSB HDDを利用する場合

BitLocker暗号化を解除した状態で、バックアップ設定をおこなってください。また、バックアップのスケジュール設定後もBitLocker暗号化を解除した状態にしておいてください。

バックアップする

  1. Windowsの[スタート]をクリックし、[Windowsシステムツール]→[コントロールパネル]をクリック

  2. [システムとセキュリティ]→[バックアップと復元(Windows 7)]をクリック

  3. [バックアップの設定]をクリック

  4. ① バックアップを保存する外付けHDDを選ぶ

    ② [次へ]をクリック

    目的のUSB HDDが表示されない

    ● USB HDDの接続を確認してください。

    ● BitLocker暗号化をしている場合は、解除してから[最新の情報に更新]をクリックしてください。

  5. ① [自分で選択する]を選ぶ

    ② [次へ]をクリック

  6. ① バックアップするデータにチェックをつける

    ② [次へ]をクリック

  7. [スケジュールの変更]をクリック

  8. ① バックアップスケジュールを設定

    ※ スケジュール設定しない場合は、[スケジュールに従ってバックアップを実行する]のチェックを外します。

    ② [OK]をクリック

  9. 内容を確認し、[設定を保存してバックアップ]をクリック

以上で、バックアップ設定は完了です。
初回のバックアップが開始されます。

バックアップデータから復元する

バックアップデータから、ファイルやフォルダーを選択して復元する方法を説明しています。
ベアメタル回復をおこなう場合は、ベアメタル回復をご覧ください。

  1. Windows の[スタート]をクリックし、[Windows システムツール]→[コントロールパネル]をクリック

  2. [システムとセキュリティ]→[バックアップと復元(Windows 7)]をクリック

  3. [ファイルの復元]をクリック

  4. ① 復元するファイルやフォルダーを選ぶ

    ② [次へ]をクリック

  5. ① 復元する場所を指定

    ② [復元]をクリック

  6. [完了]をクリック

  7. 以上で、復元は完了です。

ベアメタル回復

バックアップ設定時に、システムイメージを含めたバックアップをおこなっている場合は、以下の方法でベアメタル回復が実行できます。

準備すること

① 次の機材を用意します。

・ HDMI接続のディスプレイ

・ USBキーボード、マウス

・ バックアップデータが保存されたUSB HDD

・ USBハブ

・ リカバリーUSBメモリー

② 本製品の電源をOFFにしてから、上記の機材を本製品に接続します。

※ 上記以外の機器は接続しないでください。

ベアメタル回復を実行する

  1. 電源投入直後より[F7]キーを押し続ける

    ⇒ 起動デバイス選択メニューが開きます。

  2. [UEFI: xxxx]を選び、Enter キーを押す

    ※ xxxxは、USBメモリーのメーカー名とモデル名

    ⇒ リカバリープログラムが起動します。

  3. キーボードの R を入力し[Enter]キーを押す

    ※ [R - Windows Recovery Environment を起動する]を選びます。

  4. 「キーボードレイアウトの選択」で、[Microsoft IME] をクリック

  5. 「オプションの選択」で、[トラブルシューティング]をクリック

    ※ リカバリープログラムがドライブ C: に Windows システムを発見した場合、[続行]と表示されます。[続行]をクリックすると、リカバリープログラムを終了して、Windowsを起動します。

  6. 「詳細オプション」で、[イメージでシステムを回復]をクリック

  7. OS選択が表示された場合は、[Windows 10]をクリック

  8. [次へ]をクリック

  9. [次へ]をクリック

    ※ バックアップ時と同じ個体に対してリカバリーをおこなう場合、チェックを外します。

    ※ バックアップ時とは別の個体に対してリカバリーをおこなう場合、チェックを入れます。

    ※ チェックができない場合は、ハードディスクに対してDiskpartのcleanコマンドを実施してください。

    Diskpartのcleanコマンドの実施方法

    ① USB HDDなどの機器を取り外す

    ※ 誤って対象以外のディスクを消去しないためです。

    ② リカバリーメディアからコマンドプロンプトを起動する

    ③ diskpart と入力し、[Enter]キーを押す

    ④ list disk と入力し、[Enter]キーを押す

    ⑤ すべてのカートリッジのディスク番号を確認

    ⑥ sel disk x(xは⑤で確認した番号) と入力し、[Enter]キーを押す

    ⑦ detail diskと入力し、[Enter]キーを押す(目的のディスクであることを確認)

    ⑧ cleanと入力し、[Enter]キーを押す

    ⑨ ⑥~⑧を繰り返し、すべてのカートリッジでcleanを実行する

    ⑩ exit と入力し、[Enter]キーを押す

  10. [完了]をクリック

  11. 内容を確認し、[はい]をクリック

    ご注意

    [はい]をクリックすると、現在のディスク内容はすべて消去され、バックアップされていたイメージに置き換わります。

復元処理を開始します。リカバリーUSBメモリーを抜いてください。復元後は自動的に再起動します。

設定例の内容

エラー発生時や起動中の画面をユーザーに見られないように省略する方法についてご案内します。

必要な機能を使用可能にする

Windows 機能の有効化または無効化で、[カスタムログオン]と[ブランドではないブート]を使えるようにします。


オートログオンできるようにする

パスワードを設定している場合、オートログオンできるように設定します。


レジストリを設定する

EmbeddedLogon / BootExp / Personalization の機能を設定します。

必要な機能を使用可能にする

「Windows 機能の有効化または無効化」で[カスタムログオン][ブランドではないブート]を有効にします。
  1. コントロールパネルを開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「cont」と入力して表示された[コントロールパネル]をクリック

  2. [プログラム]→[Windows機能の有効化または無効化]をクリック

  3. [カスタムログオン][ブランドではないブート]を有効にする

    ①「Device Lockdown」の下を表示する

    ②[カスタムログオン][ブランドではないブート]にチェックを付ける

    ③[OK]をクリック

これで、必要な機能が使用可能になりました。

オートログオンできるようにする

パスワードが設定されている場合、再起動の際にログオン画面が表示されてしまいます。
そのため、オートログオンできるように設定します。

パスワードを設定していない場合は不要です

パスワードを設定していない場合、ログオン画面が表示されないため、この設定は不要です。

  1. ユーザーアカウントを開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「netplwiz」と入力して表示された[netplwiz]をクリック

  2. [ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要]のチェックを外して、[OK]をクリック

  3. パスワードを2回入力し、[OK]をクリック

これで、Windowsにオートログオンできるようになりました。

レジストリを設定する

  1. レジストリエディターを開く

  2. HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows Embedded¥EmbeddedLogonを開く

  3. 以下の項目を設定する

    項目名 備考
    Branding Neutral 1 ようこそ画面のすべてのUI 要素を無効にします。
    HideAutoLogonUI 1 自動サインインが有効になっているときにようこそ画面を非表示にします。
    HideFirstLogonAnimation 1 ログオン時のアニメーションを無効にします。

  4. HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥WindowsNT¥CurrentVersion¥UnattendSettings¥BootExpを開く

  5. 以下の項目を設定する

    項目名 備考
    HideAllBootUI 1 起動時にロゴ、ステータスインジケーター、ステータスメッセージを非表示にします。
    HideBootLogo 1 起動時にWindows ロゴが表示されないようにします。
    HideBootStatusIndicator 1 起動時にステータスインジケーターが表示されないようにします。
    HideBootStatusMessage 1 起動時にステータスメッセージが表示されないようにします。

  6. HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Policies¥Microsoft¥Windows¥Personalizationを開く

  7. 以下の項目を設定する

    項目名 備考
    NoLockScreen 1 スリープからの復帰時、ロック画面を表示せずに復帰するようにします。

  8. Windowsを再起動する

これで、Windows 起動途中の画面が表示されないようになりました。

設定例の内容

ここでは、Unified Write Filter機能を使って、Cドライブへの書き込みを制限し、起動する度に設定時の環境に戻るようにします。

Unified Write Filter(UWF)とは

指定したディスクへの書き込みを制限し、再起動する度にUWF 設定時の環境に戻すことができます。

ユーザー名には、日本語などの2バイト文字を使わないことをおすすめします

UWFで書き込み制限から除外するファイルやフォルダーのパスを指定する際、2バイト文字を含むと指定できない問題があります。

UWFを設定する

UWFを使えるようにしてから、Cドライブを書き込み禁止に指定し、UWFを有効化します。
その後、他の設定のため、UWFを一度無効化します。


Dドライブを作る

除外フォルダーのシンボリックリンク先などに別ボリュームを必要とします。
そのため、Cドライブの容量を低減し、その分でDドライブを作成します。


書き込み制限から除外する

書き込み制限から除外するフォルダー・ファイル・レジストリを設定します。
除外したいフォルダーはシンボリックリンクにして、実体はDドライブに置くようにします。


UWFを有効化する

すべての設定が終わったら、UWFを有効化して、設定は完了です。

UWFを設定する

Windowsの機能で「統合書き込みフィルター」を有効化してから、Cドライブを書き込み禁止に指定し、UWFを有効化します。その後、他の設定のため、UWFを一度無効化します。
  1. コントロールパネルを開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「cont」と入力して表示された[コントロールパネル]をクリック

  2. [プログラム]→[Windows機能の有効化または無効化]をクリック

  3. [統合書き込みフィルター]を有効にする

    ①「Device Lockdown」の下を表示する

    ②[統合書き込みフィルター]にチェックを付ける

    ③[OK]をクリック

  4. (以下の画面が表示された場合)
    [今すぐ再起動]をクリックし、Windowsを再起動する

  5. コマンドプロンプト(Windows PowerShell)を管理者権限で開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「コマンド」と入力して表示された[コマンドプロンプト]を右クリックし、[管理者として実行]をクリック

  6. 「uwfmgr volume protect c:」と入力し、[Enter]を押す

    ⇒ Cドライブへの書き込みが制限されるように設定されます(UWFが有効化するまでは、制限されません)。

  7. 「uwfmgr filter enable」と入力し、[Enter]を押す

    ⇒ UWFを有効化します。

  8. Windowsを再起動する

  9. コマンドプロンプト(Windows PowerShell)を管理者権限で開く

  10. 「uwfmgr filter disable」と入力し、[Enter]を押す

    ⇒ UWFを無効化します。
    次以降の設定は、一度UWFを有効化してから実行する必要があります。

  11. Windowsを再起動する

これで、UWFを有効化した後に無効化し、設定をする準備が整いました。

Dドライブを作る

除外フォルダーのシンボリックリンク先などに別ボリュームを必要とします。そのため、Cドライブの容量を低減し、その分でDドライブを作成します。
  1. ディスクの管理を開く

    ※ スタートボタンを右クリックし、[ディスクの管理]をクリック

  2. Cドライブを右クリックし、[ボリュームの縮小]をクリック

    エラーが表示された

    下のエラーが表示された場合、「Optimize drives」サービスを[手動]にする必要があります。

    ① コンピューターの管理を開く
    ※ スタートボタンを右クリックし、[コンピューターの管理]をクリック

    ② サービスとアプリケーション>サービスをクリック

    ③ 「Optimize drives」をダブルクリック

    ④ 「スタートアップの種類」を[手動]にして、[OK]をクリック

  3. Dドライブに用意する容量分だけ「縮小する領域のサイズ」に入力し、[縮小]をクリック

    ※ Dドライブは最低でも2GBはご用意ください。

  4. 未割り当ての領域を右クリックし、[新しいシンプルボリューム]をクリック

  5. ウィザードを進め、NTFSフォーマットのDドライブを作る

これで、Dドライブを作ることができました。

書き込み制限から除外する

書き込み制限から除外するフォルダー・ファイル・レジストリを設定します。
除外したいフォルダー・ファイル・レジストリはシンボリックリンクにして、実体はDドライブに置くようにします。
ここでは、例として弊社サイネージアプリ「時間割看板」のフォルダーを除外フォルダーに設定する手順をご案内します。

書き込み制限から除外する必要があると考えられるフォルダー・ファイル・レジストリ

• 使うアプリのデータが保存されるフォルダー(設定やキャッシュなど)

• Windowsのテンポラリーフォルダー

• 定期的に追加、変更するデータを格納するフォルダー(コンテンツなど)

• Windows Defenderを利用する場合、Microsoft社で案内しているフォルダー・ファイル・レジストリ
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/customize/enterprise/uwf-antimalware-support
(2020年12月現在の情報)

  1. 除外フォルダーにするフォルダーを切り取り、Dドライブに貼り付ける

    ※ シンボリックリンクを作るためです。
    フォルダーの実体をDドライブに持っていくとともに、同じフォルダー名がCドライブに存在しないようにします。

  2. コマンドプロンプト(Windows PowerShell)を管理者権限で開く

  3. シンボリックリンクを作る

    「mklink /D "シンボリックリンクのパス" "シンボリックリンクの中身になるフォルダーのパス"」と入力し、[Enter]キーを押します。

これで、シンボリックリンクを作ったフォルダーは、書き込み制限から除外されました。

シンボリックリンクを作れないようなフォルダーを除外フォルダーに設定したい場合

UWFの設定で、フォルダーを除外設定します。

※ この設定をした場合、こまめな再起動でオーバーレイ用のメモリーを開放してください。
除外フォルダーに設定したフォルダーに書き込むと、オーバーレイ用のメモリー(初期値1GB)が消費されてしまうことがあり、すべて消費してしまうとWindows が応答を停止してしまいます。


① コマンドプロンプト(Windows PowerShell)を管理者権限で開く

② 「uwfmgr file add-exclusion " 除外するフォルダーのパス"」と入力する

③ [Enter]キーを押す
⇒これでフォルダーの除外設定は完了です。

UWFを有効化する

すべての設定が終わったら、UWFを有効化して、設定は完了です。
  1. コマンドプロンプト(Windows PowerShell)を管理者権限で開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「コマンド」と入力して表示された[コマンドプロンプト]を右クリックして[管理者として実行]をクリック

  2. 「uwfmgr filter enable」と入力し、[Enter]を押す

    ⇒ UWFを有効化します。

  3. Windowsを再起動する

これで、UWFが有効化されました。
これ以降起動するたびに、UWFを有効化したときの状態に戻ります(除外フォルダーとDドライブを除く)。

書き込みを制限したところを変更したいときは

① コマンドプロンプト(Windows PowerShell)を管理者権限で開く

② 「uwfmgr filter disable」と入力し、[Enter]を押す
⇒ UWFを無効化します。

③ Windowsを再起動する

④ 必要な変更をする

⑤ 変更が終わったら、上記【UWFを有効化する】の手順を実行する

通電したらすぐに電源が入るようにする(AC電源連動)

AC電源が供給されたタイミングで自動的に本製品が起動するように設定します。(電源ボタンを押す手間を省けます)

※ ご購入時は本機能が無効になっています。

BIOS側の設定① - 「EUP Function」を「Disabled」に設定する

  1. 本製品を起動し、すぐにキーボードの[Delete]を連打する

    ⇒ BIOS画面が表示されます。

    ※ 通常通りWindowsが起動してきた場合は、シャットダウンしてやり直してください。

  2. [→]を押して[Advanced]タブに移動する

  3. [Power Management Setup]を選び、[Enter]を押す

  4. [EUP Function]を[Disabled]に設定する

    ※ 初期値は「Enable」です。

  5. ① [→]を押して[Exit]タブに移動する

    ② [Save Changes and Exit]を選んで[Enter]を押す

BIOS側の設定② - 「Restore AC Power Loss」を「Power On」に設定する

  1. 本製品を起動し、すぐにキーボードの[Delete]を連打する

    ⇒ BIOS画面が表示されます。

    ※ 通常通りWindowsが起動してきた場合は、シャットダウンしてやり直してください。

  2. [→]を押して[Chipset]タブに移動する

  3. [PCH Configuration]を選び、[Enter]を押す

  4. [Restore AC Power Loss]を選び、[Enter]を押す

  5. [Power On]を選び、[Enter]を押す

    ※ 初期値:「Power Off」

  6. ① [→]を押して[Exit]タブに移動する

    ② [Save Changes and Exit]を選んで[Enter]を押す

これで、AC電源が供給されると本製品が起動するようになります。

Wake on LANを設定する

本製品をWake on LANで起動できるように設定します。

※ 本機能は有線LAN接続時のみ有効です。

Windows側の設定 - 高速スタートアップを無効にする

  1. 本製品を起動し[設定]→[システム]→[電源とスリープ]→[電源の追加設定]をクリック

  2. 画面左の[電源ボタンの動作を選択する]をクリック

  3. [現在利用可能ではない設定を変更します。]をクリックし、[高速スタートアップを有効にする(推奨)]のチェックを外して、[変更の保存]をクリック

設定が完了したら、いったんWindowsを終了します。

BIOS側の設定① - 「EUP Function」を「Disabled」に設定する

  1. 本製品を起動し、すぐにキーボードの[Delete]を連打する

    ⇒ BIOS画面が表示されます。

    ※ 通常通りWindowsが起動してきた場合は、シャットダウンしてやり直してください。

  2. [→]を押して[Advanced]タブに移動する

  3. [Power Management Setup]を選び、[Enter]を押す

  4. [EUP Function]を[Disabled]に設定する

    ※ 初期値は「Enable」です。

  5. ① [→]を押して[Exit]タブに移動する

    ② [Save Changes and Exit]を選んで[Enter]を押す

BIOS側の設定② - 「Wake On Lan」を設定する

  1. 本製品を起動し、すぐにキーボードの[Delete]を連打する

    ⇒ BIOS画面が表示されます。

    ※ 通常通りWindowsが起動してきた場合は、シャットダウンしてやり直してください。

  2. [→]を押して[Advanced]タブに移動する

  3. [Power Management]を選び、[Enter]を押す

  4. [Wake On LAN]を選び、[Enter]を押す

  5. [Enabled]を選び、[Enter]を押す

    ※ 初期値:「Disabled」

  6. ① [→]を押して[Exit]タブに移動する

    ② [Save Changes and Exit]を選んで[Enter]を押す

これで、Wake on LANが利用できるようになります。

指定時刻に起動する(Wake on RTCの設定方法)

本製品を指定した時刻に起動するように設定します。

※ ご購入時は本機能が無効になっています。

Windows側の設定 - 高速スタートアップを無効にする

  1. 本製品を起動し[設定]→[システム]→[電源とスリープ]→[電源の追加設定]をクリック

  2. 画面左の[電源ボタンの動作を選択する]をクリック

  3. [現在利用可能ではない設定を変更します。]をクリックし、[高速スタートアップを有効にする(推奨)]のチェックを外して、[変更の保存]をクリック

設定が完了したら、いったんWindowsを終了します。

BIOS側の設定① - 「EUP Function」を「Disabled」に設定する

  1. 本製品を起動し、すぐにキーボードの[Delete]を連打する

    ⇒ BIOS画面が表示されます。

    ※ 通常通りWindowsが起動してきた場合は、シャットダウンしてやり直してください。

  2. [→]を押して[Advanced]タブに移動する

  3. [Power Management Setup]を選び、[Enter]を押す

  4. [EUP Function]を[Disabled]に設定する

    ※ 初期値は「Enable」です。

  5. ① [→]を押して[Exit]タブに移動する

    ② [Save Changes and Exit]を選んで[Enter]を押す

BIOS側の設定② - 起動する時刻を設定する

  1. 本製品を起動し、すぐにキーボードの[Delete]を連打する

    ⇒ BIOS画面が表示されます。

    ※ 通常通りWindowsが起動してきた場合は、シャットダウンしてやり直してください。

  2. [→]を押して[Advanced]タブに移動する

  3. [Power Management Setup]を選び、[Enter]を押す

  4. [Resume By RTC Alarm]を選び、[Enter]を押す

  5. [Enabled]を選び、[Enter]を押す

    ※ 初期値:「Disabled」

    ※ 「Every Day」を選ぶと、毎日決まった時間に起動します。

  6. 起動したい時間を24時間方式で入力する

    現在の日時(System Date、System Time)があっていることを確認してください

  7. ① [→]を押して[Exit]タブに移動する

    ② [Save Changes and Exit]を選んで[Enter]を押す

これで、指定した時刻に起動するようになります。

Windows Update自動更新を停止する

Windows Updateが実行された場合、本製品が再起動し、サイネージの動作に影響する場合があります。
自動更新を無効にすることで再起動を抑止できます。

※ ご購入時はWindows Updateが自動更新される設定になっています。

ご注意

● 自動更新を無効にする場合、セキュリティ対策のため、定期的に手動でWindows Updateの確認をお願いします。

● 自動更新を無効にしても、Windowsストアアプリのアップデートのダウンロードを停止することはできません。

  1. グループ ポリシーの編集を開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「gpedit.msc」と入力して表示された[グループポリシーの編集]をクリック

  2. [ローカルグループポリシーエディター]→[コンピューターの構成]→[管理者用テンプレート]→[Windowsコンポーネント]を開く

  3. [Windows Update]→[自動更新を構成する]をダブルクリック

  4. [無効]に設定し、[OK]をクリック

  5. [インターネット上のWindows Updateに接続しない]をダブルクリック

  6. [有効]に設定し、[OK]をクリック

  7. [イントラネットのMicrosoft更新サービスの場所を指定する]をダブルクリック

  8. ①[有効]に設定

    ②[更新を検出するためのイントラネットの更新サービスを設定する]に“dummy”を入力(任意の文字列を入力してください)

    ③[イントラネット統計サーバーの設定]に“dummy”を入力(任意の文字列を入力してください)

    ④[代替ダウンロードサーバーの設定]に“dummy”を入力(任意の文字列を入力してください)

    ⑤[OK]をクリック

  9. [管理者用テンプレート]→[Windowsコンポーネント]→[配信の最適化]を開く

  10. [ダウンロードモード]をダブルクリック

  11. ①[有効]に設定

    ②[ダウンロードモード]で[簡易(99)]を選択

    ③[OK]をクリック

  12. [管理者用テンプレート]→[システム]→[インターネット通信の管理]→[インターネット通信の設定]→[Windows Updateのすべての機能へのアクセスをオフにする]を開く

  13. [有効]に設定し、[OK]をクリック

これで、Windows Updateの自動ダウンロードが無効となり、自動でアップデートされなくなります。

リモートデスクトップ接続をできるようにする

リモートデスクトップ接続をできるように設定します。

※ ご購入時は本機能が無効になっています。

  1. コントロールパネルを開く

    ※ 検索ボタンをクリックし、「cont」と入力して表示された[コントロールパネル]をクリック

  2. [システムとセキュリティ]をクリック

  3. [システム]にある[リモート アクセスの許可]をクリック

  4. [このコンピュータへのリモート接続を許可する]にチェックし、[OK]をクリック

    ※ 初期値:「このコンピュータへのリモート接続を許可しない」

これで、リモートデスクトップ接続できるようになります。

CO2換気モニター

「CO2換気モニター」は、換気の目安になる「CO2濃度」を見える化する弊社製CO2センサー用のアプリです。弊社製CO2センサー(別売)を本製品に取り付けてご利用いただくことができます。

対応機種
UD-CO2

取扱説明書
https://www.iodata.jp/p/239867

GV-LSU200 Util

「GV-LSU200 Util」は、弊社製デュアルHDMIキャプチャー(別売)でクロマキー合成する際に利用するアプリです。 弊社製デュアルHDMIキャプチャー(別売)を本製品につなげた際にご利用いただくことができます。

対応機種
GV-LSU200

取扱説明書
https://www.iodata.jp/p/240960

よくあるトラブルを確認する

本製品のMACアドレスを確認したい

リカバリーイメージの復元で、本製品につないだUSBメモリーが表示されない

Wake on LANが有効にならない
指定した時刻に起動しない

本製品のMACアドレスを確認したい

以下の手順で確認できます。

①[スタート]ボタン→[設定]の順にクリック

②[ネットワークとインターネット]をクリック

③[状態]→[ネットワークのプロパティを表示]の順にクリック

④ 確認したいネットワークの[物理アドレス (MAC)]を確認します

リカバリーイメージの復元で、本製品につないだUSBメモリーが表示されない

・ リカバリーイメージ用のUSBメモリーを、本製品のUSBポートに直接接続してお試しください。
・ 本製品の別のUSBポートに接続してお試しください。

Wake on LANが有効にならない
指定した時刻に起動しない

EUP FunctionをEnabledにすると、シャットダウン時の待機電力を抑えることができますが、Wake On LANや指定時刻に起動する機能が無効になります。
再度【Wake on LANを設定する】または【指定時刻に起動する(Wake on RTCの設定方法)】をおこなってご確認ください。

お問い合わせ

重要

・ 本製品の電話やメール等によるサポート対応、ソフトウェアのアップデート対応、本製品がサーバー等のサービスを利用する場合、そのサービスについては、弊社が本製品の生産を完了してから5年間を目途に終了とさせていただきます。ただし状況により、5年以前に各対応を終了する場合があります。

・ 個人情報は、株式会社アイ・オー・データ機器のプライバシーポリシー(https://www.iodata.jp/privacy.htm)に基づき、適切な管理と運用をおこないます。

お問い合わせいただく前に、以下をご確認ください

・ 本マニュアルの【困ったときには】を参照
・ 弊社サポートページのQ&Aを参照
https://www.iodata.jp/support/qa/multi/webmeet/
・ 最新のソフトウェアをダウンロード
https://www.iodata.jp/support/
それでも解決できない場合は、サポートセンターへ
電話:050-3116-3012
※ 受付時間 9:00~17:00 月~金曜日(祝祭日・年末年始・夏期休業期間をのぞく)

メール:https://contact.iodata.jp/sp/inquiry/signage

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本マニュアルをお手元でご覧になるための方法をご案内します。

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ただし項目が多いマニュアルはページ数が多くなり、全体の印刷には向きません。
プリントしたいページを開き、そのページだけをWebブラウザーのプリント機能で印刷することをおすすめします。

※ マニュアルの内容量によっては、印刷が始まるまで数分掛かることがあります。

※[全ページプリント]ボタンは、スマホ・タブレットではお使いになれません。

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