動作検知する画像の動きを検知し、画像をFTPサーバーに記録したり、メールでお知らせすることができます。
また、範囲設定をおこなうと、設定した範囲のみの動作検知がおこなえます。
以下の順に設定します。
1. 動作検知機能の設定
2. 範囲設定(範囲設定する場合のみ設定)
3. スケジュール機能設定(スケジュール設定する場合のみ設定)
4.メール設定(メールに画像を送る場合は設定)
5. FTP設定(FTPに画像を送る場合は設定)
1.動作検知機能の設定
- 本製品の設定画面を開きます。(「設定画面の開き方」参照)
※ 管理権限(ユーザー名:admin)でログインしてください。
- [設定]をクリックします。
(1) [動作検知]→ [動作検知設定]の順にクリックします。
(2) [動作検知設定]の各項目を設定します。
(3) [設定]をクリックします。
動作検知機能 |
[有効]を選択します。 |
動作検知する間隔 |
動作検知する間隔を選択します。(1/3/5/10/15/20/30/45/60秒から選択)
一度、動きを検知してから、設定した間隔後、再度、動作検知が働き、撮影します。
※ 撮影枚数が多くなりすぎた場合は、「動作検知する間隔」を長めに設定すると撮影枚数が減ります。 |
撮影方法 |
動作検知した際の撮影方法を、スナップショット(静止画)または動画から選択します。
※ [動画]を選択した場合、録画できるファイル容量は最大2MBです。(2MBになると自動で録画を停止します。) |
動作検知時の録画時間 |
動作検知してから何秒間録画するかを選択します。(1/2/3/4/5/10秒から選択) |
メールで通知 |
動作検知した際の画像をメールに送信する場合は、[有効]を選択します。 |
撮影したファイルの送信先 |
動作検知した際の画像の送信先を選択します。 |
以上で、動作検知機能の設定は完了です。
範囲設定する場合は、次の「2.範囲設定」に進みます。
スケジュール機能設定をおこなう場合は、「3.スケジュール機能設定」に進みます。
範囲設定、スケジュール機能設定をおこなわない場合は、「4.メール設定」または「5.FTP設定」に進みます。
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2.範囲設定
- [範囲設定]をクリックします。
- 範囲設定にはAdobe Flash Playerが必要です。
(1)以下の画面が表示された場合は、[Adobe Flash Playerをダウンロード]をクリックし、画面の指示にしたがってインストールします。
(2)Adobe Flash Playerのインストールが完了したら、もう一度「設定範囲」メニューをクリックします。
(1) 映像の上でドラッグし、検知をおこなう範囲を設定します。
※ 検知対象の範囲を狭くすると、検知精度を上げることができます。
※ 範囲は3つまで設定できます。
(2) [感度]をドラッグし、検知をおこなう感度の設定をします。
※ 感度を上げると、検知しやすくなります。検知しすぎる場合は、感度を下げます。
(3) [しきい値]をドラッグし、検知をおこなう画像の変化量を設定します。
※ 値を小さくすると、より小さな変化でも検知することができます。
(4)すべての範囲の設定をおこなったら、[設定]をクリックします。
参考 |
ドアからの人の出入りを検知する場合 |
(1) ドアの横の領域(人が通る部分)(上記画面例のオレンジ部分)を検出範囲として設定します。
※ ドアを範囲に設定するとドアを開く瞬間に検知してしまい、ドアを開けた人の写真が撮影できません。
(2) 実際に検知されるかどうか、お試しください。
※ 検知が早すぎる場合は、しきい値を大きくします。それでも検知が早すぎる場合は、感度を小さくします。
※ 検知されない場合は、しきい値を小さくします。それでも検知されない場合は、感度を大きくします。 |
以上で、範囲設定は完了です。
スケジュール機能設定をおこなう場合は、「3.スケジュール機能設定」に進みます。
スケジュール機能設定をおこなわない場合は、「4.メール設定」または「5.FTP設定」に進みます。
3.スケジュール機能設定
- [スケジュール機能設定]をクリックします。
各項目を設定し、[設定]をクリックします。

スケジュール機能 |
[有効]を選択します。 |
時間設定 |
録画を開始する時間帯を設定します。
※ スケジュールの開始と終了は、3分以上に設定してください。 |
以上で、スケジュール機能設定は完了です。
次に、撮影したファイルの送信先の設定をおこないます。
「4.メール設定」または「5.FTP設定」に進みます。
4.メール設定
- [メール設定]をクリックします。
(1) [メール設定]の各項目を設定します。
(2) [設定]をクリックします。
※ テストファイルを送信する場合は、[設定]をクリック後、しばらくしてから[テストファイルを送信]をクリックしてください。
メールサービス |
手動設定/Yahoo!/Gmailから、送信元メールに対応するメールサービスを選択します。 |
SMTPサーバー名 |
[手動設定]の場合は、使用する送信元メールのSMTPサーバー名を入力します。
[手動設定]以外の場合は、自動的に入力されます。 |
SMTPポート番号 |
[手動設定]の場合は、使用する送信元メールのSMTPポート番号を入力します。
[手動設定]以外の場合は、自動的に入力されます。 |
宛先メールアドレス |
画像の送信先メールアドレスを入力します。
(複数の宛先を設定する場合、“;”で区切ってください。最大127文字まで可能です。) |
送信元メールアドレス |
画像の送信元メールアドレスを入力します。 |
SSL/TLS |
送信元メールに対応する暗号化方式を選択します。 |
SMTP認証 |
SMTPで認証をおこなう場合には有効にしてください。 |
アカウント |
送信元メールのアカウントを入力します。 |
パスワード |
送信元メールのパスワードを入力します。 |
参考 |
「テストメールを送信」でエラーになってしまう場合は、「困ったときには」をご参照ください。 |
以上で、メール設定は完了です。
FTP設定する場合は「5.FTP設定」に進みます。
FTP設定しない場合は、動作検知をお試しください。
5.FTP設定
- [FTP設定]をクリックします。
(1) [FTP設定]の各項目を設定します。
(2) [設定]をクリックします。
※ テストファイルを送信する場合は、[設定]をクリック後、しばらくしてから[テストファイルを送信]をクリックしてください。
FTPサーバー名 |
FTPのサーバー名を入力してください。(IPアドレス等) |
ユーザー名 |
FTPのユーザー名を入力してください。 |
パスワード |
FTPのパスワード名を入力してください。 |
ポート番号 |
FTPで使用するポート番号を入力します。(通常21番) |
パス |
FTPサーバー内のフォルダを指定します。
※下層のフォルダを設定する場合は、“/”で区切ってください。
※フォルダーおよびファイルを含めたフルパスで256文字まで入力可能
※日本語には非対応
(例:disk1フォルダーの下のTS-WLCAMフォルダーを設定する場合、 disk1/TS-WLCAM と入力) |
パッシブモード |
FTPが正常に通信できていない場合、[有効]を選択します。 |
参考 |
「テストファイルを送信」でエラーになってしまう場合は、「困ったときには」をご参照ください。 |
以上で、FTPの設定は完了です。
動作検知をお試しください。
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