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設定画面の詳細
※ 写真はUD-LT1/EXのものです。
UD-LT1 シリーズ
マルチキャリア M2M ルーター
※ 写真はUD-LT1/EXのものです。
※ 写真はUD-LT1/EXのものです。
マルチキャリア M2M ルーター
UD-LT1 シリーズは、M2Mにおいて安定したネットワークアクセスを実現するための機能を備えたモバイル回線と有線回線を利用できるルーターです。
本書の主な役割は、UD-LT1 シリーズの機能特性および主な用途をお分かりいただくとともに、UD-LT1 シリーズの設置、展開、設定作業の各方法をご理解いただき、ご使用中の一般的な不具合の対処方法を習得していただけるようにすることです。
本書が対応する製品バージョンは、以下の通りです。
製品名 | 製品バージョン |
---|---|
UD-LT1 | Appバージョン:2.0.0 Kernelバージョン:1.1.2 Bootバージョン:1.1.2 |
UD-LT1/EX | Appバージョン:2.1.3 Kernelバージョン:1.1.2 Bootバージョン:1.1.2 |
設定用パソコンをUD-LT1 シリーズの「LANポート」につなぎます。
設定用パソコンを動的IPアドレス(IPアドレスを自動に取得する、など)に設定します。
※ UD-LT1 シリーズは、ご購入時DHCPサーバー機能が有効です。
※ ご購入時のUD-LT1 シリーズの設定
IPアドレス:192.168.8.1
サブネットマスク:255.255.255.0
管理者のユーザー名:admin
管理者のパスワード:admin
設定用パソコンのWebブラウザーで「http://192.168.8.1/」を開きます。
管理者のユーザー名とパスワードを入力します(初期値はユーザー名・パスワードともに「admin」)。
⇒ 設定画面が開きます。
VPN経由、WANポート経由、4G/3G経由の3種類の方法で設定画面を開くことができます。
「セキュリティ設定 > リモート管理」をクリックします。
本製品の接続状況に合わせて、設定を[有効にします]に変更します。
※ 必要に応じてポートも設定してください。
「保存」をクリックします。
これでリモート管理の設定は完了です。
設定画面を開くためのIPアドレスを確認します。
● VPN経由の場合:
「VPN設定 > VPDN設定」で、設定したVPN設定の[表示]ボタンを押して表示される「ローカルIP」を確認します。
● WANポート経由の場合:
「ステータス > WANステータス」に表示される「IPアドレス」を確認します。
● 4G/3G経由の場合:
「ステータス > 4G/3Gステータス」に表示される「Global IPアドレス」を確認します。
設定用パソコンのWebブラウザーで「http://(確認したIPアドレス):8080」を開きます。
例:http://100.60.200.3:8080(IPアドレスが100.60.200.3の場合)
※「セキュリティ設定 > リモート管理」でポートを[80]に変更した場合は、「http://(確認したIPアドレス)」(:8080不要)を入力してください。
ユーザー名とパスワードを要求されたら、本製品に設定したユーザー名とパスワードを入力します。
⇒ 設定画面が開きます。
これで外部ネットワークから設定画面を開くことができます。
UD-LT1 シリーズにSIM カードを入れ、アンテナを取り付けます。
※ 方法については、添付の取扱説明書をご覧ください。
「ネットワーク設定 > 4G/3G」をクリックします。
[追加]をクリックします。
SIMカードの接続先を設定します。
1分ほど待ちます。
「ステータス > 4G/3Gステータス」をクリックします。
接続できていることを確認します。
これで、モバイル回線を使えるようになりました。
「ネットワーク設定 > WAN/LAN」をクリックします。
動作モードで「WAN」を選び、接続タイプ以下を設定します。
「ステータス > WANステータス」をクリックします。
接続できていることを確認します。
これで、WAN回線を使えるようになりました。
リンクバックアップを設定することにより、メイン回線に障害があった場合、自動的にバックアップ回線へ切り替えることができます。
ここでは、メイン回線をWAN回線、バックアップ回線をモバイル回線として設定する例をご案内します。
それぞれの回線を使えるようにします。
「ネットワーク設定 > ネットワーク接続」をクリックします。
ネットワーク接続を設定します。
これで、メイン回線がWAN回線になりました。
「ネットワーク設定 > リンクのバックアップ」をクリックします。
[追加]をクリックします。
メイン回線の設定を入力し「保存」をクリックします。
もう一度、[追加]をクリックします。
バックアップ回線の設定を入力し「保存」をクリックします。
「転送設定 > NAT」をクリックします。
[追加]をクリックします。
設定し、「保存」をクリックします。
MASQリストに「eth0」と「modem」があることを確認します。
これで、障害があったときにバックアップ回線に切り換わるようになりました。
UD-LT1 シリーズは、通信に障害があった際に通信復旧を試みることができます。
指定したIPアドレスやドメインにPINGを実行しても通信が確認できない場合、モバイル回線の再接続や本体のリブートを行います。
「アプリケーション設定 > ICMP検出」をクリックします。
「ICMP検出」機能を「追加」します。
項目を設定します。
「保存」をクリックします。
上の手順を繰り返し、設定例2も参考に設定します。
これで、障害があったときに通信復旧を試みるようになりました。
UD-LT1 シリーズは、タスクを設定することにより、24時間ごとに本体をリブートするなどの設定ができます。
「アプリケーション設定 > タスク管理」をクリックします。
タスクを「追加」します。
項目を設定します。
「保存」をクリックします。
タスクが追加されます。
UD-LT1 シリーズは、タスクを設定することにより、モバイル回線を指定した時間帯だけオンライン状態にすることができます。
「アプリケーション設定 > タスク管理」をクリックします。
タスクを「追加」します。
項目を設定します。
「保存」をクリックします。
タスクが追加されます。
ポートを開放することにより、インターネット側のポート番号によってLAN側の任意の端末と通信することができます。ここでは、メイン回線をWAN回線、バックアップ回線をモバイル回線として設定する例をご案内します。
※ 外部ネットワークからアクセスする場合は、本製品にグローバルIPアドレスが割り当てられている必要があります。
グローバルIPアドレスが付与されないSIMをお使いの場合はご利用いただけません。ご注意ください。
「転送設定 > NAT」をクリックします。
[追加]をクリックします。
切り替えタイプで「DNAT」を選びます。
インターフェイス以下を設定します。
● インターフェイス
「Modem」
● 初期ポート
インターネット側ポート番号
● マッピングアドレス
公開する機器のIPアドレス
● タイプポート
LAN側ポート番号
[保存]をクリックします。
これで、DNATが設定できました。
UD-LT1 シリーズを2台用意し、サーバー側とクライアント側として使います。
「ネットワーク設定 > LAN」をクリックします。
「IP1」を変更します(サーバー側UD-LT1 シリーズのIPアドレスを変更)。
※ 例は、192.168.8.1/24 ⇒ 192.168.100.1/24
[保存]をクリックします。
インターネットに接続できるように設定する
「VPN設定 > L2TPサーバー設定」をクリックします。
項目を設定します。
[保存]をクリックします。
これで、クライアント側を接続する準備ができました。
インターネットに接続できるように設定する
「VPN設定 > VPDN設定」をクリックします。
VPDNルールを「追加」します。
項目を設定します。
「転送設定 > NAT」をクリックします。
項目を設定します。
● 切り替えタイプ
「MASQ」
● インターフェイス
vpdnXXXX
「転送設定 > ルーティング」をクリックします。
項目を設定します。
● ルートタイプ
「ルーティング」
● ネットワークアドレス
192.168.100.0/24 (サーバーのLAN側)
● ゲートウェイタイプ
「インターフェイス」
● ゲートウェイ
vpdnXXXX
これで、サーバーに接続できました。
サーバー側からクライアント側へアクセスできるように設定します。
「転送設定 > ルーティング」をクリックします。
項目を設定します。
[保存]をクリックします。
これで、VPN接続できるようになりました。
Ciscoルーターにクライアント側として接続する設定例をご案内します。
「VPN設定 > IPSec設定」をクリックします。
新しいIPSecルールを「追加」します。
まずPhase1の項目を設定します。
● 選択
ここでは「Phase1」を選びます。
● ポリシー名
「p1」
● ネゴシエーションモード
「main」
● 暗号化モード
「3des」
● ハッシュアルゴリズム
「md5」
● 検証モード
「psk」
● 事前共有キー
事前共有キーを設定します。最大24文字。
● IKE生存期間
「3600」
● DHグループ
「DH_group2_1024bit」
● IKEプロトコルの再交渉
「無効にします」
● DPD検出
「有効にします」
● 検出間隔
「30」
● 再試行回数
「4」
「保存」をクリックします。
⇒ フェーズ1の設定は完了です。
次にPhase2の項目を設定します。
● 選択
ここでは「Phase2」を選びます。
● ポリシー名
「p2」
● 送信プロトコル
「esp」
● 暗号化モード
「3des」
● ハッシュアルゴリズム
「md5」
● PFS機能
「open」
● DHグループ
「DH_group2_1024bit」
● キー生存期間
「3600」
● 送信モード
「tunnel」
● ローカルサブネット
「192.168.8.0/24」
● 遠位サブネット
「192.168.88.0/24」
「保存」をクリックします。
⇒ フェーズ2の設定は完了です。
最後にIPSecの項目を設定します。
● 選択
ここでは「IPSec」を選びます。
● インターフェイス名
「test」
● Phase1とマッチ
「P1」
● Phase2とマッチ
「P2」
● サービスアドレス
対応するIPSecサーバーのIPまたはドメインを入力します。
● 暗号化インターフェイス
「modem」
「保存」をクリックします。
⇒ IPSecの設定は完了です。ルーターは自動的にIPSec接続を開始します。
上記の設定を行うと下のように表示されます。
「VPN設定 > OpenVPN設定」をクリックします。
「OpenVPNサービス」の[有効にします]をクリックします。
[保存]をクリックします。
これで、OpenVPNサービスが有効になりました。
証明書、keyファイル、ta.keyファイルの3つのファイルを登録します。
「システム管理 > システム設定」をクリックします。
「ファームウェア更新」の[ファイルを選択]をクリックし、証明書を指定します。
[アップデート]をクリックします。
⇒ 証明書を登録できました。
手順2,3を繰り返し、keyファイル、ta.keyファイルも登録します。
これで、証明書、keyファイル、ta.keyファイルの3つのファイルを登録できました。
「VPN設定 > OpenVPN設定」をクリックします。
「基本設定」内を設定します。(OpenVPN設定)
[保存]をクリックします。
これで、OpenVPNと接続できるようになりました。接続をお試しください。
UD-LT1 シリーズの設定を構成ファイルとして保存し、必要に応じて復元できます。
「システム管理 > システム設定」をクリックします。
「設定の保存と復元」の暗号キーに文字列を入力します(英数字8文字まで)。
※ この文字列は復元時に入力する必要があります。
[エクスポート]をクリックします。
これで、設定を記録した構成ファイルが保存されました。
「システム管理 > システム設定」をクリックします。
「設定の保存と復元」の暗号キーに、保存時に入力したものと同じ文字列を入力します(英数字8文字まで)。
[ファイルを選択]をクリックし、保存しておいた構成ファイルを指定します。
[インポート]をクリックします。
これで、構成ファイルに記録された設定に復元されました。
当社 DDNS サービス「iobb.net」を利用し、固定したホスト名で UD-LT1 シリーズにアクセスできるようにします。
(2024/5/24 追加)
ダイナミック DNS サービス「iobb.net」は、2024 年 12 月末をもちまして提供を終了いたします。詳細はこちらをご確認ください。
これに伴い 2025 年 1 月以降は本機能をご利用いただけなくなります。ご了承ください。
iobb.netを利用するには、当社会員情報サービス「IOPortal」にUD-LT1 シリーズを登録し、「iobb.net」の利用を申し込む必要があります。
IOPortal にアクセスする。
ログインします。
※ 初めて利用する場合は、[新規会員登録へ]から会員登録してください。
[製品を登録する]をクリックします。
UD-LT1 シリーズのシリアル番号を入力し、[製品を登録する]をクリックします。
※ シリアル番号は、UD-LT1 シリーズの底面に貼付されたシールに「S/N」として印字されています。
[サービス]をクリックします。
UD-LT1 シリーズの[申込・変更]をクリックします。
ioBB.netの[申込]をクリックします。
[iobb.net ユーザー登録]をクリックします。
利用規約をよくお読みください。
利用規約に同意できる場合は、[同意します]をクリックします。
DDNSで利用するホスト名を入力し、[検索]をクリックします。
※ エラーが表示された場合は、利用可能なホスト名になるまで入力し直してください。
パスワードを入力し(確認用を含めて2回)、[申込みします]をクリックします。
これで、設定を記録した構成ファイルが保存されました。
「アプリケーション設定 > DDNS設定」をクリックします。
DDNSサービスの[有効にします]をクリックします。
サービスプロバイダで[iobb.net]を選びます。
iobb.netを使えるようにするで申し込んだホスト名、シリアルナンバー(シリアル番号)、パスワードを入力します。
[保存]をクリックします。
これで、しばらくするとホスト名(●●●.iobb.net)でUD-LT1 シリーズにアクセスできるようになります。
特定のポートを使用した通信をブロックする設定例をご案内します。
「セキュリティ設定 > IPフィルタリング」をクリックします。
新しいIPフィルタールールを「追加」します。
項目を設定します。
フィルタリングタイプ
[入力]を選択
フィルタリング動作
[拒否]を選択
プロトコル
[all]を選択
ソースアドレス
ブロックしたい機器のIPアドレス(192.168.8.xxx など)を入力。接続した機器すべてをブロック対象とする場合は 192.168.8.0/24 と入力。
ソースポート
空欄
送信先アドレスタイプ
[interface]を選択
インターフェイス
[br0]を選択
送信先ポート
ブロックするポートを入力。範囲指定する場合は 1-80 のようにハイフンで範囲指定して入力。
「保存」をクリックします。
「拒否モード」をクリックします。
LAN、WAN、モバイル回線、パラメータの切り替え、DHCP設定などのネットワーク接続の設定ができます。
「ネットワーク設定 > LAN」をクリックします。
項目を設定します。
● ホスト名
ルーター名を設定します。最長32文字(既定値:router)
● IP1~4
サブネットワークを分割します。これらのサブネットは通信可能
(既定値:IP1=192.168.8.1/24、IP2~4=(空))
「保存」をクリックすると完了です。
有線によるインターネット接続設定をします。
「ネットワーク設定 > WAN/LAN」をクリックします。
項目を設定します。
● 動作モード
• WAN(既定値)
WAN/LANポートはWANインターフェイスとして機能します。
• LAN
WAN/LANインターフェイスはLANインターフェイスとして機能し、IPアドレスはLAN設定ページのLAN設定と同じになります。
● 接続タイプ
WANの接続タイプを設定します。
• 固定設定(既定値)
static ipを設定した場合、WAN IPを手動で設定します(静的IP)。
ゲートウェイ、DNSなども手動で設定する必要があります
• 自動取得
DHCPでIPアドレスを取得できます
• PPPoE
PPPoEダイヤルでIPを取得できます。
通常はADSLモデムに接続する必要があります
● IPアドレス
IPアドレスを設定します
(既定値:192.168.10.1/24)
● IPアドレス
自動取得されたIPアドレスが表示されます。
● サービス名
PPPoEサービス名を設定します。最大64文字、空白なし
● ユーザー名/パスワード
ISPから提供されるユーザー名を設定します。最大64文字、空白なし
● 詳細設定
「表示」をクリックすると、詳細設定のパラメータが表示されます。
※ 必要な場合のみ設定してください。
● CHAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● PAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● MS-CHAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● MS2-CHAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● EAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● 圧縮制御プロトコル
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● アドレス/圧縮制御
アドレス・コントロールフィールド圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● プロトコルまたは圧縮
プロトコルフィールド圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● VJ TCP/IP ヘッダー圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● ID接続圧縮
コネクションID圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● デバッグ
PPP接続ログを有効にします。
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● 対向のDNSクライアント
PPP接続時にDNSアドレスを自動で取得します。
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● LCP間隔時間
値の範囲:1~512(既定値:30)、単位:秒
● LCP再試行回数
値の範囲:1~512(既定値:5)
● 最大転送ユニット(MTU)
値の範囲:128~16364バイト
● 最大受信ユニット(MRU)
値の範囲:128~16364バイト
● ローカルIP
PPP接続時に固定のIPアドレスを利用する場合に設定します。
(ISPから提供されるアドレスを設定します 設定例:10.10.10.1)
● リモートIP
PPP接続時に固定のIPアドレスを利用する場合に設定します。
(ISPから提供されるアドレスを設定します 設定例:10.10.10.254)
「保存」をクリックします。
4G/3G の接続先を追加します。
「ネットワーク設定 > 4G/3G」をクリックします。
「追加」をクリックします。
項目を設定します。
● 自動ダイヤル
現在のAPNで自動的に接続します。
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● 接続先名
接続設定の識別用に任意の名前を設定できます。最大12文字
● APN
ISPより提供されるAPNを設定します。最大64文字
● アクセス番号
通常は(空)のままにします。
回線事業者から指定がある場合は、その値を入力します。最大64バイト
● ユーザー名/パスワード
ISPによって提供される情報を設定します。最大64バイト
● ネットワークモード
3G固定、4G固定にしたい場合に設定します。
auto(既定値)、3G、LTE
● インターフェイスモード
モバイル回線との接続方法を設定します。
• dhcp(既定値)
DHCPクライアントのように、ISPからIPアドレスを取得します。
• pppd
ダイヤルアップモデムのように、ISPからIPアドレスを取得します。
• bridge
機能は使用できません。
● 詳細設定
「表示」をクリックすると、詳細設定のパラメータが表示されます。
※ 必要な場合のみ設定してください。
● CHAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● PAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● MS-CHAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● MS2-CHAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● EAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● 圧縮制御プロトコル
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● アドレス/圧縮制御
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● プロトコルまたは圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● VJ TCP/IP ヘッダー圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● ID接続圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● デバッグ
PPP接続ログを有効にします。
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● 対向のDNSクライアント
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● LCP間隔時間
値の範囲:1~512(既定値:30)、単位:秒
● LCP再試行回数
値の範囲:1~512(既定値:5)
● 最大転送ユニット
MTU
値の範囲:128~16364バイト
● 最大受信ユニット
MRU
値の範囲:128~16364バイト
● ローカルIP
PPP接続時に固定のIPアドレスを利用する場合に設定します。
(ISPから提供されるアドレスを設定します 設定例:10.10.10.1)
● リモートIP
PPP接続時に固定のIPアドレスを利用する場合に設定します。
(ISPから提供されるアドレスを設定します 設定例:10.10.10.254)
「保存」をクリックします。
「ネットワーク設定 > ネットワーク接続」をクリックします。
項目を設定します。
● デフォルトルーター
インターネット接続に使用する方法を選びます。
• modem(既定値)
モバイル回線
• eth0
有線回線
● ゲートウェイ
デフォルトルーターがeth0の場合、ゲートウェイとDNSを指定する必要があります。
設定例:192.168.10.254
● DNSタイプ
interfaceの場合、DNSは自動的に取得されます
interface(既定値)、custom から設定します。
● DNS1/DNS2
手動でDNSを設定します。
設定例:8.8.8.8
● インターフェイス名
ルーターはこのインターフェイスからDNSアドレスを取得します。
modem(既定値)、eth0 から設定します。
「保存」をクリックします。
この機能は通信回線に障害があった際に自動的に回線を切り替えることで安定した通信を実現する機能です。設定したIPアドレス宛にPINGを実行し、設定した条件を満たすと回線に障害が発生したと判断し、バックアップ回線での接続を行います。バックアップ回線での接続中に、設定した条件を満たすと回線が復旧したと判断し、メイン回線での接続に戻ります。
バックアップ設定にはホットバックアップとコールドバックアップがあります。ホットバックアップはバックアップ回線が常に接続された状態になることで切り替え時間は少なくて済みますが、通信が発生する場合があります。
A. 転送設定 > ルーティングで設定したルートを削除する必要があります。
B. 各リンクのマスカレードを、転送設定 > NAT > MASQで追加する必要があります。
「ネットワーク設定 > リンクのバックアップ」をクリックします。
項目を設定します。
● ステータス
リンクのバックアップ機能を有効または無効にします
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● ルール名
リンクのバックアップのルール名
値の範囲:0-9
※ 0はmainまたはbackupとして機能することができ、1-9はbackupとしてだけ設定できます。
1-9はその数が小さいほど優先されます。
● リンクランウェイ
• main(既定値)
リンク動作モードはメインリンクです。
• backup
リンク動作モードはバックアップリンクです
● バックアップモード
cold(既定値)、hot から設定します。
● ガーディアンタイム
「リンクランウェイ」によって動きが異なります。
「main」の場合、設定した時間メインリンクが安定動作していることを確認した上で、バックアップリンクからメインリンクに復帰します。
「backup」の場合、この項目を設定することはおすすめしません。バックアップリンクに切り替わってから設定した時間が経つと強制的にメインリンクに復帰します。この際、メインリンクが動作しているかどうかは考慮されません。
値の範囲:1-65535、単位:秒
● インターフェイス名
リンクの切り替えに使用されるインターフェイスを設定します。
modem 0(既定値)、eth0 から設定します。
● 検出IPまたはドメイン名
pingパケットの宛先のIPアドレスまたはドメイン名を設定します。最大64文字
● 検出間隔/最大回数
リンクテストの間隔、リンクテストの試行回数を設定します。設定値はメインからバックアップ、バックアップからメインへの切替えで共通です。
値の範囲:1-65535、単位:秒/回
「保存」をクリックします。
LANに接続された機器へアドレスを配布します。
「ネットワーク設定 > DHCP設定」をクリックします。
項目を設定します。
● DHCPサーバー
DHCP機能を有効または無効にします
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● アドレスプール
配布するIPアドレスの範囲を設定します。
• br0(既定値)
セグメント範囲すべてが指定される
• custom
取得する範囲を指定できる
● スタートIP
配布するIPアドレスを設定します
設定例:192.168.8.2
● エンドIP
配布するIPアドレスを設定します
設定例:192.168.8.254
● ゲートウェイタイプ
配布するデフォルトゲートウェイのアドレスを設定します。
• default(既定値)
ルーターに割り当てられたデフォルトゲートウェイを配布する
• br0
• eth0
• custom
手動でゲートウェイアドレスを設定します。
● DNSタイプ
配布するDNSサーバーアドレスを設定します。
• default(既定値)
ルーターに割り当てられたDNSアドレスを配布します。
• modem
• eth0
• br0
• custom
手動でDNSアドレスを設定します。
● リース時間
値の範囲:120-86400(既定値:3600)、単位:秒
● IPアドレス
設定例:192.168.8.2
● MACアドレス
設定例:00:1A:4D:34:B1:8E
「保存」をクリックします。
通信に障害があった際にモバイル回線の再接続、本体のリブートを行い、通信復旧を試みる機能です。設定したIPアドレス宛にPINGを実行し、設定した条件を満たすと障害が発生したと判断します。最大10個のICMP検出を設定できます。
「アプリケーション設定 > ICMP検出」をクリックします。
「ICMP検出」機能を「追加」します。
項目を設定します。
● 検出サービス
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● ルール名
任意の名前をつけることができます。最大12バイト。
● 検出方式
「宛先アドレス」「バックアップアドレス」に対して行う確認方法を設定します。
• icmp(既定値)
LAN内またはMODEMに対してping応答で確認します。
• domain
WAN側(WANポートまたはMODEM)に対して名前解決で確認します。
● 宛先アドレス
ICMPチェックの宛先アドレスを設定します。最大64バイト。
● バックアップアドレス
「宛先アドレス」がICMPチェックによって通信が確認できない場合、「バックアップアドレス」を確認します。それでも通信ができない場合にチェックが失敗したと判断します。最大64バイト。
● 検出間隔/最大回数
ICMPチェックをする時間間隔と最大チェック失敗回数を設定します。チェックの失敗回数が最大回数に達したら、「タイムアウトアクション」が行われます。
値の範囲:1-65535、単位:秒/回
● 送信元インターフェイス
• br0(既定値)
確認のためのICMP検出パケットを、WAN回線または4G/3G、LANに送信します。
• modem
確認のためのICMP検出パケットを、4G/3Gだけに送信します。
※ 通常は「br0」に設定してください。
● タイムアウトアクション
チェックの失敗回数が最大失敗回数に達した場合に行われるアクションを選択します。
• modem-reset(既定値)
モバイル回線の再接続
• reboot
ルーターの再起動
「保存」をクリックします。
「アプリケーション設定 > DDNS設定」をクリックします。
項目を設定します。
● DDNSサービス
DDNSサービス機能を有効にするかどうか設定します。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● サービスプロバイダー
DDNSサービスプロバイダーを選択します。モバイル回線でDDNSをご利用いただく際は、グローバルIPアドレスが付与されたSIMが必要です。
iobb.net※、dnsexit、dyndns、zoneedit(既定値)、changeip から設定します。
※ ダイナミックDNSサービス「iobb.net」は、2024年12月末をもちまして提供を終了いたします。
詳細はこちらをご確認ください。
● ホスト名
IOPortalで登録した、iobb.netのホスト名を入力します。
3~16文字(「.iobb.net」部分は含みません)。
● シリアルナンバー
UD-LT1 シリーズのシリアルナンバーを入力します。
大文字英数字 12文字。
● パスワード
IOPortalで登録した、iobb.netのパスワードを入力します。
6~16文字。
● ステータス
現在の状態が表示されます。
● サービスポート
サービスプロバイダーが提供するDDNSサーバーのポート番号を設定します。
値の範囲:1~65535(既定値:(空) この場合、80ポートを意味します)
● ユーザー名/パスワード
サービスプロバイダーで登録されたDDNSサービスのユーザー名/パスワードを設定します。
最大64バイト。
● ユーザードメイン
サービスプロバイダーが提供するDDNSサービスのドメインを設定します。
最大64バイト。
● 更新間隔
DDNSクライアントが新しいIPを取得する間隔を設定します。
値の範囲:120~86400、単位:秒。
「保存」をクリックします。
SNMP(Simple Network Management Protocol:シンプル ネットワーク マネージメント プロトコル)を使用することで、ルーターをリモートから監視し、ルーターのステータスを把握できるようになります(VPN、モバイル回線などのインターフェイスステータスのチェックをサポートします)。
「アプリケーション設定 > SNMP設定」をクリックします。
項目を設定します。
● SNMPサービス
SNMPサービスを有効または無効にします。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● サービスポート
値の範囲:1~65535(既定値:161)
● コミュニティ
最大64バイト。
● Trap IP
Trapの通知先IPアドレスを設定します。
● Trapポート
Trapの通知先ポート番号を設定します。
値の範囲:1-65535
● ループバック状態識別
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
「保存」をクリックします。
現在使用しません。
スケジュールでモバイル回線を夜間のみ有効とすることで、モバイル回線の通信費を抑えることができます。(モバイル回線の契約によります)
定期的にモバイル回線の再接続/本体のリブートをさせることで、ルーターのメモリリークなどの不具合によるトラブルを未然に防ぐことも可能です。
「アプリケーション設定 > タスク管理」をクリックします。
タスクを「追加」します。
項目を設定します。
● 状態
タスクを有効または無効にします。
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● タスク名
タスクの名前。最大12桁。
● タスクの種類
• modem-online(既定値)
モバイル回線をオンラインにします。
• reboot
本体を再起動します。
● タイムタイプ
modem-onlineの場合はrange固定です。
rebootの場合にrange/intervalを選べます。
• range(既定値)
時間指定する場合に選択します。
• interval
実施間隔を設定する場合に選択します。
● 時計
開始時間/終了時間を設定します。開始および終了時刻(時・分)が同じである場合、その時刻にアクションが実行されます。
値の範囲:00:00~23:59
● 日
1か月にタスクを行う日数。
値の範囲:01~31
● 週
1週間にタスクを行う日数。「日」と「週」の両方が入力されている場合、両方の条件を満たす場合に限り、タスクが開始されます。
値の範囲:1~7(月曜日は1)
● インターバル
開始時間/アクションタスクの時間間隔
値の範囲:1-65535、単位:分
「保存」をクリックします。
UD-LT1 シリーズは、L2TP/PPTP/GRE/IPIP/IPSecといったVPNに対応しています。
VPDNは、Virtual Private Dial-up Networks(仮想プライベート ダイヤルアップ ネットワーク)のことでL2TPとPPTPに対応しています。
「VPN設定 > VPDN設定」をクリックします。
「チャンネルキー」を設定します。
※「チャンネルキー」はローカル側とリモート側の両方のルーターで同じにする必要があります。
VPDNルールを「追加」します。
項目を設定します。
● VPDN サービス
VPDNを有効または無効にします。
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● インターフェイス名
このVPDNの名前を設定します(保存後は修正できません)。最大8バイト。
● プロトコル
l2tp(既定値)、pptp から設定します。
保存後は修正できません。
● サービスアドレス
アクセスするサーバーのIPまたはドメインを入力します。
● ユーザー名
アクセスするサーバーのユーザー名を入力します。
● パスワード
アクセスするサーバーのパスワードを入力します。
● 詳細設定
「表示」をクリックすると、詳細設定のパラメータが表示されます。
※ 必要な場合のみ設定してください。
● CHAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● PAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● MS-CHAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● MS2-CHAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● EAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● 圧縮制御プロトコル
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● アドレス/圧縮制御
アドレス・コントロールフィールド圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● プロトコルまたは圧縮
プロトコルフィールド圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● VJ TCP/IP ヘッダー圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● ID接続圧縮
コネクションID圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● デバッグ
PPP接続ログを有効にします。
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● 対向のDNSクライアント
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● LCP間隔時間
値の範囲:1~512(既定値:30)、単位:秒
● LCP再試行回数
値の範囲:1~512(既定値:5)
● 最大転送ユニット
値の範囲:128~16364バイト
● 最大受信ユニット
値の範囲:128~16364バイト
● ローカルIP
固定のIPアドレスを利用する場合に設定します。
● リモートIP
固定のIPアドレスを利用する場合に設定します。
● エキスパートオプション
下のいずれか(または複数)を入力します。
複数入力する場合は、1つのオプションごとに改行します。
• nomppe
MPPE(Microsoft Point to Point Encryption)を無効にします。
• mppe required
MPPE(Microsoft Point to Point Encryption)の暗号化を有効にします。
• mppe stateless
ステートレスMPPE(Microsoft Point to Point Encryption)の暗号化を有効にします。
• nodeflate
デフォルト圧縮を無効にします。
• nobsdcomp
BSD-Compress圧縮を無効にします。
• default-asyncmap
asyncmapプロトコル圧縮を無効にします。
「保存」をクリックします。
⇒ ルーターは自動的にVPN接続を開始します。接続状況を表示するには一覧画面で「表示」をクリックします。
「VPN設定 > L2TPサーバー設定」をクリックします。
項目を設定します。
● L2TPサーバー
L2TPサーバーを有効または無効にします。
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● ローカルアドレス
L2TPサーバーのIPを入力します。
● アドレスプール
Customから変更できません。
● 開始IP/終了IP
L2TPクライアントに配布するIPアドレスの範囲を設定することができます。
● DNS
L2TPクライアントに配布するDNSアドレスを設定します。
● ユーザー名
L2TPサーバーに接続するためのユーザー名を設定します。
● パスワード
L2TPサーバーに接続するためのパスワードを設定します。
● 詳細設定
「表示」をクリックすると、詳細設定のパラメータが表示されます。
※ 必要な場合のみ設定してください。
● CHAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● PAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● MS-CHAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● MS2-CHAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● EAP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● 圧縮制御プロトコル
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● アドレス/圧縮制御
アドレス・コントロールフィールド圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● プロトコルまたは圧縮
プロトコルフィールド圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● VJ TCP/IP ヘッダー圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● ID接続圧縮
コネクションID圧縮
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● デバッグ
PPP接続ログを有効にします。
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● クライアントにアサインされたIP
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● LCP間隔時間
値の範囲:1~512(既定値:30)、単位:秒
● LCP再試行回数
値の範囲:1~512(既定値:5)
● 最大転送ユニット
値の範囲:128~16364バイト
● 最大受信ユニット
値の範囲:128~16364バイト
「保存」をクリックします。
⇒ L2TPサーバー設定がされると、ルーターはVPNクライアントからのリクエストを待受状態となります。
GREおよびIPIPトンネルの設定に対応しています。
「VPN設定 > トンネル設定」をクリックします。
新しいトンネルを「追加」します。
項目を設定します。
● トンネルサービス
IPトンネルサービスを有効または無効にします。
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● トンネル名
このトンネルの名前を設定します(保存後は修正できません)。最大8バイト。
● トンネルモード
gre、ipip(既定値) から設定します。
● インターフェイス仮想IP
ローカルトンネルの仮想IPアドレス
フォーマット:インターフェイスタイプA.B.C.D/マスク
● ピアインターフェイス仮想IP
ピアトンネルの仮想IPアドレス
フォーマット:インターフェイスタイプA.B.C.D/マスク
● インターフェイスタイプ
インターフェイス、スタティックIP(既定値) から設定します。
● ピアアドレス
対応するネットワークトンネルの外部インターフェイスIP。通常はパブリックIPアドレスですが、LAN IPにもなることができます。
フォーマット:インターフェイスタイプA.B.C.D/マスク
● ローカルインターフェイス
接続したインターフェイスを外部インターフェイスとして選択します。
modem(既定値)、eth0 から設定します。
● ローカルアドレス
外部ネットワークに接続するIPアドレスを設定します。
フォーマット:インターフェイスタイプA.B.C.D/マスク
「保存」をクリックします。
「VPN設定 > IPSec設定」をクリックします。
新しいIPSecルールを「追加」します。
まずPhase1の項目を設定します。
● 選択
ここでは「Phase1」を選びます。
● ポリシー名
フェーズ1の名前を入力します(保存後は修正できません)。主にフェーズ「IPSec」に一致させます。最大12バイト。
● ネゴシエーションモード
「aggr」をお勧めします。
main(既定値)、aggr から設定します。
● 暗号化モード
3desおよびaesに対応しています。
3des(既定値)、aes128、aes192、aes256 から設定します。
● ハッシュアルゴリズム
md5およびsha1に対応しています。
md5(既定値)、sha1、sha2_256 から設定します。
● 検証モード
認証を選択します。現在は「psk」のみをサポートしています。
psk(既定値)、rsasig、xauth から設定します。
● 事前共有キー
事前共有キーを設定します。最大24文字。
● ローカルアイデンティティ
IPSecのセルフIDを設定します。IDを入力するには、相手側のIDと一致させる必要があります。
● 対側アイデンティティ
IPSecの一致するIDを入力します。一致するIDを入力するには、相手側のIDと一致させる必要があります。
● IKE生存期間
IKEキーの寿命
値の範囲:120~86400(既定値:28800)、単位:秒。
● DHグループ
グループを選択します。
DH_group1_768bit(既定値)、DH_group2_1024bit、DH_group5_1536bit、DH_group14_2048bit から設定します。
● IKEプロトコルの再交渉
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● DPD検出
DPDサービスを有効にします
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● 検出間隔
DPDチェックの間隔を設定します。値の範囲:1~512(既定値:30)、単位:秒。
● 再試行回数
DPDチェックに連続して失敗した最大回数。値の範囲:1~512(既定値:4)。
「保存」をクリックします。
⇒ フェーズ1の設定は完了です。
次にPhase2の項目を設定します。
● 選択
ここでは「Phase2」を選びます。
● ポリシー名
フェーズ2の名前を入力します(保存後は修正できません)。主にフェーズ「IPSec」に一致させます。最大12バイト。
● 送信プロトコル
esp、ah、ah+espに対応しています。
esp(既定値)、ah、ah+esp から設定します。
● 暗号化モード
3desおよびaesに対応しています。
3des(既定値)、aes128、aes192、aes256 から設定します。
● ハッシュアルゴリズム
md5およびsha1に対応しています。
md5(既定値)、sha1 から設定します。
● PFS機能
PFSを開くまたは閉じます。
open(既定値)、close から設定します。
● DHグループ
PFSが「open」の場合、フェーズ2のSAイニシャルのキーの長さを設定する必要があります。
DH_group1_768bit(既定値)、DH_group2_1024bit、DH_group5_1536bit、DH_group14_2048bit から設定します。
● キー生存期間
IPSec SAキーの寿命。値の範囲:120~86400(既定値:3600)、単位:秒。
● 送信モード
tunnel(トンネル)、transport(トランスポート)、auto(自動)に対応しています。
auto(既定値)、transport、tunnel から設定します。
● ローカルサブネット
ローカルサブネットを設定します。「transport」モードの場合は設定不要で、「auto」と「tunnel」の場合のみ必要です。
フォーマット:A.B.C.D/マスク
● 遠位サブネット
ローカルサブネットを設定します。「transport」モードの場合は設定不要で、「auto」と「tunnel」の場合のみ必要です。
フォーマット:A.B.C.D/マスク
「保存」をクリックします。
⇒ フェーズ2の設定は完了です。
最後にIPSecの項目を設定します。
● 選択
ここでは「IPSec」を選びます。
● インターフェイス名
このフェーズの名前を入力します。最大12バイト。
● Phase1とマッチ
「Phase1」のポリシーを選択します。
● Phase2とマッチ
「Phase2」のポリシーを選択します。
● サービスアドレス
対応するIPSecサーバーのIPまたはドメインを入力します。
● 暗号化インターフェイス
IPSecの結合インターフェイスを選択し、VPDN/modem/br0をIPSecイニシャルのローカルインターフェイスとして結合すると、IPSec OVER VPDNをサポートすることができます。さらに、結合後、IPSecルールは結合されたインターフェイスのチャージに従って変更されます。これで、IPSecのダイヤリングインターフェイスのリンクを再開し、できるだけ速やかにIPSecをリンクした状態にすることができます。
br0(既定値)、modem、eth0 から設定します。
「保存」をクリックします。
⇒ IPSecの設定は完了です。ルーターは自動的にIPSec接続を開始します。接続状況を表示するには一覧画面で「表示」をクリックします。
「VPN設定 > OpenVPN設定」をクリックします。
項目を設定します。
● OPENVPN サービス
OPENVPNサービスを有効にします。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● 動作モード
• client(既定値)
クライアントタイプのモード
• multi
ピアツーピアの動作モード(ピアはサーバーではありません)
● Dev
Devはネットワークのインターフェイスタイプを表します。
• tun(OSI第3層)
ネットワーク層のデバイスをシミュレートし、IPパケットのような第3層のデータパケットを処理します。
• tap(OSI第2層:既定値)
イーサネットデバイスに相当し、イーサネットのデータフレームのような第2層のデータパケットを処理します。
● プロトコル
データ転送プロトコルタイプの設定です。ピアと一致している必要があります。
• tcp(既定値)
コネクション型の信頼できる伝送プロトコルの一つで、信頼性向上の要件が高く、通信効率が高くない場合に適しています。
• udp
コネクションレス型の信頼性に欠ける伝送プロトコルの一つで、効率が比較的高く、信頼性が比較的低い場合に適しています。
● 送信先アドレスまたはドメイン名
接続されたサーバーのアドレスを特定します。ピアと一致している必要があります。最大32バイト。
● 送信先ポート
接続されたサーバーのポートを特定します。ピアと一致している必要があります。
値の範囲:1~65535
● Compress
圧縮プロトコル:VPN接続の圧縮を開くかどうかを設定します。
サーバーが開いている場合、クライアントは開かなければなりません。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● Nobind
特定のローカルポートに結合するかどうかを設定します。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● 証明書
VPNデータ転送モードの設定です。
• ssl(既定値)
トランスポート層のネットワーク接続を暗号化します。高い安全性を実現します。
• text
送信中テキストフォームとともにトランスポートします。安全性は低くなります。
● Ca
CA証明書「ca.crt」ファイルのパスを指定します。最大32バイト。
● Key
クライアント秘密鍵「client.key」ファイルのパスを指定します。最大32バイト。
● Cert
クライアント証明書「client.crt」ファイルのパスを指定します。最大32バイト。
● Tls
静的共有鍵「ta.key」ファイルのパスを指定します。(サーバーがtls-authを利用する場合のみ必要です。)最大32バイト。
● Cipher
SSLの暗号化アルゴリズムシステム。
NONE(既定値)、BF-CBC、DES-CBC、DES-EDE-CBC、DES-EDE3-CBC、DESX-CBC、RC2-40-CBC、CAST5-CBC、RC2-64-CBC、AES-128-CBC、AES-192-CBC、AES-256-CBC、SEED-CBC から設定します。
「保存」をクリックします。
UD-LT1 シリーズの転送機能には、NAT、ルーティング、動的ルーティング(RIP、OSPF)、QoSなどがあります。
DNATは、外部ネットワークにアクセスするパケットの宛先アドレスを置き換えるために使用されます。ルーターは、外部ネットワークにアクセスするパケットの宛先アドレスをユーザーのカスタム設定に置き換えます。
「転送設定 > NAT」をクリックします。
新しいNATルールを「追加」します。
項目を設定します。
● 切り替えタイプ
ここでは「DNAT」を選びます。
● プロトコル
「TCP」、「UDP」、「ICMP」「ALL(すべて)」に対応しています。
all(既定値)、tcp、udp、icmp から設定します。
※ タイムアウト値は、TCP:7440秒、UDP:60秒、ICMP:10秒です。
● 初期アドレスタイプ
IPパケットの外部アドレスを設定します。
interface(既定値)、static から設定します。
● インターフェイス(初期アドレスタイプで「interface」を選択した場合)
ルーターのインターフェイスに対するIPパケットの外部アドレスを示しています。
br0(既定値)、modem、eth0 から設定します。
● 初期アドレス(初期アドレスタイプで「static」を選択した場合)
外部アドレスを設定します。
フォーマット1:A.B.C.D、フォーマット2:A.B.C.D/マスク
● 初期ポート
外部IPのポートを設定します。
値の範囲:1~65535。
● マッピングアドレス
内部IPアドレス。設定例:192.168.8.1
● タイプポート
内部IPアドレスのポートを設定します。
値の範囲:1~65535。
「保存」をクリックします。
SNATは送信元アドレス変換のことで、その役割はIPパケットの送信元アドレスを別のアドレスに変換することです。
「転送設定 > NAT」をクリックします。
新しいNATルールを「追加」します。
項目を設定します。
● 切り替えタイプ
ここでは「SNAT」を選びます。
● プロトコル
「TCP」、「UDP」、「ICMP」「ALL(すべて)」に対応しています。
all(既定値)、tcp、udp、icmp から設定します。
※ タイムアウト値は、TCP:7440秒、UDP:60秒、ICMP:10秒です。
● 初期アドレス
送信元アドレスを設定します。
フォーマット1:A.B.C.D、フォーマット2:A.B.C.D/マスク
● 初期ポート
送信元アドレスのポートを設定します。
値の範囲:1-65535 または [1-65535](範囲として設定することも可能です)
● マッピングアドレスタイプ
送信元アドレスの後の新しい送信元アドレスタイプを設定します。
interface(既定値)、static から設定します。
● インターフェイス
置き換え後の送信元アドレスとしてルーターのインターフェイスを選択します。
br0(既定値)、modem、eth0 から設定します。
● タイプポート
送信元アドレスのポートを設定します。
値の範囲:1-65535 または [1-65535](範囲として設定することも可能です)
「保存」をクリックします。
MASQとはマスカレードのことです。
「転送設定 > NAT」をクリックします。
新しいNATルールを「追加」します。
項目を設定します。
● 切り替えタイプ
ここでは「MASQ」を選びます。
● インターフェイス
• br0(既定値)
ルーター&LANと外部ネットワークの間の通信アドレスとしてbr0インターフェイスを使用します。
• modem
ルーター&LANと外部ネットワークの間の通信アドレスとしてモデムインターフェイスを使用します。
• eth0
ルーター&LANと外部ネットワークの間の通信アドレスとしてeth0インターフェイスを使用します。
「保存」をクリックします。
ルーティングは、ルーティングとポリシー・ルーティングに分けられます。
「ルーティング」は、ルーターがパケットを受信した場合、パケットの「宛先アドレス」に従って転送するルートを指定します。
「ポリシールーティング」は、ルーターがパケットを受信した場合、パケットの「送信元アドレス」に従って転送するルートを指定します。
ルーティングとポリシー・ルーティングの間には優先順位があり、ポリシー・ルーティングはルーティングよりも優先されます。
「転送設定 > ルーティング」をクリックします。
新しいルートを「追加」します。
項目を設定します。
● ルートタイプ
この項目の設定により、設定の内容が変わります。
ルーティング(既定値)、ポリシー・ルーティング から設定します。
● ネットワークアドレス
ルーティングの宛先IPアドレスとサブネットマスクを設定します。
フォーマット:A.B.C.D/マスク
● ゲートウェイタイプ
ルーティングのゲートウェイタイプを指定します。
スタティックIP(既定値)、インターフェイス から設定します。
● ゲートウェイ
ルーティングの次のホップIPアドレスと隣接ルーターのインターフェイスのIPアドレスを設定します。
• ゲートウェイタイプでスタティックIPを選択した場合、ゲートウェイは手動で入力する必要があります。フォーマット:A.B.C.D
• ゲートウェイタイプでインターフェイスを選択した場合、ゲートウェイはドロップダウンリストから選択する必要があります。
● ソースタイプ
ポリシールートのソースタイプを設定します。
スタティックIP(既定値)、インターフェイス から設定します。
● ネットワークアドレス(ソースタイプが「スタティックIP」の場合)
ネットワークアドレスを手動で設定する必要があります。
フォーマット:A.B.C.D/マスク
● 送信元インターフェイス(ソースタイプが「インターフェイス」の場合)
ポリシールーターの送信元ネットワークアドレスを手動で入力する必要があります。
modem(既定値)、eth0 から設定します。
● ゲートウェイタイプ
ポリシールートの次のホップIPを設定します。
スタティックIP(既定値)、インターフェイス から設定します。
● ゲートウェイ
ルーティングの次のホップIPアドレスと隣接ルーターのインターフェイスのIPアドレスを設定します。
• ゲートウェイタイプでスタティックIPを選択した場合、IPアドレスを入力します。フォーマット:A.B.C.D/マスク
• ゲートウェイタイプでインターフェイスを選択した場合、選択したインターフェイスがゲートウェイとして使用されます。
● プライオリティ
ポリシー・ルーティングの優先順位を設定します。数が小さいほど優先度は高くなります。
値の範囲:3~252
「保存」をクリックします。
「転送設定 > RIP」をクリックします。
項目を設定します。
● RIP サービス
RIPサービスを有効または無効にします。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● Redistribute Connected
Redistribute Connected(直接接続されたネットワークの再配布)を有効または無効にします。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● Redistribute Static
Redistribute Static(静的ルートの再配布)を有効または無効にします。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● Redistribute Kernel
Redistribute Kernel(カーネルルートの再配布)を有効または無効にします。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
新しいRIPルートを「追加」します。
項目を設定します。
● 通知タイプ
RIPルートのタイプを追加します。
• ネットワーク
宛先ネットワークアドレスを設定する必要があります。
• ネイバー
ネイバーのIPアドレスを設定する必要があります。
● ネットワーク(ルーターに直接接続)
RIPルートの宛先ネットワークを追加します。フォーマット:A.B.C.D/マスク
● ネイバー(ルーターに直接接続)
RIPルートのネイバーのIPアドレスを追加します。フォーマット:A.B.C.D
「保存」をクリックします。
OSPF(Open Shortest Path First:オープン ショーテスト パス ファースト)プロトコルは、内部ゲートウェイ プロトコル(IGP)の一つで、大規模ネットワークのルーティング決定における1つのAS(自律システム)で最も広く使用されているIGPです。OSPFビジネスは、ユーザーが工場のUD-LT1 シリーズで設定する必要があるかどうかをベースにすることができます。
「転送設定 > OSPF」をクリックします。
項目を設定します。
● OSPF
OSPFサービスを有効または無効にします。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● Redistribute Connected
Redistribute Connected(直接接続されたネットワークの再配布)を有効または無効にします。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● Redistribute Static
Redistribute Static(静的ルートの再配布)を有効または無効にします。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● Redistribute Kernel
Redistribute Kernel(カーネルルートの再配布)を有効または無効にします。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
新しいOSPFルートを「追加」します。
項目を設定します。
● 通知タイプ
この項目の設定により、設定の内容が変わります。
ネットワーク(既定値)、ネイバー、インターフェイス から設定します。
● ネットワーク
ネットワークアドレスをospf送信アドレスとして設定します。
フォーマット:A.B.C.D/マスク
● ドメインアドレス
ネットワークを識別するために使用されます(同じドメインアドレスのルーターのみが ルーティング情報を交換することができます)。
値の範囲:0~65535
● ネイバー
ルーターは次のホップで到達できます。
フォーマット:A.B.C.D/マスク
● インターフェイス名
ルーターのインターフェイス。
br0(既定値)、modem、eth0 から設定します。
● インターフェイス属性
ルーターのインターフェイスの属性を設定します。
コスト値(既定値)、ネットワーク から設定します。
● コスト値(インターフェイス属性が「コスト値」の場合)
ルーターのインターフェイスのコストを設定します。ルーティングテーブルを覚えるために使用されます。
値の範囲:1~65535
● ネットワーク接続(インターフェイス属性が「ネットワーク」の場合)
ルーターのインターフェイスのネットワークタイプを設定します。
broadcast、non-broad、point-to-multipoint、point-to-point から設定します。
「保存」をクリックします。
「転送設定 > QoS」をクリックします。
項目を設定します。
● ステータス
QoS機能を有効または無効にします。
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● ルール名
QoSルール名。新しいルールを追加する場合にのみ設定します。フォローアップの修正はできません。
ルール名は繰り返すことはできません。それ以外の場合では、新しいルールが追加された後でカバーされます。
最大12文字。
● トラフィック制御インターフェイス
QoSのインターフェイスタイプ
• br0(既定値)
QoSインターフェイスはLANです。
• modem
QoSインターフェイスはモバイル回線です。
● ネットワークアドレス
速度が制限されたオブジェクトをQoSに流入させるあるいはQoSから流出させるネットワークアドレス。宛先アドレスとサブネットマスクを入力します。
フォーマット:A.B.C.D/マスク
● ポート
QoSのネットワークインターフェイス。設定ですべてのポートが表示されない場合は、ポートの設定はできません。
値の範囲:1~65535
● レート
ネットワークアドレス設定の伝送速度。
値の範囲:1~65535、単位:kbps
● 冗長帯域幅
基本速度と予備の帯域幅を確保するため、通信のネットワークアドレスの最大帯域幅を、より高い優先順位で取得することができるとともに、余剰帯域幅も優先的に与えられます。
値の範囲:1~65535、単位:kbps
● プライオリティ
ルールの優先順位を設定します。「1」が最優先されます。
値の範囲:1~30
「保存」をクリックします。
IPフィルタリングは、ルーターがフィルタールールに従ってデータを転送するのを許可するか/拒否するかを判断するもので、LAN内におけるPCのインターネットサーフィンを管理します。LAN内の一部のPCが外部WANネットワークにアクセスするのを許可したり、一部のPCが特定のウェブサイトにアクセスするのを禁止したりする場合に使用されます。
「セキュリティ設定 > IPフィルタリング」をクリックします。
新しいIPフィルタールールを「追加」します。
項目を設定します。
● フィルタリングタイプ
フィルタータイプを選択します。
• 入力(既定値)
ルーターへのアクセスを許可するかどうか
• 転送
ルーター転送を許可するかどうか
● フィルタリング動作
アクションを選択します。
• 許可(既定値)
ファイアウォールがパッケージの通過を承諾します。
• 拒否
ファイアウォールがパケットを直接廃棄します。
● ミラールール(フィルタリングタイプが「転送」の場合)
• 有効
設定ルールに加え、設定ルールと全く反対のルールも自動的に追加します。それは「ソースアドレス&ソースポート」と「送信先アドレス&送信先ポート」が入れ替わったものです。
設定:ソースアドレス A
送信先アドレス B
実際の追加:
ルール1 ソースアドレス A
送信先アドレス B
ルール2 ソースアドレス B
送信先アドレス A
• 無効(既定値)
処理なし
● プロトコル
IPパケットによって使用されるプロトコル。
all(既定値)、tcp、udp、icmp から設定します。
● ソースアドレス
パケットの送信元IPアドレス。
フォーマット:インターフェイスタイプA.B.C.D/マスク
● ソースポート
パケットの送信元ポートです。プロトコルで「icmp」を選択すると、これを設定する必要はありません。
値の範囲:1-65535 または [1-65535](範囲として設定することも可能です)
● 送信先アドレスタイプ
IPパケット アクセス ルーターインターフェイスを設計します。
interface(既定値)、any(インターフェイス以外のいずれか) から設定します。
● インターフェイス(送信先アドレスタイプが「interface」の場合)
IPパケットがルーターインターフェイスにアクセスすることを意味します。
br0(既定値)、modem、eth0 から設定します。
● 送信先ポート
IPパケット アクセス ルーター ポート(プロトコルで「icmp」を選択した場合、設定は不要です)。
値の範囲:1-65535 または [1-65535](範囲として設定することも可能です)
● 送信先アドレス
IPパケットの宛先IP
フォーマット:A.B.C.D/マスク
● 送信先ポート
IPパケットの宛先ポート
値の範囲:1-65535 または [1-65535](範囲として設定することも可能です)
「保存」をクリックします。
「拒否モード」か「許可モード」をクリックします。
ドメインフィルタリングは、拒否と許可をサポートします。LAN内のPCが一部のウェブサイトにアクセスするのを禁止したり、特定のウェブサイトへのアクセスを許可したりするために使用されます。
「セキュリティ設定 > ドメインフィルタリング」をクリックします。
新しいドメインフィルタリングルールを「追加」します。
項目を設定します。
● ドメイン名のキーワード
フィルターのドメインのキーワード。
例:「www.google.com」の場合、キーワードは「google」です。
● フィルタリング動作
キーワードをフィルタリングするためのアクション
• 許可(既定値)
キーワードに該当するウェブサイトだけにアクセスでき、他のウェブサイトにはアクセスできません。
• 拒否
キーワードに該当するウェブサイトにアクセスすることはできません。
「保存」をクリックします。
「拒否モード」か「許可モード」かを選択し、「更新」をクリックします。
「セキュリティ設定 > MACフィルタリング」をクリックします。
新しいMACフィルタリングルールを「追加」します。
項目を設定します。
● MACアドレス
フィルタリングされるMACアドレス。
● フィルタリング動作
MACアドレスをフィルタリングするためのアクション
• 許可(既定値)
指定したMACアドレスはフィルタリングモードで指定する対象にアクセスできます。
• 拒否
指定したMACアドレスはフィルタリングモードで指定する対象にアクセスできません。
● フィルタリングモード
フィルタリングの対象を設定します。
• 入力(既定値)
設定画面へのアクセス
• 転送
外部(インターネット)へのアクセス
• 入力と転送
上記の両方へのアクセス
「保存」をクリックします。
「拒否モード」か「許可モード」かを選択し、「更新」をクリックします。
「セキュリティ設定 > リモート管理」をクリックします。
項目を設定します。
● ポート
インターネットからの設定に使うポート番号を設定します。
値の範囲:80、8080(既定値:8080)
● WANポート
WANポートからの設定を許可します。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● モデム
4G/3Gからの設定を許可します。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● VPN
VPN接続からの設定を許可します。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
「保存」をクリックします。
「システム」により、ルーター、ファームウェアのアップグレードおよびその他のメンテナンスのステータスを把握することができます。
「システム管理 > ローカルログ」をクリックします。
「システムログ」でログのタイプを選び、[表示]をクリックします。
⇒ ログが表示されます。
「システム管理 > リモートログ」をクリックします。
項目を設定します。
● ログステータス
リモートログを有効または無効にします。
有効にします(既定値)、無効にします から設定します。
● リモートログサーバーアドレス
リモートログサーバーのIPアドレスまたはドメインを入力します。(既定値:192.168.8.100)
● リモートログサーバーのポート
リモートログサーバーのポートを入力します。(既定値:514)
「保存」をクリックします。
「システム管理 > システム時間」をクリックします。
項目を設定します。
● ステータス
時刻同期サービスを有効または無効にします。
有効にします、無効にします(既定値) から設定します。
● 時刻同期型
システム時刻の同期方法を設定します。
ネットワーク時間(既定値)、マニュアル から設定します。
● プライマリサーバーアドレス
NTPサーバーのサーバードメインまたはIPアドレスを入力します。(既定値:pool.ntp.org)
● 代替サーバーアドレス
バックアップNTPサーバーのサーバードメインまたはIPアドレスを入力します。
● 同期間隔
NTPクライアントがNTPサーバーで時刻をチェックする間隔。例:10分毎
値の範囲:1~65535(既定値:86400)、単位:秒
● タイムゾーン
タイムゾーンをリストから選択します。(既定値:東京/tokyo)
● 協定世界時との差
「タイムゾーン」の「Custom」オプション用。例:+8または-4
● 日付
日付を設定します。
フォーマット:YYYY-MM-DD 例:2018-12-28
● 時計
時刻を設定します。
フォーマット:HH:MM:mm 例:07:01:01
「保存」をクリックします。
「システム管理 > ユーザー管理」をクリックします。
項目を設定します。
● アカウントの種類
現在「web」のみ選択できます。
● ユーザーレベル
ルーターにログインするためのアカウントレベル。
• admin(既定値)
項目を表示、変更することができます。
• guest
項目の表示、ログのエクスポート、ネットワークテストの使用が可能です。
● 現在のユーザー名
ユーザー名を表示します(既定値:admin)。
● 管理者パスワード
現在のパスワードを入力します(初期値:admin)。
● 新しいユーザー名を入力してください
新しいユーザー名を入力します。最大64文字。
● 新しいパスワードを入力してください
新しいパスワードを入力します。最大64文字。
● 新しいパスワードの確認
新しいパスワードをもう一度入力します。
● ポート
ルーターにログインするためのウェブポート。
値の範囲:1~65535(既定値:空 80として扱われます)
「保存」をクリックします。
⇒ 再度ログインする必要があります。
この機能には、Ping機能、Traceルーター機能があります。
「システム管理 > ネットワークテスト」をクリックします。
「検出アドレス」にテストするIPアドレスまたはドメインを入力します。
「ping」か「トレース」をクリックし、ルーターが宛先とリンクできるかどうかを確認します。
⇒ 検出結果にテスト結果が表示されます。
「システム管理 > システム設定」をクリックします。
「ファイルを選択」をクリックし、アップグレードするファイルを選択してから、「アップデート」をクリックします。
UD-LT1 シリーズは、2つのシステム切り替え機能をサポートしています。
「起動するシステムを切り替えます」をクリックし、ファームウェアのバージョンを切り替えることができます。ファームウェアは現在使用中のファームウェアではなく、ひとつ前のバックアップファームウェアが適用されます。
UD-LT1 シリーズは、構成ファイルのバックアップと復元をサポートしています。
•「ファイルを選択」をクリックし、インポートする構成ファイルを選択します。その後、「インポート」をクリックすると、構成データを構成ファイルとして設定します。
•「エクスポート」をクリックすると、構成ファイルをエクスポートして、ローカルPCに保存します。
• エクスポート時に「暗号キー」を入力していると、構成ファイルを暗号化でき、復元時には暗号キーが必要となります。
「暗号キー」を入力していない場合、メモ帳などでファイルを開くことができます。「暗号キー」の初期値は(空)です。
UD-LT1 シリーズには、出荷時の設定に戻す機能があります。
• デフォルトとして設定:現在の設定を工場出荷時の設定として保存します。
設定保存は、パッチとして扱われます。
• デフォルトの復元:工場出荷時の設定に戻します。
「リセット」をクリックするとルーターが再起動します。
UD-LT1 シリーズでは、「システム > FTP更新」ページから、FTPクライアントを介して、ファームウェアをアップグレードすることができます。
空白のボックスにFTP情報とファームウェアファイル名の情報を入力したら、「アップデート」をクリックし、ファイルのダウンロードとファームウェアのアップグレードを行います。アップグレード後、デバイスはこのページに結果を表示し、アップグレードが成功したかどうかを表示します。
● サーバーアドレス
FTPサーバーのIPアドレスまたはドメインを入力します。
● ポート
FTPサーバーの接続用のポートを入力します。
● パスとファイル名
アップグレード用のファームウェアのファイル名を入力します。
● ログイン名
FTP接続用のユーザー名を入力します。
● パスワード
FTP接続用のパスワードを入力します。
ステータスでは、UD-LT1 シリーズの基本情報、ネットワークステータス情報、ルーター情報が提供されます。
「ステータス > 基本情報」をクリックします。
基本情報が表示されます。
● デバイスモデル
ルーターのモデル情報を表示します。
● シリアル番号
ルーターのシリアルナンバー情報を表示します。
● ハードウェアバージョン
ルーターのハードウェアバージョン情報を表示します。
● Appバージョン
アプリケーションのバージョン情報を表示します。
● Kernelバージョン
カーネルのバージョン情報を表示します。
● Bootバージョン
ブートローダーのバージョン情報を表示します。
● 温度
デバイスの内部温度を表示します。
「ステータス > LANステータス」をクリックします。
LANステータスが表示されます。
● LAN ステータス
現在のLANインターフェイスのステータスを表示します。
● IP アドレス
LANのIPアドレスを表示します。
● サブネットマスク
LANインターフェイスのサブネットマスクを表示します。
● MACアドレス
ルーターのMACアドレスを表示します。
「ステータス > WANステータス」をクリックします。
WANステータスが表示されます。
● WAN ステータス
現在のWANが使用されているかどうかを表示します
● WAN ポートタイプ
現在のWANタイプを表示します。
WAN/LANの接続タイプがこれにあたります。
● IPアドレス
WANインターフェイスのローカルIPを表示します。
● サブネットマスク
サブネットマスクを表示します。
● MAC アドレス
ルーターのMACアドレスを表示します。
● ステータス
WANインターフェイスのPPPoEのリンクステータスを表示します。
● ローカルIP
PPPoEによって割り当てられたルーターIPを表示します。
● リモートIP
PPPoEサーバーのIPを表示します。
「ステータス > 4G/3Gステータス」をクリックします。
4G/3Gステータスが表示されます。
● 接続先名
現在のモデム名を表示します。
● 接続時間
モバイル回線の現在のオンライン時間を表示します。単位:秒。
● 4G/3Gの状態
モバイルネットワークにリンクするルーターのステータスを表示します。
● ネットワークモード
使用中のSIMの現在のネットワークタイプを表示します。
● 電波強度
モバイルネットワークの信号を表示します。
値の範囲:1-31。
アンテナアイコンは、アンテナ2本(値:1~10)、3本(値:11~20)、5本(値:21~31)の3種類あります。
● IPアドレス
ルーターがリンクする外部ネットワークのIPアドレスを表示します。
● IMEI
4G/3GモジュールのIMEIを表示します。
● Global IP アドレス
ルーターのセルラーネットワークの外部パブリックIPを表示します。
● ドメインネームサーバ
どのDNSルーターが使用されているかを表示します。
● SIMカード選択
使用中のSIMを表示します。
● SIMカードステータス
現在のSIMのステータスを表示します。
※ SIMを挿入していても、APN設定されていない場合は「no card」と表示されます。
● ICCID
SIMのICCIDを表示します。
「ステータス > ルーティングテーブル」をクリックします。
ルーティングテーブルが表示されます。
● ネットワークアドレス
ルーターが到達できるIPアドレスを表示します。
● サブネットワークマスク
ルーターが到達できるIPネットワークを表示します。「Network」とともに使用されます。
● ゲートウェイ
ルーターが到達する次のホップIPアドレスを表示します。
● インターフェイス
ルーターからゲートウェイまでのインターフェイスを表示します。
● Measure
ルーターが宛先IPに到達するルートNo.を表示します。
● プライオリティ
ルーターがルートを選択する優先順位を表示します。
ターゲットIPにより、複数のAPNから自動的にAPNを選んでパケットを送受できる機能(マルチAPN機能など)をサポートしていますか
DNSクエリーへの応答で、DDoS攻撃の踏み台になることを防ぐ機能はありますか
DDNSサービスを使用時、どのタイミングでアドレス更新しますか
IKEフェーズ1の“KeyID”の指定についてサポートしていますか
DNAT・SNAT・MASQのルールはいくつまで設定できますか
SIMフリーです。ドコモ・KDDIのネットワークを利用するMVNOもお使いいただけます。
使用可能ですが保証いたしかねます。アダプターから落下する可能性もありますので標準タイプのSIMをおすすめします。
以下のサービスがお使いいただけます。
iobb.net※1
zoneedit
dnsexit
changeip
Dyndns
※1 ダイナミックDNSサービス「iobb.net」は、2024年12月末をもちまして提供を終了いたします。
詳細はこちらをご確認ください。
(モバイル回線でダイナミックDNSをご利用いただく際は、グローバルIPアドレスが付与されたSIMが必要です。
グローバルIPアドレスが付与されているかどうかは、ご契約のISPへご確認ください。)
シスコシステムズ Cisco 2811、フォーティネット Fortigateにて動作を確認しています。
保証いたしかねます。
コールドスタンバイで~60秒、ホットスタンバイで~15秒程度となります。(Pingの間隔、リトライ回数等の切り替え判断にかかる時間を除きます)
回線断/再接続を手動操作ですることはできません。本体を再起動することで、再接続の動きをすることができます。
APNの自動選択機能には対応しておりません。
WAN側からのDNSクエリーは受け付けない仕様です。
WAN側からのPingには応答しない仕様です。
まず、再起動などの起動時にアドレスを更新します。その後、[DDNS設定]の「更新間隔」で指定した時間おきにアドレス更新します。
IKEフェーズ1の“KeyID”の指定には対応しておりません。現在対応しているのはIPアドレス、FQDNの2つです。
上限数が4つです。
DNAT・SNAT・MASQのルールは、それぞれ50まで設定できます。
IPアドレスは最大253個まで払い出せます。
LCPプロトコルでLTE切断を検知した時点で、すぐに再接続します。
IPv6には対応しておりません。
UD-LT1 シリーズにはタスク管理という機能がありますが、設定した時間内で20分間隔で再起動といった設定はできません。ただし、7:00に再起動、7:20に再起動というタスクを最大10まで設定することができます。
「セキュリティ設定>リモート管理」でインターネットからの設定を許可することができます。
症状
ルーターのLEDがすべて暗い
考えられる理由
• 電源が合っていない。添付のACアダプターをご利用ください。
• 電源が入っていない。
解決方法
• 電源がDC 5-36Vであることを確認します。
• 電源アダプターとケーブルの接続を確認します。
症状
SIMカードを差し込むことができない
ログに次のように表示される:
考えられる理由
• SIMスロットが破損している。
• SIMカードの方向が間違っている。
解決方法
• SIMスロットが破損している場合は、弊社に修理を依頼してください。
• SIMカードの方向を確認します。SIMの端子が下向きになっていることを確認してください。
症状
LANのLEDが暗く、ルーターの設定画面にアクセスできない
考えられる理由
• イーサネットケーブル接続の問題
• イーサネットケーブルの破損
• PC側のネットワークカードが異常
解決方法
• イーサネットケーブルを再接続します。
• イーサネットケーブルを交換します。
• PC側のネットワークカードの設定を確認します。
症状
アンテナを接続できない
考えられる理由
• アンテナのタイプが合っていない。
• 接続が間違っている。
解決方法
• アンテナのインターフェイスを確認してください。SMA-Jでなければなりません。添付のアンテナ、または別売りの「UD-ANT1」をご利用ください。
症状
電波状態が更新されるまで1分以上掛かる
考えられる理由
• 圏外など、電波が弱くなった場合、確認に時間がかかり更新が遅くなる。
解決方法
• 仕様です。
モバイル回線がISPネットワークからIPアドレスを無事に取得したとログに表示された場合、次のような標準的ダイヤルアッププロセスがログに表示されます:
DHCPダイヤルアップモード:
PPPダイヤルアップモード:
症状
UD-LT1 シリーズがダイヤル中に中断する、ダイヤル障害
ログに次のように表示される:
DHCPモード:
PPPモード:
考えられる理由
• SIMカードのネットワークタイプが合っていない。
• SIMの使用料を支払っていない。
• 4G/3Gの設定が間違っている。
解決方法
• ご利用のSIMをご確認ください。本製品ではNTTドコモ、KDDIのネットワークだけをご利用いただけます。
• 契約が有効なSIMカードに交換してください。プリペイドSIMの場合はリチャージしてください。
• ネットワーク設定 > 4G/3G を確認して設定を見直してください。
⇒ モバイル回線を使えるようにする
症状
UD-LT1 シリーズの4G/3Gのステータスに信号なしと表示される
ログに次のように表示される:
信号がOKの場合、ログには次のように表示されます:
考えられる理由
• アンテナの接続が間違っている
• モバイル回線がオンラインにならない
• モバイル回線がオフラインである
解決方法
• 適切なアンテナを接続します
• 4G/3Gがオンラインにできない場合は、SIMと4G/3Gの設定を確認します
• 4G/3Gがオフラインの場合、ウェイクアップ設定、ICMP設定といったルーターの設定を確認します。ルーターがオフラインになる設定になっていないかどうかを確認します。
症状
UD-LT1 シリーズがSIM/UIMカードを検知することができない
ログに次のように表示される:
SIMが適切にインストールされている場合は、ログには次のように表示されます:
考えられる理由
• 使えないSIMカードを挿している。
• SIMカードの破損。
• SIMの接触が悪い。
解決方法
• 3G通信専用SIM、auVoLTE SIMはご利用いただけません。
• SIMカードを交換します。
• SIMカードを取付しなおします。
症状
UD-LT1 シリーズの信号がない、あるいは信号が弱い。信号が弱いというのは、信号の値が1-12の間だということです。
ログに次のように表示される:
信号がOKの場合、ログには次のように表示されます:
考えられる理由
• アンテナの接続が間違っている。
• エリアの信号が弱い。
解決方法
• アンテナを確認し、再接続します。
• 通信事業者に問い合わせ、信号の問題を確認します。
症状
UD-LT1 シリーズのダイヤル障害で、圧縮プロトコルが一致していないとログに表示される
考えられる理由
• 4G/3Gの圧縮プロトコルがサーバー側と一致していない。
解決方法
• 圧縮プロトコルの設定を変更します。
4G/3Gのインターフェイスモードを「pppd」にすることで、データ使用量を抑制できます。
※ モバイル回線との接続方法であるインターフェイスモードが「DHCP」の場合、グローバルIPアドレスの確認のための定期的にパケットが発生します。
「ネットワーク設定 > 4G/3G」をクリックします。
お使いの接続先の[編集]をクリックします。
インターフェイスモードを[pppd]に変更します。
[保存]をクリックします。
⇒ これでデータ使用量が抑制されたかをご確認ください。
(データ使用量が0になるわけではありません)
「ネットワーク設定 > 4G/3G」の設定が正しいにもかかわらず、設定の復元を行った際に「ステータス > 4G/3Gステータス」内の「4G/3Gの状態」が「disconnected」となる場合があります。
(正しく設定されている場合、通常は「connected」と表示されます)
「システム管理 > システム設定」をクリックします。
[リセット]をクリックします。
⇒ ルーターが再起動します。
再度、「ステータス > 4G/3Gステータス」内の「4G/3Gの状態」を確認します。
「connected」と表示されていれば、正しい表示になっています。
症状
VPDNが接続できない
考えられる理由
• VPDNポートの動作異常。
• VPDNの設定項目が間違っている。
• VPDNピアサーバーが異常。
解決方法
• 4G/3Gがオンラインであることを確認します。
• 正しいポートをVPDNにセットします。
• VPDNの設定項目が間違っている。
• VPDNピアサーバーを確認する。
• プロトコルが「PPTP」の場合、詳細設定の圧縮制御プロトコルを「有効」にします。
• 「MS-CHAP v2」認証の場合は、「エキスパートオプション」に「MPPE Stateless」と「MPPE Reqired」を入力します。
症状
VPNはすでに接続されているが、通信できない
考えられる理由
• ルーターテーブルの設定が間違っている。
• VPNピアサーバーの設定が間違っている。
解決方法
• 関連するルーターテーブルを追加します。
• VPNピアサーバーの設定を確認します。
症状
ルーターは通信できるがサブネットは通信できない
考えられる理由
• VPNピアサーバーの設定が間違っている。
• ローカルルーターにマスカレードがない。
• ローカルルートテーブルが間違っている。
解決方法
• VPNピアサーバーの設定を確認します。
• ローカルルーターにマスカレードがない場合、VPNポートマスカレードを手動で追加してください。
• ローカルルートテーブルが間違っている場合、適切なルートテーブルを設定します。
症状
ファームウェアの更新ができない
考えられる理由
• UD-LT1 シリーズの更新中に自動リブートした。
• 電源の問題。
• ファームウェアが間違っている。
• ルーターの更新中に電源が切れた。
解決方法
• 設定を確認し、リブートを引き起こす可能性のある機能を無効にします。
• 適切な電源に変更します。
• 弊社Webサイトから新しいファームウェアをダウンロードしなおします。
• ルーターの更新中に電源が切れた場合は、電源が正常であることを確認してください。
症状
設定画面による更新ができず、設定画面に再度アクセスできない
考えられる理由
• ファームウェアのサイズが大きすぎるために更新できない。
解決方法
• CFEモードを使用して再度更新すると、ルーターは工場出荷時に復旧します。CFE更新後も、設定画面にアクセスできない場合は、弊社に修理を依頼してください。
症状
エクスポートした構成ファイル(バックアップファイル)からインポート(復元)ができない
考えられる理由
• エクスポートした構成ファイル(バックアップファイル)のフォーマットが間違っている。
• インポート後にリブートしていない。
解決方法
• 4G/3Gがオンラインであることを確認します。
• インポートする適切なファイルを選択します。
• インポート後、ルーターは自動的にリブートし、構成ファイル(バックアップファイル)の内容が反映されます。
症状
ルーターのログインパスワードを忘れた
考えられる理由
• ユーザーがパスワードを変更した。
解決方法
• ルーターの電源を入れた後、「RESET」ボタンを10秒以上押したままにしてから離し、ルーターの電源を再度入れます。ルーターは工場出荷時モード(ユーザー名/パスワードはどちらもadmin)に戻ります。
ファームウェアの書き換え中に電源が切れ、起動できなくなった場合などに本手順で復旧できる場合があります。
IPアドレス192.168.1.xxxを追加します。
RESETボタンを押します。押したまま離さないようにしてください。ルーターの電源が入るまで3-4秒押したままにしておくと、PCの接続が適切に行われます。その後、RESETボタンを離します。
ブラウザーに192.168.1.1を入力し、「Enter」を押すと、次のページが表示されます。表示されない場合、手順1からやり直します。
「参照」をクリックしてアップグレードするファイルを選択したら、「Upload」をクリックしてアップグレードを開始します。
アップグレードには最大で数分必要です。STATUSが点灯したら、アップグレードは成功です。
本マニュアルをお手元でご覧になるための方法をご案内します。
上のボタンをクリックすると、本マニュアル全体をWebブラウザーのプリント機能で印刷できます。
ただし項目が多いマニュアルはページ数が多くなり、全体の印刷には向きません。
プリントしたいページを開き、そのページだけをWebブラウザーのプリント機能で印刷することをおすすめします。
※ マニュアルの内容量によっては、印刷が始まるまで数分掛かることがあります。
※[全ページプリント]ボタンは、スマホ・タブレットではお使いになれません。
本マニュアルで使用しているソフトウェアライセンス情報やGoogle アナリティクス4の利用については、こちらをご覧ください。
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