使用上のご注意
- 本製品は屋内利用限定です。屋外への設置には対応しておりません。
- 5GHz 帯で使用するチャンネルは 36, 40, 44, 44ch(W52) と 52, 56, 60, 64ch(W53) と 100, 104, 108, 112, 116, 120, 124, 128, 132, 136, 140, 144ch(W56) です。34, 38, 42, 46ch(J52) の装置との通信はできません。
- 電波法により、5GHz 帯の W52(36, 40, 44, 48ch) および W53(52, 56, 60, 64ch) を屋外で使用することは禁止されています(ただし、5.2GHz 帯高出力データ通信システムの基地局または陸上移動中継局と通信する場合は除く)。5GHz 帯の W56(100 ~ 144ch)は屋外での使用が可能ですが、本製品で W56 のチャンネルを指定した場合でも、レーダー波を検出した場合は、屋外で使用が禁止されている W52 や W53 へ自動的にチャンネルが変更される場合があります。そのため、5GHz 帯は屋外での利用は行わないでください。
- W53(52, 56, 60, 64ch)または W56(100, 104, 108, 112, 116, 120, 124, 128, 132, 136, 140, 144ch)を選択した場合は、 電波法により次のような制限事項があります。
- 各チャンネルの通信開始前に、1 分間のレーダー波検出をおこないますので、その間は通信をおこなえません。
- 通信中にレーダー波を検出した場合は、自動的にチャンネルを変更しますので、通信が中断されることがあります。
- 本製品のファームウェアは常に最新の状態でご利用いただくことをおすすめしています。そのため初期設定ではファームウェアの自動更新機能は有効となっています。ファームウェアのダウンロードの際にはパケット通信が発生しますので、LTE 通信にてご利用の際はパケット残量にご注意ください。自動更新機能を無効にされる場合は、お客様ご自身で定期的にアップデートを行ってください。古いファームウェアのままご利用いただいたことによる動作不良等について、弊社では責任を負いかねますので、ご理解のうえご利用ください。
また通信費用等はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。 - 本製品を長期間使用しない場合や廃棄する際は、本製品に設定している暗号キーなどの情報が第三者に漏洩することを防ぐため、設定を工場出荷時状態に初期化することをおすすめいたします。
また廃棄方法については、地方自治体の条例にしたがってください。
【ご注意】
1) 本製品及び本書は株式会社アイ・オー・データ機器の著作物です。したがって、本製品及び本書の一部または全部を無断で複製、複写、転載、改変することは法律で禁じられています。
2) 本製品は、医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器、兵器システムなどの人命に関る設備や機器、及び海底中継器、宇宙衛星などの高度な信頼性を必要とする設備や機器としての使用またはこれらに組み込んでの使用は意図されておりません。これら、設備や機器、制御システムなどに本製品を使用され、本製品の故障により、人身事故、火災事故、社会的な損害などが生じても、弊社ではいかなる責任も負いかねます。設備や機器、制御システムなどにおいて、冗長設計、火災延焼対策設計、誤動作防止設計など、安全設計に万全を期されるようご注意願います。
3) 本製品は日本国内仕様です。本製品を日本国外で使用された場合、弊社は一切の責任を負いかねます。また、弊社は本製品に関し、日本国外への技術サポート、及びアフターサービス等を行っておりませんので、予めご了承ください。(This product is for use only in Japan. We bear no responsibility for any damages or losses arising from use of , or inability to use, this product outside Japan and provide no technical support or after-service for this product outside Japan.)
4) 本製品を運用した結果の他への影響については、上記にかかわらず責任は負いかねますのでご了承ください。
【商標について】
記載されている会社名、製品名等は一般に各社の商標または登録商標です。
【使用ソフトウェアについて】
本製品には、GNU General Public License Version2. June 1991 に基づいた、ソフトウェアが含まれています。変更済みGPL 対象モジュール、GNU General Public License、及びその配布に関する条項については、以下のWeb ページをご確認ください。
http://www.gnu.org/licenses/old-licenses/gpl-2.0.html
これらのソースコードで配布されるソフトウェアについては、弊社ならびにソフトウェアの著作者は一切のサポートの責を負いませんのでご了承ください。