USBハードディスクを共有する(簡易NAS機能)
本製品のUSBポートを簡易NASとして利用するように設定します。
簡易NAS機能を有効にする場合は、以下の手順にしたがって設定してください。

注意  
●簡易NAS機能を有効にした場合、net.USBはご利用いただけません。

●FAT形式のハードディスクのみ、簡易NAS機能をご利用いただけます。
その他のファイル形式のハードディスクの場合は、net.USBクライアントから利用するか、あらかじめFAT形式でフォーマットしていただく必要があります。
なお、フォーマットをおこなうと、ハードディスク内のデータはすべて消去されます。ご注意ください。

● USB 3.0のハードディスクをご利用になる場合は、USB 2.0として動作します。
また、暗号化機能対応のハードディスクは対応外です。

●FAT32形式のハードディスクの場合、保存できるファイルサイズは、1ファイルあたり4Gバイトまでです。

 

設定する

  1. 簡易NAS機能で使用するハードディスクを本製品側面のUSBポートに接続します。

  2. 設定画面を開き、[USB]をクリックします。
    ※設定画面の開き方については「設定画面の開き方」をご覧ください。

  3.  

  4. [USB設定]タブ内の設定をします。
    (1)[USB機能]で[NASモード/Print Serverモード]を選択します。
    (2)[設定]をクリックします。
    ⇒「再起動しています。しばらくお待ちください」の画面になります。元の画面に戻るまでしばらくお待ちください。

  5. [共有設定]タブをクリックします。

  6. [共有設定]タブ内の簡易NASに関する項目を入力し、[設定]をクリックします。

    コンピューター名

    ネットワーク上で表示される名前を入力します。
    ※ネットワーク上に同じ名前が存在しないよう設定します。
    (半角英数字で15文字まで)
    ※出荷時設定:AIRPORTxxxxx(xxxxxは機器により異なる)

    ワークグループ名 ワークグループ名を入力します。
    (半角英数字で15文字まで)
    ユーザー名 アクセスをおこなう際のユーザー名を入力します。
    (半角英数字で20文字まで)
    ※ユーザー名を設定しない場合は、空欄にしてください。
    パスワード アクセスをおこなう際のパスワードを入力します。
    (半角英数字で15文字まで)
    ※パスワードを設定しない場合は、空欄にしてください。
    アクセス権限

    接続されたハードディスクへのアクセスの設定を選択します。

    フルアクセス 接続されたハードディスクは読み書きが可能
    読み込みのみ 接続されたハードディスクは読込のみ可能で書き込みをおこなうことができません。

以上で、設定は完了です。
次にハードディスクにアクセスする手順を説明します。

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ハードディスクにアクセスする

 

注意  
●本製品は精密機器です。
突然の故障等の理由によってデータが消失する場合があります。 万一に備え、ハードディスク内に保存された重要なデータについては、必ず定期的に「バックアップ」をおこなってください。
ハードディスクまたは接続製品の保存データの毀損・消失などについて、弊社は一切の責任を負いません。
また、弊社が記録内容の修復・復元・複製などをすることもできません。なお、何らかの原因でハードディスクにデータ保存ができなかった場合、いかなる理由であっても弊社は一切その責任を負いかねます。
<バックアップとは>
本製品に保存されたデータを守るために、別の記憶媒体(HDD・BD・DVDなど)にデータの複製を作成することです。(データを移動させることは「バックアップ」ではありません。同じデータが2か所にあることを「バックアップ」と言います。)
万一、故障や人為的なミスなどで、一方のデータが失われても、残った方のデータを使えますので安心です。不測の事態に備えるために、必ずバックアップを行ってください。

●ハードディスクの取り外しは、設定画面の[USB設定]タブ内のUSBデバイス情報から[取り外し]ボタンをクリックしておこなってください。
取り外しボタンをクリックせずに取り外した場合、データが破損・消失する恐れがあります。



Windows 10/8/7/Vistaの場合
Windows XPの場合

Windows 10/8/7/Vistaの場合

  1. [スタート]メニューから[プログラムとファイルの検索]または[検索の開始]をクリックします。
    ※Windows 8の場合は、チャームバーから[検索]をクリックします。

  2. [\\AIRPORTxxxxx]と入力し、Enterキーを押します。
    ※AIRPORTxxxxxは本製品のSSID1です。(xxxxx部分は機器により異なる)
    ※SSID1は本製品貼付のシール上に記載しています。詳しくは「困ったときには」をご覧ください。

⇒本製品に設定されている共有フォルダーが表示されます。
表示されたフォルダーには内蔵ハードディスクと同じようにファイルを書き込むことができます。

参考 ユーザー名とパスワードを設定している場合は、入力画面が表示されます。
手順5で設定したユーザー名とパスワードを入力してください。

 

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Windows XPの場合

  1. [スタート]メニューから[マイネットワーク]を右クリックし、[コンピュータの検索]をクリックします。

     

    参考 [スタート]メニューに[マイネットワーク]がない場合
    以下の手順で開きます。

    (1)[スタート]→[検索]の順にクリックします。
    (2)「何を検索しますか?」で[プリンタ、コンピュータ、または人]をクリックします。
    (3)「何を検索しますか?」で[ネットワーク上のコンピュータ]をクリックします。


    参考 Windows Search画面が起動した場合
    [ここをクリックして検索コンパニオンを使用します。]を選択してください。
  2.  

  3. [コンピュータ名]に[AIRPORTxxxxx]と入力し、[検索]ボタンをクリックします。
    ※AIRPORTxxxxxは本製品のSSID1です。(xxxxx部分は機器により異なる)
    ※SSID1は本製品貼付のシール上に記載しています。詳しくは「困ったときには」をご覧ください。

  4.  

  5. [接続されたHDDのボリューム名]フォルダーをダブルクリックします。

⇒本製品に設定されている共有フォルダーが表示されます。
表示されたフォルダーには内蔵ハードディスクと同じようにファイルを書き込むことができます。

参考 ユーザー名とパスワードを設定している場合は、入力画面が表示されます。
手順5で設定したユーザー名とパスワードを入力してください。

 

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