Remote Link 3

Remote Link 3とは?

外出先のモバイル機器からインターネットを介して、NASに保存してあるデータを見ることができる機能です。
アプリ「Remote Link Files」を利用すると、スマートフォン/タブレット/パソコンからNASに保存した写真、動画、音楽などが楽しめます。

スマホアプリ「Remote Link Files」について

ダウンロードなど詳しくは、以下の弊社Webサイトをご覧ください。

http://www.iodata.jp/product/app/nas/remotelinkFiles/

パソコン版「Remote Link Files for PC」について

ダウンロードなど詳しくは、「Remote Link Files for PC」画面で見るマニュアルをご覧ください。

ご注意

  • Remote Link 3機能を利用するには、インターネット環境が必要です。インターネット接続にプロキシが必要な環境ではご利用いただけません。

  • Remote Link 3パッケージを削除する際はインターネット環境が必要です。また、本パッケージを追加した状態でNASを初期化する際もインターネット環境が必要です。

パソコン用自動同期アプリ「Remote Link PC Sync」

Remote Link PC Sync は、Remote Link 3 をベースにしたパソコン用アプリです。
パソコンとNAS との間でファイルの自動同期ができます。詳しくは、以下のWeb サイトをご覧ください。
http://www.iodata.jp/r/4877

同時アクセスできる端末数の制限について

Remote Link 3で同時アクセス端末数は、3台までです。

Remote Link 3

Remote Link 3の設定をする

NAS側で[Remote Link 3設定]をおこない、接続する端末側のアプリ「Remote Link Files」に設定すると、NASへのリモートアクセスができるようになります。

Remote Link 3機能を利用するには

Remote Link 3機能を利用するには、事前に会員情報サービス「IOPortal」での会員登録が必要です。
以下のWeb サイトで登録してください。
https://ioportal.iodata.jp/

①Remote Link 3の初期設定をおこなう


②端末の接続設定をおこなう


①Remote Link 3の初期設定をおこなう

  1. [共有]→[Remote Link 3]をクリック

  2. ①「Remote Link 3利用規約」を確認し、[同意する]にチェックをつける

    ②[利用規約に同意して次へ進む]をクリック

  3. ①会員登録をしていない場合は、[IOPortal]をクリックして登録する

    ②会員登録した内容を入力

    ③[本製品をIOPortalに登録する]をクリック

  4. [Remote Link 3]の[有効]を選ぶ

    ※[端末認証機能]、[一時公開機能]については、必要に応じて変更してください。

    端末認証機能、一時公開機能とは?

    各機能について詳しくは、端末認証機能一時公開機能をご覧ください。

    詳細項目について

    [詳細項目を開く]をクリックすると、以下の設定ができます。
    通常は設定を変更する必要はありません。内容については、以下の一覧をご覧ください。

    ポート番号1、2
    Remote Link 3で使用するポート番号を設定します。

    UPnP機能
    UPnP機能の使う/使わないを設定します。アクセスできない場合などに[使わない]にすると改善することがあります。

    外部ポートを変更する
    外部ポートを変更する場合は、[はい]を選択し、[外部ポート番号]を入力します。

    外部ポート番号1、2
    外部ポートを変更する場合に、変更するポート番号を入力します。

    [接続情報更新]について

    Remote Link 3を利用するためのサーバーへの接続状態を表示します。
    「失敗」と表示されている場合、NASが正常にインターネットへ接続できる状態であるか確認してください。

  5. ①アクセスを許可するフォルダーを選ぶ

    ②[適用]をクリック

    Remote Link 3適用フォルダーの設定について

    Remote Link 3
    Remote Link 3機能を有効にするフォルダーにチェックをつけます。

    端末認証機能
    端末認証機能で認証した端末のみアクセス許可するフォルダーを選びます。
    端末認証機能をご覧ください。

    ※フォルダ-の数が多い場合は、[共有フォルダー名]欄にフォルダー名の一部を入力すると、探しやすくなります。

以上で、初期設定は完了です。
次に端末のアクセス設定をおこないます。

IOPortalの会員登録情報を変更した場合

会員登録情報を変更した場合は、[Remote Link 3]→[IOPortal]で更新してください。

初期設定の内容を変更する場合

アクセスを許可するフォルダーを変更する場合など、再度設定を変更する場合は、[Remote Link 3]→[設定]をクリックします。

②端末のアクセス設定をおこなう

本製品にインターネット経由でアクセスします。
アクセス可能な端末は、アプリ「Remote Link Files」が動作するスマートフォン、タブレット、パソコンです。
  1. インターネット経由でのアクセスを許可するユーザーをNASに追加する
    設定方法は、【画面で見るマニュアル】の【共有設定する】の項をご確認ください。

  2. [共有]→[Remote Link 3]→[接続用PINコード]をクリック

  3. 接続用PIN コード(QR コード)が表示されるので、端末の「Remote Link Files」で読み取る

    QRコードが読み取れない端末は、PINコードをご利用ください

    PINコード(QRコード)は端末にメールで送ることができます。受け取ったメールから、コピー&ペーストするなどで利用できます。
    アクセスする端末宛のメールアドレスを入力し、[PINコードをメールで送る]ボタンをクリックします。この機能を利用するには、事前にLAN DISKの[メール設定]をおこなってください。
    ※メール設定をおこなう場合は、[メール設定ページへ移動]をクリックします。設定内容については、【画面で見るマニュアル】の【本製品の動きを通知する】をご覧ください。

    [接続用PINコードを変更する]について

    有効になるPINコード(QRコード)を変更します。
    接続用PINコードを変更すると、これ以前に読み取ったPINコード(QRコード)はすべて無効になり、アクセスできなくなりますのでご注意ください。
    また、これまでに登録された[端末管理]、[一時公開一覧]の情報もすべて削除されます。

Remote Link Filesでのアクセス方法は以下をご覧ください。

スマートフォン・タブレットアクセスする場合
  1. スマートフォン・タブレットに「Remote Link Files」をインストールする

    Remote Link Filesのインストール方法

    PlayストアやApp Storeで「Remote Link Files」を検索してください。

  2. Remote Link Filesをタップ

  3. [登録を開始する]をタップ

  4. [QRコードで登録]をタップ

  5. [読み取り開始]をタップし、QR コードを読み取る

  6. 接続機器をタップ

    iOS の場合

    証明書のインストールを求められます。パスコードを求められたときは、端末のものを入力してください。

  7. ①NASに設定した[ユーザー名][パスワード]を入力
    ※入力するユーザー名/パスワードは、IOPortalの会員登録情報ではありません。

    ②[完了]をタップ

  8. これでアクセスできるようになります。

    データの参照などの操作方法

    Remote Link Filesのヘルプをご確認ください。

パソコンからアクセスする場合
  1. Javaランタイムがインストールされていない場合は、インストールする

    Javaランタイムが必要です

    https://java.com/ja/よりインストールしてください。

  2. Webブラウザーを起動し、http://rm3.iobb.netにアクセスする

    ※Microsoft Edgeではご利用いただけません。Edge右上の →[Internet Explorerで開く]の順にクリックし、Internet Explorerでご利用ください。

  3. ダウンロードした「remotelinkfiles.jar」を開く

    「remotelinkfiles.jar」を開けない

    開くのに時間がかかる場合があります。しばらくお待ちください。しばらく待っても次の画面が表示されない場合は、以下をお試しください。

    ①「remotelinkfiles.jar」を右クリックし、[プロパティ]をクリック
    ②[全般]タブの「プログラム」が「Java(TM) ~」になっているかを確認する
    ③「Java(TM) ~」でない場合は[変更]をクリックし、一覧から[Java(TM) ~]を選ぶ
    ④[この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う]をチェックする
    ⑤[OK]をクリック

    便利な使い方

    「remotelinkfiles.jar」を保存しておけば、次からは保存したファイルを開くだけで起動できます。
    ※接続できない場合は、バージョンアップされている可能性があります。この場合、再ダウンロードしてお試しください。

  4. ①NASに設定した[ユーザー名][パスワード]を入力
    ※入力するユーザー名/パスワードは、IOPortalの会員登録情報ではありません。

    ②設定画面に表示のPINコードを入力

    ③[ログイン]ボタンをクリック

    ログインできない

    ●PINコード/ユーザー名/パスワードが間違っていないか、ご確認ください。
    ●ルーターのUPnPが有効になっていることを確認してください。方法は、ルーターの取扱説明書をご確認ください。

  5. [はい]をクリック

    次回からのPINコード入力

    手順4の画面に自動的にPINコードが入力されます。
    ※「remotelinkfiles.jar」と同じ場所に「remotelinkfiles.bin」が保存されています。これを削除すると、PINコードの情報が消えてしまいます。

  6. これでアクセスできるようになります。

    データの参照などの操作方法について

    「Remote Link Files for PC」画面で見るマニュアルをご覧ください。

Remote Link 3

端末認証機能

NASに登録された端末だけがアクセスできる共有フォルダーを設定する機能です。
端末認証用PINコード(QRコード)を発行し、端末からこの端末認証用PINコード(QRコード)で接続することで端末登録・認証がおこなわれます。

[端末認証機能]を[有効]にしたフォルダーは、端末認証機能で登録をした端末だけが参照可能になります。

端末認証機能を有効にした場合

・端末認証機能が有効なフォルダーは、接続用PINコード(QRコード)で設定をした端末(②端末の接続設定をおこなう参照)で接続した場合、アクセスできません。
・端末認証用PINコード(QRコード)で接続した場合、他の端末への一時公開含むアクセス許可はできません。

①認証した端末のみがアクセス可能なフォルダーを指定する


②端末を登録する


①認証した端末のみがアクセス可能なフォルダーを指定する

  1. [共有]→[Remote Link 3]→[設定]をクリック

  2. ①[端末認証機能]の[有効]を選ぶ

    ②端末認証機能でアクセスを許可するフォルダーを選ぶ

    ③[適用]をクリック

    [端末認証機能]適用フォルダーの設定について

    端末認証機能により登録した端末だけアクセスを認めるフォルダーにチェックをつけます。
    端末認証機能を有効にしても、リストでチェックが外れているフォルダーは、端末認証制限がかかりません。

    ※[端末認証機能]を[有効]にしたフォルダーは、[Remote Link 3]も[有効]にしてください。
    ※フォルダーの数が多い場合は、[共有フォルダー名]欄にフォルダー名の一部を入力すると、探しやすくなります。
    ▼設定による動作の違い

    Remote Link 3 端末認証機能 動作
    有効 有効 接続用PINコードの端末は、アクセス不可
    端末認証用PINコードの端末は、アクセス可能
    有効 無効 接続用PINコードの端末は、アクセス可能
    端末認証用PIN コードの端末は、アクセス可能
    無効 有効 接続用PINコードの端末は、アクセス不可
    端末認証用PIN コードの端末は、アクセス不可

次に、[端末認証機能]による端末登録をおこないます。

②端末を登録する

  1. [共有]→[Remote Link 3]→[端末管理]をクリック

  2. [端末登録用PINコードを生成する]をクリック

  3. 登録する端末でRemote Link Filesを起動する

    ※Remote Link Filesのヘルプをご確認ください。

  4. 登録する端末で、QRコードを読み込むか、PINコードを入力する
    ※端末認証用PINコード(QRコード)は、1台だけ登録できます。2台目以降も登録する場合は、[続けて端末登録用PINコードを生成する]をクリックしてください。

    その他の設定項目について

    登録名
    リスト表示時にわかりやすい名前をつけます。

    メールアドレス
    PINコードをメールで送ることができます。
    登録する端末宛のメールアドレスを入力し、[PINコードをメールで送る]ボタンをクリックします。
    この機能を利用するには、事前にLAN DISKの[メール設定]をおこなってください。
    ※メール設定をおこなう場合は、[メール設定ページへ移動]をクリックします。設定内容については、【画面で見るマニュアル】の【本製品の動きを通知する】をご覧ください。

    [保存]ボタンをクリックすると、設定した[登録名]と[メールアドレス]が保存されます。

登録したら、端末管理画面に[登録済]と表示されます。

[詳細]ボタンをクリックすると、登録名の変更やPINコードの再表示ができます。
登録を解除する場合は、チェックをつけ、[選択した対象を削除する]をクリックしてください。

Remote Link 3

一時公開機能

有効期限をつけて、ファイルやフォルダーのアクセスを制限する機能です。また、端末数や1ファイルあたりのアクセス回数でも制限ができます。
例えば、パーティー会場などでお客様に本日限定で写真を見られるようにするなど、一時的なアクセスを許可するような使い方ができます。
接続用PINコードで設定したスマートフォン・タブレットからだけ設定可能です。設定方法は、Remote Link Filesのヘルプをご覧ください。

端末認証機能で認証されている端末からは設定できません

接続用PINコード(QRコード)で設定をした端末(②端末の接続設定をおこなう)から設定できます。
端末認証用PINコード(QRコード)で接続した場合、他の端末への一時公開含むアクセス許可はできません。

一時公開機能を有効にする


一時公開の状況を確認する


一時公開機能を有効にする

  1. [共有]→[Remote Link 3]→[設定]をクリック

  2. ①[一時公開機能]の[有効]を選ぶ

    ②[適用]をクリック

以上で、NAS側の設定は完了です。

一時公開の設定方法について

一時公開は、iOS版/Android版のRemote Link Filesで設定できます。
設定方法は、Remote Link Filesのヘルプをご確認ください。

一時公開の状況を確認する

  1. [共有]→[Remote Link 3]→[一時公開一覧]をクリック

  2. 確認する接続の[詳細]をクリック

    一時公開を解除する場合

    解除する接続の□にチェックをつけ、[選択した対象を削除する]をクリックしてください。

一時公開の詳細情報が表示されます。