株式会社アイ・オー・データ機器 2004年3月17日 04-PR004

I-O DATA Press Release

デジタルハイビジョン放送を高画質のまま録画できる
ハードディスクレコーダー 「Rec-POT」に
コピーワンスの番組をD-VHSに移動できる新モデルが登場。

高画質のハイビジョン映像を長時間録画できる、「Rec-POT M」を4月中旬に発売。


株式会社アイ・オー・データ機器(以下 アイ・オー・データ)は、デジタルハイビジョン放送の番組を、画質を落とさず録画できるハードディスクビデオレコーダー「Rec-POT M (レックポット・エム 型番:HVR-HD160M)」を、オープンプライス(想定実売価格:5万円台前半)にて4月中旬より発売いたします。

本製品は、アイ・オー・データより2002年4月に発売された「Rec-POT」、2002年11月に発売された「Rec-POT S」の後継にあたる新モデルです。出荷数量は10,000台以上を見込んでいます。


「Rec-POT M」には、従来機種「Rec-POT S」に対して、あらたに以下の機能が付加されています。

  • コピーワンスの番組データをD-VHSで保存しておける「ムーブ機能」搭載。
    コピーワンスのかかった番組も、D-VHSへの移動(ムーブ)が可能。「Rec-POT M」に長時間撮りためたデジタルハイビジョンの映像のなかから、残したい番組だけをD-VHSテープに移動して、保存できるようになりました。
  • 早送り・巻き戻し速度に「100倍」 を追加。
    従来機種での早送り・巻き戻し速度は、「24倍/12倍/6倍/3倍」の4段階でしたが「Rec-POT M」では、これらに「100倍」が追加され、計5段階の早送り・巻き戻しが可能です。長時間番組の視聴時にいっそう便利になりました。
  • 洗練されたデザインの新筐体を採用。
    奥行きの浅いテレビラックにも収まる、コンパクトなサイズ。シンプルなカラーとデザインは、人気の高い薄型テレビとのマッチングを配慮したもの。リビングで主張しすぎない印象に仕上げています。

【「Rec-POT」とは?】

「Rec-POT シリーズ」は、地上デジタル放送・BSデジタル放送・110度CSデジタル放送など、デジタルハイビジョン放送専用のハードディスクレコーダーです。高精細の画質が謳われているデジタルハイビジョン放送ですが、保存する際に従来のビデオデッキやDVDレコーダーを使うのでは、アナログ録画となるために、せっかくの高画質が損なわれてしまいます。「Rec-POT」は、デジタルハイビジョン放送ならではの美しい映像を美しいまま保存し、鑑賞するために開発されました。

本製品をi.LINKケーブル経由で 地上・BS ・110 度CSデジタルチューナーに接続すれば、本製品に内蔵のハードディスクに番組を録画することができます。大容量ハードディスクを搭載しているため、データ量の大きなハイビジョン放送でも長時間録画が可能です(「Rec-POT M」の場合、160Gバイトのハードディスクを搭載。地上デジタル放送で約17時間、BSデジタル放送で約14時間の録画が可能)。録画・視聴の際の操作は、画面上に表示される録画済み番組のリストや各種設定項目を見ながら、添付の専用リモコンを使って行います。もちろん、プログラム再生やリピート再生も可能です。

【市場背景 および 「ムーブ機能」について】

2003年12月に、東京・大阪・名古屋で地上デジタル放送がスタートしたことをきっかけに、デジタルハイビジョン放送が注目を集めています。現時点では視聴できる地域は限られているものの、今後の視聴可能地域の広がりや、今夏開催のアテネ五輪をはじめとする魅力的な番組コンテンツが提供されることによって、以後数年で急速な浸透が予想されます。

その一方で、2004年4月より、地上デジタル放送・BSデジタル放送で放送されるすべての番組は、番組のコピーガード施策として、1回だけ録画可能なコピーワンスの制御信号を加え、暗号化して送信されることが発表されています。これにより、番組のデジタル機器への録画は1回のみに制限され、いったん録画した番組は、別のテープやメディアなどにダビングすることはできません。

こうした状況を受けて、「Rec-POT M」では、あらたに「ムーブ機能」を搭載しています。ムーブ機能とは、「Rec-POT M」に録画したコピーワンスの番組データを、別の保存媒体に移動(ムーブ)させる機能です。番組データの移動が完了すると、「Rec-POT M」の番組データは自動的に消去されます。このムーブ機能により、「Rec-POT M」でデジタルハイビジョンの高画質映像を長時間録りためておき、そのなかから保存しておきたい番組だけをD-VHSテープに残し、永久保存することができるようになります。

【主な仕様】

ドライブ容量 160G バイト (松下電器産業株式会社製 AVHDD)
インターフェイス i.LINK(4pin)×2
主な添付品

i.LINKケーブル(1.2m)  専用リモコン

外形寸法/質量 280 (W)× 200 (D)× 35 (H)mm ※突起部含まず/ 約1.9kg
AV ストリーム処理能力 HD ストリーム 28.3Mbps (MAX)
ストリームサポートレベル MPEG2- TS
著作権対応 DTCP 著作権保護、内部暗号記録
電源/消費電流 AC 100V 50/60Hz / 約12W(スタンバイ時:約5W)
対応機種 各社製 地上・BS ・110 度CS デジタルチューナー
各社製 地上・BS ・110 度CS デジタルチューナー内蔵テレビ

【本リリースに関するマスコミ問合せ窓口】
アイ・オー・データ機器 販売推進部 広報課
担当:納富(のうとみ)・井野(いの)・九鬼(くき)
TEL.03-4288-1054


【お客様の問合せ窓口】
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【会社概要】株式会社アイ・オー・データ機器
代表取締役社長:細野 昭雄
本社:石川県金沢市
資本金:35億8,807万円
(JASDAQ上場)
ホームページ http://www.iodata.jp

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