2004年3月17日 04-PN065

自社設計DDR2-533メモリーが開発完了、
新型チップセット搭載マザーボードでの実機検証をクリア!

アイ・オーの自社設計DDR2-533メモリーモジュールが開発完了し、新型チップセットを搭載した評価用マザーボードで行った厳しい実機検証をクリアしました。現在Intel社メモリーバリデーションを申請中です。

高速転送と低消費電力を両立した次世代メモリー「DDR2」。自社設計のこだわりは品質へのこだわりです。

「実際に形にし、組みあわせて動作させる。」アイ・オーの高品質は、最先端の技術を追求する継続的な取り組みと、徹底的な実践によって培われています。

もちろん認証だけでなく、マザーボードベンダー各社と連携し、より広範な動作検証を進めていきます。




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◆自社設計 6層基板 高品質モジュール
Manufacturer I-O DATA DEVICE,INC.
Specification DDR2-533
Module Density 512MB
DRAM Width x8
Latency 4-4-4
「DDR2」では駆動電圧が2.5Vから1.8Vに下がり、動作クロックも向上します。動作マージンが減少しますので、信号波形を保ちノイズを抑える高品位の基板設計が必須です。

◆DDR2メモリーとは
  「DDR2」とは、現在のDDRメモリー以上の高速性能を目指し、なおかつ消費電力を抑えた次世代メモリー規格です。現在DDRメモリーの規格での最高スピードは400MHzですが、DDR2では 最高667MHzまで規格化されています。 「DDR2」では動作電圧を引き下げるとともに、さらに進んだ数々のテクノロジで発熱を抑えながら高速化を実現しています。
4bitプリフェッチ(右図参照)
  従来のDDRが2bitプリフェッチだったのを4bitに改良。従来の倍の命令を発行することにより、DRAMコアの周波数がクロック周波数の1/2になった。
オン・ダイ・ターミネーション(ODT)
  データの経路が短縮、信号に乱れがおきにくい
オフ・チップ・ドライバー(OCD)
  信号の上りと下りの波形の乱れを調整し、信号を安定化
アディティブ・レイテンシー(AL)
  メモリー間の効率的なデータ転送を実現
「4bitプリフェッチ」 従来の倍の命令を発行

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