株式会社アイ・オー・データ機器 2004年5月12日 04-PR009

I-O DATA Press Release

TV番組の録画機能を追加した
動画圧縮技術「XVD」対応 ビデオキャプチャボードを発売

CD-R一枚で約2時間分、DVD-Rなら約14時間分のTV番組記録を可能にする※
TVチューナー搭載ビデオキャプチャボード「GV- MVP/XVD」を5月末より発売。


株式会社アイ・オー・データ機器(以下 アイ・オー・データ)は、動画圧縮技術「XVD」(エックス・ブイ・ディー)に対応し、TV番組の受信・録画を可能にするTVチューナー搭載ビデオキャプチャボード「GV-MVP/XVD」を発売します。出荷予定時期は5月末、価格は29,500円(税別)です。

本製品は、デスクトップ型パソコンの内部に増設して使用するビデオキャプチャボードです。本製品をパソコンに導入すれば、TV番組を受信して録画・保存することができます。録画番組の保存には、動画圧縮技術「XVD」を採用。本技術を用いれば、映像や音声の品質を損なわずにデータを圧縮できるため、ハードディスクの容量を気にせず、高画質の映像を長時間録画することができます。もちろん、TV番組の予約録画にも対応。録画した番組を編集したり、CDやDVD、USBメモリーなどの外部メディアに直接保存することも可能です。

<動画圧縮技術「XVD」について>
「XVD」(eXtended-play Video Disc)は、米国DigitalStreamUSA,Inc.が開発した動画圧縮技術です。本技術を用いて、映像・音声を「XVD形式」へエンコード(ファイル形式の圧縮・変換)を行えば、映像・音声の品質を落とすことなく、ファイルサイズを自在に小さくできます。たとえば、CD-Rメディアなら1枚で2時間、DVD-Rメディアなら1枚で約14時間※の映像記録を実現します。アイ・オー・データは2003年5 月末に、ハードウェア・エンコードによるXVD対応ビデオキャプチャ製品を、世界で初めて製品化しています。

※それぞれビットレート700kbps(S-VHS相当の画質)で録画した場合。圧縮率を高めることで、さらに長時間の記録が可能です。

アイ・オー・データは、パソコン用映像関連機器の販売実績については、国内シェアNo.1を獲得しています(2003年年間販売実績、BCN調べ)。特に、TV番組録画が可能なTVチューナー搭載製品に関しては、信頼性の高いハードウェア設計に加えて、使い勝手のよい当社オリジナル・ユーティリティソフト「mAgicTV(マジック・ティーヴィー)」の提供により、パソコンユーザーの間で圧倒的な支持を得ています。

本製品では、アイ・オー・データがこれまで蓄積してきたTVキャプチャおよび高画質化のノウハウを、XVDハードウェア圧縮技術と組み合わせることで、ユーザーからの要望の声が高かった「XVD形式でのTV番組のリアルタイム録画」を実現しています。
さらに、B.H.A社製ビデオエンコードソフトウェア「超圧縮XVD plus」を添付することで、動画の簡易編集や外部メディアへのダイレクト保存など、XVD形式の映像データをいっそう便利にご利用いただけるパッケージとなっています。


【「GV-MVP/XVD」の主な機能】

・動画圧縮技術「XVD」対応、リアルタイム・ハードウェア・エンコード機能搭載。
TV放送の映像や、外部入力(S端子入力/コンポジット入力)から取り込んだ映像、およびMPEG-1/2、AVI、WMVなどの映像データ、またMP3やWMA、WAVEなどの音声データを、XVD形式にリアルタイムにエンコードします。XVDへのエンコード処理は、本製品に搭載されたチップ内で行うため、ソフトウェア上でエンコード処理を行う DivX、WMV9などに比べてパソコンへの負担が少なく、短時間で作業が完了します。
・TV番組の受信・録画機能を搭載。
ユーザーから要望の多かった、XVD形式によるTV番組の受信・録画を実現。パソコン上での操作は、本製品に標準添付されているTV視聴・録画ソフトウェア「mAgicTV 4.2」最新バージョンで行います。インターネット番組表「iEPG」やiモードを用いた遠隔予約操作にも対応しています。
XVD形式によるTV録画は、本製品が初めてです。
・各種 高画質化回路を搭載
「3D Y/C分離」「ゴーストリデューサー」といった高画質回路※ を搭載。より高品質の映像をお楽しみいただけます。   ※各機能の詳細については、末尾の用語解説をご参照ください。
・B.H.A社製「超圧縮XVD plus」製品版で、XVD形式のファイルをより便利に活用。
B.H.A社製 ビデオエンコードソフトウェア「超圧縮XVD plus」製品版(標準価格\10,800相当)を標準添付。
高速ビデオ圧縮アプリケーション「XVD encoder plus」、CDやDVD、USBメモリーなど各種外部メディアへの直接書き込みや動画の簡易編集を行える「XVD Editor」、専用再生ソフトウェア「XVD Player」が収録されており、XVD形式のファイルをより便利に活用できます。
・マルチメディア・コンテンツをシームレスに楽しめるUPnP対応ソフトを標準添付。
ソフトウェアとして初めてUPnP認証を取得した、デジオン製マルチメディア・ホームネットワーク・ソリューションソフトウェア「DiXiM」を標準添付。家庭内ネットワークで接続されたパソコンやデジタル家電上で、映像や写真、音楽などのマルチメディア・コンテンツをシームレスに楽しむことができるようになります。

【対応機種・OS】

・対応機種:PCIバス搭載DOS/Vマシン、NEC PC98-NXシリーズ
・対応OS:Windows XP/2000

【製品写真について】

アイ・オー・データ ホームページにて、報道用画像データをご用意しています。
http://www.iodata.jp/press/photo/

<参考:用語解説>

・3D Y/C分離:
輝度と色が合成された映像信号から、輝度信号(Y)と色信号(C)とを高精度に分離させる機能です。TV映像やコンポジットビデオで見られる色にじみやドット妨害を抑えて、色合いや輪郭がクリアな映像を取り込むことができます。
・ゴーストリデューサー:
周囲の建造物による電波反射など、電波障害で発生するTV映像の多重映りや輪郭障害を抑えます。

【本リリースに関するマスコミ問合せ窓口】
アイ・オー・データ機器 販売推進部 広報課
担当:納富(のうとみ)・井野(いの)・九鬼(くき)
TEL.03-4288-1054


【お客様の問合せ窓口】
インフォメーションデスク:
03-4288-1039 06-4705-5544 076-260-1024
【会社概要】株式会社アイ・オー・データ機器
代表取締役社長:細野 昭雄
本社:石川県金沢市
資本金:35億8,807万円
(JASDAQ上場)
ホームページ http://www.iodata.jp

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