株式会社アイ・オー・データ機器（以下　アイ・オー・データ）は、パソコンでテレビ番組の視聴・録画・編集を可能にするテレビキャプチャユニット「GV-MVPシリーズ」の上位モデルとして、ハードウエアMPEG-2エンコーダ搭載 テレビキャプチャボード「GV-MVP/GX」を発売します。
価格は25,300円（税別）、1月末からの出荷を予定。目標出荷台数は年間3万台としています。

「テレビキャプチャボード」とは、デスクトップ・パソコンの内部に増設して、テレビ番組の視聴・録画を可能にする周辺機器です。外部アンテナ経由で受信したテレビ番組の映像と音声を、デジタルデータに変換・圧縮し、パソコンのハードディスクに保存することができます。インターネットなどを用いた録画予約やキーワード予約、追いかけ再生も可能。また、家庭用ビデオレコーダーでは最上位機種にのみ採用されることが多い「ノイズリダクション」「ゴーストリデューサー」などの高画質化回路を搭載しているため、画質とコストパフォーマンスにこだわるユーザーからは高い支持を得ています。

本製品ではViXS Systems社製 MPEGエンコーダーチップ「XCode�U」を搭載しており、高画質録画と高速トランスコード（変換）処理を最大の特長としています。
アイ･オー･データは、テレビキャプチャボードをはじめとする映像関連ボードの国内シェアナンバーワン^※１として常に市場を牽引してきた総合周辺機器メーカーです。このたび本製品をラインナップに加えることによって、特にデジタル映像の品質にこだわるハイエンド・ユーザー層をターゲットに、いっそうのシェアアップとブランド力の強化をめざします。

本製品の主な特徴は以下の通りです。

【主な特徴】

(1) ViXS Systems社製 MPEGエンコーダーチップ「XCode�U」採用。 独自のアルゴリズムにより、あらゆるビットレートで優れた画質を実現する高性能エンコーダーチップ「XCode�U」を採用。Full D1解像度(720×480)の場合、1〜25Mbpsまでの幅広いビットレート設定が選択可能です。特に、低いビットレート時にはブロックノイズが目立ちがちなシーンチェンジ時や動きの速い場面などでその実力を発揮。また、25Ｍｂｐｓという高ビットレートに対応することで、ヘビーユーザーの要求にも応えます。
＜参考：　ViXS　Systems社について＞ ViXS Systems（ヴィクシス・システムズ）社は2001年1月に設立され、カナダのトロント市に本社を置くファブレスカンパニーです。 「MPEG・ワイヤレス・ネットワーク」のテクノロジーをベースに、80以上もの特許を米国で取得しており、デジタル家電、PCをメインターゲットとしてユニークな半導体、ならびに製品開発ツールを提供しています。 ViXS Systems社はビデオストリーミング開発のリーディングカンパニーとして、高画質のビデオ配信に必要なチップセットやソフトウエアなど全てのソリューションを提供できる唯一の会社です。
(2) ハードウエア処理による高速MPEGトランスコード機能を搭載。 録画した番組のビットレートや解像度を、ハードウエア処理によって高速にトランスコード（変換）できます。例えば、ビットレート6Mbpsで録画した2時間番組のデジタルデータを、ファイルサイズを下げるためにビットレート2Mbpsに変換する場合、従来のソフトウエアによる処理であれば約2時間半かかっていましたが、本製品では最速で約23分、およそ1/6の所要時間で処理を完了します※2。 また、添付されているトランスコードソフト「GVencoder」を使えば、録画した番組をDVD1枚にまとめて記録できるよう、最適なビットレートを自動計算して変換させることも可能です。

（3） 複数チャンネル同時録画に対応。 本製品に添付されているTV視聴・録画アプリケーション「I-O DATA mAgicTV5」は、複数チャンネルの同時録画に対応。本製品を複数枚用意することで、最大6チャンネルまでの同時録画を可能にします。

【主な仕様】

【報道用製品写真について】　
本製品の報道用製品写真データを、当社ホームページ内広報サイトにてご用意しております。
http://www.iodata.jp/press/photo/