株式会社アイ・オー・データ機器

Press Release
07-PR017
2007年8月1日
株式会社アイ・オー・データ機器

データの無断持ち出しやパソコンの不正利用を防止するLANDISK

〜 2008年4月施行の日本版SOX法に基づく内部統制管理・運用の心強いパートナー誕生 〜



株式会社アイ・オー・データ機器(代表取締役社長:細野 昭雄 本社:石川県金沢市、以下 アイ・オー・データ)は、2006年10月に発表したLAN接続型ハードディスク「LANDISK(ランディスク)HDLM-GWINシリーズ」をベースとし、サイエンスパーク株式会社(代表取締役社長:小路 幸市郎 本社:神奈川県座間市、以下 サイエンスパーク)の情報漏えい対策セキュリティソフト「Driverware NonCopy®(以下NonCopy)」を10クライアントライセンス分添付した「HDLM-G500NC」ならびに、株式会社アイティーシステム(代表取締役社長:前田 勇 本社:兵庫県神戸市、以下 アイティーシステム)の画面キャプチャーロギングソフト「RealCapture Light」を10クライアントライセンス分添付した「HDLM-G500RC」の2製品の受注を開始いたします。主に中小企業での利用を前提に、年間10,000クライアントの利用を目指してまいります。

製品開発の背景
2008年より法令化される金融商品取引法(以下:日本版SOX法)は、企業全般にITシステムの管理や、セキュリティの強化を義務付けています。2004年には、重要文書の電子化による利便性を推進するe-文書法がすでに施行されており、膨大な電子機密文書を漏洩、改ざんの危険にさらすことなく、セキュアな状態で保管することが必須となりつつあります。アイ・オー・データが、セキュリティニーズと市場性について、かねてより大手販売店にリサーチを重ねた結果、要望としてもっとも多かったソリューションを2製品の機能として集約させました。

「HDLM-G500NC」について
「HDLM-G500NC」は、ハードウェアRAIDコントローラによるミラーリングと、WindowsR Storage Server 2003 R2 Workgroup Editionを搭載した、コンパクトな筐体のLAN接続型ハードディスクです。サイエンスパークの「NonCopy」に対応済みの状態で出荷され、添付ソフトの「NonCopy」を既存の業務パソコンにインストールするだけで、ユーザーアクセスや操作機能が制限されたシンクライアント端末のように使用できます。本製品に保存されたデータの読み書きの際には強固なAES256bitの暗号化技術がほどこされ、本製品のNonCopy対象共有フォルダからのコピー、ペースト、印刷、持ち出しを一切禁止します。一方「NonCopy」がパソコンに未導入の場合は、データの閲覧が一切できませんので、高度なセキュア環境を実現します。既存の業務パソコンをそのまま流用できますので、シンクライアント端末よりも低コストで導入できます。

HDLM-G500NC/RC(外観は共通)なら
セキュリティー万全
型番 500Gバイト
モデル
NonCopy追加
10ライセンス
USBメモリー型
NonCopy
解除キー
HDLM-
G500NC
HDLM-
GNC-10
HDLM-
GNC-KEY
価格 オープン価格
備考 受注生産

データの持ち出し複製を一切禁止!

主な特徴

  1. ファイルのコピーを禁止
    本製品上に保存されたファイルは、ローカルディスクはもちろんのこと、USBメモリーなどのリムーバブル メディアへのコピーが出来ないように制限されています。
  2. ファイルの自動暗号化・復号機能を搭載
    ファイルは、ユーザーが意識することなくリアルタイムで暗号化されますので、不正取得やアクセスによる 解読のリスクがありません。
  3. メールやインターネットによる情報流出を抑止
    本製品を社内ネットワークに接続し、既存のパソコンにNonCopyをインストールするだけで、ウイルス 感染やWinnyによるネットワーク経由でのファイルの流出を防ぎます。

「HDLM-G500RC」について
「HDLM-G500RC」は、「HDLM-G500NC」と同等のハードウェアに、アイティーシステムのソフト「RealCapture Light」を添付した製品です。任意の間隔で、マウス操作や特定のキーボード操作など、予め設定された動作をきっかけにパソコンに映っている画面そのものを画像データとして本製品に記録します。日本版SOX法においては、トレーサビリティ(追跡性)も企業に義務付けられるため、社員によるパソコンの不正使用や、業務品質のチェック、またシステムトラブル時の事前状況の視覚的な確認が行える本製品の投入により、中小企業の管理コスト削減に貢献いたします。

型番 500Gバイト
モデル
RealCapture Light
10ライセンス
HDLM-G500RC HDLM-GRC-10
価格 オープン価格
備考 受注生産

連続画面写真で操作や作業内容を確認できる

システム管理者による常時監視の手間がはぶけコスト削減に貢献

主な特徴

  1. 復旧作業の際に故障直前のパソコン使用状況を確認
    画面写真は一括して本製品に記録・保存され、操作や使用中のアプリケーションを視認できますので、 トラブルの前後に該当する端末の画面写真を確認するだけで、迅速な状況把握が可能となります。 トラブルシューティングに最適です。
  2. パソコンの不正使用を視覚的に追跡
    文字のみの履歴では追いにくいパソコンの操作を視覚的に記録することにより、不正使用を抑制します。 日本版SOX法において遵守の求められる、トレーサビリティにも一役買います。
  3. 業務マニュアル用素材作成ツールとして
    操作手順を画面写真で記録できますので、業務マニュアルなどの写真素材としてご利用いただけます。
  4. システム管理者の負担を大幅に軽減
    違反を文字情報でロギングするソフトウェアの大半は、専門知識を持った管理者が常駐する必要が あります。本製品はシンプルな使い勝手と使いやすいビューワを備えていますので、少ない工数と 人員で運用可能です。

【報道用画像データについて】
本製品の報道用製品写真データを、当社ホームページにてご用意しております。http://www.iodata.jp/


※:シンクライアント(thin client)とは企業内において、機能を最低限に絞った社員用のPC端末の総称です。
※:NonCopyは、サイエンスパーク株式会社の登録商標です。
※:リアルキャプチャーは、株式会社アイティーシステムの商標です。

【本リリースに関するマスコミ問い合わせ窓口】
アイ・オー・データ機器 開発本部 広報宣伝部 広報課
担当:武井・納富(のうとみ)・柴田
TEL:03-6859-1054

【本製品に関するお客様の問い合わせ窓口】
インフォメーションデスク
TEL:03-6859-0389 / 06-4705-5544 / 076-260-1024

【会社概要】
株式会社アイ・オー・データ機器
代表取締役社長:細野 昭雄
本社:石川県金沢市
資本金:35億8,807万円
(JASDAQ上場、証券コード:6916)
ホームページ http://www.iodata.jp/

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