AGP(Accelerated Graphics Port)

AGP(Accelerated Graphics Port)は、広帯域なグラフィックスボード専用のポートで、これを使用することによりPCIバスの負担を軽くし、CPUとグラフィックス・チップ間での大幅な並行処理を実現します。また、AGPはグラフィックボード上のメモリだけではなく、システムメモリを使用したテクスチャ処理も可能です。

DirectX

Windows98/95用としてMicrosoft社が提唱しているゲームなどに使用されるAPI
(Application Programming Interface)の総称で、DirectX Version 6.0規格として下記の5種類がリリースされています。

意 味

DirectDraw 2Dグラフィック用のAPIで、主にビットマップ処理を行う。
Direct3D 3Dグラフィック用のAPIで、ポリゴンやレンダリングなどの処理を行う。
DirectSound 音声出力用APIで、音楽や効果音などのミキシング処理などを行う。
DirectPlay モデムやネットワーク用のAPIで、通信関連の処理を行う。
DirectInput 入力装置(マウスやジョイスティックなど)用のAPIで、従来のAPIとの互換性を保つ。

弊社のGA-VDB16シリーズではDirectX6に対応しております。
DirectXの各APIは、通常、対応するソフトウェア(ゲームなど)に添付されています。

ノンインタレース表示

画面の左上から右下まで1ラインごとに全ラインを1度に走査する走査方式です。1画面表示するのに1回の走査ですむ代わり、電子ビームを速く動かす必要があります。そのため、インタレース表示より高い周波数が必要になりますが、インタレース表示よりはチラツキが少なくなります。

ノンインタレースフリッカーフリー表示

走査方法はノンインタレース表示と同じですが、走査周波数をさらに高くして発生するフリッカーを最小限に抑えて、快適な画面表示を行う方式です。ご使用のディスプレイがこの方式で表示可能なら、この方式を選択しましょう。

Glide

3Dfx社が開発した3Dゲーム用ライブラリーです。
GA-VDB16シリーズは、Glideに対応しています。(ハイカラーでのみ使用可能)
ゲームによっては各々パッチプログラムを入手する必要がある場合があります。

マルチ・モニタ

Windows98から標準サポートされている機能。1台のPCに複数のグラフィックボードと複数のモニタを接続することによって、最大9台のモニタが使用できます。
(各グラフィックボードにはマルチ・モニタに対応したドライバが必要)
1つの画面を、複数のモニタにまたがって表示できるため、CADや、ビデオ編集のように多くの作業領域を確保する、ゲームの臨場感を出すなどの利用が考えられます。