PCケースを開けて、メモリスロット周辺を見てみると…。 
メモリスロットに、「RIMMメモリ」と
「緑色のナゾの板」がささってる?!
空きスロットがない!
メモリスロットにささっているものを、詳しく見てみましょう。

このC-RIMMとは一体ナニモノでしょうか?
C-RIMMは、Continuity-RIMMの略、つまり「繋ぎのRIMM」です。
基板には配線のみで、DRAMは載っていません。(だから、もちろんメモリ容量は0MB。)
RIMMはスロットが空いた状態のまま使用することができないため、空きスロットには、C-RIMMを装着しなければならないのです。
RIMMの場合、メモリを増設する時には、このC-RIMMを取りはずしてからRIMMモジュールを装着するのです。
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RIMMのメモリスロットが空いてると、なぜマズイ? |
イメージとして、DIMMは並列接続、RIMMモジュールは直列接続と考えれば分かりやすいでしょう。
さて、下図の矢印は電気の信号を表します。
→…メモリに伝わっていく信号
→…メモリから返される信号
このやりとりがあることにより、メモリは動きます。
さて、それぞれどんな動きをするのでしょうか?
■DIMMの場合 |
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★並列接続と考えましょう★
空きスロットがあっても
動作に影響はない。 |
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■RIMMモジュールの場合 |
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★直列接続と考えましょう★
空きスロットがあると回路が切れた状態となってしまい、動作しない。
そのため、繋ぎのRIMM = C-RIMMをさす。
【左図 の解説】
メモリの信号の終端部を表します。信号を整えてチップセットに返す働きをします。 |
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