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IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)

アメリカ電気電子技術者協会。電気、電子、コンピュータ、及びその他の関連分野での発展に寄与し、標準化を進める団体(日経BP社発行:新語辞典より引用)

IEEE1284

現在のセントロニクスに代わる新しいパラレル・インターフェース規格。主にプリンタ向け。パソコンとプリンタ間の双方向通信によるプラグ&プレイ機能やプリンタの状態の監視など、使い勝手の向上とデータ転送速度の向上を実現する。セントロニクス相当の「互換モード」、双方向通信機能を追加した「ニブル・モード」、IBM PS/2対応の「バイト・モード」、「ECPモード」、「EPPモード」の5つのモードがある。米マイクロソフト社がWindows95対応パソコンのガイドラインとして規格した「PC95」では、互換モード、ニブル・モードへの対応を推奨している。現在のほとんどのパソコンとプリンタは互換モードとニブル・モードに対応している。(日経BP社発行:新語辞典より引用)

ニブルモードとは

コンピュータと周辺機器が双方向で相互通信を行う方式の一つ。プリンタの双方向通信の手順は、ステータス線を用いてプリンタからコンピュータへ通信を行う為の手順です。つまり、 「ECPモード」、「EPPモード」の中にもニブルモードは存在します。
現在セントロニクスには「SPP」「EPP」 「ECP」の3種類があります。大きな違いは通信速度です。「SPP」「EPP」はパソコンのCPUの処理能力に大きく左右され100K/秒となり、 「ECP」ではパソコンのCPU能力に依存せず、DMAを使用し500K/秒前後の高速転送を実現します。これらのモードはPC-98シリーズでは関係の無いことですが、最近発売された、DOS/V機では「ECPモード」が主流です。

PLIIシリーズの動作モード

BufferモードとNibbleモードの切替が可能です。実際モード切替が必要な環境は接続するプリンタの機種によって決まります。主にWindows95のPlug&Playに対応したプリンタを接続する場合は、PLIIシリーズはNibbleモードで動作します。この状態ではバッファ機能は無く通常の自動切替器としての動作になりますので、ご注意ください。