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USBの特徴USBインターフェイス

スキャナを繋ぐパラレルケーブル、MOをつなげるSCSIケーブル、モデムやターミナルアダプタをつなげるシリアルケーブルよりもケーブルが細く、ケーブルの取り回しが楽です

 

USBの接続はツリー状になることが前提です。頂点になるのがUSBホスト(パソコン)でそこから下にUSBハブを含むUSBデバイスがぶら下がる形状になります。

つまり複数のUSBデバイスが接続できても、パソコンはあくまでも1台という仕様です。複数のパソコンを繋ぐという用途は想定されていないのです。ただしちょっと工夫すれば簡単に共有することもできます。

【USBの活用例】

 

USBケーブルの両端には形状の異なる2種類のコネクタ(プラグ)があり、アップストリームとダウンストリームを誤って接続しないように配慮された仕様になっています。USBはパソコンに不慣れな方でも取り付けミスもなく、簡単に周辺機器を使用できるように配慮されたインターフェイスなのです。

USBコネクタは4ピンで、その内の2本がデータ転送用の信号線、残りの2本はUSBデバイスへの電源供給用として使用されています。供給可能な電源は5V,最大500mAです。

セルフパワードUSBハブを使用する場合、接続するUSBデバイスへ電源を供給するために、電源アダプタなどを接続して電源供給が必要です。また、バスパワードUSBハブを使用する場合に供給可能な電源は5V最大100mAです。

プリンタやスキャナなど大きな電源(5V、500mAを越えるもの)を必要とするUSBデバイスの場合は、それ自体にコンセントからの電源供給を必要となります。

 

  • Fullスピードモード = 12 Mbps
  • Lowスピードモード = 1.5 Mbps

従来のRS-232Cポートの場合、100〜200 Kbps(= 12.5K〜25Kバイト/sec)が上限なので、Lowスピードモードでもシリアル転送方式では比較にならないほど高速です。
転送方式には大きく分けて4種類があり、Full/Lowスピードモードも含めてUSBデバイス側が必要な転送方式を自動的に選択して使用しますのでユーザーが意識する必要はありません。

<転送方式一覧>

 

アイソクロナス
転送

インタラプト転送

バルク転送

コントロール
転送
Fullスピード

Lowスピード

主な用途 ビデオカメラやスピーカーなど、リアルタイムな転送 キーボードやマウスなど、反応の素早い転送 プリンタやスキャナなど、高信頼な転送 デバイス制御用転送
優先順位

1

2

3

2

 −:サポートされていません。

 

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