IR ブラスタ ケーブルが正常に機能しているかを確認する

 

Slingbox は、Slingbox パッケージの一部として同梱される IR ブラスタ ケーブルを介して、ソースとなる A/V デバイスと 通信します。 Slingbox にケーブルがしっかり差し込まれており、エミッタが A/V デバイスの IR レシーバの前面に正しく配置され、 かつ Setup Wizard で適切な IR コードが選択されていれば、SlingPlayer Remote Control から A/V デバイスを制御できるはずです。

 

A/V デバイスをまったく制御できない場合（例:SlingPlayer リモート コントロール ボタンが １ つも動作しないなど）、まず問題の原因をソフトウェアまたはハードウェアに絞り込みます。

 

ハードウェアの問題が疑われる場合:

Slingbox 背面に IR コードがしっかり差し込まれているかを確認し、

IR エミッタが動作しているかをチェックします。これには、次のいくつかの方法があります。

 

1.       別の A/V デバイスで動作するよう Slingbox を設定し、このデバイスを正常に制御できるかを確認します。 たとえば、ToshibaTiVo の制御に問題がある場合、一時的に Phillips DVD プレーヤーで動作するよう Slingbox を設定してみます。 Phillips DVD を制御できるようであれば、問題はハードウェア関連ではないことがわかります。

 

2.       デジタル カメラ テスト:別のデバイスを設定しなくても、エミッタを視覚的に検査して、SlingPlayer リモート コントロールでボタンを押した時に信号が伝送されているかを確認することもできます。 この検査には、デジタル カメラを必要とします。また、IR エミッタを間近で見ながらリモート コントロールのボタンを押すことのできる位置に、ユーザー自身がいる必要があります。 最も簡単な方法は、友人の協力を得ることです。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

			カメラの LED 表示により判別できるエミッタの白い小さなフラッシュにより、エミッタが正常に伝送を行っていることがわかります。 注:この白いフラッシュは、人間の目では知覚できません。
	デジタル カメラと IR エミッタの適切な位置関係

 

 

 

 

 

 

 

SlingPlayer のリモート コントロール ボタンを押すと、カメラの LED ビューファインダを通して IR エミッタを見ている場合、上記のような白い小さなフラッシュ光が実際に見えます。 フラッシュは一瞬ですが、カメラの LED ディスプレイを通して容易に知覚できます。 コマンド送信時に、エミッタのこのフラッシュ光が見えるようであれば、問題はハードウェア関連でない可能性が高くなります。

 

1.       もちろん、最も決定的なテストは、IR ブラスタを別のものに交換することです。  Slingbox では、標準の 2.5mm 径オスのジャックを使用します。

 

ソフトウェアの問題が疑われる場合:

ハードウェアに不具合がない場合の  IR リモート コントロール問題はほとんどすべて 、制御対象の A/V デバイスに対応する適切な IR コードがあるかどうかに関わっています。また、SlingPlayer でサポートされるデバイスの数は常に更新されています。

 

互換性のない A/V デバイスは、まず最初に Setup Wizard で判明します。  Setup Wizard での手順が成功し、SlingPlayer を実際に問題なく使用できたのであれば、問題は IR コード関連ではない可能性が高くなります。

 

最後に、SlingPlayer の設定に何らかの変更が加えられていないことを確認するため、SlingPlayer を随時アンインストールまたは再インストールする方法もあります。