用語解説困ったときには本マニュアルでの呼び方/マークの説明

APC社製UPS(無停電電源装置)を利用する
HDLMシリーズにUPSを接続している場合、停電時に自動シャットダウン処理を安全に行うことができます。

 UPSと本製品をUSBケーブルで接続し、設定を行うと、UPSとの連動機能が働きます。
 UPSが商用電源の停電を検出すると、本製品がシャットダウン処理を実行し、UPSによる電源バックアップの働きで、安全なシステム停止ができます。
 短時間の停電に反応しないよう、シャットダウン開始の待ち時間を設定できます。

 

参考
   

本製品にUPSを接続し利用する場合、1対1の接続だけでなく、HDLMを複数台導入いただいている環境でも、マスター接続・スレーブ接続の設定をすることで、1台のUPSに複数台のHDLMを接続することが可能です。

   
本製品のUSBポートに直接(USBケーブルで)UPSを接続し、停電時の自動シャットダウン処理を行います。
本製品をイーサネットハブに接続し、ネットワーク経由で他のマスター設定されたHDLMから情報を取得し、設定されたシャットダウン処理を実行します。
最大5台までのHDLMをスレーブとして接続できます。
   

スレーブ設定時はマスターから情報を取得し、表示します。
このためUPSにつながったスレーブ設定のHDLMについては、[UPS情報]の「最近のイベント」欄はマスターのログとなります。

   
 
 本製品を接続するイーサネットハブもUPSのバックアップ電源に接続する必要があります。
 複数台のHDLMシリーズをUPSに接続する際は、UPSの出力容量以内でご利用ください。
 「サージ保護のみコンセント」では使用できません。
 
注意
   

UPSのUSBケーブル必ず本製品の電源を入れる前に接続してください。

対応UPSはAPC社製 ES 725/ES 500/CS 500/CS 350 です。

   

●1台のUPSと1台のHDLMを接続する場合
●本製品をマスターとしてUPSを接続する場合

UPSと本製品をUSBケーブルで接続する場合(マスターとして設定する必要があります。)

UPSを初めて使用する場合は、UPSの取扱説明書に従ってバッテリーを充電してください。

 

本製品の電源を切ります。
電源を切る方法は、【電源の切り方】を参照してください。

 

本製品の電源ケーブルをUPSのバックアップコンセントに接続します。

 

UPSのUSBケーブルを本製品のUSBポート(1または2)に接続します。

 

本製品をネットーワークに接続した状態で、電源スイッチをONにします。
ネットワークにつなぐ】 を参照してください。

 

USBコネクタにUPSが接続されている事を自動的に検出して、監視プログラムが自動的に起動します。

 

本製品の設定画面より、[高度な設定]→[UPS設定]をクリックします。

 

スレーブ接続されたHDLMがある場合は、[スレーブホストIPアドレス]にスレーブとなるHDLMのIPアドレスを入力し、[保存]ボタンをクリックします。

設定画面[UPS情報]の「最近のイベント」欄で、設定が行われていることを確認してください。
ログが表示されていない場合は、再度接続や設定をおこなってください。
  

 


●他のHDLMシリーズをマスターにし、本製品をスレーブとして利用する場合

最大5台までのHDLMをスレーブとして接続できます。(UPSの電源供給容量がHDLMシリーズ5台以上稼動させることができる容量である場合)
UPSの状態は、マスターを通じてネットワーク経由でスレーブへ伝えられます。

マスター/スレーブのHDLMが接続されたイーサネットのハブもUPSのバックアップ電源に接続してください。

 

本製品の設定画面より、[高度な設定]→[UPS設定]をクリックします。

 

UPS監視有効/無効で、[有効]にチェックします。

 

スレーブ設定項目の[マスターホストIPアドレス]にマスターとなるHDLMのIPアドレスを入力し、[保存]ボタンをクリックします。

 



設定画面[UPS情報]の「最近のイベント」欄で、スレーブ設定が行われていることを確認してください。
ログが表示されていない場合は、再度接続や設定をおこなってください。

 
参考
   

本製品にUPSを接続する前の環境で同じUSBポートに増設HDDを取り付けていた場合、増設HDDを取り外す作業をする必要があります。
手順についてはこちらをご確認ください。

   
 
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