引っ越し機能に関するご注意

引っ越し元に対応している LAN DISK

  • HDL-HB
  • HDL-LV
  • HDL-HA
  • HDL-XA
  • HDL-AAX
  • HDL-AAXW
  • HDL-H
  • HDL-X
  • HDL-AA
  • HDL-AAW
  • HDL-XR
  • HDL-XV

※ 引っ越し作業を開始する前に、引っ越し元 LAN DISK を最新のファームウェアに更新してください。

引っ越しされない設定

  • パッケージで追加した機能
  • サブフォルダーのアクセス権設定
  • USB ポートのモード設定
  • iSCSI 設定
  • 共有フォルダーのクラウド同期設定
lightbulb参考
引っ越し元が HDL-XR、HDL-XV の場合

以下の設定も引っ越しされません。

  • バックアップ
  • iobb.net
  • リモートリンク
  • DLNA 設定
  • net.USB 設定
  • レプリケーション

事前に準備・確認が必要な事項

warning注意
本製品のファームウェアを最新にしてお使いください

引っ越し機能を使用する際は、必ず引っ越し先のファームウェアを最新にしてください。
旧バージョンでの引っ越し機能の利用は停止をお願いしております(詳細はこちら)。
ファームウェアの更新方法はこちらをご覧ください。

warning注意
引っ越し作業の負荷についてのご注意

引っ越し作業では長期間アクセスしていないデータも含めてすべてのデータにアクセスします。結果、引っ越し元の LAN DISK に負荷がかかるケースもございます。
引っ越し元の LAN DISK のバックアップが取れていることをご確認ください。

  • 引っ越し元の LAN DISK においてクラウド同期や Remote Link 3(外出先からのアクセスなど)をお使いの場合は、引っ越し開始前にそれらの機能を無効に変更するか、パッケージを削除してください。引っ越し中に更新したデータを引っ越しできないおそれがあります。
    データ引っ越しが終わった後、引っ越し先の LAN DISK で Remote Link 3 設定をして Remote Link 3 をご利用ください(本製品ではクラウド同期は使えません)。

  • 引っ越し先に設定した IP アドレスが引っ越し元の IP アドレスと入れ替わります。
    固定 IP 環境の場合は引っ越し先の LAN DISK にあらかじめ任意の IP アドレスを割り振ってから引っ越しを開始してください。

    ※ 固定 IP アドレスの割り振りには LAN DISK CONNECT を使います。
    方法については IP アドレスを設定する(LAN DISK CONNECT ヘルプ)をご覧ください。

  • 引っ越し先の LAN DISK が引っ越し元の LAN DISK よりも容量が大きいことを事前にご確認ください。
    容量が小さいと引っ越しが完全にできません。

  • 引っ越し元の LAN DISK のユーザーにそれぞれ 4 文字以上のパスワードが設定されていることを確認してください。
    パスワードが設定されていない または パスワードが 4 文字未満のユーザーは引っ越しされません。

  • 引っ越し元の LAN DISK に USB HDD をつないでバックアップしている場合は、新しい USB HDD をご用意の上、引っ越し先の LAN DISK につないでおいてください。
    その際は引っ越し元の USB HDD と同じ番号の USB ポートへつないでください。

  • 事前に引っ越し元のゴミ箱(Trashbox)内のデータや不要なデータの削除をおすすめします。
    引っ越し元のデータ量が多い場合、データコピーに長時間かかります。
    ゴミ箱については、下をご覧ください。

    ゴミ箱機能を使う

    ※ HDL-XR シリーズなどの古い LAN DISK のゴミ箱を空にする方法については、こちらをご覧ください。

  • 引っ越し元 / 引っ越し先の LAN DISK をネットワークにつなぐ際は、LAN1 ポートをお使いください。LAN2 ポートでは引っ越し機能を正しく開始できないおそれがあります。

  • 引っ越し元のローカル共有フォルダー(本体ボリューム内。USB HDD 等の外付けボリュームを除く)内に履歴差分バックアップのデータがある場合は、引っ越し機能を利用しないでください。
    バックアップ対象✕履歴回数分のデータ量が引っ越し対象になってしまい、引っ越し先の容量圧迫または引っ越し失敗のおそれがあります。
    このような場合は他の NAS などをバックアップしている事が考えられます。引っ越し機能を利用せず、本製品で対象(他の NAS など)をバックアップするように設定してください。

引っ越し中・引越し後の注意事項

  • 引っ越しが完了するまでは引っ越し元 / 引っ越し先の LAN DISK の電源を切らないでください。
    引っ越しが失敗してしまった場合は、引っ越し先の LAN DISK を初期化し、最初から初回設定をしてください。

  • 引っ越しが完了するまでは引っ越し元 / 引っ越し先の LAN DISK につないだ USB HDD を抜かないでください。

  • 引っ越し先の LAN DISK でサブフォルダーのアクセス権設定(Webファイルマネージャー)をする場合、データ引っ越し完了後に引っ越し先の LAN DISK の再起動が必要です。

  • 引っ越し元の LAN DISK の共有フォルダーで使用量制限をかけていた場合、引っ越し先の LAN DISK にも使用量制限は引き継がれます。
    ただし引っ越したデータは使用量制限の対象にならなくなります。ご注意ください。

  • 引っ越し機能はユーザーがいつも通りにアクセスできるというのがメリットです。ただし設定途中にあるネットワーク設定の切り替え時の約 10 分はデータにアクセスできません。あらかじめユーザーにアクセスできなくなるタイミングがあることを通知しておいてください。
    ネットワーク設定の切り替えのタイミングは引っ越し機能の進捗イメージをご確認ください。

  • 引っ越しの対象となる共有フォルダーは、Microsoft ネットワーク共有を有効にしている必要があります。

  • セキュリティソフトやファイル全件検索ソフトなど、LAN DISK に保存されているファイルをすべてチェックするソフトがクライアント PC で動作している場合は、データ引っ越しの処理が遅くなります。




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