DDC/CI |
「Display Data Channel Command Interface」の略。
パソコンから液晶ディスプレイなどをコントロールするためのVESA(Video
Electronics Standards Association)規格。従来のアナログ・デジタルケーブルに組み込まれ、液晶ディスプレイとパソコンの間のプラグアンドプレイ機能に使用されていたDDC信号線を使って、特定のコントロールコマンドを送ることにより表示装置を操作することが可能となります。
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DPM |
「Display Power Management」の略。
VESA(Video Electronics Standards Association)が策定した、ディスプレイの節電機構をパソコン本体側から制御するための規格。省電力機能は、ディスプレイの水平/垂直同期信号を制御することで省電力モードに入ったり復帰したりします。
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OSD
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「On Screen Display」の略。
ディスプレイの設定画面を画面の一部に表示して操作する機能。
本製品では、OSDを使っていろいろな調整を行うことができます。
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sRGB |
液晶ディスプレイやパソコンでは[RGB]、プリンターなどのカラー印刷では[CMYK]という方式でそれぞれ色を表現していますが、色によっては両者で違って見えることがあります。このような問題に対処するため、両者での色がほぼ同じになるような方式として考案された国際規格です。[sRGB]設定は6500K相当です。
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色温度 |
9300Kの発色は鮮やかですがやや青白く感じられます。6500Kは昼光色とも呼ばれ自然な白色が表現できる設定となります。7200Kはこれらの中間の設定となります。
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TFT液晶 |
「Thin Film Transistor」の略。
アクティブ・マトリックス型液晶の一種。
液晶画面の各ドットは、薄膜トランジスタ(TFT)で制御します。
現状、他の液晶技術(STN,DSTNなど)に比べ、品質面では最も優れています。
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走査線周波数 |
ディスプレイはドットの集まりです。ブラウン管のディスプレイでは、左上から右下に向かって電子ビームで必要なドットを光らせて画像を表示しています。
「走査する」とは、電子ビームが動く、つまり画像が表示されるという意味です。
走査周波数とは、ちょうど電子ビームの動く速さを示す「メトロノーム」のようなもので、走査周波数が高いほど電子ビームが速く動く、つまり画像表示が速いということになります。
走査周波数を低くすると画面のチラツキが目立つようになります。
逆に走査周波数を高くすると画面のチラツキは目立たなくなります。
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スケーリング |
液晶パネルは最適に表示できる解像度が決まっています(表示に最適な解像度は【ハードウェア仕様】内の『最大表示解像度』の項目を参照してください)。
パソコンから入力される映像信号が表示に最適な解像度でない場合、画像を液晶画面全体に表示させるために、液晶ディスプレイによって拡大処理(スケーリング)が行われます。スケーリングが行われることにより、画面に表示されている映像の輪郭が、かくばったりぼやけたりして見えます(スケーリングが行われていないと、液晶画面全体に画像が表示されません)。
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スムージング
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ディスプレイの表示は後述するドットの集まりで表示しています。
液晶ディスプレイの最大表示可能な解像度は、固定であり、CRTのように1ドットの大きさを変化させることができません。
ディスプレイアダプタの設定を最大表示可能ドットにするとにじみなく表示されます。
逆に、狭い解像度を指定した場合には拡大表示されるため文字がにじんでしまうことがあります。
(例えば、1280x1024の液晶パネルの場合、1024x768等の表示を行った場合には1280x1024まで拡大して表示されます。)
このにじみを抑えるための設定となります。
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ドット |
文字や図形を表現する基本単位となる点のこと。ピクセルとも呼ばれます。
パソコンで扱う文字や図形は、このドットの集まりで表現されます。 |