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用語解説困ったときには本マニュアルでの呼び方/マークの説明
 
設定をする  
   
手順
 
本製品のセットアップウィザードを利用して設定します。

 

[Setup Wizard]をクリックします。

メインメニュー画面

 

パスワード入力画面で、枠内をクリックしてから、半角大文字で[IODATA](アイ オー ディ エー ティ エー)と入力して、[Login]ボタンをクリックします。

パスワード入力画面

 

日付と時刻の設定画面で、[次ページ]ボタンをクリックします。
通常は設定の必要はありません。

日付と時刻の設定画面

 

IPアドレス設定画面で、本製品のIPアドレスを設定します。

Windowsで設定している場合
 (AirPort Finderで設定した場合)

[ネットワーク上にDHCPサーバー(ルーターなど)がある場合]
 (Mac OS Xから設定している場合)

[本製品に固定のIPアドレスを設定する場合]
 (Mac OS Xから設定している場合)

 

Windowsで設定している場合

すでに設定済みのため、ここで設定する必要はありません。
[次ページ]ボタンをクリックして、手順 へお進みください。

 

 

ネットワーク上にDHCPサーバー(ルーターなど)がある場合

1.[DHCPから自動取得]にチェックを付けます。

2.[次ページ]ボタンをクリックして、手順 へお進みください。

IPアドレス設定画面

※DHCPサーバーからアドレスの取得に失敗した場合、LinkLocal Address(169.254.xxx.xxx)が設定されます。

 

 

本製品に固定のIPアドレスを設定する場合

1.[手動設定]にチェックを付けます。

2.IPアドレスやサブネットマスクを設定します。

IPアドレス

本製品に割り当てるIPアドレスを入力します。

サブネットマスク

導入するネットワークに合わせたサブネットマスクを設定します。

ゲートウェイサーバーアドレス

導入するネットワークのゲートウェイサーバーのアドレスを設定します。(ルーターなどのIPアドレスを設定します。)

DNSサーバー

本製品が参照するDNSサーバーのアドレスを設定します。(ルーターなどのIPアドレスを設定します。)

3.[次ページ]ボタンをクリックして、手順 へお進みください。

IPアドレスの設定画面

 

 

 
IPアドレスって何?

【IPアドレスについて】をご覧ください。

 

表示された画面を確認して、[OK]ボタンをクリックします。

 

無線LAN設定で、アクセスポイントに設定してあるSSIDと同じ[SSID]を入力します。
32文字までの半角英数字で、大文字/小文字の区別もあります。

 

クライアントモードの設定が[Infrastructure]となっていることを確認します。

 

無線動作設定の動作モードを選択します。

動作モード
(初期値:Auto)

無線LANの動作モードを設定します。

Auto

アクセスポイントの設定に合わせて自動で設定します。

11b

IEEE802.11bで動作します。

11g/SuperG

IEEE802.11gで動作します。アクセスポイントがSuperGに対応している場合は、SuperGで動作します。

次のチャンネルを使用します。
1〜13

11a/SuperA

IEEE802.11aで動作します。アクセスポイントがSuperAに対応している場合は、SuperAで動作します。

次のチャンネルを使用します。
J52: 34,38,42.46
W52: 36,40,44,48
W53: 52,56,60,64

 

 
IEEE802.11a、IEEE802.11g/bって何?

無線通信規格のことです。
●IEEE802.11aのメリット
電子レンジやアマチュア無線、普及率の高いIEEE802.11b無線機器などで使用しない帯域であるため、マンションなどの集合住宅やオフィスといった電波の混信を起こしやすい環境で、より安定した高速通信ができます。
●IEEE802.11g/bのメリット
一般にIEEE802.11aより電波到達エリアが広いため、より広いエリアで高速無線通信をするのに適しています。

 

暗号化設定で、暗号の種類を選択し設定します。アクセスポイントの暗号化設定に合わせてください。

[WEP]

[WPA-PSK]

[WPA2-PSK]

[WPA-EAP]

[WPA2-EAP]

[802.1x]

どの暗号の種類を選べばいいの?

本製品と無線LANアダプターの暗号化の種類を一致させる必要があります。
本製品と通信する無線LANアダプターが対応している暗号の種類を確認してください。(詳しくは、無線LANアダプターの取扱説明書をご覧ください。)
無線LANアダプターが[WPA-PSK]や、[WPA2-PSK]に対応している場合は、WEPより高度な暗号化である[WPA-PSK] に設定することをおすすめします。
無線LANアダプターが[WEP]のみに対応の場合は、 [WEP]に設定してください。
また、企業などでご利用の場合で、Radiusサーバーなどの認証環境がある場合、[WPA-EAP]、[WPA2-EAP]などのより高度な暗号化方法をおすすめいたします。

参考
     
WPA(Wi-Fi Protected Access)とは
    Wi-Fi Allienceが作成した次世代の高セキュリティ規格のひとつです。
WPAでは、WPA-PSK(Wi-Fi Protected Access - Pre Shared Key:家庭向け)モードとWPA-EAP(Wi-Fi Protected Access-Extensible Authentication Protocol:企業向け)モードの暗号化形態が存在します。
WPAでは、暗号化方式にTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)を採用しており、一定時間ごとに暗号キーを更新するなど、ひとつの暗号キーを長い時間共有して使うWEPと比べて、より安全な通信が可能です。
     
WPA2(Wi-Fi Protected Access2)とは
    Wi-Fi Allienceが作成した次世代の高セキュリティー規格のひとつです。
WPAでは、WPA2-PSK(Wi-Fi Protected Access2 - Pre Shared Key:家庭向け)モードとWPA2-EAP(Wi-Fi Protected Access2-Extensible Authentication Protocol:企業向け)モードの暗号化形態が存在します。
WPA2は、WPAの新バージョンで、IEEE802.11iで採用された強力なAES暗号に対応し、WPAより堅牢なセキュリティ方式です。
     
[WPA-EAP]、[WPA2-EAP]および[802.1x]について
    これらは、Radius認証サーバーを使用した高度な認証方式で、企業など特に高度なセキュリティーが必要な場合に使用します。この機能の運用には別途Radius認証サーバーと電子証明書発行サーバーの構築が必要になります。
これらの仕組みを理解した上での運用が必要になりますので、通常は[WEP]や、[WPA-PSK]、[WPA2-PSK]を使用してのセキュリティー強化を行ってください。
     
 

 

WEPの場合

 

暗号化設定画面

1.暗号化設定で[WEP]を選択します。

2.認証方式を選択します。

認証方式

WEP暗号化を行なう場合に利用する認証方式を選択します。

Open System:認証を行ないません。
Shared Key:認証を行ないます。
※通常は、Open Systemを選択してください。

3.WEP Keyを設定します。

WEP Key

16進数 :0〜9またはA〜Fの文字列を入力します。
ASCII  :半角英数字を入力します。
下記の文字数でWEP Keyを決めてください。

他社製品との暗号化については、【他社製品との暗号化について】をご覧ください。

 

ASCII 16進数

64(40)ビット

5文字 10文字

128(104)ビット

13文字 26文字

152(128)ビット

16文字 32文字

無線LAN機器など通信相手側も同じ暗号キーの種類で設定する必要があります。通常は、[WEP Key 1]を使用します。

4.[次ページ]ボタンをクリックします。

 

参考
     

WEP(152bit)について

   
    152bit暗号化はIEEE802.11規格で定義されている機能ではなく、本製品独自の規格です。他社製無線LAN機器との接続を保証するものではありませんので、ご了承ください。
     

 

 

WPA-PSKの場合

 

暗号化設定画面

1.暗号化設定で[WPA-PSK]を選択します。

2.Keyを設定します。

Pre-shared Key

ASCII:8〜63文字の半角英数字で入力します。

16進数:64文字の0〜9、A〜Fまでの半角英数字を入力します。

WPA暗号モード

WPAでの暗号化方式を選択します。
[TKIP]:TKIP方式で暗号化します。
[AES]:AES方式で暗号化します。
[TKIP&AES]:TKIP方式とAES方式どちらのアクセスポイントに対しても暗号化できます。

3.[次ページ]ボタンをクリックします。

 

 

WPA2-PSKの場合

 

暗号化設定画面

1.暗号化設定で[WPA2-PSK]を選択します。

2.Keyを設定します。

Pre-shared Key

ASCII:8〜63文字の半角英数字で入力します。

16進数:64文字の0〜9、A〜Fまでの半角英数字を入力します。

WPA暗号モード

本製品が対応するWPA2-PSKでの暗号化方式を選択します。
無線LANアクセスポイント側が対応している必要があります。
[AES]:AES方式暗号化に対応します。
※WPA2-PSKは、AESの暗号化のみ設定可能です。

3.[次ページ]ボタンをクリックします。

 

 

WPA-EAPの場合

▼EAP/TLS方式の場合
暗号化設定画面

▼PEAP方式の場合
暗号化設定画面

1.[WPA-EAP]を選択します。

2.設定をします。

WPA暗号モード

WPAでの暗号化方式を選択します。
[TKIP]:TKIP方式で暗号化します。
[AES]:AES方式で暗号化します。
[TKIP&AES]:TKIP方式とAES方式どちらのアクセスポイントに対しても暗号化できます。

RADIUS認証モード
(EAP/TLS方式)

[EAP/TLS]を選択し、設定します。
EAP/TLS方式での認証を行います。

▼EAP/TLS方式での設定項目

認証ユーザー名

認証に使用するユーザー名です。
認証ドメイン名 認証に使用するドメイン名です。

認証パスワード

認証に使用するパスワードです。

クライアント証明書の選択

[参照]ボタン

認証局(CA)より発行されたクライアント証明書のファイルを選択します。
[削除]ボタン 取り込まれたクライアント証明書のファイルを削除します。

サーバー証明書の選択

[参照]ボタン

認証局(CA)より発行されたサーバー証明書のファイルを選択
します。
[削除]ボタン 取り込まれたサーバー証明書のファイルを削除します。

[取り込み]ボタン

証明書を、本製品に取り込みます。

 

RADIUS認証モード
(PEAP方式)

[PEAP]を選択し、設定します。
PEAP方式での認証を行います。

▼PEAP方式での設定項目

トンネリング方法

PEAP認証利用時のトンネリング方法です。
MS-CHAP V2:MS-CHAP V2方式で認証をトンネリングします。
PEAP認証の場合、MS-PEAPと呼ばれる方式です。

認証ユーザー名

認証に使用するユーザー名です。
認証ドメイン名 認証に使用するドメイン名です。

認証パスワード

認証に使用するパスワードです。

サーバー証明書の選択

[参照]ボタン

認証局(CA)より発行されたサーバー証明書のファイルを選択
します。
[削除]ボタン 取り込まれたサーバー証明書のファイルを削除します。
※Radiusサーバーの設定によっては、サーバー証明は必要ありません。
PEAP認証時にサーバー証明書が必要かは、ご利用のネットワークの管理者
にご確認ください。

[取り込み]ボタン

証明書を、本製品に取り込みます。

 

3.[次ページ]ボタンをクリックします。

注意
     
この機能を利用するには、別途、RADIUSサーバーおよび認証サーバーの構築が必要です。
     

 

 

WPA2-EAPの場合

▼EAP/TLS方式の場合
暗号化設定画面

▼PEAP方式の場合
暗号化設定画面

1.[WPA2-EAP]を選択します。

2.設定をします。

RADIUS認証モード
(EAP/TLS方式)

[EAP/TLS]を選択し、設定します。
EAP/TLS方式での認証を行います。

▼EAP/TLS方式での設定項目

認証ユーザー名

認証に使用するユーザー名です。
認証ドメイン名 認証に使用するドメイン名です。

認証パスワード

認証に使用するパスワードです。

クライアント証明書の選択

[参照]ボタン

認証局(CA)より発行されたクライアント証明書のファイルを選択します。
[削除]ボタン 取り込まれたクライアント証明書のファイルを削除します。

サーバー証明書の選択

[参照]ボタン

認証局(CA)より発行されたサーバー証明書のファイルを選択
します。
[削除]ボタン 取り込まれたサーバー証明書のファイルを削除します。

[取り込み]ボタン

証明書を、本製品に取り込みます。

 

RADIUS認証モード
(PEAP方式)

[PEAP]を選択し、設定します。
PEAP方式での認証を行います。

▼PEAP方式での設定項目

トンネリング方法

PEAP認証利用時のトンネリング方法です。
MS-CHAP V2:MS-CHAP V2方式で認証をトンネリングします。
PEAP認証の場合、MS-PEAPと呼ばれる方式です。

認証ユーザー名

認証に使用するユーザー名です。
認証ドメイン名 認証に使用するドメイン名です。

認証パスワード

認証に使用するパスワードです。

サーバー証明書の選択

[参照]ボタン

認証局(CA)より発行されたサーバー証明書のファイルを選択
します。
[削除]ボタン 取り込まれたサーバー証明書のファイルを削除します。
※Radiusサーバーの設定によっては、サーバー証明は必要ありません。
PEAP認証時にサーバー証明書が必要かは、ご利用のネットワークの管理者
にご確認ください。

[取り込み]ボタン

証明書を、本製品に取り込みます。

 

3.[次ページ]ボタンをクリックします。

注意
     
この機能を利用するには、別途、RADIUSサーバーおよび認証サーバーの構築が必要です。
     

 

 

802.1xの場合

 

▼[802.1x](RADIUS認証モードEAP/MD5)の場合
暗号化設定画面

▼[802.1x](RADIUS認証モードEAP/TLS)の場合

1.[802.1x]を選択します。

2.設定をします。

RADIUS認証モード
(EAP/MD5方式)

[EAP/MD5]を選択し、設定します。

EAP/MD5方式での認証を行います。

▼EAP/MD5方式での設定項目

認証ユーザー名 認証に使用するユーザー名です。

認証パスワード

認証に使用するパスワードです。

RADIUS認証モード
(EAP/TLS方式)

[EAP/TLS]を選択し、設定します。

EAP/TLS方式での認証を行います。

▼EAP/TLS方式での設定項目

WEP key更新有効 WEP keyの更新を有効にします。

認証ユーザー名

認証に使用するユーザー名です。

認証ドメイン名

認証に使用するドメイン名です。

認証パスワード

認証に使用するパスワードです。

クライアント証明書の選択

[参照]ボタン

認証局(CA)より発行されたクライアント証明書のファイルを選択します。
[削除]ボタン 取り込まれたクライアント証明書のファイルを削除します。

サーバー証明書の選択

[参照]ボタン

認証局(CA)より発行されたサーバー証明書のファイルを選択
します。
[削除]ボタン 取り込まれたサーバー証明書のファイルを削除します。

[取り込み]ボタン

証明書を、本製品に取り込みます。

 

3.[次ページ]ボタンをクリックします。

注意
     
この機能を利用するには、別途、RADIUSサーバーおよび認証サーバーの構築が必要です。
     
EAP/MD5方式をご利用の場合、802.1x(暗号化なし)のアクセスポイントのみ接続が可能です。
     
E802.1x(WEP)をご利用の場合、WEPの認証方式はOpen Systemが利用可能です。Shared Keyは利用できません。
     
参考
     

[802.1x]では、RADIUSサーバーを接続認証のために利用できます。

     

 

 

 

10

設定の保存画面で、[設定完了]ボタンをクリックします。

この後、本製品の「WLAN」ランプが青または橙の点滅になれば、無線アクセスポイントとの無線接続が確立したことになります。

設定の保存画面

 

11

接続しているパソコンから本製品を通して他の無線LANアダプター搭載パソコンなどに接続できることを確認します。
通信先でインターネットに接続可能※な場合は、設定用パソコンから無線でインターネットに接続できることをご確認ください。または、他のパソコンなどにアクセスできることをご確認ください。

※無線アクセスポイントにブロードバンドルーターが接続されているか、無線アクセスポイント機能付きのブロードバンドルーターを使用する必要があります。

接続が確認できたら、本製品のLANポートと、LANポートを持つ他の機器を、LANケーブルで接続します。
他の機器とは、LANポートを持つパソコン、ゲーム機、DVD・HDレコーダーなどのことです。

 

 

これで、設定は完了です。

インターネットに接続できない

【困ったときには】をご覧ください。

 

 
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