心惹かれる美しさ ADSパネル

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ADSパネルとは?

ADS(Advanced super Dimension Switch)パネルは、上下・左右178°の広視野角で、IPS(IN Plane Switching)方式同様、性能バランスに優れた液晶パネルです。ADSパネルは、液晶分子の駆動方向が水平方向のため、見る位置や角度が変わってもバックライトの透過量が変化しにくいため広い視野角となります。また、視野角が広いので、見る位置や角度による色やコントラストの変化が少なく、どこから見ても映像を鮮明に映し出します。

またADSパネルは、日本国内の液晶テレビにも多く採用されているパネルです。

視野角

代表する液晶パネルの3タイプと
大事な5つの要素

液晶パネルは、主に3タイプあります。1.TN(Twisted Nematic)方式、2.VA(Vertical Alignment)方式、3. ADS(Advanced super Dimension Switch)方式やIPS(IN Plane Switching)方式です。

これらの方式は液晶分子の駆動方向(垂直・水平)と液晶分子の配置方法で違いがでます。

TN方式
垂直
VA方式
垂直
(エリアによって制御)
ADS方式やIPS方式
水平

特徴が分かれる5つの要素

液晶パネルを分類する上で大事な要素は主に5つ。「視野角」「色ずれ」「透過率」「コントラスト」「応答速度」です。

視野角
「視野角」が広いほど見る位置やコントラストの変化が少なく、どこから見ても映像が鮮明
視野角
色ずれ
「色ずれ」が少ないと見る角度によって、画面の色の変化が少ない
色ずれ
透過率
透過率が高いと画面を明るくすることが可能で、発光効率が高く、低消費電力
透過率
コントラスト
「コントラスト比」が高いと、画面にメリハリがつき、くっきりはっきりした画質になる。深い黒を表現できる。
コントラスト
応答速度
「応答速度」が速いと映像がスムーズで残存感が少ない。
応答速度

TNパネル VAパネル ADS、
IPSパネル
視野角が
広い
△ ◎ ◎
色ずれが
少ない
△ ○ ◎
透過率が
高い
◎ ○ ○
コントラスト比が
高い
○ ◎ ○
応答速度が
速い
◎ △ ○
こんな
用途に
おすすめ
ゲーム(動きが速いゲーム、FPSなど) 動画、
ゲーム(美しい映像のゲーム、RPGなど)
写真、動画、
ゲーム(美しい映像のゲーム、RPGなど)、
サイネージ(電子看板)、テレビ会議

液晶パネル各タイプの特徴

TWISTED NEMASTIC

メリット
応答速度が速く、スポーツ観戦やゲーム用など動きに速さを求められるものに適している。しくみが比較的単純であるためバックライトの透過率を高めることが可能。比較的、発光効率が高く低消費電力。
デメリット
液晶分子の駆動方向が垂直方向となり、見る角度によってバックライトの透過量が変化し、視野角が狭くなる。角度によって色合いが変化し、色ずれが起こる。色再現性はよくない。正面から使う場合には影響は少ないが、縦置きに不向き。
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VERTICAL ALIGNMENT

メリット
液晶分子の駆動方式が垂直方向だが、エリアによって液晶分子の傾き方向を制御しているため視野角が広い。また、電圧を印加してない状態では液晶分子が垂直になり、バックライトの光をほとんど通さないため深い黒が表現できる。コントラスト比が高いため映画などの鑑賞に適している。
デメリット
応答速度が他の方式と比較して最も遅い。また液晶分子の駆動方向が垂直であるため色ずれが発生しやすい。
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ADVANCED SUPER DIMENSION SWITCH
IN PLANE SWITCHING

メリット
液晶分子の駆動方向が水平方向のため、見る角度が変わってもバックライトの透過量が変化しにくく広視野角。視野角が広いため見る位置や角度による色やコントラストの変化が少なく、どこから見ても映像が鮮明。また、縦置きにした場合でも、映像がキレイ。
デメリット
VA方式と比較して黒色画面で光漏れが発生しやすくコントラスト比が低くなる。TN方式と比較して応答速度は遅くなるがオーバードライブ機能を有効にすることで応答速度の高速化が可能。
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ADSパネルは性能バランスに優れた美しいパネル
ADS、IPS方式は広視野角で色ずれが少ないので映像が美しく、コントラスト・透過率・応答速度などの性能のバランスにも優れたパネルです。

液晶ディスプレイ開発担当者からのメッセージ

「ADSパネル」は液晶パネルの歴史の中で、比較的新しいパネルなのでまだご存知ない方も多いかもしれません。 実は、ADSパネルはコストパフォーマンスが高いという点でも注目のパネルなのです。映像や色表現の美しさなどに優れており、日本国内の液晶テレビにも採用されているほどです。

「ADSパネル」は特性に偏りがほとんどないため、さまざまな用途で使いやすいパネルとなっています。 パネル方式で迷ったときには「ADSパネル」を選べば十分満足できると思います。

これからも、お客様のご要望に応えられるような商品づくりを行っていくとともに、まだ伝え切れていない商品のよさもご紹介していきたいと思います。

液晶ディスプレイ開発担当 山下 俊郎

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